現在進行形でユクモ村は進んでいる
畑………
「ドデッカブを植えるネギ」
「シモフリトマトも植えるニャー」
畑は一気に土地が耕され、畑として十分すぎる大きさとなった
魚………
「今回も大量ですナ」
魚はみるみるうちに増えていった
その他にもアイルーが色々な設備を増やした
「ココアよ温泉を作るのじゃ!」
「了解ですニャぁ〜!」
そんな風景をゆっくり見守るカズキ一同
「凄いね、アイルーって、何でもできそう」
「でも私たちだけこうやって料理を頂くのは」
「アリス、アイルーの気持ちなんだ、せっかく新たな土地を見つけたから設備を増やしたいんだよ」
「それにモンスターにも襲われにくくなったしね」
アイルー達がユクモ村に来てから一週間、まず食事場………「アイルークッキン」という大型すぎる料理場を作成、ユクモ村の人もよく食べに来る
「あ、クッキン。カレー作って」
「了解ですニャ!」
クッキンは最近きたアイルーで料理猫、ああ良い香りがしてきたな
「なあカズキよ」
突然長老が俺の横に座った
「温泉、温泉を作るのじゃ!」
「ああ、そうだね。じゃあ皆を集めてきて」
「ココアよ、皆を集めてまいれ」
「了解ですニャ!」
いや、自分でやれよ。長老
「皆集まったかの?では諸君、この村には素晴らしい土地がある、畑は育ちやすく野菜も何故か旨くなる!それはわしらの『愛』がつまった証でもあり、この村の土地のお陰じゃ。和紙が調べたところあそこの岩の恥っこに爆弾の投球練習をしていたら偶然湯が湧いてきたのじゃ!そこでわしらとカズキ達の温泉を作ろうではないか!」
一同『おおーっ!』
皆は動き出した
?アイルーって性別あるの?
「なあ長老、質問がある」
「なんじゃ?なんでも経験したワシの話が聞きたいか?」
「アイルーって性別あるのか?」
「ない」
きっぱり言われた。あれ?と言うことは風呂がひとつだから………俺はカナンやシーナやアリスと入らなくては行けないのでは?
「カズキー!私と一緒に入りましょうね?」
カナン、空気読めや
「カズキ様、私と入りましょう?お背中流しますわ」
アリス、お前の発言は危ないわ
「………やだ」
「「つれないわね〜(ですわ)」」
なんだかんだで風呂は作られた。
浴槽、洗面所、シャワー。一通り揃っていた
「皆のもの、今日は入浴後宴会じゃ〜!」
「長老、俺は酒に弱いから………」
「アリス、カナン。カズキはお酒に強いそうじゃ」
「長老!何言って…」
「じゃあカズキ、私と飲み比べよ!」
長老が笑ってた。
殴りたい、この笑顔
「さあカズキ、私と入るわよ」
「いやだぁー!離せぇー!」
カズキは着替え場へ引きずられていった(笑)
20話の時に特別単話を書きます、リクエストください