モンスターハンター 〜恋と絆の物語〜   作:雷竜

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想いは儚き狩人のために

シリスと俺は剣を交える、戦いたくない人でも互いに必要としていたなら

・・・人は不器用だ、少しの食い違いで命の奪い合いを行うのだから。

その儚き戦いで命を落としたり、他人を傷つけ、また命の奪い合いが行われる。

 

「本当は、戦いたくないのにな」

 

「だが、君も僕もシーナを必要としていた。奪い合う。しょうがない事だ」

 

彼とは戦うしかない。そして勝つしかない。

 

カズキは片手剣を構える。防具は装備していない。相手も装備していない、それは互いに向かい合って、気持ちを共有しようとしていた。そんな『気持ち』だ。だが、今では無意味

 

「いくぞ、シリス!」

カズキは片手剣を振るう。目指すは敵のナイフ

 

「甘いよ。攻撃が単純すぎる」

 

あっさり弾かれた。ナイフで

 

「君は中途半端な人間だ。カズキ、恋愛だって三人いるのに選べない、だから彼女達は待っている。君を、武器も、君は一つに絞らない」

 

「うるさい!俺は武器を一つに絞っている。そこまで言うなら見せてやろう。俺の本気を、そしてこれだけは言っておく、恋愛は一人に絞らなくとも、良いじゃないか。儚き人間だもの」

 

「そうかよ、なら貴様の本気を見せよ、シーナが何故貴様を必要としているのか知りたい。剣を交えて会話がしたい」

 

カズキは一つの太刀を取り出す、ユクモ村の村長に鍵をもらい、誰にも言わずにひっそりと貰った黄金の剣

 

「勝利を約束されし剣、エクスカリバー!」

 

それはモンスターハンターの世界の三神器の一つだ

 

ユクモ村には太刀エクスカリバー

 

ドンドルマにはライトボウガン

 

???、何処かにランスが存在する

 

これが伝説の三神器である

 

 

 

 

「驚いた、お前が三神器の一人だとは」

 

シリスも驚きを隠せない

 

「行くぞ、シリス」

 

カズキはエクスカリバーをもち、大地を蹴った

 

「上等だ、シーナは………最初から俺のものなんだよ」

 

シリスに剣を交える2m前に、状況が変わった

 

「前が、見えない!」

 

シリスは煙玉をつかい、カズキの心臓をナイフで狙う

 

「卑怯だと思うなよ、戦術だ」

 

シリスはそう言うとカズキの心臓にナイフを向けて刺す………直前

 

パンパン!………ドン!

 

カズキの心臓を狙うシリスに銃弾がとんだ、シリスも、吹き飛んだ

 

「卑怯だと、思わないでね?戦術よ」

 

 

 

「………カナン!来ちゃダメだと!」

 

「貴方死ねところだったじゃない!しかも勝手にエクスカリバー持ち出して!」

 

エクスカリバーを知っているのはカズキとカナンのみだ

 

「こんな腐った村、出るわよ?」

 

「でも設計図………」

 

「シーナが盗んだわ」

 

………素晴らしい悪党だ。仲間で・・・大丈夫かな?

 

「なあ、シリス。俺とお前は互いにシーナを必要としていた。だがお前と違うものがある。それは仲間だ、仲間は信頼がないとダメなんだ。また機会があれば会おう、って気絶したのかな?」

 

 

 

 

 

「………シーナを頼んだ。あいつは甘えたいのに感情を出せないうえに心細い人間だ。シーナを幸せにしないと、許さないからな、この俺が」

 

シリスは良いやつだった。

 

「もし、君と戦わなくてすんだら。友達になれたかもしれない。僕は君とあえて良かった。シーナを幸せにして見せる。ありがとう、シリス」

 

カズキ達はポッケ村をでて、ユクモ村に帰還することにした

 

 

 

 

ありがとうシリス、君が僕に中途半端な人間だと教えてくれたから、強くなれた気がするよ

 

 

 

 

 

……………………

「旦那さん、僕は強くなれた気がするニャ。もうすぐ、戻りますニャ。大好きな、旦那さん!」




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