今日の夜
アリス「あの………もし良かったらアミナ村に行きませんか?いい場所ですよ」
アリスから………
「私もそろそろ故郷に顔向けしなければいけないので」
アミナ村への勧誘が
「一緒に行きましょう?」
やってきた………
「なに二人だけで行こうとしているのよ!」
ないす、カナン
「そうだ、ユクモ村の村長にも言わないと」
そう、ユクモ村のハンターは無断で他の村に行っては行けないという法則がある。
「なら明日聞けば良い話です」
アリスは余程行きたいようだ
「村長、私達でアミナ村へ行っても良いですか?」
普通だめだろ、だってハンターがナルガクルガ討伐で怪我してるし
「ハンターの代理はいますから平気ですよ、でもそこまで長居はしないでくださいね。
………後ついでにユクモ村とアミナ村の友好度をあげといてください」
一応OKらしい
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「もう出発か」
許可をもらって翌日には出発するのは早すぎる気がする、まあ荷物は出来てるが
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出発メンバー
カズキ、アリス、カナン、シーナ、アカツキ
である(四名と一匹)
「なんか馬車に慣れてきたよ、最近移動多いし」
「あれ?アカツキはどこかしら?」
アカツキは………
(ううっ、気持ち悪いにゃ。これだから自分で歩かないのは嫌いなんだニャ)
馬車の荷物おきの影に身を潜ませていた
「アリスの村はどこら辺なんだ?」
「ユクモ村から4日ですよ?」
長い、長すぎる!すぐにやめてもらわなくては!今すぐユクモ村に帰るんだぁー!
「あ、今さら帰ろうなんて言わないでくださいね?」ニコッ
アリスの笑みが少し黒く感じた。逆らってはいけない笑みだ
「………わかりました」
4日間スキップ!
「やっとついたのか………アミナ村」
「標高がかなり高いわね………」
「アカツキー、大丈夫か?」
「うぷっ、気持ち悪いにゃぁぁぁ。おえぇぇぇ」
アカツキは馬車から降りるなり速攻吐いた、うわっアイルーの吐いたやつ汚い……………
「ひどいニャぁ、おえぇぇぇ」
アミナ村はのどかなところだ、近くになにもないポツンとした村。このアミナ村は標高が高く、農場が盛んだ。特に薬草。後漢方薬なども作られている。成る程、だから村長はここと交友関係を結びたかったのか
歩けば歩くほど木々が増える。この村は自然が多く、アマツマガツチの襲撃が嘘のように感じる
土地は農場やここにハンターはいるのか?武具加工屋がある
しばらくアミナ村を歩いていると女の人にあった
「あ、カズキ様、彼女が村長ですわ」
アリスがその村長の元へ駆け出す
「………アリス?アリスなのですか!」
「はい!キリヤ姉さま!」
………姉さま?
「アリス、でも村の中では村長と呼びなさいと……あら?アリス。後ろの方は」
「私の仲間で左からカズキ様、カナン様、シーナ様です。あとアイルーのアカツキ」
「あとは余計だニャ!」
「まあ、ゆっくりくつろいでくださいな」
「この村は敬語を使う人が多いわね」
「………うん」
アマツマガツチ戦が近々あるかも………ちなみにあった場合は四話か超長い一話があります。では!