「なんだこの竜巻………アマツマガツチを中心に、って強い!(風が)」
竜巻、アマツマガツチの強攻撃でタイフーンと呼ばれる。ハンターは竜巻に吸い込まれたら最後、中心にいるアマツマガツチに締め付けられて力尽きるのだ。
「反対側に走れ!」
多少吸い込まれる時間を伸ばせる。がそれはただの悪あがきだ。
「悪あがきを………ふん!」
タイフーンの威力がさらに強くなる。
「カズキ!助けて……」
カナンが一番軽いのだろう。今にも吹き飛ばされそうだ。
「カナン!」
カズキはカナンとタイフーンの間に立つようにしてカナンが吹き飛ばされるのを防いだ。
「背中を向けるとは………バカめ。」
アマツマガツチは水の塊をカズキに放った。
「カズキ、後ろ!攻撃が来るわ!!」
キィィーン!と金属音。
「はあ、はあっ………間に合ったか。」
『シーナ!』
シーナが盾で防いでくれたのだ。
「だがどうするんだカズキ?タイフーンはどうにもならんぞ。」
「大丈夫だ、もうすぐ収まる。」
そう言うとアカツキが高台からバリスタを放とうとしているのが見えた。
「行くニャ、バリスタ!ニャ〜!!!」
アカツキの放ったバリスタはタイフーンの影響によりスピードが増し威力も倍増だ。
たった一発のバリスタがアマツマガツチの翼を抉った、痛みに耐えきれないアマツマガツチはタイフーンをやむを得ず停止した。
アマツマガツチの翼は敗れ、かなりのダメージを受けた。一方のカズキ達はゆっくりのペースで応急薬グレードや生命の粉塵を使うことで無理のないダメージに押さえていた。
突如、アマツマガツチが黒くなった。最終形態だ。
「貴様ら………コロシテヤル、コロス!!」
アマツマガツチは先程と同じように4つの竜巻を放つ、だが先程とは違い4つの竜巻はホーミング性能がありカズキだけを追い詰めていく。
「皆は今のうちに攻撃!アカツキは大砲準備!」
皆はカズキの言葉に頷くと各自行動を開始した
前方から二つの竜巻、後方から一つ
「………もしかしたらだけどな。」
カズキは竜巻を引き付けてギリギリで地面を蹴り横に跳んだ。ハンターでは『緊急回避』と呼ばれる。
竜巻はぶつかりあい、二つの竜巻は互いに消しあった。
「これなら、いける!」
「私も行きます!」
本日限りの片手剣、アリスだ。
「はあっ、たあっ!」
剣を振り上げ、降り下ろす。切れ味の良い片手剣はアマツマガツチの肉を裂いていく。甲羅を壊し、アカツキが拾っていく………
「アカツキ何やってんだよ!」
「ごめんなさいニャ〜」
アカツキはバリスタに戻っていった。
「シーナ!私たちも行くわよ」
「わかっている、彼らだけに任せるわけにはいかないからな」
カナンはヘビイボウガンの最大火力、しゃがみ撃ち。
シーナはカナンを盾で守りつつも勝機を考えていた。
「カナン、カズキは撃龍槍をいつ使うと思う?」
「わからないわ、でも一回使うと二回目が長すぎるから考えているんだと思う。」
そう言うとカナンはヘビイボウガンの限界、20発を乱射し始めた
「ぐっ………貴様か、ボウガン使い!」
「今さら気がついても遅いのよ、あ。弾切れた」
「ふっ、生憎だったな。吹き飛べ!」
アマツマガツチは最終形態で固くなった身体でカナンを吹き飛ばさんばかりに突撃した。
「吹き飛ぶのは貴方よ。吹き飛びなさい!滅龍弾!!!」
カナンは滅龍弾をリロード、さらに発砲しアマツマガツチの脳天めがけて放った。
「ぬうっ、くそっ!」
アマツマガツチは速攻回避、バランスを崩し無様にも高台に激突した。
高台は、撃龍槍の発射ポイント。
高台の上でカズキは笑った。
「僕たちの勝ちだ、負けを認めろ、アマツマガツチ!」
カズキはピッケルを降り下ろした。衝撃で火薬が爆発し撃龍槍が飛び出た
「勝ったと思うなよ………アミナ村のハンター!!!」
「俺はアミナ村のハンターではない………ユクモのハンターだ!」
撃龍槍がアマツマガツチの胸を貫いた
カズキ「これで終わり………エンディング?なのかな」
アカツキ「こんな終わり方おかしいニャ、エンディングが微妙過ぎるニャ。」
また次回!