モンスターハンター 〜恋と絆の物語〜   作:雷竜

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皆様、お久しぶりです。雷竜です。
完結したくせにまた再開、皆様の反響もありますが友達に終わりが雑なんだよと言われまして、しっかりとしたエンディングを作りたいと思います。でもまだまだストーリーは続きます。


1ヶ月ぶりの更新、見ていただけると嬉しい限りです。久々更新一話目からイチャイチャしてます。甘々です。どうぞ!


氷海遭難一日目

アマツマガツチを狩猟して早1ヶ月、カズキとカナンに大きな大きな進展があった。

 

 

 

それは、カナンとカズキが二人きり。どう考えても誰も邪魔しない(出来ない)場所だ。

 

 

「カズキ、貴方に会えて嬉しかった。最後に言わせて、ずっと貴方の事がっ!」

 

 

………好きでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さかのぼること一日前、カズキとカナンは二人で氷海の探索に来ていた。

 

 

何故ならアマツマガツチを狩猟したことにギルドはカズキを高く評価して、最近氷海に異変があるとの事で探索に来ていた。

 

猛吹雪の中、ホットドリンクを飲みながら到着。

 

「氷海はやっぱり寒いね、ホットドリンク無しでは生きていけないよ。」

 

「ホットドリンクは沢山あると良いわね、長期戦は大変だもの。」

 

「一応5つ持ってきた。カナンは?」

 

「ホットドリンク20個に調合分10個ね。」

 

(ホットドリンクの最大数は5個と言うことには絶対に突っ込まないでください。)

 

「多っ!どんだけだよ。持ちすぎ、少し持つよ」

 

「んじゃ少しもってもらおうかしら?………何?この感じ。」

 

カナンには解る、プロガンナーの勘だ。

 

「何も解らないよ?」

 

「しっ!静かに」

 

「解せぬ………」

 

すると襲ってきた、強風。

 

「速く逃げて!」

 

たまらず横にダイビング

 

すると後ろにあった大岩がぶっ飛んでいった

 

「………へ?」

 

前方を再度確認、見たことの無い竜だ。いや、龍か?どっちだ?

 

「何で?弾が当たらない!」

 

カナンのボウガンは最大級のサイレンサーがついており、音がまったくしない。ボーッとしているといきなりLv1通常弾を防具なし(ここ重要!)で背中を撃たれてビックリした。と言うか痛かった

 

まあとにかく、凄いサイレンサーだ。

 

急に竜(龍?)は軽く後ろに下がった。

 

「危ない、カナン!!」

 

身体は勝手に動き、カナンの元へ走っていた。

 

「カズキ………」

 

竜巻がカズキとカナンを襲い、カズキ達は吹き飛ばされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カズキ!?しっかりしなさい!カズキっ!」

 

涙目のカナンが視界に映った

 

 

 

どうやらここは洞窟らしい。

「ここは………」

 

「吹き飛ばされて偶々洞窟に………」

 

外は見える。下には自分達がいた景色だ。

 

「高けぇ……」

 

上に吹き飛ばされたらしい。

 

「寒っ!」

 

急いでホットドリンクを飲む。

 

「カズキ………」

 

カナンが困っている。モドリ玉?生憎持ち合わせていないんだな、これが。

 

 

 

「お腹空いたよぉ…」

 

カナンは日頃強いがこう言うときは滅茶苦茶弱い。

 

「こんがり肉、食べなよ。」

 

「ありがと………」

 

むしゃむしゃとこんがり肉を頬張るカナン、可愛い。アレだ、小動物見たいな愛くるしさ。何っ!日頃のカナンからみて小動物より大動物だと思ったやつ出てこい!………気持ちは解る。

ただ、弱いときだけ本気で可愛い。ベタぼれし過ぎ?ほっとけ

 

「ここから出たい。」

 

「落ちるしかないわよ?落ちる?」

 

「死んじゃうね、どう考えても。」

 

さあ、困った。もういい、大人しく待とう。救援を

 

 

 

 

氷海の夜は速い。

 

「もう寝ようか、何もすること無いし。」

 

「そうね、そうしましょう。」

 

おっ、カナンのカリスマ(強目な部分の事)が戻ってきた。

 

「よっと………松明は勿体無いから消す?」

 

「嫌、付けて!」

 

カナンは暗闇が大嫌いです。知っててからかいました。

 

 

「はいはい、もう寝るよ?」

 

自分の寝袋を出して寝る

 

「………て」

 

「何?聞こえないよ。」

 

「……れて」

 

「だからー、聞こえないよってば。」

 

カナンは大声で叫んだ

 

「寝袋が無いの!入れてちょうだい!」

 

カナンの大声で雪崩が発生して偶々いたジンオウガ亜種が巻き込まれた。

………南無三!

 

「えっと……無いの?」

 

コクンと小さく頷くカナン

 

「わかった………今日だけだよ。」

 

一人専用の寝袋に二人で入る………無茶だ。

 

だから身体同士が当たる

 

勿論カナンの大きな胸も自分の胸に当たる。

 

 

 

よくこんな緊急事態に発情出来るな………と自分は思った。

 

スマン、カナン。

 

あ、腹減った。なにも食ってないからな。まあいい、明日食べよう。




前書き長かったです。後書きとわけたほうが良かったのか?疑問。

ちなみに遭難は三日間です。ではまた。

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