モンスターハンター 〜恋と絆の物語〜   作:雷竜

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どうも、雷竜です。今回はドスファンゴを捕獲し、気球に乗った部分から始まります。そしてカナンの新たな一面も見られます。では、どうぞ


性格変わりやすいな、カナンは

「ふう、疲れたね」

「疲れたニャ〜」

カズキとアカツキは帰り道気球に乗ってだらだらとしていた。

「ユクモ村周辺って言うけどユクモ村までまだ20分あるんだよな〜」

「帰ったら風呂だニャ」

「そうだね、そして風呂上がったら」

「ドリンクだ(ニャ〜)」

相変わらずのハイテンションだった

ユクモ村にて、カナンは

「カズキ遅いな〜、まあクエストだししょうがないか、そうだ!」

カナンはなにを思ったのか笑っていた

カズキとアカツキはようやく村に着いた。帰ると

「仲間のアイル〜に聞きましたニャ!ドスファンゴの狩猟、ありがとうニャ、これで貿易ができるニャ、ドリンクは明日かニャ〜?」

カズキとアカツキはガッツポーズをした

「カナンも待ってるし家に帰ろうか」

「そうだニャ〜」

温泉から家は近いのですぐに着いた

「お帰りなさ〜いカズキ君!」

「ただいま、カナン」

「ご飯作ったから食べましょう?」

カズキはカナンの料理が食べられる事に嬉しくて跳び跳ねそうになった

「旦那さんよかったニャ〜、長年の夢がかなって」

「長年の夢?」カナンはアカツキに聞いてきた

「それは・・・」

「言うな〜!アカツキ!」

「ねえ、カズキ、長年の夢って?」

「実は三つあるんだ」

「聞かせてくれない?カズキ?」

「いいよ〜一つ目は父を殺した古竜、アカムトルムに自分も挑んで勝つんだ!」

「それは、復讐?」

「違う違う、父よりも強いハンターになるんだ!」

「親の名前は?」

「父がアメリア・クロス、母がアメリア・トライド」

(アメリア・クロス・・・世界に指折りのG級ハンター、でもカズキの父がそこまですごい人だなんて)

「母親は病気で亡くなったニャ」

「ごめんね、聞いちゃダメだったわね」

「いや、いいんだ。いずれは言うつもりだったんだし」

「カナンの親はどうなんだニャ?」するとカナンはいきなり静かになった

聞いてはいけない、ふとカズキとアカツキは思った

「父も母もハンターで名前しか聞いたことの無いのだけれどゴア・マガラと言うそうよ。」

「ゴア・マガラ、なんなんだ?そいつは」

「正体不明のモンスターよ。ドンドルマの研究家が調べているのだけど全くわからずじまいなのよ・・・」

カナンは泣き出しそうだった

「ねえ、カズキ君、何で・・・わだじの親は」

カナンは泣いていた

「カナン・・・」

するとカナンはカズキの胸に飛び込んできた

「ヒクッ、グスッ」

「カナン・・・」

「私は皿を洗うニャ、カズキはカナンを慰めてあげるニャ」

「ありがとう、アカツキ」

アカツキは手を降って皿を洗い初めた

「カナン・・・」

「ううっ、カズキぃ〜」

カナンは泣いたら止まらない、そういうタイプだった

(しょうがないか、カナンがなき終わるまでこの体制でいよう)

5分後、カナンは泣き終わった。そしてカズキの胸の中で寝てしまった。

カナンをベットにいれて下で寝ようとしたときだった。

「カズキ、一人にしないで・・・」

「それって、」

「今日は一緒に寝て?」

「いや、それは」

「私じゃ、嫌?」

「そんなことないよ!」

そう言うとカナンはカズキを自分のベットに無理やり手を引っ張ってカズキを布団の中に入れた

「カズキの背中、暖かい・・・」

カズキは恥ずかしすぎて声すら出なかった。

カナンはカズキに密着し過ぎていて、カズキの背中に二つの柔らかい物が当たっていた。カズキは嬉しさと恥ずかしさがあって夜はあまり眠れなかった




カナンは結構甘えん坊でしたね〜カナンは着痩せするので胸は実は凄く大きいです。では、また次回

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