こちらIS学園総務部   作:ジョシュア

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第0話 始まりの日

あの会見から一年が経った

世界は私の作ったIS至上主義に変わり

そしてISは認められたががそれは私が夢見た宇宙進出ではなく兵器としてだった。

 

世の中の兵器であるミサイル等といった通常兵器を無力化するシールドエネルギー

そのシールドエネルギーを極端に消費するもあらゆる攻撃を受け止める絶対防御

それを宇宙開拓に使うなどというのが世界各国の上層部の共通の意思だった。

それに反発しようとした国もあったが世界を敵に回すなど出来なかった為にすぐに沈静化した。

だが、ISは兵器としては確かに有能ではあるが同時に欠陥品でもあった。

兵器は戦争や防衛に使うもの、戦争とは数と戦略による国同士等の争いを指す。

 

ISが兵器として欠陥品と呼ばれる由縁・・・その理由は三つある

まずは量産が出来ない。

それは戦力が減るということを示す

とある有名なアニメに出てくる武将の言葉でこの言葉がある

「戦いは数だよ兄貴!」

これは兵器には質も大事だが数が求められるということを示される。

どんなに有能な兵器といえど戦争では数に押し込まれる可能性が高いということだ。

理由はISの性質にあった

まずISはISコアと呼ばれるのものを中心に出来ている

現在、世の中には467個のコアがあり

各国は私が作ったコアを量産しよう必死に解析を試みたが結果は失敗に終わった

よってISの中心となっているコアは私以外には作れない

量産が不可能であることが示す。

 

第二に開発コストが大きすぎる

それも量産が出来ない理由でもあった。

コアは世界で467個しかなく、国単位で考えると数えるほどで

平均的な汎用機を作るよりかは特化した性能を持つ試作機を開発していった方が合理的である。

そして試作機の開発にはコストがかかる。

 

第三、これがもっとも重要であることだ

 

「ISは女性にしか使えない」

 

当初、なぜこうなったかは開発者の私でもわからなかったが今ならわかる。

おそらく、最初のIS「白騎士」の操縦者であり、親友であるちーちゃんが原因である。

開発段階ではISは男性でも使えることがわかっていたが白騎士のコア人格がちーちゃんの影響を受けた結果が思える。

ちーちゃんには両親がいない為、唯一の家族であるいっくんを守るために力を欲していた

当時、ちーちゃんはいっくんを働いて養っていくのは難しく無意識にこのような状態を願っておりコア人格が考えた末にこうなったしまったのではないかと思えた。

ともあれISは女性にしか使えない

戦争は不確定要素が数多く起きる上、環境の悪化によるストレス等、強い精神力と屈強な体が必要であるため軍人は男性が多い

男性が使えない兵器

それは従来の戦争が変わることを意味してした

そして世界は変わっていき女尊男卑となった

 

世界は一年で女性が権力を握ることになり、政府も女性が中心となっていった。

 

あの会見の後に私は国に保護と言う名の軟禁生活を強いられ

家族は重要人物保護プログラムでバラバラにされてしまった。

軟禁中、私は家族の事で世界各国の脅迫とも言える命令でISコアを467個作りはしたが世界に嫌気が差し、失踪した。

しかし、各国が私を捕まえようと軍を派遣してくるため、撃退しながらの逃亡となり

そのため逃亡生活が始まってから今日まで世界を転々と回ることになった。

今はとある無人島に潜んでいるがいつここがばれるかは時間の問題だと思う。

正直言ってもう疲れた

今まではうまくやってきたけど、ちょっと疲れた。

いつも身近にいた家族も、友人も

今でははなればなれに

「せめて弱音だけは吐かないように頑張ってきたけどね」と呟くがその音は自分以外はいない隠れ家に虚しく響くだけ

急に寂しくなりTVをつけた

やっていたのはニュース番組だ。

だが画面の中の様子がおかしい。

アナウンサーがあわてながら何かを言っている。

あの時はわからなかったが、今思えばあれは・・・私が救われた瞬間だったんだと

 

 

オーストラリア

それは白騎士事件後に生まれた女尊男卑によって一番影響を受けた国ともいえる

突如、現れた白騎士に当時のオーストラリア政府は軍を派遣した

結果は散々で全滅に近い状態だった

当時の政府はその責任を取らされ退任し、代わりに大統領となった女性は女尊男卑に強く影響を受けていて、就任直後に女性優先法等といった女性の権利を優先させる法律を施行させるため、それによって女性が男性に意味もなく会社を退職に追い込むや道端で脅して荷物持ちをさせる等といった事が起きたため、生活に困った人達が犯罪に走ってしまい国の治安が悪くなってしまった。

そのことに怒りを覚えた国民が反政府軍がクーデターを起こして、政府と対立

最近まで内戦が続いていたが半月ほど前に反政府軍の勝利で終結した

新大統領には反政府軍や国民の総意で元科学者で政治家だったブロック・セラノ氏が就任

その就任式が今日、TVでは放送される・・・はずだった

しかし放送されたのは就任式ではなく

今の世界における宣戦布告ともいえるものだった。

 

「ISは確かに兵器として有能だが欠陥品でもある。

それは当然だ!あれは兵器として作られたではない!

宇宙開拓を目的として篠ノ之博士が開発したものだ!

博士はあくまで人類を宇宙に進出させることを願っていた・・・

だが、前政権と各国政府は彼女の意思を踏みにじり、ISを宇宙開拓としての道具ではなく戦争の為の兵器として使っている!

私達はその現状を打破する方法をは思案した。

ISが兵器として使われるのならば、IS以上に兵器として完成されたものを作り出せばいいのだと!

だから私達、政府はここを拠点とする企業のアナハイム・エレクトロニクス社と新星インダストリー社との共同でとある兵器を開発した!」

それと共に画面には三つの兵器が映し出された

そのうち二つは人型のロボットで残りの一つは戦闘機だった

「これが我々が共同で開発した兵器、モビルスーツ・ザクⅡ、VF-1・バルキリー、アーマードコア・有明だ!この兵器らの公表と共に現時点を持って我々はオーストラリアからISAFと国名表記を変え、我が国家が持つISの軍事的利用を全面的禁止し宇宙開発を主とするクローズプランを実行する事をここに宣言する!!」

 

これには世界がだったら私たちにコアを返せと反発したがISAF側は拒否したため、

各国はISを中心した連合軍の派遣を決定。

ISAFの声明後から一ヶ月後に派遣

かくして第三次世界大戦、後に大陸戦争と呼ばれた戦争の火蓋が切られた時であった




次話より更新がかなり遅れますが待っていただけると幸いです。
感想、誤字報告など待ってます。


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