これからもこのようなことがあるかもしれませんが
今後ともこちらIS学園総務部をよろしくお願いします
●●●●の独自
あの時、自分は・・・●●●●は死ぬはずだったんだ
信じていた家族、唯一の肉親の姉さんの手にによって
といっても直接ではなく間接的にだったが
本当に信じていただけに悲しかったよ
両親が蒸発した後、姉さんはアルバイトをしながら必死に自分を育ててくれた
そんな姉さんに憧れていてまた大好きだった、だから少しでも苦労を減らそうと家事をした
思えば、あの頃が幸せだった
・・・でも姉は少しずつだが変わっていったんだ
ISがこの世で出てから
姉さんはあの時から力に固執し始めて自分に暴力を振るうようになった
また、暴力を振るった翌日に自分の傷や痣を見て誰にやられたとまるで自分がやっていないと思わせるかのように振舞った
いや、あれはたぶん覚えていなかったんじゃない、本当に知らない感じだった
前日に言っていたことにやっていたことを時折忘れていた事もあった
暴力を振るっていた時の姉さん、自分に優しい姉さん・・・あれは別人かと思うくらいだった
だがそんな自分に優しい姉も、あの大陸戦争が終わった後に行われたモンド・グロッソと呼ばれるIS同士を戦わせたり、色々な種類の競技で競わせたりする。ISの世界大会が開催されるまでにはまったくといっていいほどなくなった。
まるで最初から存在しなかったと言わんばかりに
モンド・グロッソの決勝戦が行われる少し前に自分は自分は知らない大人たちに誘拐された
その時、狙いは姉の優勝の阻止だということはまだ小さかった自分でもわかった
だから誘拐犯達が姉と日本国政府に自分が誘拐された事を伝えたと教えられた時はきっと姉が助けに来てくれると希望を持てた
だけどそんな希望は木っ端微塵に砕けた
誘拐犯達は姉が決勝を辞退する所を見せてやると言われてTVを見せられ、そこに映っていたのは決勝戦に出ていた姉の姿だった
悲しいと思うと同時にやっぱりかと心のどこかで思っていた自分がいた
それでも信じたかったんだ
かけがえのない家族で大好きだったから
だがもう全てが遅い
誘拐犯達は目論見が外れたので逃走の準備を先ほどまでやっていたがすでに準備を終え、証拠隠滅の為に自分に消そうと銃を向けている
そうか、自分の人生も終わりなのだと思い、今までを思い返すと不思議と何も思い浮かばなかった
いや、一つだけあったか
姉さんと親友だったあの人の夢を実現させるために自分も手伝う
それが自分の夢だった
あの人は小さかった自分に優しくしてくれた。
また明るく、そして綺麗だった
あの人が夢を語っていた時の姿に自分はいつも見惚れていた
今だからこそわかる。自分はあの人の事が好きだったんだ
だけどそれに気がついても遅い
自分はここで殺される
全てを諦め、目を閉じた
その時だった
自分のいた部屋の壁が吹き飛び、その時の衝撃波で自分と銃口を向けていた誘拐犯は反対側の壁に叩きつけられた
朦朧とする意識の中で最後に見たのは拳を突き出した男の人にスーツを着た男の人とパーカーを来た男の人達の姿だった
次に自分が意識を取り戻したのは病院のベットの上だった
気がついてわかった事があった
それは自分を自分であることを認識できないこと
正確に言えば、●●●●としての記憶はあるがそれを自分の物だとは認識できない
その事を診察に来てくれた医者に話すと強いショックを受けた際のストレスが原因ではないかと教えてくれた
そしてその二日後、黒いスーツを着たおじさんと銀髪の女性が自分を訪ねてきた
僕はこれから孤児院に預けられるらしいが自分がよければ、おじさん達と一緒に暮らさないかと聞いてきた
自分は少し迷ったがおじさん達と暮らせば楽しい事が待っているのではと思い、迷わずおじさんの方を選んだ
今思えば、これが自分の
いや、●●●●が生まれた瞬間でもあり、人生の転換期だったんだと思う
・・・・・
「こんにちわ、君が●●君だね。率直に聞くけど孤児院に預けられるのと初めて会ったおじさん達に引き取られるの、君はどっちがいいかな?」
「・・・・・・おじさん達がいい」
「良かったわ、なら早く身支度を済ませましょう」
「そうだね、新しい家に早く慣れないといけないからね」
「いけない、大切な事を言い忘れたわ。一つだけ教えなくちゃいけない事があるわね」
「うん、そうだね。いいかい?・・・うん。はじめに言っておくとね。僕達はね、魔法使いなんだ」
・・・・・
僕が仲間と共に、この少年をあの場から助けに来た時には彼の心は壊れかけていた
僕達はかつて夢の実現の為、険しい道のりを共に歩み、最後に全てを失いかけた
だが、その果てに得た小さな希望の光と今の仲間達が助けてくれたおかげで今がある
この経験があったからこそ夫婦は少年の中の闇に気がつくことが出来た
でも、それ以上に大きな希望が彼の中にあることに気がつくが出来た
けれど恐らくだが、その希望は少年を僕達以上に険しい道のりを歩ませるだろう
僕達はこの少年を救うことは出来ない、導くこともできない
だが、手助けをするくらいは出来るはず
かつて夢に敗れた僕にも出来ることがあるはずだから
だから、この少年が自分で物事をしっかり考え、独り立ちできるその時まで
僕は、いや僕達はこの少年と共に歩むことをここに誓いたいと思う
・・・・・
とある国の病院の病室にて
少年はある夫婦に出会う
これは数多くある並行世界にて重要な位置に存在する分岐点の一つだった
最後の方の会話に所々にあるキーワードでその夫婦と仲間達とは誰かだとかは
ある程度予想はついた方はいたのではないでしょうかw
次話は出来るだけ投稿できるように頑張らせていただきます
最後に感想を書いてくれた方々、ありがとうございました