作者「一応「?」つけてるから・・・。」
吹村「まぁいいが・・・。」
さて、大本営から戻ってきた俺達は現在、吹雪の出撃の為に海辺に来ていた。
「それじゃあ艤装はつけてるから出撃しようか。」
「え?司令官も来るんですか?」
「前線での指揮訓練しかしたことないんでこっちの方がしっくりくる。」
「は、はぁ・・・。」
そんなわけで俺は倉庫にあった小型船舶に乗り込んだ。
「それじゃあ出撃開始と行こうか。」
「はい!吹雪、行きます!」
それで意気揚々と出たは良いが・・・・
「あっ!ガボボボボボ!!!」
「あっちゃ~・・・大丈夫か吹雪!」
見事なまでにすっ転んで顔面から海面にダイブ。
更にはそのまま溺れてしまい。
☆この始末☆
・・・・これは当分訓練に時間を費やすかな・・・・・。
「ゲホッゴホッ・・・すみません司令官・・・。」
「まぁ、大方予想してたからな・・・当分は訓練だな。」
「はい・・・・。」
あららら、かなり落ち込んじゃってるなぁ・・・。
「とにかく今日は出撃は止めて艤装外してお風呂でゆっくりしてこい。艤装は俺が片づけておくから。」
「分かりました・・・・。」
陸に上がった吹雪は艤装を置いてトボトボ歩いて行った。
流石に無理があったな。
side change
「はぁ・・・。」
私は浴場でお湯に浸かりながら天井を眺めていた。
この浴場はかなり大きくて温泉施設と言っても納得出来る位立派だった。
「・・・・。」ブクブク
だけど私は未だ気分が晴れなかった。
期待してくれてた司令官にあんな格好を見せて恥ずかしくて情けない気持ちだった。
「なんでこうなったんだろう・・・。」
昔の私なら司令官の役に立てたかもしれない。
でも艦娘になってから一年も経つのに、まだ上手く力加減が出来ない。
「これから大丈夫かなぁ・・・。」
とりあえず司令官にもう一度謝ろう・・・。
私はまた天井を見上げながら溜息をついた。
side change
「あぁ・・・わかった・・・ありがとう陸奥。」
話しを終えた俺は受話器を元に戻し、机の上に置いた書類を手に取った。
その書類には建造についての説明が書かれている。
「ふーむ、建造ね・・・試しに四回だけやってみるか。」
では工廠へLet's go
~工廠~
「あっ提督さんだー。」
「本当だー。」
「何か御用ですか?」
入ったと同時に妖精さん達が声をかけてくる。
「実は艦娘の建造をしたくてな、駆逐艦レシピ3回と軽巡レシピ1回で、高速建造材を使ってくれ。」
「よっしゃー。」
「まかせろー。」
「ヒャッハー建造だー!」
なんか妖精さんが生き生きしてる・・・あと一人世紀末の奴が混ざってたぞ。
「おっまず1人目だな。」
一と書かれたの建造用の部屋の扉が開き一人の艦娘が出てきた。
「特型駆逐艦、5番艦の叢雲よ。あんたが司令官ね。ま、せいぜい頑張りなさい!」
意外と生意気だなぁ・・・まぁ、先輩だし仕方あるまい・・・。
「陸上自衛隊一等陸尉、吹村雪樹だ。よろしく頼む。」
「は?りくじょう・・・なに?」
「陸上自衛隊だ、詳しいことは後で話す。」
「ふーん、まっ良いけど。」
そんな話をしていると次の建造が完成した。
「次も駆逐艦だな、誰が来るかな?」
次は二と書かれた建造用の部屋の扉が開き一人の艦娘が出てきた。
「深雪だよ。よろしくな!」
深雪か・・・何だか特型に偏ってないか?
「俺は吹村雪樹一等陸尉・・・大尉だ、よろしく。」
「おう!所でなんで司令官は妙な服を着てるんだ?」
「・・・・前にいたところの仕事服だ、説明は後でする。」
「ふーん、おおっ!艦隊に新しい仲間みたいだなっ。」
深雪がそう言うと同時に一の建造用の扉が開いた
「ごきげんよう。特型駆逐艦、綾波と申します。」
・・・ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?特型駆逐艦のオンパレードだよ。
3×3のビンゴならほぼビンゴかリーチだよ。
「うん、吹村雪樹だ、よろしく。」
「もう、一斉にした方が良かったんじゃないか司令官?」
「深雪、今それを後悔しているところだ・・・。」
いちいち挨拶するのも面倒だな・・・次から連続建造するときは一気に挨拶しよう。
「えっと、大丈夫ですか司令官?」
「大丈夫だ綾波。」
因みにこの子、「ソロモンの鬼神」「黒豹」とも言われた歴戦の戦士です。
こんなかわいい外見して豹ですってHAHAHA・・・怒らせない様にしよう。
「司令官、新しい仲間が来てくれたみたい。」
おっ、来たか。
さて、今回の建造の最後はだれだ?
「あの・・・・軽巡洋艦、神通です。どうか、よろしくお願い致します・・・・・。」
(゚д゚)<ウソン・・・。
「し、司令官大丈夫ですか?」
「あぁ・・・もう自分の運がいいのかどうなのか怪しんでただけだ。」
まさかの「華の二水戦」神通です。
もうびっくらこいた。
「取りあえず・・・俺は吹村雪樹、よろしく神通。」
「はい・・・よろしくお願いします。」
さて、全員そろったな。
「さて、改めて俺は陸上自衛隊信太山駐屯地、第37普通科連隊の小銃小隊長の吹村雪樹一等陸尉だ。」
「「「「?」」」」
「あ~まぁ、面倒くさいから後で資料室に行ってもらうとして・・・・俺は一度も戦争を経験していない、小銃小隊長なんて肩書きもあるが・・・君たちが見てきた本当の戦争や戦場なんて知らない。「そんな奴に命を預けられるか!」と思うなら別の提督に回して貰えるようにコネを使おう。君たちはどう思う?」
俺は自衛官・・・それは一度も戦地に赴き引き金を引いたことの無いことを示す。
そんな戦闘指揮がろくに出来ない奴が上官なら逃げ出したい奴もいる。
彼女たちの意思を尊重する事が第一だ。
「それがどうしたんだよ司令官。」
一番最初に口を開いたのは深雪だった。
「私だって戦争は知らないぜ?ならこれから知って行けばいいじゃないか!」
「私は提督が信頼するに値する方だと思います、直感ですが・・・。」
「まぁ、下手な作戦指揮だったらぶっ飛ばしてやるだけよ。」
「私は司令官について行きます!」
深雪に続き神通、叢雲、綾波とこの鎮守府にいることを決めてくれた。
「後からの変更は受け付けないぞ?」
「「「「変更する気はありません!」」」」
「よし、全員ようこそ横須賀鎮守府へ。」
さて、皆の意思を聞いた所で話すか。
「さて、この鎮守府には君たち以外に一人艦娘がいる・・・吹雪だ。」
「吹雪姉か?って事は司令官の初めては吹雪姉か・・・。」
「深雪、言い方を考えろよ・・・。」
そんなんだと俺が吹雪にナニかしたみたいだろうが!
「とりあえず・・・吹雪ははっきり言って戦闘に赴ける状態では無い、だから神通と俺で訓練をさせるつもりだ、それまで周辺海域は深雪、叢雲、綾波に警戒をして貰いたい。」
「私は良いけどさぁ・・・戦力的に大丈夫なの?」
そんなこともあろうかと用意しています
「問題ない、吹雪がある程度成長するまで大本営の艦娘が横須賀に来た敵を迎撃してくれる。」
「司令官が大本営にコネがあるとは・・・。」
綾波の言う通り、普通なら大本営にコネなんてないもんな。
「それじゃあ、皆を宿舎に案内する。着いて来てくれ。」
~艦娘用宿舎棟~
「ここが宿舎になっている。一応今後、艦娘が増えることを考慮して敷地は多く取っている。」
「でっけぇな~~!」
深雪が言うのも無理はないだって3階建てで一部屋3人まで入りそれが5部屋、結果45名が住むことが可能。
「それじゃあ部屋分けだけど・・・姉妹艦にすると神通と綾波が・・・。」
「司令官、私は1人でも大丈夫ですよ。」
「あの・・・私も大丈夫です・・・。」
「ん?じゃあ綾波と神通は1人部屋で少しの間我慢してくれ、神通は軽巡洋艦棟、他の皆は第一駆逐艦棟の部屋を好きに選んでくれ。俺は司令棟の三階にある執務室にいるから後で来てくれ。」
俺はそう言って四人と別れて執務室に向かった。
~執務室~
「うーん・・・ルールってこんな感じでいいのかな?」(-ω-;)
俺は今ペン片手に紙と向かい合ってた。
何をしているかというと鎮守府ルールを作ってます・・・もう死にそう。
コンコン
「?どうぞ。」
誰ぞや?
「し、失礼します・・・。」
「吹雪かどうした?」
「あの・・・ごめんなさい司令官!」
え?吹雪なんかしたっけ?(´・ω・`)?
「私、出撃もろくに出来なくて・・・司令官の足を引っ張って・・・。」グズッ
「おいおい泣くことないだろ?これから頑張ればいいんだ、いきなり10をやる必要はない、1を積み重ねていけばいいんだ。」
「ううっ・・・じれ゛い゛がんー!わだじがんばりばびゅー!」
「ははっ、顔がぐしゃぐしゃだぞ。」
そんな吹雪を抱き締める俺の姿は昔の新人自衛官の奴らがいたら笑いだすだろうな。
因みにあの後やってきた叢雲に俺が泣かしたと勘違いされ主砲食らいました。
何でやねん?俺、悪かないやろ・・・。(´・ω・`)
深雪「訓練を開始することになった吹雪姉。
これまた司令官もきついんだわ・・・。
さて、私も出撃しますか。
次回「吹雪、強化訓練開始!」
次回に向かって、前進ー前へ!」