けど、難しいんで
想像力で補って下さい。(汗)
「俺達の体にいったい何をんだ!!!!」
一人の男が言った。
聞きたい事は山ほどあるが、
一番気になるのはそれだ。
俺達は何をされたんだ。
『まぁそう声を荒げるな。君達も少しは耳にした事があるんじゃないか?"動物園"という言葉を。』
"動物園"?
確かに、あのピストルガールが言ってた。
それにあの時俺も見た。
たくさんの生物を
『君達は"適合者"なのだ。その肉体には"虫達"の力が備わっている。そして、我々はこう呼んでいる。』
『Neo Weapon Humanoid』略して、『N.W.H』
は?
なんだよそれ。
虫達?Neo Weapon Humanoid?
『まぁ口で説明しても仕方がない。これから"ある場所"に行ってもらう。』
俺達は半ば強制的にバスに乗せられた。
そして、巨大なドーム型の施設に着いた。
東京ドームを想像してほしい。
中に通されたら
何も無くただ、だだっ広い空間があるだけ
『全員このブレスレットをはめろ。これはまだプロトタイプで実用向きではないが、今はこれしかない』
と言って配られた、
本当にシンプルなただの銀のブレスレットをはめた。
『よし、なら001。広場の中央に行け。』
001と名付けられたアメリカ人の青年が
おどおどしながら広場の中央に向かって行った。
そして俺達はこの施設の壁際に集められた
親父が変な機械のスイッチを押したと同時に
俺達の前に透明の壁が現れた。
広場の中央にアメリカ人の青年がぽつんと一人いる状況で
何をされるのかわからない彼は終始おどおどしている。
親父は今度は違うスイッチを押すと、
俺達とは反対側、つまり正面の壁が開いて
中から2頭の虎が出てきた。
『冗談だろ!!』
隣で誰かが叫んだ、
アメリカ人の青年は腰が抜けてその場にへたりこんでしまった。
このままじゃ本当にヤバい。
2頭の虎も状況を理解したのか
臨戦態勢に入り、いつでもお前を殺せるぞ。と言いたげな目をしている。
『デビッド。脳の神経回路は繋いだままで"覚醒"させろ。』
親父がそう言った途端、アメリカ人の青年のブレスレットが青く光りだし、
一瞬だけ
本当に一瞬だけその青い光が彼を包み込んだ。
俺達はさっきまで見ていた光景とは違った妙な違和感を感じた。
広場の中央にいるのはアメリカ人の青年ではなく。
グレーと、黒の2色しか使われていない、いかにもプロトタイプという感じのコスチュームを着た男?が立っていた。
『アドレナリンの数値を20%あげて、"Bug gene"を60%だ。』
また親父が喋ると、
今度はコスチュームに段々と色が出てきた。
黄色と黒のツートーンカラー。
そして、さっきまでおどおどしていた彼は
落ち着きを取り戻して来たのか
何か余裕を感じる雰囲気になってきた。
2頭の虎も目の前の変化に多少戸惑っているようにも見えるが、
もう我慢の限界!と言わんばかりに
同時に飛びかかった。
彼は少しだけ、本当に少しだけ前に向かって歩いた。
スルリ。
そう音が聞こえてきそうな程鮮やかに
2頭の虎の隙間に入り
かわした。
確かに目の前に獲物が居た。
が、今は後ろにいる。
しかし彼等もご馳走を無駄にはしたくない
考えるよりも行動が先。
すぐに振り返り
1頭が再び飛びかかった。
が、これもスルリとかわされる。
あの青年はほとんど動いてない。
まるで透明人間を相手にしてるかのように触れる事すら出来ない。
『"Bug gene"を100%にしろ。お前達に面白い物を見せてやる。』
しかしよく喋る親父だ。
俺達は気が気じゃないってのに
楽しんでる。
彼の体の色はより鮮明に、
黄色と、黒のカラーは余計に色の濃さを増した。
そして目の部分が赤く発光した。
100%の状態はまさに警告しているかのように見える。
『今奴は肉体こそフルパワーの状態だが、だがまだ完全じゃない。
あの男のベースは見ての通り"蜂"だ。それも"オオスズメバチ"。
あの生物の一番厄介なのは、強靭な牙でも、殺傷性のある針じゃない。』
『超好戦的闘争本能だ。』
すみません、大幅な設定変更です。(笑)
変身して強くなるパターンです。(笑)