暑いですね!では続きです!
あの後俺達はプロトタイプのブレスレットを回収され
再びバスに乗せられて帰宅した。
1日驚く事ばかりだし、
せっかくの日曜だったが何かしたい。という感じにもなれず
またシャワーを浴びてベッドで横になった。
比較的楽観的な俺だけど、
こればかりは笑えない。
そうだ、母さんに電話しよう。
そう思いたって携帯を手にしたら
着信が5件。
母さんだ。なんというタイミング。
その後久しぶりの母の声に
涙が出た。
電話ごしに、どうしたの?と聞かれたが、
ちょっと眠たくて。と答えた。
親父の事は言えなかった。
他愛の無い話をして、こっちは楽しく過ごしてるよ!
と伝えたら、
たまには帰ってきなさい。って。
また涙が出たよ。
それには母さんも触れないでくれた。
そしてそのまま俺は寝た。
次の日の朝
俺はいつもより1時間以上早く目が覚めた。
仕事をする気にもなれない。
てゆうか、会社行く必要あるのか?
会社に体調がすぐれないという連絡をして、休みをもらった。
相変わらず無気力。
昼頃まで特に何もせずボーッとしていたら
携帯が鳴った。
親父からだ。
『これからオフィスまで来い。』
そう告げられると一方的に切られた。
いつもこんな感じだ。
会社休んだのに行きにくいわ!とか思ったが、
まぁ関係ねぇや。
オフィスまで着くと、見慣れた顔が揃っていた。
いつも俺が最後だ。
『昨日見た通り、君達の体にはある細工が施されてある。
そして君達の力はこの世界の脅威である。
その素晴らしい力を使って我々は神になる。
神になるための一番の近道が、君達そのものだ。
そこで、まだまだ試作段階ではあるが
君達専用ポッド"サナギ"に乗って
この紛争地帯に行ってもらう。』
そう言ってプロジェクターに映し出された映像には
一般人と思われる人々が逃げまどい、
子供達が銃を持ち、
いかにも"ヤバイ国"が映っていた。
『あり得ないわ!!!ほんとにいい加減にして!!!イカれてる!!!そんなとこにも行かないし、元の体に戻してよ!!!』
女の子がそう言って立ち上がった。
確かに最もな意見だし、この場にいる全員がそれを思ってる。
『そうだ!!』
それに続く者もいた。
最初に声を荒げた女の子は
後ろを向いて部屋を出ていこうとした。
ドアノブに手を触れようとした瞬間、
彼女はガクンとその場に崩れた。
『言った筈だ、君達は管理されている。と。彼女のようになりたくなかったら、君も座りなさい。』
『それと、プライベートには触れない。と前に言ったが、君達の身に起こった事や、このプロジェクトの話等外部に漏れるのは非常に困るのだよ。だからこの事についての話が出来ないように他にも細工はしてある。』
やっぱりな。
そんな事だろうと思った。
抜かりはない。ってか
彼女は気を失った?と思ったがすぐに立ち上がり、
また静かにイスに座った。
その後親父の話は1時間程続いて
いったん俺達は解散させられた。
最後に親父は
『それと言い忘れていたが、君達はもうこの"動物園"に異動されている。今までの業務はしなくていいし、今までの職場にも行かなくていい。このオフィスに"出勤"したまえ。』
そして、次の日の朝4時に俺達はまた集められた。
補足ですが、
彼らの体内でコントロールされている『アドレナリン』は
普通の人間とは少し違っています。
もちろん日常生活での『アドレナリン』の上昇等ありますが、20%を境にリミッターがかかります。
そして、『Bug gene』の説明を忘れていました。(笑)
"虫の遺伝子"です
これは完全に管理されている状態で、パーセンテージの上昇に伴い
能力等に変化があらわれます。