最強の転生者、その名は坂田銀時!   作:紫影

2 / 6
―naruto―火影よりもまず糖分

 

 

ナルトの世界に来てから、銀時は自分が思っていた通り縮んだ事を確かめるとさっそく部屋の中を散策した。クローゼットには前の世界で自分が着ていたデザインの服やブーツがあり、他にもデザインが高杉の服のような派手な物も沢山あった。キッチンは広く冷蔵庫にはパンパンに食べ物が詰められていた。ベッドはシングルサイズでその横には筋トレ用の道具が置いてあった。

 

 

 

 「背も縮んじまったし鍛えなおさねぇとな~~。・・・!あ・・あれは・・・・・ジャンプ!!!」

 

 

 

ベッドの上には今週号のジャンプが置いてあった。銀時はベッドに寝転がりジャンプを開いた。ジャンプを読みながら銀時は自分の能力の事を思い出した。

 

 

 

 「斬月出せっかなぁ。・・・・斬・月!!」シュンッ

 

 

 

銀時の手には大きな刀が握られていた。

 

 

 

 「斬月だああぁぁ!!!出たああああ!!!!やばっ銀さん泣きそうなんですけど!!・・・・・はぁ。」

 

 

 

こんなに騒いでもツッコんでくる奴も、蹴りを入れてくる奴も、噛み付いてくる奴もいない。

 

 

 

 「新八、神楽、定春。銀さんこの世界でちっと頑張ってみるわ・・・。さ~てと!まずは腹ごしらえだ!!パフェ作るかな!!」

 

 

 

こうして銀時はナルトの世界で生きる事を決意した。

 

 

 

 

 

それから銀時は木の葉の里へ旅立った。木の葉への道のりは思ったより遠かった。銀時の家があったのは侍が住む里だったが、そこを出るとすぐに盗賊に襲われて返り討ちにした。が、その後沢山の戦がありそれに巻き込まれつつ何とか木の葉の里の門を前に出来たのだ。

 

 

 

 「何処の世界でも争いは絶えないもんだねぇ・・・。何が面白いんだか。」

 

 

 

 守るもんがないとしても・・・・あの頃を思い出しちまったじゃねぇかよ。あーチョコパフェ食いてぇな。

 

 

 

戦に巻き込まれた銀時はこの世界でも白夜叉と呼ばれるようになった。木の葉に来るまであまりにも戦に関わりすぎた為、白夜叉でいる事に慣れてしまった。そこで銀時はある人物から封印の力がある布を貰い、右目に巻いて白夜叉を封印することにした。何処かのテロリストに似ている気がしたが、あえて自分に突っ込まなかった。

 

 

 

 「おい坊主。木の葉に何の用だ?」

 

 

 

受付みたいな所から男が顔を出した。

 

 

 

 「ここの長から転校しないか誘われて来たんだ。あ、これあの爺さんのサインとここを通るための証明書な!」

 

 

 

 「・・・・・・確かに本物だ。おし!通っていいぞ!!この道をまっすぐ行くと火影様がいる建物があるから「それより甘味屋って何処?」その前に火影様ん所に行け!!!」

 

 

 

 「いやいや銀さんにとって糖分は命なんだよ!!あんたは銀さんを殺す気なの?!木の葉に着いた途端に殺され――――「銀時。」げっ。爺さん・・・。」

 

 

 

銀時が受付の人に文句を言っているのを遮ったのは、火影本人だった。

 

 

 

 「お主のことじゃ。どうせ甘味を満足するまで食べてから来ると思っての。儂の部屋にケーキを用意したぞ。」

 

 

 

 「流石爺さん!!よし行こう!さっさと行こう!!!」

 

 

 

一気に切り替わった銀時は受付の忍びに別れを告げ、火影の横を歩いて火影邸に向かった。

 

 

 

 「・・・爺さん何にやけてんだよ。」

 

 

 

 「ん?お主と初めて会った時を思い出しての。」

 

 

 

 「確か森で俺が修行してた時だろ?まさか長があんたを連れてくるとは思わなかったょ。」

 

 

 

二人の出会いは銀時が住んでいた侍の国でだった。国の外れの家に住んでいた銀時をたまたま森で長が見つけ、銀時の修行を見て下忍以上の実力を持っているだろうと感じ火影に銀時を頼んだのだ。

 

 

 

 “俺が木の葉の里に?いいのかよ。分かるんだろ?俺が人を殺したことがあるって。”

 

 

 

 “そうじゃな。長く生きていると分かるようにはなる。お主は沢山の者を殺したことがある人間じゃとな・・・。しかし、守りたいモノがあった。違うかの??”

 

 

 

 “!!・・・年を取るとんなことも分かるのか。すげぇな年寄って笑”

 

 

 

 “儂は仲間を守ろうと頑張れるその想いが気に入ってしまった。どうじゃ?木の葉の里でアカデミーに通い同年の者達と共に過ごしてみんか??”

 

 

 

銀時はその時の火影の姿が何処か松陽先生と重なって見えた。そして火影の手を取ったのだった。

 

 

 

 

 「しかしその後奢った昼食のあのデザートの数には驚いた。」

 

 

 

 「ん?パフェ×2とチョコケーキとショートケーキとプリンだけだったろ??」

 

 

 

何に驚くんだ?と言いそうな顔で火影を見た。

 

 

 

 「・・・はぁ。(それが多すぎるんじゃよ・・・。)」

 

 

 

二人は火影邸で今後の話をした。銀時の家は本人の要望で甘味屋の上にある空き部屋になり、明後日からアカデミーに通う事になった。火影が用意した甘味を食べ終え、家に向かった。

部屋への階段を上ろうとした銀時だったが、急に饅頭が食べたくなり買ってから部屋に行く事にした。

 

 

 

 「綺麗なおねーさん。このお饅頭欲しいんだけど。」

 

 

 

店員は肩までの黒い髪に大きめの黒い目の女の人に声を掛けた。

 

 

 

 「あらお世辞が上手いわね。1個おまけしてあげるv君何処の子?ここらじゃ見かけないけど。」

 

 

 

 「今日からこの上の空き部屋に引っ越してきたんだ。俺坂田銀時ね、よろしくおねーさん。」

 

 

 

 「そうなの?よろしくね銀ちゃんvv私はモナカよ。大家でもあるから家賃はちゃんと払うのよ☆」

 

 

 

 

 「当たり前じゃん。家賃払わないなんてどこのちゃらんぽらんだよ。」

 

 

 

 (お前が言える立場かよぉ――!!!)

 

 

 

と言う新八のツッコミが聞こえた気がした。

饅頭を買って部屋に入るとベッドが置いてあったのでそこに寝転がり饅頭の袋を開けた。

 

 

 

 「明後日からアカデミーね・・・。あれだ、ナルトとサスケのキスシーンは見ないようにしよう。」

 

 

 

そう心に決めた銀時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




モナカおねーさん
 見た目20代前半だが、年齢は不明。
 先祖代々受け継がれているお菓子屋[甘味屋おかまち]の店主でただ一人の店員。これからの話で時々銀時に店番を頼む時が・・・?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。