風の復讐譚[更新停止]   作:kuraisu

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元の名前

ギーシュはディッガーを案内することを嫌がったが、サイトは快諾した。

 

ウエストウッド村で面識があったサイトはディッガーがそんなに悪い人だとは考えていなかったし、なによりここはアルビオンの王宮でディッガーはアルビオン王直属部隊の隊長なのだから、自分たちが案内なんてしなくても部屋にたどりつけるはずであるからどっちにしても同じだと思ったからである。

 

その考えを隠すことなくサイトは告げたので、ギーシュはいくらなんでも無警戒すぎないかと思い、ディッガーは目を丸くした後、その素直さに苦笑した。

 

「やはり君をトリステインに取られてしまったのは惜しいな。ウエストウッドで会った時にもっと熱心に勧誘しておくべきだったかな」

 

などとディッガーが煽てるものだから、サイトは調子に乗ってタメ口でディッガーと歩きながら会話を楽しみ始めた。もしこの場に鉄騎隊の隊員がいれば、ディッガーが受け入れている以上なにも言わないだろうが、自分たちの上官に対する無礼な言葉に不快な表情を浮かべること間違いなしである。

 

「でもどうしてタバサに会いたいんですか?」

 

会話の中でかなり踏み込んだ質問までしたので、同行者であるギーシュを不安にさせた。

 

「……」

 

ディッガーはなにも答えなかったが、ゆっくりと首を横にふった。答える気がないという意思表示。

 

もうすぐみんながいる客間――牢屋扱いの客間はエドムンドが粉砕してしまったので、牢屋としての機能を持たない普通の客間に移動している――にもう少しというところでギーシュがあることに気づいた。

 

「供の人は連れていないんですか?」

 

貴族の常識でいうのだが、高位の役職に就く者ならば軽く見られないために供回りをつけているのが普通である。鉄騎隊総帥という役職は軍の階級でいうと元帥に匹敵する立場であるはずだから、宮廷で一人で行動しているいうのは少し奇妙なことであった。

 

「……外に出るならともかく宮廷でいつも群れてる必要はないだろうしね」

 

そう言って返したが、嘘である。普段であれば宮廷でも最低一人は供回りを連れている。

 

一人で行動しているのは、これが鉄騎隊総帥としてではなく、きわめて個人的な感情にもとづく行動であるからであり、そんな行動に部下を付き合わせるわけにもいかなかったからにすぎない。

 

「閣下! このようなところに何の用で?」

 

客間の前に立って警備をしていた2人の隊員の内、年長の方が驚いた声で質問し、もう一人の若い方がその驚いた声の内容に驚いて目を白黒させた。

 

「中の客人たちに少し用事があるのだ」

 

「……間違いではありませんか? 客人扱いを受けているとはいえ、この中にいるのは例のガリアの犯罪者とその同行者どもなのですが」

 

「間違いではない。その犯罪者とやらに二、三聞きたいことがあるのだ」

 

「尋問でしたら移送中にデュライ百人長が行い、帰還した際に報告書を本部の方へ渡しているのですが、お手元に届いてはいないのですか?」

 

「その報告書を読んで少し興味を覚えたのでな。直接尋問を行いたくなったのだ」

 

嘘である。グリムス伯爵討伐から帰還して事後処理を済ませた後、すぐさま国王に報告の為に謁見したので鉄騎隊本部に溜まっている報告書にはまだすべて目を通してはいなかった。

 

しかし警備についていた隊員は納得したようで軽くなずいた後、客間の扉をノックした。すると中から何の用かと声があがった。

 

「ディッガー総帥閣下がおいでになられました。例の犯罪者を尋問したいとのことです」

 

「閣下が? よしわかった。通せ!」

 

そう聞こえると二人の隊員は一斉に扉を開けた。中で直接監視を行っていたデュライと数名の隊員が、タバサ、ルイズ、そしてティファニアに小型拳銃を構えたまま、ディッガーに顔を向ける。

 

「勅命により警備と監視の任を帯びている手前、無作法をお許しください」

 

「かまわん。というかおまえはそんな殊勝な奴ではないだろうが」

 

ディッガーの辛辣な言葉に、デュライは苦笑いして姿勢をくずした。デュライが鉄騎隊に入隊した時期はエドムンドが仮面をかぶってエクトル卿と名乗り、傭兵団として活動し始めてから一年もたっていない頃であり、ディッガーが入隊した時期とそう変わらない。なので互いの気性は把握しており、砕けた話しかたができる程度には打ち解けた関係だった。

 

「んで? 俺の報告書じゃ不満だったのか」

 

「普通に尋問したにしては興味深い報告書だったよ。興味深すぎて、直接相手から話を聞きたくなったんだ」

 

「興味深すぎて、ね。俺の見るところそれだけじゃなさそうだがぁ?」

 

探る目線を向けるデュライ。上官に対して無礼な態度ではあったが、傭兵団であった頃の気風が生き残っている鉄騎隊では、上官の命令に従う優秀な将校ならば不遜な態度でも容認される傾向があった。そしてデュライはその優秀な将校の一人であった。

 

「いらん詮索だ。陛下から直接尋問する許可も貰っている。私の尋問が終わるまで外にでていろ」

 

「……尋問か。あとでその尋問結果についてあとで教えてもらえるもんだと思っていいのか」

 

「残念だが高度な機密事項でな。教えてやるわけにはいかん」

 

肩を竦めてそう言うディッガーに、デュライはため息をついた。

 

「まあ、そう言うことにしておいてやるか。他人様の家庭事情に首を突っ込むほど野暮じゃねぇしな」

 

そう言って挑発的な笑みを浮かべると拳銃を降ろして、室内の隊員とともに部屋をでた。あの口ぶりからしておそらくはおおよその事情を察したのだろうとディッガーは考えた。

 

もちろん、自分の捨てた名前のことは教えてないし、デュライはタバサ嬢の正体も当然知らないだろう。だが、自分がオルレアン公派粛正の頃に没落した下級貴族であることは知ってるし、タバサ嬢がガリアとアルビオンとトリステインの中枢から目を付けられている重要人物であることも知っている。

 

そこから自分とタバサ嬢との間になんらかの関係があったのではないかと推察されても不思議ではないだろう。もっとも、具体的にどんな関係であったのかまでは見抜かれていないとは思うから、これから起こる情報を外部に漏らしてはならない。

 

そう考えたディッガーは杖剣を抜くと客間の扉と窓に”アン・ロック”をかけ、さらに部屋全体を”ディテクト・マジック”で魔法的手段で聞き耳を立てている者がいないか確かめ、さらに”サイレント”で中の声が外に漏れないようにした。その様子に客間の中の全員が怪訝な顔をした。

 

だが、ディッガーがタバサの前に立って、軽く頭を下げて述べた言葉の衝撃に全てを持って行かれた。

 

「お久しぶりでございます、シャルロット姫殿下。本来であれば御前にて膝をつくべきなのでしょうが、今の私は別の主君を戴く身であれば、なにとぞご容赦願いたく存じます」

 

予想外の言葉に、いつも表情を変えないタバサの表情が少し驚愕に染まった。こういう挨拶をされたのは二回目だが、一回目はガリア国内でのことであったから先に納得の感情が来て動揺などしなかったが、まさか完全に敵地と思い込んでいたこの宮殿で似たような展開があるとは想像だにしなかった。

 

しかしその反応を別の意味で受け取ったのか、ディッガーは焦ったように言葉を続けた。

 

「失礼いたしました。先に名乗るべきでありました。今、私はディッガーと名乗っておりますが、かつてはル・テリエとしてラ・ファイエット侯爵の家臣でございました。亡きオルレアン公から見れば陪臣ということになります」

 

ル・テリエの名には思い当たるものがなかったが、ラ・ファイエットの名にタバサは心当たりがあった。たしか父がよく会っていた貴族ので、オレレアン派の重鎮の一人だったはずだ。ほんの数回だが、会話を交わしたような記憶もおぼろげだがある。

 

「あの、どうして名前を変えたんですか」

 

おずおずとティファニアは躊躇いがちに問いかけた。不安だったがティファニアにとっては気になることだった。彼女にとって名前とは両親から与えられた大切な宝物であった。だからそれを捨てて新しい名前を名乗るということがどうしても理解できなかった。

 

問いかけられたディッガーはどう対応したものかと困惑した。一般的なハルケギニア人の感性のさほど逸脱していないディッガーにとって崇拝すべき始祖の血と悪逆なるエルフの血の両方がその体に流れているティファニアに対してどのように接していいかわからなかいのだった。だというのに、さらにそこに自分の主君の腹違いの妹であるという要素が加わるのである。

 

本格的にどう接するのが正解なのかがわからない。王族に対する時のように接するべきなのか、それとも邪悪なエルフめと罵るべきなのか、はたまた初対面の隣人に接するべきなのか。ティファニアの出生を聞かされた際にも、主君に同じような質問をしたのだが、好きにしろと言われてしまっている。だが、本当にどのように接すればいいのか。

 

「無視、いけない」

 

そうオルレアン公の遺児に言われて、ディッガーは己の非を恥じた。無視はある意味、罵倒することより問題のある行動である。

 

「失礼した。どう説明したものか、戸惑ったのだ。私が名前を捨てたのは世を忍ぶためでした。当時、ガリアではオルレアン公派に属していたものはたとえ末端であろうとも捜索されて命を奪われる立場でした。自首すればある程度の配慮を示したそうですが、国王派の慈悲にすがる気にはなれず、自分の出自を隠す道を選びました。

それにオルレアン公の死を知って主君が自決を決意した時、我らに『忠道大義なり。これから新たな人生を始めよ』と仰せになられたので、最初は世を忍ぶために名乗った偽名を、新しい自分の名前としてこれからも名乗り続け、新しい人生を歩むという証としようと思ったのです」

 

その説明を聞いたなお、ティファニアは疑問は解消されなかった。自分だって父を失い、母は目の前で騎士たちに殺され、マチルダの采配で辺境の村で新しい人生を歩むことにはなったけど、それで自分の名前を捨てて生きようとは考えたことすらない。

 

だが、一方タバサはディッガーの心情が少し理解できた。彼女もまたシャルロットという名前を捨て、タバサとして動いている身である。父の仇を討ち、母の心を取り戻した暁にシャルロットと言う名前を取り戻すことができるだろうという点においてディッガーとは異なったが、新しい名前を名乗ることで新しい自分の証とする気持ちはよく理解できた。

 

「あなたの主君は自決したの? どうして?」

 

しかし別のところで疑問を覚えたタバサは少し驚いた声でそう問いかけた。四年前、父が暗殺された時、自分たちの屋敷に兵を率いたオルレアン公派の貴族たちが集まってきて騒いでいたのを覚えている。しかしディッガーの説明を信じるなら、父の死を知ってすぐ自決を決意したということはラ・ファイエットはその時には既に亡くなっていたのだろう。

 

だが、オルレアン派の重鎮だったなら他の貴族同様報復を考え、屋敷に来ていていた方が自然なように思えた。なのに父の死を知ってすぐに自決を決意したというのはどうにも理解できなかった。まさかとは思うが、後を追わずにはいられないほど父に心酔しきっていたのだろうか……

 

「侯爵様のお気持ちは察せませんが、オルレアン公がジョゼフ陛下と共に狩猟をしていた際に、事故で毒矢を浴びて亡くなられたと聞い途端、顔色を真っ青にして自決すると仰ったのです。もちろん、われわれ家臣も必死で止めました。ですが……」

 

自決を決めたラ・ファイエットは怯えたようにル・テリエや他の家臣たちの嘆願を拒んだ。そして拒む一方でわけのわからない要領を得ないことをうわ言のように呟いた。

 

それでもそのうわ言から家臣たちはジョゼフがなにかを知ったからオルレアン公を殺し、そして自分も殺すつもりである、と主君が考えていることは理解できた。だから家臣たちは状況を打開するためにジョゼフが知っただろう情報を教えてくれるよう懇願した。

 

だが、その懇願にラ・ファイエットが応えることはなかった。ただ「それは言えぬ。名誉にかかわることだからだ」と言うと黙り込んでしまったのである。

 

今度はまったく喋らなくなった主君に家臣たちがどうしたものかと頭をなやませていると、唐突にラ・ファイエットが口を開いた。広間にここにいる全員を集めよと家臣たちに命じたのである。

 

家臣たちは困惑しつつも命令を実行した。広間に屋敷で働く全員、侯爵に仕える貴族だけではなく、使用人や料理人といった下働きの者も含めた全員を集めた。集まった彼らに向けてラ・ファイエットは自分が自殺することやその意思が固いこと。そして今まで自分に仕えてくれた感謝を述べた。

 

そして集まった全員に一人ずつ握手して別れを告げると同時に、逃走のために役立つだろうと言って屋敷に飾られていた平民なら数年は生活に困らない価値を持つ貴金属を渡していった。その光景を見て当時まだル・テリエやその他の家臣たちは主君の自決を止めることはできないと悟った。

 

全員に別れの言葉を告げ終えると、ラ・ファイエットは自分の私室へと消えた。数分後、執事長が私室に入って自決した主君の遺体を運び出した。執事長は遺体の処理について主君から生前に言い含められていたらしく、庭に穴を掘ってそこに主君の遺体を埋め、聖書の別れの詩を朗読して家臣たちとともに弔った。

 

その簡易的な簡易的な葬式を終えると、家臣たちは散り散りになり、それぞれの方法で身の安全をはかった。ル・テリエという貴族の名を捨て、ディッガーという新たな名前を名乗って傭兵となった。

 

「……」

 

ディッガーの語るラ・ファイエット侯爵家の終焉に、タバサの心につらいものを感じさせた。侯爵の自殺やその後の家臣の苦難を思って、というわけではない。たしかにそれは悲しむべきことではあるが、北花壇騎士として数々の裏仕事に従事したタバサは似たような悲劇をガリア中の任地で耳にした。それらと比べるとマシな悲劇と言えるものであったからだ。

 

タバサがつらいものを感じた理由はラ・ファイエットがジョゼフにいったいなにを知られたと思って自決を決意したのか、ということだ。彼が知られたと思ったそれは、憎き伯父が父を暗殺してオルレアン家を取り潰し、オルレアン派を粛正する大義名分となりうると彼が確信できるものだった。だが、王政府によるオルレアン派の粛正は表向きには”オルレアン公の事故死を謀殺と見做した不敬な者どもへの懲罰”という名目で実行されている。

 

ならラ・ファイエットがそれは知られたというは思い過ごしだったと考えるべきなのだろうが、粛正の理由になりかねないことがオルレアン派にあったというのは信じられない。とすると追い詰められたラ・ファイエットが知り破滅なことを言っていたと考えるのが自然か。

 

いや、そんな人物が派閥の重鎮になれるはずがないし、父がそんな人物を重用していたとも思いたくない。しかしそうなるとどう判断したものだろうか……

 

「それであなたはわたしたちを助けにきてくれたのかしら」

 

そんなタバサの困惑を察したキュルケが少しちゃかすようにそう問いかけた。

 

「いいえ。そういうわけではありません。もちろん私個人としてはシャルロット殿下の安全を嘆願しますが、陛下が決断に従うものとお考えください」

 

「なによ。中途半端もいいとこじゃない」

 

「仰るとおりかもしれません。しかし亡き主君が仕えたお方の忘れ形見に挨拶しないのは少々不義理というものですし、陛下への恩を考えますとなにがなんでもシャルロット様を助けるというわけにもいきませんからね」

 

「ずいぶんとややこしい忠誠心ね」

 

キュルケは本心からそう思った。第一、今の主君に強い忠誠心をもっているなら、この場に来ること自体不義理ではないのか。

 

当然、それはディッガーも考えたことであった。実際、エドムンドが許可をださなくてはこの忠義に篤い白銀の騎士がここに足を運ぶことなどなかったであろう。

 

「それで、その忘れ形見がガリアに移送されるのをあなたは黙って見てるの?」

 

「それはない。陛下はガリアに対して思うところがおありだ。シャルロットさまをガリアの要請に従い手渡してやるようなまねはしない。それに非常に魅力的な女性を手元から逃すようでは男が廃るだろうとも仰せだ」

 

エドムンドはロリコンみたいな趣味はなかったから、十六歳にしては全体的に小さすぎるタバサの肉体に女性的な魅力を感じているわけではない。しかしシャルロットの王弟姫というステータスは政治の場で非常に魅力的だと思っていたから嘘ではなかった。

 

「シルフィード……わたしの使い魔は無事?」

 

キュルケの配慮が功を奏したのか、タバサは思考を一時中断して、宮殿について以来気になっていることを問いかけた。これは監視をしていたデュライにも聞いたことであったが「あー、知らねぇが無事なんじゃねぇの? たぶん」という非常に心配にさせてくれる答えしか返してくれなかったのである。

 

「あの韻竜ですか。肉体的には無事なはずですが……。その、なんといいますか、大人の竜が食する何倍もの大量の餌を要求してくるので対処に困り、高位の水メイジが定期的に眠りの魔法をかけて無理やりおとなしくさせているので無事といってよいかどうか……」

 

いかにもシルフィードらしいエピソードを教えられてタバサは内心胸を撫で下ろした。普段の言動のせいでよく忘れそうになるのだが、シルフィードは絶滅した韻竜、絶滅したといわれていた先住魔法を操る知性ある竜なのである。その珍しさからなんらかの実験材料として使われていないかと心配していたのだ。

 

「おれもちょっと聞きたいんだけどデルフ、おれの剣のことなんだけど、それはどうなってんだ?」

 

ついでだと思って、サイトも自分の相棒の存在について問いかけた。普段よく存在自体忘れることのあるデルフであるが、取り上げられて初めてデルフの存在の大きさを感じ取っていたサイトとしてはすこし寂しい思いをしていたのである。

 

「デルフ? どんな剣だ?」

 

「デルフリンガーって名前のい、いんて、何ソードだっけ? とにかく喋る変な剣」

 

もしデルフがこの場にいれば、口(鍔?)をガチャガチャ鳴らせてそのひどい説明に抗議しただろう。インテリジェンス・ソードであることを忘れたにしても、伝説の剣とか輝いた刀身の剣とかもっと、ねぇ。と、ひねくれた感じに。

 

「デルフリンガーという剣なのかどうかわからんが、とりあげたインテリジェンス・ソードはうるさすぎたから水瓶の中に水没させたと聞いている」

 

サイトは最初武器屋で店主にうるさくて商売の邪魔だとどやされていたデルフのことを思い出した。どうやらシルフィードと同じくデルフも通常運転のようである。




+ラ・ファイエットのうわ言(一部抜粋)
「知られたんだ。だからあいつが……」
「殺される殺される殺される」
「おまえたちにはわからないのか?」
「仲が良かったオルレアン公を殺したたんだ。間違いない」
「葬式の際、ジョゼフはずっと不機嫌だった理由がわかった」
「もう終わりだ。どうしようもない」
「無能だといわれるあいつが次期王に指名されるわけだよ」
「どこから……? なぜ?」

原作知ってる人なら侯爵がなにをジョゼフに知られたと思い込んだか、たぶんわかるとおもいます。
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