僕は化物で殺戮者   作:くたしん

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バカテス小説です。ちょっと思い付いたので書かせてもらいます


第1話 執事兼殺戮者。進級す

ここは紅魔館。『レミリア・スカーレット』という吸血鬼が主の吸血鬼館だ。そこで僕は執事として働いている。

 

で、今日は『外の世界』の文月学園という学校の振り分け試験なのだが...僕は行っていない。なぜかというと

 

「うー...まさか吸血鬼の私が風邪をひくなんて...」

 

我が主がまさかの風邪で寝込んだからである。吸血鬼なのに。吸血鬼なのに

 

「ねえ、明久...あなた、試験...行って...来たら...?」

 

お嬢様が息も絶え絶えに言う。

 

全く...

 

「そんな苦しそうに言われたら、行けないですよ?」

 

「そうだけど...」

 

「大丈夫。別に受けなくても進級は出来ますし、僕は執事です。お嬢様の事が第一ですから」

 

「うう...そんな冷めた顔で言われても全然慰めてくれてる気がしない」

 

お嬢様は布団のなかに顔を引っ込めた。申し訳なさからであろうか。ちなみに僕はよく表情が少ないって言われる。自覚してるが

 

「さ、早く寝ましょう。自分は学校の用意がありますので」

 

そう言い、僕はお嬢様の部屋から出て行った

 

☆☆☆

 

数日後、僕は自分の部屋で文月学園の制服に身を包んだ。

 

「明久、準備は出来たのかしら?」

 

ガチャリと無遠慮につい先日まで風邪をひいていたお嬢様が現れた。その傍にはメイド長『十六夜咲夜』がいる。ちなみにノックもなしに毎回部屋に入ってくるのは慣れてるので気にしない

 

「ええ、問題ないです」

 

「紫のお手製呪符は持ってるわね?外でその事はバレちゃだめよ」

 

「ええ、分かってます。おっと、こんな時間だ。では、行ってきます。お嬢様、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜『姉さん』」

 

博麗神社の方を見ると桜満開。幻想郷にも春がやってきたようだ

 

☆☆☆

 

「よっと」

 

僕は紫特製の呪符を使い、幻想郷と『外の世界』を繋ぐ『スキマ』を開いた。ただ、開く場所は慎重に...

 

よし、路地裏に繋いだ。人は...いない。よし

 

僕はスキマを閉じる

 

そして、学校に向かって歩き出した。

 

周りでは同じ制服を着た人がたくさん歩いている

 

みんな談笑していて、楽しそうで、これからの学校生活も光に満ち溢れているのだろう。いや、もしかしたらそれは虚像で、本当は上辺だけかも知れないが...そんなもの考えたってどうにもならない。無駄だ。

 

僕には『闇』しかない。友達を作ってはいけない。恋人を作ってはいけない。だって...その人を傷つけてしまうから。自分はこの世にいらない。なんどそう思ったか...実際今もそう思う時が多々ある

 

ザァ...

 

風にのって桜が舞う。一体、『何百回目』の桜だろうか?春だろうか?覚えていない。

 

ただ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何回見ても、桜は美しい。

 

ザァ...

 

また風が吹いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きゃあっ!?」

 

前にいた女生徒のスカートが、風でめくれた。

 

...いや本当、桜は美しい

 

僕はそのまま何気なく通り過ぎようとした。女生徒はスカートを抑え、裾を正す。僕は女生徒の横を通り抜けようとしたが...女生徒のスカートからハンカチが落ちて、反射的に拾ってしまった。

 

「...............................」

 

ヤバイ、やっちゃった。

 

「...............................」

 

「...............................」

 

数秒間双方固まり...

 

「ハンカチ、落ちましたよ?」

 

周りから見れば冷めているように見える顔でそう言った

 

「あ、は、はい。ありがとうございます....」

 

こう冷めた顔をされれば女生徒は対応に困るであろう。僕の狙いはそこだ。波風立てず穏便に...彼女は紅い顔で戸惑いながらもハンカチを受け取った。

 

瞬間、

 

ザァ...

 

「あ...」

 

風によりまたスカートがめくれた。そりゃもう、見事にご開帳で...

 

「では」

 

僕はお辞儀をし、その場から離脱した。この方がいいであろう。女生徒にとってはただただ不幸であるが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「き、きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

 

数秒後、女生徒が悲鳴をあげた。御愁傷様です。強く生きてくれ。大丈夫、自分は性的興奮を『感じれない』から

 

そういう問題じゃないんだろうな、と僕は考えの足りない頭でそう考えた

 

☆☆☆

 

まあ、そんな健全な男子ならラッキーと思えるイベントがあった後、僕は正門に辿り着いた

 

「ん?お前は...吉井か。ほれ、クラス分けの封筒だ。まあ、お前は試験を受けてないから何クラスか分かってるだろう?」

 

正門の前に立っていたのは、『鉄人』こと西村教諭。筋肉質のガタイのごつさと趣味がトライアスロンというところからこのあだ名がついた。

 

どうやら、クラス分けの封筒を渡しているようだ。うちの学校はクラス間に明確な『差別』があるため、プライバシー保護関連のことでこのように個別に封筒を渡してる

 

クラスはA.B.C.D.Fに分かれており、一番上がA。一番下がFで、上に行くほど、設備がグレードアップしていく。ちなみに僕はテストを受けてないから強制的にFである。

 

「おはようございます。西村先生。朝からお疲れ様です」

 

「うむ。おはよう。しかし吉井。お前の成績ならAクラスぐらい狙えるんじゃないか?あと、休む時ぐらい連絡して欲しいんだが...」

 

「まあ、そうですね。次回から気を付けます。あ、ではそろそろ教室に行きますね」

 

「おう。良い学校生活をな」

 

「ありがとうございます」

 

僕は一礼し、Fクラスに向かった

 

☆☆☆

 

Fクラスの教室に入った。誰もいない。教室の設備は...畳と座布団に卓袱台。うむ、すえた匂いがする。結論:おかしい

 

まあ、勉強出来るだけありがたいか。自分なんて一時は野ざらしの状態で寝たこともあるから特に問題はない。あの時と比べると天国だ

 

ただ...やはり座布団ぐらいは何とかしておきたいな。綿がほぼない。ただの布。座布団の名を語るな

 

僕は右手を座布団にあてる。そして息を吐く...

 

「復活せよ...」

 

僕がこう言うと、右手から淡い光が溢れ出る。それは座布団を包み込み...やがて、新品のような座布団が出てきた。

 

これが僕の能力、『ありとあらゆるものを復活させる程度の能力』。説明不要。名前の通りの能力だ。

 

さて、まだ誰もいないし...寝ようか。僕は日を浴びながら座布団を頭の下に置き。まぶたを閉じた

 

次に起きたのはクラス全員が教室内に揃った時だった

 




うーむ、駄文。次の投稿いつぐらいかな...?次の投稿はいつになるかちょっと分からないですがよろしくお願いします
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