僕は化物で殺戮者   作:くたしん

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あけましておめでとうございます。

駄作、駄文、短めですがよろしくお願いします

キャラクター紹介

刹那桐壺

オリジナルキャラクター。学力優秀、スポーツ万能、喧嘩強し。この小説の明久をみて驚く事がしばしばある


4話 試召戦争...?殺戮者、本領発揮...?

ドアが開き、入ってきたのはFクラスの坂本君、姫路さん、島田さん、木下さ..くん。土屋くん、そして...刹那君。

 

「お、吉井か。お前もここで飯か。どうだ?一緒に食うか?」

 

坂本君がきさくに話しかけてくる。だが、島田さんがちょっと眉を細めてボソボソと坂本君に耳打ちしていた

 

「...いいの?今回の事についての作戦は一部の人にしか話さないんじゃなかったの?」

 

「大丈夫だ。こいつは信用に足りるぜ。まあ、俺の直感だがな」

 

...全部丸聞こえだったがまあいい。特に断る理由も無いため、僕は同席させてもらった

 

「ところで坂本代表。戦争はいつからするのですか?」

 

僕はモソモソと食べながら気になっていたことを聞いた。坂本君と話す時はこの口調で行こう

 

すると坂本君は苦笑いを浮かべながら

 

「おいおい、俺が代表だからってそんな口調で話されたら...まあいい。戦争は今日の午後からだ。桐に宣戦布告に行かせておいた」

 

桐というのは刹那君のことだ。それにしても午後か...えらく急だな。

 

「全く、Dクラスの連中いきなり襲いかかってきて大変だったよ」

 

両手をあげ、やれやれとわざとらしく首を振る刹那君

 

「嘘つけ。お前一回不良グループを壊滅させてたじゃねえか。どの口がほざきやがる」

 

坂本君が笑みを浮かべる。それに合わせるようにか他の人達も苦笑したり微笑を浮かべた

 

...どうしよう。ものすごい場違いのような気がしてきた

 

「...あの邪魔なようでしたら僕もう教室に帰りますよ?」

 

「いや、大丈夫だ。問題無い」

 

腰を浮かしかけた僕を坂本君が止める

 

じゃあ、作戦会議を始めよう。坂本君がそう言うと。木下君が手をあげた

 

「その前に一つ疑問なんじゃが何故Dクラスとなんじゃ?段階を踏むとしたらEクラスとだし、勝負に出るならAクラスじゃろ?」

 

木下君は疑問に思った事を口に出す。確かにその通りだが、坂本君はそんな勝ち目のない博打を打つようなタイプではないだろう

 

「そうだな...まず、Eクラスでは正直相手にならない。時間の無駄というやつだ。かと言ってAクラスは『まだ』無理だ。そんな中でDクラスを狙うのは今後の為の布石だ」

 

「あとは、今後の為の景気付け。Dクラスだとある程度緊張のある戦いが出来る。そうだろ?雄二」

 

刹那君が割り込んできた

 

「ああ、その通りだ。流石だな、桐」

 

だが坂本君は特に嫌な顔もせず逆に刹那君を褒めた

 

「いいかお前ら。ここには保健体育のムッツリーニ。古典の秀吉。数学の島田。学年トップクラスの桐と姫路。ここに俺の指揮が加われば...負ける要因は無い」

 

坂本君が一呼吸置く

 

「いいかお前ら。うちのクラスは『最強』だ。学力が全てというこの学園の基礎をぶち壊してやろうぜ」

 

坂本君がそう力強く断言した。丁度その時チャイムが鳴った。戦争はこのチャイムの五分後だが、坂本君の事だ。もう部隊編成は終わってるのだろう

 

土屋君を先頭にゾロゾロと帰り始める。屋上には僕と坂本君が残った

 

そして僕は、帰りかける坂本君に後ろから声をかけた

 

「...Dクラスとの戦い。それにはまだ理由がある。姫路さんの存在だ」

 

坂本君が目を見開く

 

「坂本代表がやろうとしてる事は姫路さんによるDクラス代表へのトドメ。そのため今回の戦争は『いかにどう姫路さんの存在を隠すか』にかかってる」

 

坂本君が口笛を吹いた

 

「...ほお、桐でさえ気付かなかったことにお前が気づくとはな」

 

「だが、僕は代表のやり方に疑問を感じます」

 

坂本君が目だけを自分に向ける

 

「...どういうことだ?」

 

「さっき代表は『学力が全てのこの学園の基礎をぶち壊してやろうぜ』と言いました。その言い方では学力なんかに頼らずAクラスを討ち取るみたいな言い方に聞こえます。だが、代表は惜し気もなく刹那君、姫路さんという『学力の化物』を使う気でいる」

 

「....」

 

坂本君は押し黙っている

 

僕は少し間を置き

 

「何かどうしても成し遂げたいことがあるのですか?」

 

「!!」

 

坂本君がこちらに顔を完全に向けた。図星のようだ

 

「自分は代表の命令には従います。しかし、自分に危害が及んだ場合には...」

 

僕は校舎へと入っていった。

 

呆然と僕を見る坂本君が印象的だった。そして少し重めの屋上のドアが重厚な音をたてて閉まった

 

 

☆☆☆

 

 

FクラスとDクラスの試召戦争が始まった。

 

そんな頃、僕は...

 

「はぁ...」

 

保健室にいた

 

ため息を吐き、ベッドの上で呼吸をすると自然とあの保健室独特の臭いが入り込んでくる。

 

どうしてこうなったのか?話は数分程前に遡る

 

☆☆☆

 

チャイムが鳴るのを刻一刻と待つ教室。

 

そして...

 

キーンコーンカーンコーン

 

チャイムが鳴った

 

「よし行け、お前ら!!目指すはDクラス代表の首だ!!」

 

「「「「「よっしゃああああああああああああああ!!!!!」」」」」

 

元気にクラスメイトが飛び出す。

 

「じゃあウチ達の部隊も行くわよ」

 

僕は島田さんと刹那君の部隊に配属となった

 

「ああ...!?」

 

ドクンッ!!!!!

 

心臓が跳ね上がる

 

「が...ぎ....ッ...!!!」

 

思わず胸を押さえ、息を吐き、倒れこむ。

 

「ちょ、ちょっと吉井!?大丈夫なの!?」

 

島田さんが慌てて駆け寄る

 

「辛そうだね。保健室に行った方がいいよ。介助しようか?」

 

刹那君がそう申し出るが...

 

「...いや、いい。一人で行く」

 

そうして僕は騒がしい廊下の音を耳に受け、フラフラと教室を去っていった。

 

しかし、僕の『中』のやつも馬鹿だ。戦闘に出たがってるのに何故僕を戦線離脱させる?

 

まあ、最も

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦うつもりだったのに直前で怖気づいて戦線離脱出来る丁度いい理由が出来たと思い保健室に行く僕は弱虫でもっと大馬鹿だが

 

 

そして放課後には姫路さんがDクラス代表、平賀源二を討ち取ったとの放送が流れた

 

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