成り行きでNo.を手に入れてしまった転生者の決闘記 作:トシコシダー
俺「え?」
遊賀「墓穴の道連れにはドロー効果もあるんだが」
俺「・・・あ」
遊賀「・・・(無言のゴッドハンドスマッシュ)」
俺「ぎゃああああああああああああ!」
前回、Noを使う決闘者をフルボッコにした遊賀。
「ひ、ヒィィィィィ!」
男は突然怯えるように逃げ出した。
「いやぁ・・・悪を倒した後は気持ちがいいな」
『どっち悪だか、マスターがやったことは相手が苦労してだしたカードを次ターンで破壊するという無慈悲なことだったぞ』
「その後にお前は無慈悲に攻撃したがな」
『いや、それはマスターが行け!とかノリノリでいっていたであろう』
「・・・よし、帰るか」
『おい!・・・ん?』
「どうした?」
『あの男が吹っ飛ばされたところに・・・No52が落ちているな』
「ダイヤモンド・クラブ・キングが?・・・うわまじだ」
・・・ベージがいるし結構出せるな、よし、貰っておこう。
俺はそう思ってカードを拾った。
『ククク・・・次は貴様が俺の持ち主かいいだろう俺の力存分n』
「あ、そういうの良いから、というかカードはデュエルするためのもので窃盗とか強盗とかするものじゃないから」
『な、俺が居れば貴様はさらに力を手に入れられるんだぞ?』
「いや、正直カードとしては欲しいけどそんな危険な力いらないから」
『ぐうう・・・こんな人間は初めてだ・・・』
『諦めろ・・・No52、・・・マスターはそういう男だ』
『No22・・・お前ほどのカードが言うのか・・・なら仕方が無い、大人しく従おう』
お、意外とあっさり従うんだな・・・野心がめちゃくちゃに強いのはNo92とかそこらへんぐらいなのか。
Noか・・・これだけ集めると・・・別に人がそうとは呼ばないナンバーズハンターのカイトに襲われそうだな・・・。
まいいか、そしたら返り討ちにするだけだし・・・でも負けるかも、メインキャラの引きはやばいしな・・・。
そんな事を思いながら帰路についた。
・・・数ヵ月後。
さて、この世界に来てから結構経った。
そして俺は・・・割と大きな大会に出たのだが・・・。
「暗黒界の龍神でダイレクトアタック!『ダークワールド・ドラゴンブレス』!」
「うわああああ!」
『決着ー!勝者、木塚遊賀選手!決勝戦でも無傷で突破、まさに無敵の決闘者だ!」
弱い・・・。
「この」世界に来てから木塚遊賀こと俺は退屈していた。
当初は遊戯王のアニメの世界にいけることを楽しみにしていたのだが・・・。
弱い・・・。
大会になるとそれなりにエクシーズを使う人間も出てくるのだが・・・弱い!。
ラヴァルバルチェインを出して普通に殴ってくるってどういうことだよ!?。
どうして効果を使わないんだよ!?。
リヴァイエールは攻撃するものじゃない!除外蘇生用だ!。
エクシーズは使い方誤るとアドバンス召喚のほうが強いレベルなんだぞ!?。
そんなわけで・・・退屈していた。
「やっぱりアニメのキャラじゃないと強くないのかな・・・」
『・・・マスターはたまに変なことを言っているな』
「ん?・・・気にするな、こっちのことだ』
『しっかしよぉ、なんで俺達をださねえんだ?』
「使う理由がないから・・・それ以外になにがある?あくまで対No用のカードだよ」
『おいおい、普通複数のNoと戦うなんてことはほとんどないと思うのだが』
「後は・・・まあ色々と理由があるんだよ」
さて、ちなみに俺は学生だ。
一応ZEXALの主人公である九十九遊馬と同じ学校に通っている中学3年生だ。
大会などの優勝を掻っ攫っているため知名度も割りとあったりする。
そしてある日。
「ん?」
俺が歩いているとなにやら騒ぎが聞こえてきた。
「行け!ホープ剣スラッシュ!」
「ぐわあああああ!」
この声・・・そしてこの台詞・・・まさか!。
俺はその騒ぎが聞こえた場所に走っていく。
「・・・九十九・・・遊馬・・・」
『む、あの少年Noを使ったのか・・・それにあの青い幽霊は・・・なにやら覚えがあるな」
・・・どうやらNoにはアストラルが見えるようだ・・・そして俺にも。
しかし今は原作のイベント、俺は介入せず遠くで見る事にした。
「なあ、22と52・・・お前等はあの幽霊に見覚えがないのか?」
『うむ・・・、なんとなく知っている気がするのだが、・・・すまない』
『俺も知らないな・・・あいつは一体・・・』
ふむ・・・、つまりこいつらはアストラルの記憶とは関係がない別の50枚の内の2枚ってことか・・・(漫画版のNoだったしな)。
・・・遊馬、これからあいつは色々なことに巻き込まれる・・・。
会うたびに悪墜ちしてるめんどくさい女みたいな奴を助けたり友情ごっこでハートを折られそうになったり私と俺でオーバーレイしたり・・・。
・・・せめて俺が原作を壊さない範囲で助けてやるってのもいいかもな、転生ってのはそういうのも醍醐味だし。
「よし」
退屈しのぎってこともあるが、これから原作に介入してみるか。
数週間後。
遊馬とアストラルがそれなりに絆を深めたであろう期間が経ってから俺は遊馬が居る教室に足を運んだ。
「すまない3年の木塚遊賀だが、九十九遊馬君はいるかな?」
俺がそれを言った瞬間に教室がざわめく。
「あの人ってあの木塚遊賀?」
「え!?大会で全てのデュエルでノーダメージで優勝しまくっているっていう!?」
「どうしてそんな人が九十九を呼んでんだ?実力は天と地ほどの差があるだろ?」
ひどい言われようだな・・・、たしかに序盤の遊馬は弱いがZEXALⅡの頃にはかなり強くなるんだがな。
「誰か俺の事呼んだか?」
「遊馬!木塚って先輩が呼んでるのよ!」
「え?木塚先輩ってあの?、本当に!?」
「あ、遊馬!」
あ、こっちに走ってきた。
「あ、貴方があの木塚先輩!?」
「ああ、確かに俺が木塚遊賀だけど」
「あの学校最強って噂のデュエリストなんだろ!頼む!俺とデュエルしてくれ!」
「ちょっと遊馬、失礼じゃない・・・」
「いや、俺も目的はそれだったからね、あの神代凌牙を倒したって言う実力、見せてもらおうか」
「うおおおおおお!よっしゃあ!」
「まあ、そろそろ授業だからな、放課後に屋上に来てくれ、後この事は他言無用で頼む」
「えっと、分かったそれじゃあまた放課後な!」
さて・・・見せてもらおうか、遊馬・・・そしてアストラル!。
そして放課後。
「来たか・・・」
「ああ!それじゃあ早速始めようぜ!」
「その前に一つ言わせて貰おう、・・・「アストラル」、君にもだ」
「!?」
俺が「アストラル」と言葉を発した瞬間に遊馬とアストラルの顔が強張る。
「せ、先輩・・・まさかあんたも」
「ああ、君たちが探しているカード「No」を持っている」
『遊馬・・・この男、なにかがやばいぞ!」
「・・・先輩、まさか大会でもNoを使って・・・」
「いや、大会ではNoは使ってない、それだけは誓おう」
「・・・そうか、アストラル!行くぜ!」
『・・・行くぞ!遊馬!』
「Dゲイザーセット!デュエルディスク、セット!」
『ARビジョン開放』
「デュエル!」 遊馬 LP4000 先攻
「デュエル」 遊賀 LP4000 後攻
「俺の先攻だ!ドロー!、俺はゴゴゴーレムを守備表示で召喚!」
ゴゴゴゴーレム ☆4 地属性・岩石族 攻撃力1800 守備力1500
「俺はこれでターンエンド!」
「俺のターン、ドロー!・・・俺は手札から魔法カード「手札抹殺」を発動!お互いのプレイヤーはカードを全て墓地に捨てその後捨てた枚数だけドローする!」
「手札抹殺・・・手札が悪かったのか?」
『・・・いや、これは!」
「俺は墓地に捨てられた暗黒界の狩人ブラウ、暗黒界の武神ゴルド、暗黒界の軍神シルバの効果発動!ブラウは手札から墓地に送られた時にカードを1枚ドローできシルバ・ゴルドは墓地から特殊召喚できる!」
「墓地に捨てられた発動する効果!?」
『やはり・・・強敵か!』
「俺はカードを1枚ドロー、そして現れろ!ゴルド・シルバ!」
暗黒界の武神ゴルド ☆5 闇属性・悪魔族 攻撃力2300 守備力1400
暗黒界の軍神シルバ ☆5 闇属性・悪魔族 攻撃力2300 守備力1400
『・・・レベル5のモンスターが2体・・・これは、来るか!?』
「俺はレベル5のゴルド・シルバでオーバーレイ!、2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!現れろ終焉をまもりし悪魔!、終焉の守護者アドレウス!!」
終焉の守護者アドレウス ランク5 闇属性・悪魔族 攻撃力2600 守備力1400
「エクシーズモンスター・・・!」
『・・・あれはNoではないか・・・』
「アドレウスの効果発動!1ターンに一度オーバーレイユニットを一つ使い相手フィールドの表側表示のカードを1枚破壊する!行けアドレウス!「エンド・ブラスト」!」
「くっ・・・ゴゴゴゴーレム!」
『ゴゴゴゴーレムは戦闘耐性はあっても効果耐性はない・・・』
「バトルだ!アドレウスでプレイヤーにダイレクトアタック!「エンドスラッシュ」!」
『遊馬!』
「ああ!トラップ発動「ダメージダイエット」!このターン自分が受ける全てのダメージは半分になる!、っぐううう!」遊馬 LP2700
「ふむ、俺はモンスターをセット、カードを2枚セットしてターンエンドだ」
『遊馬、ホープは効果によって破壊されれば意味はないぞ」
「ああ、分かってる・・・俺のターン、ドロー!・・よし!」
「・・・何か来たな」
「俺はゴゴゴジャイアントを召喚!、そしてゴゴゴジャイアントの効果発動!このカードが召喚に成功したときに墓地のゴゴゴと名の付くモンスター1体を特殊召喚できる!俺はゴゴゴゴーレムを特殊召喚!」
ゴゴゴジャイアント ☆4 地属性・岩石族 攻撃力2000 守備力0
・・・くるか。
「俺はレベル4のゴゴゴゴーレムとゴゴゴジャイアントでオーバーレイ!、2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!、現れろ!No39希望皇ホープ!」
No39希望皇ホープ ランク4 光属性・戦士族 攻撃力2500 守備力0
きたな・・・進化形態が殺意が高すぎるホープ・・・OCGならここでライトニングが出てくるが。
「バトルだ!」
「何?、そのモンスターではアドレウスには攻撃力は及ばない、たとえNoとの戦闘では破壊されなくても次のターンに効果で破壊されるだけだぞ?」
フラグを立てておく、おそらく十中八九あのカードが手札にあるからな。
「それはどうかな?、希望皇ホープで攻撃!、そしてホープの攻撃宣言時にホープの効果を発動!、バトルを無効にする!ムーンバリア!」
「自分自身のバトルを無効だと?」
「そして俺は速攻魔法「ダブルアップチャンス」発動!モンスターの戦闘が無効になった時に発動でき、そのモンスターの攻撃力を二倍にして再度攻撃できる!」
「何!?」
知ってた。
「行けホープ!ホープ剣・スラッシュ!」
「っ・・・」遊賀 LP2600
「よっしゃあ!俺はこれでターンエンド!」
「俺はエンドフェイズに速攻魔法「暗黒界に続く結界通路」を発動、墓地に眠る暗黒界と名の付くモンスター1体を特殊召喚する!、来いシルバ!!」
「速攻魔法の蘇生魔法!?」
「まあこのカードを発動したターン俺は召喚と特殊召喚は行えないが、相手ターンならほぼ問題はないフフフ・・・、遊馬、見せてやるよ、俺のNoを!俺のターン、ドロー!、俺はトラップカード「リビングデットの呼び声」を発動!墓地から復活しろ!ゴルド!」
「そして魔法カード「愚かな埋葬」を発動!暗黒界の龍神グラファをデッキから墓地に送る!、そして俺はゴルド・シルバをリリースし手札から暗黒界の龍神グラファをアドバンス召喚!」
暗黒界の龍神グラファ ☆8 闇属性・悪魔族 攻撃力2700 守備力1800
「そして俺は暗黒界の取引を発動!お互いのプレイヤーはカードを1枚ドローしその後1枚捨てる、ドロー!そして暗黒界の尖兵ベージを墓地に送る!墓地に送られたベージの効果を発動!自らを墓地から特殊召喚する!」
暗黒界の尖兵ベージ ☆4 闇属性・悪魔族 攻撃力1600 守備力1300
「そしてフィールドのグラファ以外の暗黒界モンスターを手札に戻し墓地のグラファは特殊召喚できる!ベージを戻し二体目のグラファを召喚!」
『・・・レベル8・・・くるぞ、遊馬!』
「俺はレベル8のグラファ2体でオーバーレイ!、2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!暗黒の闇から生まれし魔人よ!その豪腕で全てを砕け!No22不乱健!!」
No22不乱健 ランク8 闇属性・アンデット族 攻撃力4500 守備力1000
「攻撃力・・4500!?」
『来たか・・・No!』
「そして魔法カード「死者蘇生」を発動!復活しろ!アドレウス!」
「死者蘇生!?」
「そして俺は魔法カード「鬼神の連撃」を発動!フィールドのオーバーレイユニットを持つエクシーズモンスター1体のオーバーレイユニット全て使いこのターンそのモンスターは二回攻撃できる!」
いつもはネタでデッキにピン刺ししてるだけだが、まさかここで引くとはな・・・。
「二回攻撃・・・!?」
『くっ・・・!?」」
「いけ、不乱健・・・「デュアル・デスアーム」!!」
「一回目の攻撃は効果で無効にする!ムーンバリア!」
「ならば二撃目だ!」
「うわあああ!」 遊馬 LP700
「そしてとどめだ!行け、アドレウス!エンドスラッシュ!」
「っ・・・うわああああああああ!」遊馬 LP0
俺「容赦ないなー」
遊賀「本気で戦ってこそ成長するってものだ」
俺「あそこで鬼神の連撃はないっしょ」
遊賀「まあ、この世界にきてドロー力があがったんだろうな、死者蘇生は抹殺の時に引いたが」
俺「ちなみに最近まで作者は不乱健の効果を自身を守備表示にして発動するんじゃなくて相手を守備表示にするんだと思ってました」
遊賀「なんだそりゃ・・・いくらなんでも強すぎるだろ」
追記
遊賀「・・・何かいう事は?」
俺「引かぬ!媚びぬ!省みぬ!」
遊賀「あ?」
俺「すいません、二重召喚使ってないのに二回通常召喚してしまいました」
変更点 スカーを通常召喚からベージを取引で墓地に送って特殊召喚に変更。
これからはできるだけミスがないようにしたいです。