成り行きでNo.を手に入れてしまった転生者の決闘記   作:トシコシダー

5 / 7
4話 圧倒

「ぐっ・・・」

 

 

・・・負けたら魂奪われてしまうからな、今回だけは負けられなかった。

 

 

「・・・これで気はすんだか?、じゃあ俺は帰るぞ」

 

「・・・今回は俺の負けだ、だが次にあった時、今度こそ貴様のNo、この俺が狩る!」

 

「いつでもこいよ、俺はデュエルの挑戦は拒まない」

 

 

 

俺はそういって立ち去った。

 

 

 

 

 

 

 

「はぁぁぁ~・・・勝ててよかった・・・」

 

『・・・どうした?圧勝だったではないか』

 

「サイクロンが無かったらやばかっただろ、光子化は相当めんどくさいカードだからな」

 

 

正直今回はロマンとかそういったものは無視して本気で勝ちに行った。

 

理由は分からないが遊戯王のアニメだと強い相手とデュエルするほど負けた後のデメリットが大きすぎる気がする。

 

あーあ、負けてもデメリットなしの強いキャラはいねえものか。

 

 

 

 

数日後。

 

 

 

俺が食料の買出しに行って帰る途中に事はおきた。

 

 

「きゃあぁ!ひったくりよー!」

 

 

ひったくり!?、遊戯王の世界でもそんなカード関係なしのリアル犯罪が・・・。

 

「私のデッキがー!」

 

やっぱりカード関係あるのか!。

 

 

俺の目の前をそのひったくり犯が走って通る。

 

・・・おっと。

 

「・・・待ちやがれてめえ!」

 

とりあえず犯人を追いかけることにする。

 

 

 

が。

 

 

 

「早い!?、くっそ!」

 

相手はかなりの速度で走っていた。

 

転生特典でデュエリスト特有の身体能力を持っていても追いつけないレベルに。

 

 

 

「・・・ん?」

 

まて、あいつ・・・浮いてないか?。

 

いや、どう見ても浮いてるぞ!?。

 

 

『・・・どうやらあの男、Noを持っているようだな』

 

 

おいおい・・・なんで俺が会うモブのNo使いは犯罪者しかいないんだ・・・。

 

いや、Noは特別な力がないと本来そうなるおっそろしいカードだけど。

 

 

「チッ、おい!お前らの中であいつの動きを止められる奴はいるか!?」

 

『我ならできると思うが』

 

どうやら不乱健ならどうにかできるらしい。

 

「よし、頼む!」

 

『承知した・・・ムンッ!』

 

不乱健のカードから放たれるオーラがひったくり犯に放たれる。

 

「・・・っ!?」

 

すると突然ひったくり犯はバランスを崩して倒れた。

 

 

 

「よくやった!、・・・おい起きろ」

 

ひったくり犯の頭をつかむ。

 

「うう・・・くそ!」

 

男がとっさにポケットから何かを取り出そうしているがそれを腕をつかんで止める。

 

「おっと、お前が何をだそうとしてるかは知らないがNoを持っているって事は分かってるんだよ」

 

「No!?、このカードのことか!・・・まさかお前も持ってるのか・・・」

 

よし、ビンゴ。

 

 

「俺とデュエルして勝てたらお前を見逃してやるよ、それに俺の持ってるNoもすべてやる・・・だが負けたらNoを渡して自首してもらう」

 

「へへ・・・へへへ、いいだろう、俺は大会で優勝したこともあるんだよ!お前みたいなガキなんて楽勝だ!」

 

 

 

「デュエル!」 ひったくり LP4000 先攻

 

「デュエル」  遊賀    LP4000 後攻

 

 

 

「先攻は俺だ、ドロー!、俺は手札か魔法カード「名推理」を発動!相手はレベルを一つ指定する、そして俺のデッキからカードをめくり通常召喚可能なお前が指定したレベル以外のモンスターが出た場合そいつを特殊召喚できるしそれ以外のめくったカードを墓地に送る、指定したレベルだった場合全て墓地に送る」

 

 

お、いいカード使うじゃないか。

 

 

「・・・俺はレベル4を指定する」

 

「っ!・・・」

 

ふむ、様子を見るにどうやらレベル4のモンスターが多い、そしてランク4のNoを持っているようだな。

 

 

1枚目 死者蘇生

2枚目 地割れ

3枚目 昆虫装甲騎士

 

「・・・昆虫装甲騎士のレベルは4、よって全て墓地に送られる」

 

デミスドーザーによく入ってるカードか、高ステータスの良カードだな。

 

 

「俺は、モンスターをセット、カードをセットしてターンエンド」

 

 

もくろみが外れてテンション低くなってるぞ。

 

 

「俺のターン、ドロー!・・・おっ」

 

 

No出す前に終わらせるか。

 

「俺は魔法カード「暗黒界の雷」を発動!フィールドのセットされたカードを破壊しその後自分の手札から1枚捨てる、そのセットモンスターを破壊する」

 

破壊されたカードは・・・バトルフットボーラーか、・・・バニラ多くね?。

 

「そして俺は手札から暗黒界の龍神グラファを捨てる、そしてグラファは手札から墓地に捨てられたときに相手フィールドのカード1枚を破壊できる!、そのセットカードを破壊する!」

 

「何!?」

 

セットカードは・・・ミラフォか。

 

「そして暗黒界の狂王ブロンを召喚!」

 

 

暗黒界の狂王ブロン ☆4 闇属性・悪魔族 攻撃力1800 守備力400

 

 

「バトルだ!ブロンでダイレクトアタック、ダークワールド・ショット!」

 

「ぐぅ・・・」 ひったくり LP2200

 

「そしてブロンのモンスター効果発動!このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えたとき自分の手札のカード1枚を墓地に捨てることが出来る」

 

「自分の手札を墓地に!?、そんな弱いカード・・・」

 

なんでこう墓地送りを軽視するやつが多いんだ・・・?。

 

「俺は暗黒界の武神ゴルドを墓地に捨てる!そしてゴルドの効果発動!このカードが手札から墓地に捨てられたときこのカードを墓地から特殊召喚できる!」

 

「・・・なんだと!?」

 

 

暗黒界の武神ゴルド ☆5 闇属性・悪魔族 攻撃力2300 守備力1400

 

「そしてこれはバトルフェイズ中の特殊召喚、よって攻撃が可能だ」

 

「な、なななな!?」

 

「暗黒界の武神ゴルドでダイレクトアタック!ダークワールド・ナックル!」

 

「ぎゃああああああああああああああ!?」ひったくり LP0

 

 

 

・・・Noを出させずに勝った・・・。

 

 

 

「バカな・・・バカな・・・」

 

「さ、お前のNo・・・と思ったがまたいつものパターンか」

 

 

『ククク・・・お前のほうがこいつよりも圧倒的に』

 

「そういうの良いから、俺はカードはデュエルするものであって犯罪したりするものじゃないから」

 

『何!?俺の力を使えばなにもかも思うがままだぞ?』

 

『・・・諦めろ「No50」・・・マスターはよくわからないがこういう人間なのだ』

 

『ま、そういう事だ・・・大人しくしておいたほうがいいぜ・・・』

 

不乱健とダイヤモンド・クラブ・キングが論する。

 

『なっ・・・No22にNo52!?お前らがそこまでいうのか・・・』

 

「・・・でどうする?」

 

『・・・いいだろう、お前の行く末、この俺No50ブラックコーン号が見届けてやろう!』

 

 

 

と、言う訳で俺が手に入れたカードは「No50ブラックコーン号」だ。

 

漫画ではランク4でヴォルカザウルスの能力というぶっこわれだったがOCG及びこの世界では自分の攻撃力以下のモンスターを破壊し1000ダメージという調整を受けた。

 

・・・これでNoは3枚目か。

 

 

 

 

そして気づいたことがある。

 

どうやらNoは別に相手に出させなくても勝てば手に入るようだ。

 

No自身が強い者の所に行きたがってるのか?。

 

さて、その後ひったくりを警察に引き渡した俺は家に帰った。

 

エクストラデッキもこれで13枚か・・・・、まあOCGで13枚フルに使う事は暗黒界ではそう無い事だ、アニメ世界ではもっと無いだろうな・・・うん。

 




遊賀「今回は短めだったな」

俺「そうだね、敵が弱すぎたし・・、ネームドじゃないかぎりこんな感じだよ」

遊賀「しかしだな・・負けるどころか苦戦すらしてないじゃないか」

俺「じゃあ、次回を楽しみにしてるといいよ、次の相手はOCGでもガチのデッキを使うモブだから」

遊賀「何?」

俺「それでは次回をお楽しみに」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。