わ、わからん…
春なのに雪真っ盛り。
そんな今、人里の、寺子屋に来ている。
紫の式神、藍さんが仕事で迎えに行けないので藍さんの式神、橙を暫く預かって欲しいと頼まれたからだ。
寺子屋の授業を見ていたのだが…誰一人寝てない。
しかも
慧音「(3χ+4)(3χ-4)=18χ、これを因数分解してくれ!」
まったくわからん!!レベル高くないか!?
チルノ「はい!」
慧音「じゃあチルノ!答えてみろ!」
チルノ「(3χ-8)(3χ+2)だー!」
慧音「正解だ、チルノ。途中式が…」
マジ!?チルノに負けた!?
穣子「…わかった、姉さん?」
静葉「…わかんないわ。」
仲間が居てよかった!あ、珍しく今回出番です。
全くわからん授業が終わりを迎え、橙を呼びに行く。
時夜「橙ー!帰るぞー!」
橙「はーい!」
普通は、何故だ!なんて言うかもしれないが、実はよくあることなのだ。周1で。
金曜日は仕事が忙しいので、藍さんには金曜だけと言われている。
待ち合わせは和菓子屋だ。秋姉妹を連れて。
それは何故か…みればわかる。
橙「らんしゃまぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
藍「ちぇ、橙。叫ぶな。恥ずかしいだろ?」
橙「はーい!」
幻相郷の藍はちぇぇぇぇぇぇん!!!なんて叫ばない。かなりの常識人で、俺のいい話相手だ。だからこんな事を頼まれるわけだが。
しかし、ここは幻相郷。可笑しい所もあるわけで。
藍「じゃあここで売ってる全種類5個ずつ」
店員「まいどありー!」
何も驚かないのは慣れである。もちろん最初は驚いた。このお店の売り物の種類は少なくとも20越えてるわけで…少なくとも100個買った事になる。
この幻相郷の藍はかなりの甘党+幽々子並の胃袋を持っているのだ!甘い物は別腹!あと油揚げも別腹である。
ちなみに、普通の料理は普通の量しか食べない。スイーツと油揚げのみ適用される。
……と、説明している間にもう食べ終わりそうである。
静葉「狐さん!」
穣子「いつものです!」
藍「ありがとう。…うんやはりウマイ!」
もう食べ終えて第2ラウンド!そう、秋姉妹を連れてきたのはこのためである。お店の全てのスイーツを食べつくしかねないからだ。
さて、橙を見にいこうか。
橙はアリスという魔法使いの人形劇を見ている。毎週金曜日のこの時間帯で決まって開くそうだ。ちょうど、なのである。その関係でアリスとも仲良くなったぜ!
橙を見に行くときには人形劇は終わっていた。
橙「おにいしゃまー!!みてー!」
うっ…可愛いやないかー!
とおもいながらみていると、そこには桜の花びらが。
アリス「橙ちゃんが春を拾ったのよ!」
時夜「へぇー…って拾えるもんなの!?」
藍「橙、そろそろ帰るぞ。」
橙「はーい!ときしゃま、ありすしゃま、またねー!」
アリス・時夜「「またねー!(またなー!)」」
時夜「静葉ー!穣子ー!俺たちも帰るぞー!」
静葉・穣子「「はーい!」」
打墨神社
リリー「はーるでーすよー♪」
レティ「ふーゆでーすよー♪」
時夜・静葉・穣子「「「誰!?」」」