幼女!?…あれ、どっかで見たような、、、
鞘を見送って自室に戻ると、、、
「「ときやー!!」」
「誰!?」 バタン!
緑色でチェックの服を来た幼女と白い髪の毛に白と青の服を来た幼女がいきなりとびついてくる。
「何の音!?、、、」
「時夜さん、、、」
「趣味ですよー」
「違うわ!」
軽蔑の視線で見つめられたので否定しておく。
「みんなー、行くよー!」
「おー!」
「えっ、ちょっ、ちょっと!?」
「どこにつれてくの~!?」
「引っ張るのですかー!?」
「ちょ、イタイ、イタイって!」
白い幼女は秋姉妹を、緑色の幼女はリリーと俺を引きずって外へ連れ出した。
「私はこっちいく~!」
「じゃあ私はこっち~!」
「「「「ちょ、ちょっと~!?」」」」
こうして二人の幼女によって別々に連れ出されて行くのであった。
◯◇◯◇◯◇◯◇◯◇◯◇◯◇◯◇◯◇◯◇◯◇
穣子side
結局謎の幼女につれさられることとなった私たち、が、この幼女達の目的が全然わかんないから困ってるの!あとこの娘の手冷たい!
「あんた、何しに行くのよ!」
「目的もなく行くのは無駄よ?」
「んとねー、無くしものしちゃって探してるの」
無くしものねぇ?まぁそのくらいだったら神様の手にかかれば一瞬ね。
「なにを探してるの?」
「満月」
「「………は?」」
ま、満月?っていっても空にはちゃんとした満月が…
と空に目を向けると、そこには立派な満月がある。が幼女はなお首を横にふる。
「あんなの、満月じゃないもん。ちょっと欠けちゃってる。」
「え?うーん…」
「言われてみれば…」
確かに少し欠けている。よく気づいたものねぇ。
「でも、そういう日ってことは、、、」
「なら欠けてる場所は違うはずだもん!あれは本物じゃないんだもん!」
「わ、わかったから暴れないで!」
だだをこねられて諦めた。まん丸お月様を探すしかないようね、、、と考えていると
「美味しそうな臭いがするー」
虫が現れた。
「これは、お芋と枯れ葉の臭い!私に一つくださいな」
「お姉ちゃん!」
「ええ!虫に喰われてたまるものですか!」
害虫め!と、攻撃態勢にはいりますが、
「みんなー!ご飯だよー!」
「うわっ!?」「なにこれ!?」
大量の虫がよってたかってくる。
「いただきまーす!」
「「うわぁぁぁん!!」」
虫が容赦なく噛みついてくる。さらには服のなかにはいりこんでくる虫や服を食べていく虫まで…
「ひゃん!」
ちょっとどこ噛みついてんのよこのヘンタイ!
「お姉ちゃん、、、」
「穣子、、、」
払っても払っても、虫はうじゃうじゃわいてくる。服はあっという間に食べ尽くされ、虫は身体中のあちこちをすみずみまで噛みついてくる。
もうダメかも、、、と諦めかけたその時
「それゆけム◯キラー!」
幼女が霧状に放射した冷気によって虫はパタリとうごかなくなっていく。裸同然の私達にもかかったためメチャメチャ寒かったけど…
「寒いのは苦手だー!」
最初の虫は逃げていった。
「だいじょうぶ?」
「うん、ありがとね…クシュン!」ブルブル
「でも、服食べられちゃったから戻っていい?」
「だーめ!この先に人里あるから、買いにいこ!」
え、このかっこで人里いくの?
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時夜side
「あの月が偽物?」
「何時も通りに見えますよー?」
「みればわかるじゃない!そんなこともわかんないの!?」
あかん、この幼女の説明が全くわからん。
「今日のおかずはフライドチキン♪」
そこに歌っている夜雀が通りかかる。ってそれ
「それじゃ共食いじゃんけー!」バシン!
「ぎゃぁぁぁぁ!」
幼女による強烈な突っ込み!夜雀は吹き飛んでおもいっきり木に激突し、倒れた。脈を見ると、まだ生きている。気を失っているだけのようだ。
「おい、いきなりはないだろ!」
「ゴメンね、つい癖で」テヘッ
おおそうかそうか。
「可愛いですよー」
「そうだなー。ってそういう問題じゃねーよ!何でついおかしを食べ過ぎちゃったみたいなノリで言ってんだ!?」
「チッ」
「おい、舌打ち聞こえてるぞー!悪意しかねーじゃねーか!?」
はぁ、先が思いやられるな、、、