ハルネギ!   作:東谷左之助

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貯金と従姉と…………

どうも、ハルです

本日、ついに手に入れました

 

 

PC、パーソナルコンピューター

パソコンです

いやぁ、便利ですもんね。パソコン

雑貨屋の店主に頼んで取り寄せました

変わりに魔法補助具の改良版を注文させられましたが

また研究しないと

 

なぜ、取り寄せたかといえば

とりあえずダイオラマ魔球が欲しいんですが、

それで作り方と材料探してるんですよ

あれがあれば修行も創作もはかどるとおもうんですよね

亜空間的な物だから派手な魔法も使えるし

火とか使えるから加工の幅が広がるし

多少材料の備蓄ができるからいちいち材料を調達する手間が省けるし

ただ図書館にはあんまり情報がなかったんですよね。まだ図書館の全部見たわけじゃないですが

まあ最悪買おうかと、クソ高いらしいですが。いくらなんだろ?

 

あと、実際の魔法を使ってる動画探し、特に紅き翼のやつを

実際に使ってるのを見た方がイメージしやすいですから

 

まあ、あとは細かいことですかね

この世界が僕の記憶の中の原作とどのぐらい違うのかとか

原作キャラはどうなってるとか

その他創作技術に関する知識とか

 

 

 

 

「ハル、いるー?」

突然、外から声が聞こえた

ネカネ姉ちゃんだ

 

前にあんなことがあってから休日にはよく訪れるようになった

ありがたいことです

「いるよ、今鍵開けるからね」

そう言って僕はドアに近付き、ドアの鍵を開けた

「お邪魔します」

そう言ってネカネ姉ちゃんは部屋に入ってきた

 

「お邪魔されます。それでいつもだけど今日はなんかよう?」

「フフッ、従姉が理由もなしに来ちゃダメ?」

「いや、ダメじゃないけど。仕事、大丈夫なの?」

ネカネ姉ちゃんは魔法使いの修行でメルディアナ魔法学校の事務員みたいなことをしていたらしい

合格したのでそのまま正式に採用されたみたいだ

 

「大丈夫よ。今日は休日だからほとんど無いわ」

「ふーん、そっか」

 

「それより、ハル。寝癖だらけじゃない。

ダメよ。身だしなみをしっかりしなきゃ」

「えー、めんどくさい。いいじゃん休みなんだし」

「えーじゃない。休日だからってダメじゃない、私もだけどあなたも髪が長いんだから手入れしないと。

こっちへ来なさい」

そう言って手招きするネカネ姉ちゃんに従い渋々近寄った

「後ろを向きなさい」

そういわれたので僕は姉ちゃんに背をむけ、ネカネ姉ちゃんはブラシを取り出して僕の髪をとかしはじめた

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あなた、パソコンなんて持ってたのね」

髪をとかしながら、ネカネ姉ちゃんが聞いてきた

出しっぱなしにしていたパソコンが気になったようだ

「うん、そうだよ」

「どこで買ったの?というかそんなお金どこにあったの?」

「企業秘密だよ。ネカネ姉ちゃん」

ちょっと冗談っぽく返した

 

「.......ハルキ、私心配なのよ。あなたやネギが危ないことしてるんじゃないかって」

 

あー、心配させてしまったようだ

 

「大丈夫だよ。そんな危ないことしてないし」

「そんなってことはそんな程度には危ないことしてるのね!?」

 

余計心配させてしまったようだ

 

「........はぁ。あー、もう!ちょっとこれ見て!」

僕は、ネカネ姉ちゃんに一旦髪をとかすのをやめさせ、クローゼットにしまっていた自作の杖を取り出した

「こういうのを売っているだけだよ!」

ネカネ姉ちゃんに杖を渡した

「........こ、これ。あなたが?」

「そうだよ」

ネカネ姉ちゃんは杖をまじまじと見つめ、時折、肌触りを確かめるようにさすったりした

「これ、結構いい杖よ。本当にあなたが?」

「ほんとだって。昔から物を作るのが得意だったんだけど、学校に来てから図書館で調べたりした知識を使って色々作ってみて、一応売ってみたらいい感じで売れたし、自由になるお金が欲しかったから定期的に作って売ってるんだよ」

「……………………」

ネカネ姉ちゃんはこんどは黙ってジッと杖をみつめてる

「...........わかったわ。確かに危なくはないわね」

「でしょ?」

「でも稼いだお金は預からせて貰います!」

その言葉に僕は思わず振り返る

 

「........はあぁぁ!?なんでー!!?」

「当たり前じゃない!このくらいのもの売ってるってことは結構儲かってるってことよね!?子供がそんな大金を持っているのはよくないわ!」

くっ!それを言われると辛い

「むーっ」

「むーもまーもありません!」

 

「........はぁ、わかったよ。でも卒業したら返してくれるよね?」

「それはもちろんよ、もともとあなたが稼いだお金だしね」

 

まあ、しょうがないか。保護者二人をあんまり心配させたくないし

 

「あっ!でも材料費だけは残して欲しいんだけど」

「........まだ稼ぐ気?」

「当たり前だよ。言っとくけどこれは譲れないからね!」

僕の趣味でもあるしね

「.........はぁ、わかったわ。でもちゃんと稼いだお金は私かスタンさんに預けなさい

もし材料費が足りなくなったらいいなさいよ」

「わかった。........ところでさ、ネカネ姉ちゃんに預けるのはいいけどスタ爺に預けるのはどうかと」

「あら?あなたスタンさんを信用してるんじゃないの?」

「信用してるよ?してるけど、スタ爺に預けたらなんか酒代に消えそうなんだけど」

「..............私に預けなさい」

 

酒浸りなところも信用してるよ、スタ爺

 

 

 

……………………………………………

 

 

「これでおしまい!」

あの後再開した髪をとかしが今終了した

途中、作ったものの売り先を聞かれたが答えなかった

店主に僕のことがばれたら売れなくなるかもしれないからだ

 

「ありがとう、ネカネ姉ちゃん」

「どういたしまして、でも自分で毎日やらなきゃだめよ」

「........ゼンショシマス」

「なんだか、やらない気がするわ」

「ソンナコトナイヨ」

「ほんとに?」

ジッとネカネ姉ちゃんが見てくるので思わず目を逸らす

そらしたさきには鏡があった

僕はあまり鏡を使わないのだけど、一応、部屋には鏡がある

ふと、自分の顔を見た

こうしてみると僕って女の子みたいな顔つきだなぁ

と言うより母さんにそっくりな感じだな

僕は男なのになんでだろ?

 

「どうしたの?」

ジッと何かをみつめる僕を心配してネカネ姉ちゃんが話しかけてきた

「なんでもないよ、ただ僕って女の子みたいな顔だなぁって思っただけ」

「そう........」

 

あれ?なんか深刻そうな顔してるぞ?

 

「ごめんなさい。あなたがそんなに顔のことで悩んでたんて知らなかったわ」

「え?…………あっ!?ちょっ!ちょっと待ってネカネ姉ちゃん!

別に悩んでないから!

ただあらためて見るとそうだなぁって思っただけだから!

大丈夫だからね!?」

「そうなの?ごめんね、早とちりしちゃった」

そう言うとネカネ姉ちゃんはまたニコニコと笑いはじめた

 

良かったあ~

誤解されそうになったよ

 

 

ん?また僕をじーっと見始めたぞ

今度はなんだ?

 

ちょっと勘弁してもらえませんかね?

前世から通算彼女いない歴約30年には美人さんの視線は結構恥ずいです

しかも肉体に精神が引っ張られて年上の美女にしか見えないんですから

 

そんなアホなことを思っているとネカネ姉ちゃんが何かを思い付いたような顔をした

マンガだったら電球のマークがつきそうだ

するとネカネ姉ちゃんは

「ちょっと待ってて」

と言ったと思うと慌ただしく部屋から出て行った

 

なんなんだ?

 

数分後ネカネ姉ちゃんはある物を持って再びこの部屋に現れた

 

「........ネカネ姉ちゃん、それ、何?」

物体が何かはわかったが一応聞いてみた

「フフフッ、とってもいい物よ。本当はアーニャちゃんに使って欲しくて作ってみたけどあなたのほうが良さそうだから使わせてあげるわ」

「いや、僕が使うべき物じゃないでしょ?

素直にアーニャにあげてよ」

「フフッ、わかってないわね。アーニャちゃんもいいけど、あなたのほうがもっといいのよ」

そういってネカネ姉ちゃんはジリジリと僕に近づいてくる

僕はゆっくりと離れていく

 

「いやいやいや、おかしいから!これは男は必要ないから!ほんとアーニャで十分だと思うよ!

ねぇ!ホント!待って!お願いだから落ち着いて考えよ!ね?ね?

ホント待っ

 

あーーー!!!」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ねぇ!悲鳴が聞こえたのってこっちよね!?」

「うん!あの声はお兄ちゃんだと思う!お兄ちゃんの部屋へ行かなきゃ!」

 

外でネギとアーニャの声が聞こえる

いつもなら死ぬほど嬉しいが今は来ないでください

お願いします

 

しばらくするとドアをドンドンと叩く音が聞こえる

「ハル!大丈夫!?」

「大丈夫!?お兄ちゃん!?」

二人の怒鳴り声が聞こえてきた

まずい!ネカネ姉ちゃんは鍵をかけてない

無事を知らせて帰らせよう

そう思い声を出そうとすると

 

「ネギ!ドアに鍵がかかってない!開けるわよ!」

「うん!」

やべぇ!見られる!

「ちょっ!ちょっと待って!!」

 

その言葉にも虚しくドアは開け放たれられた

「ハル!!」

「お兄ちゃん!!」

 

その言葉と同時に二人はフリーズしたように固まった

そりゃあそうだろ

 

 

 

 

 

 

ピンクのフリフリドレスを着た

ばっちりメイクの兄(男の幼馴染)が半泣きでいたら

 

「えーっと、ハル?」

僕はアーニャの質問にコクンと頷く

「僕のお兄ちゃんなの?」

ネギの質問にも頷く

「なんなの?その格好?」

僕はその質問に指を示して返事をする

指した先にはものすごく上機嫌なネカネ姉ちゃんがいた

「可愛いでしょ?アーニャちゃんに着せようと思ったけどハルのほうが似合いそうだったから着せてみたのよ」

その言葉に僕は反論する

「だから!ぼくは!男!だって!いってるじゃん!!」

「あら?可愛いんだからいいじゃない」

やべー、話が通じない

「二人もなんかいってやって!」

「二人とも!可愛いわよね!?」

 

ネギとアーニャに話しをふった

二人はかなり戸惑っているようだった

 

しばらくじーっとアーニャがぼくを見つめていたがポロリと

「可愛い」

といっていたorL

アーニャがある意味撃沈した

「でも女として負けた気がするわ」

いやいや、十分勝ってますよアーニャさん

圧勝です

「でももっと可愛くしたいわ。協力するわよ」

協力しなくていいです

帰ってください

 

「こうなったらお前だけが頼りだ!ネギ!」

ネギに話しかけてみた!

きっと大丈夫!ネギだって男の子だから気持ちがわかるはず

 

「え、えーっと」

うんうん、大丈夫だぞネギ!

ちゃんと答えれば!

 

「最初お兄ちゃんをみたとき」

うんうん........ん?

 

「とっても綺麗な女の子がいたかと思ったよ」

 

 

ははっ、もうどにでもしろや

 

 

その後

アーニャの手によって髪をいじられたり

ネカネ姉ちゃんによって様々なメイクをされたり

ネカネ姉ちゃんがいつの間にか持ってきたゴスロリに着替えさせられたり

アーニャが別室でフリフリに着替えたり

そばでビクビクしていたネギが餌食になったりした

 

 

 

それ以来なぜかネギは2席分近づけるようになったようだ

 

僕はネカネ姉ちゃんやアーニャが部屋を訪れた際は服を持っていないか確認のため両手を挙げさせてから入らせている

 




ありがとうございました

主人公の容姿がでました
ミニマムなアリカのような姿で金髪長めのポニーテールだっりします
最後の…………は女装です
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