同時にオリキャラも出ます
どーもハルです
夏です
夏休みです
イギリスの夏休みは日本の夏休みとはちがい春休み的なもので学年があがるときの休みです
生徒達も寮を出ることになります
実家に帰るんです
で、僕も小屋に帰ろうと思ったら
ネギとアーニャに
「一緒に帰ろう?」
「一緒にかえるわよ!」
と強制的につれて帰られました
二人ともかつてのように接してくれるようになったのは嬉しいんだけど
両手両足を掴んでつれて行くのはどうかと思うよ?
理由がかなりなくなったから帰るのはやぶさかじゃないからさ
家に着くとスタ爺がいました
僕をみると、一瞬笑ったような気がします
まあすぐに
「ふん、家出小僧が帰ってきたか」
って相変わらずのツンデレを披露していました
この日は家に泊まっていきましたが
近所の住人がどう捉えるかわからないので小屋に戻ることにしました
ネギとアーニャは残念そうな顔をしていましたが
時々来ると約束するとめっちゃキラキラした顔で喜んでくれました
夏休み
冒頭の通り役割的に日本の春休みに近いと思われますが
期間は日本の夏休みとほぼ同程度で時間がたっぷりあります
魔法の練習したり魔法道具をつくったり.........
あれ?いつもと変わらない?
まあパソコン使ってますが
っていうかのダイオラマ魔法球の完成品って無茶苦茶高いですね
最低でも日本円で50億ってなんですかそれ?
しかたないので作ることにします
あと息抜きで前世ではテレビゲームとマンガが好きだったんでその辺をネットで見てまわってますね
みたら去年ドラクエが出てますね
FFもでてますが
その前は64ですか
懐かしいです
今年の分は僕がわかるゲーム情報があんまりないですね
マンガのほうは
GTOと哲也が連載中ですか
あと遊戯王もやってますね
さて、懐かしのサブカルチャーな話しは置いておいて
本日は
ネギとお出かけです!!
なんか僕をつれて行きたいところがあるそうです!
僕にとってはネギと一緒にお出かけの方が重要ですがね
っということでネギをお迎えです
家の前で呼びかけるとすぐに出てきました
「ゴメン!お兄ちゃん。またせちゃった?」
「んーん、むしろ早過ぎてびびった」
呼びかけてこれほど早く出てくる人はいないだろ
ネギも僕と出掛けるのを楽しみにしてたのかな?
「んじゃ、いこっか!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「そういえばさ」
「?」
歩きながらネギに話しかけた
「アーニャは来なかったの?」
「アーニャはね、占いの勉強をしたいからあなた達だけで行ってらっしゃいって言ってたよ」
「へー、アーニャも勉強家だねぇ」
「そんなこといって、お兄ちゃんも勉強家でしょ?
アーニャが言ってたよ。
お兄ちゃんの部屋に入ると必ずなにかしらの魔法の本を読んでるって」
「いやーそうかなー?
でもネギもかなりのもんだと思うよ」
「アーニャが言っての?」
「心配するくらいには」
「…………………」
「まあ、僕も似たようなものみたいだからとやかく言わないけどさ、
あんまりアーニャを心配させないようにな」
「..................うん」
「よしよしいい子だ」
そういってネギの頭を右手でなでる
左手はまだ使えない
というかネギやアーニャの反応的に
僕は大丈夫だけどデビルブリンガーはダメな感じがする
「え、えーと。お兄ちゃんもあんまり心配かけちゃダメだよ?」
「えー」
「お兄ちゃん!そこははいじゃないの!?」
「ははっ、わかったよ」
「もー、じゃあお兄ちゃんもいい子いい子」
そういってネギは僕の頭を撫で始めた
え?なにこの幸せ状況
そしてなに?この可愛らしい生き物
うわっ!めっちゃ抱きしめたい
でもネギがこまるだろうな
それに左手使うことになるし
あー!どうしよー!!
「どうしたの?お兄ちゃん」
いつの間にか幸せ時間はすぎてしまっていたようだ
「な、なんでもないよ」
平静を装おうとしながら僕は答えた
「そういえば今日、どこに向かってるのか聞いてなかったね
どこへ行くの?」
「んー.........秘密かな?」
ネギ!そんな小悪魔テクをどこで!?
「ってアーニャに言うといいっていわれたんだけどね」
アーニャ、貴様か!
ありがとう!そしてSAN値よさようなら
「へー、ところでなんでアーニャ?」
「実は今日いくところのことはアーニャに聞いたんだ
だから僕もちゃんとは知らないけど
ネカネ姉ちゃんとスタンおじいちゃんにも聞いたら二人ともたまに行くって言ってたんだけど
お兄ちゃんも喜ぶとおもうよ!」
「おっ!それはたのしみだな」
そう言いつつ気がかりな事があった
なんか周りの風景が見たことある気がする
こういう感じの木々や建物の形を最近見たことあると思うんだけどどこだっけな?
なんか思い出すのが
暗かった風景なんだけど
寮にいたときに何度も見た気がする
「お兄ちゃん、着いたよ!」
おっと!考え事をしている内に到着したようだ
「このお店だよ!」
そういってネギの指差す方を見た
.........あー、そりゃあ見たことあるはずだなー
はははっ、いつも僕が売りつけてる雑貨屋だー
いつも夜行くから気がつかなかった。
「お兄ちゃん!」
「ふぇ?」
「どうしたの?今日はなんだかよくぼーっとしてるけど
どこか具合でも悪いの?」
「い、いやそんなことないよ」
「なんだか、凄く汗かいてるし」
「い、いまは夏だからな!」
「今日そんなに暑くないと思うけど、まいっか」
なんとか誤魔化せたな
「それで、なんでこの店に連れてきたの?普通の雑貨屋な気がするけど」
「えーと、アーニャの話しだと、なんか凄い魔法道具がたまに売られてたりするんだって」
「へ、へぇ、そうなんだ」
「使いやすい杖とか、身につけるだけで魔法が強くなるとか
装飾も綺麗なんだって」
「それは.........すごいな...............」
「ある日突然現れた職人さんが作ってるらしいんだけど
たまにしかこなくて、お店の人しかあったことがなくて
しかも深くフードを被って顔を隠してるから、どんな人かもわからないんだってさ」
「そうなんだ.........」
完全に僕です
ありがとうございました
村で噂になるほどなのか?あれ
「じゃあ、入ろう」
「えっ、ちょっと!」
「どうしたの?早く入ろうよ、僕、魔法道具好きなんだ!」
あぁ、ネギがめっちゃウキウキしながら腕を引っ張ってくる
「ちょいちょいちょい、まてまてまて」
「もー!早く見たいのにー!!
.........もしかして」
どうした、まさかばれた!?
「僕と一緒が嫌なの?」
ばれなかったけど状況が悪い!
しかも上目遣いって
どこで習った!アーニャか?アーニャなのか!?
「そんなことないよ!!
ネギと出掛けるの楽しみにしてたんだからさ!」
「ほんと!?嬉しいなぁ
じゃあ一緒に入ろうか!」
結局、ネギと雑貨屋に入ることとなった
雑貨屋に入るとめんどくさそうな表情をした店主が頬をつきながらカウンターに座っていた
「いらっしゃ~い」
なんともやる気のない挨拶だなぁ
まあ、来客が少ないであろう時間ではあるけど
ネギはそんなことも気にせず店主に近づいて行った
「おじさん!ここにすごい魔法道具が売ってるって聞いたんだけど」
「ん?あぁ、もう売れちまったよ。あいつの道具は質が良いし、あんまり数を持って来ないからな」
「そんなぁ~」
ネギは残念そうにこうべをたれていた
だが、すぐに立ち直り
「その人ってどんな人なの?」
と質問していた
「あいつはなぁ、
いつもフードを深く被ってるから顔は見えないんだが
多分、子供だな。ありゃ」
「え!子供!?」
「あぁ、声が高いし、背は坊主やそこの.........嬢ちゃんぐらいだしな
背が低い女かもしれないが」
僕と目があった瞬間、店主が動揺した気がしたけど、
やっぱ僕は嫌われてるんだろうな
「そうなんだ、僕たちと同じ子供なのにすごいなぁ。
名前はわからないの?」
「.........んーあぁ、あいつが名乗りたがらないからな。
だけどこの前、いつまでも名無しじゃ辛いから、なんとかしろっていったら
偽名を名乗りやがったよ」
「なんて!?」
「ハルヒデ・ハルバラだとさ」
いや、適当に作った名前だからあんまり広めないでよ
「なんか珍しい名前だね」
「珍しいっていうか、日本人の名前だな。だからハルヒデは日本通じゃないかと思ってる」
「日本が好きなんだ。
………じゃあ、僕帰るね
ありがとうございました
……あと、お兄ちゃんは男だよ」
「!!そりゃ失礼した」
店主との会話が終わったネギが戻ってきた
「おかえり、どうだった?」
僕は店主に聞こえないような声で質問した
「楽しかったよ!あれ?どうして小声ではなしてるの?」
「えーと、お店に迷惑でしょ?」
「そっかぁ」
「じゃあ、帰る?」
「ちょっと待って。ネカネ姉ちゃんに買い物を頼まれてたんだ」
そういうとネギはいくつか商品を手にとりカウンターまで持って行った
割れ物があったようで少々時間がかかってしまっていた
「おまたせー」
ネギが買い物を済ませて戻ってきた
「んじゃ、行くか」
「うん!」
「.........あぁそういえば」
僕はネギね頭をなでる
「さっきはありがとね、ちゃんと僕を男だって言ってくれて」
「....................うん!どういたしまして」
ネギは嬉しそうに笑っていた
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
あの後、ネギは僕の小屋まで着いてきました
基本的に魔法道具や作成器具とかはしまってあるし
本もネギには見慣れた内容だと思うんだけどなぁ
で、着いてからお喋りしてたんですけどね
雑貨屋ではスタ爺が酔って割ったグラス数点買ったようです
スタ爺は酒が飲めないと嘆いていたそうです
「ネギ、スタ爺にグラスを届けてあげて。
僕はここにいるから」
「うん、わかったよ」
というわけでネギはグラスを届けに一時帰宅です
まあ、すぐに戻ってきますが
その間にカップを片付けます
二人で紅茶を飲んでいました
ネギは紅茶に詳しいアンド熱く語ってきます
それでなぜか紅茶は全部一緒みたいな人であるはずの僕の家に多種多様な紅茶の葉があるんです
普段、お湯でいいじゃんって思ってあんまり飲まないんですがね
ネギ、数えで6歳児なのになんであんな詳しいんだろ?
「たのもー!!」
うお!だれだ!?
っていうか知らない人の声だ
まあ町の住人はここに来ないし
他所から来た人だな
つーか、たのもーって
僕は覗き穴から外の様子を見てみた
が、誰もいません
気のせいかと思ったところで
「どなたかいらっしゃらぬか!?
いるならドアを開けてほしい!」
マジでだれだろ?
「はいはい、今開けますよー」
開けたが誰もいませんでした
すると下から
「え?子供!?」
という声が聞こえたので下を見てみると
なんか白い哺乳類がいた
「え!?フェレット?」
「なっ!?失礼な!私は軟弱なフェレットではない!
血統確かなおこじょ妖精である!!」
おこじょ妖精?
おこじょ妖精といえばカモがいたなそういやー
こいつは全然性格違うけど
「そのおこじょ妖精さんがどうしたんですか?」
「むっ!正直頼みがあるんだが誰か大人の人を呼んではくれないか?」
「.........ここに住んでるのは僕だけですよ」
「なっ!君のような少女が一人で住んでいるのか!?」
「まあ、そうですね。ただとある事情で家族と住んでいないだけなんで気にしないでください
今日も、弟と買い物をしてきたぐらいなんで」
「そ、そうか。しかし困ったな」
「僕のような子供だからですか?
これでもそれなりにしっかりしてるつもりですよ
ダメなら町から大人を呼ぶぐらいはできるんで事情を話していただけますか?」
「そ、そうか。確かに思ったよりしっかりしてそうだし、君に頼らせてもらおうかな」
「そうそう、じゃあとりあえず中に入ってください
お茶ぐらいだしますよ」
「確かに詳しく話したいな
お邪魔させてもらおう」
そういっておこじょ妖精は小屋に入って行く前に一言
「一つ言っておきますが」
「?」
「僕は男です。少女じゃなくて少年です」
「!.........失礼した!!」
そういって今度こそ今度は慌てて小屋に入って行った
「君は紅茶が好きなんだな」
「あぁ、この紅茶葉を見てですか?
これは弟の趣味ですよ」
「弟?先ほども言っていたが君には弟がいるのか?」
「ええ、ちょっと家に帰ってますがもうすぐ戻って来る頃でしょう
来たら弟にも手伝ってもらいましょう」
「感謝する。私にも弟が居てな、実は頼みというのはその弟のことで」
このおこじょ妖精にも弟がいるのか
同じく弟を持つものとしては放っておけないな
「弟さんどうかしたんですか?」
「実は数日前から行方が分からなくなっていて
この辺にいたという情報を掴んだんだが.........」
「それ以外に情報が掴めなかったと」
「そういうことだ。
私も必死に探したんだが山は広くてな
本来ならあまりすべきではないんだが
人間の手を借りる事にした
君には迷惑を掛ける」
そう言っておこじょ妖精は頭を下げた
「別にいいですよ、弟を心配するのは兄の特権じゃないですか」
「すまない.............ところでだが」
「なんです?」
「君も間違ってる」
「いや、なにが?」
「兄じゃなく姉だ、こんななりと喋り方だが私は女なんだよ」
「へ?あっ!すいません」
「いやいい、私も間違えたからな」
「というか、お互いに自己紹介がまだでしたね
僕はハル・スプリングフィールド、メルディアナ魔法学校の1年です」
「ほー、魔法学校生だったのか。
ん?スプリングフィールド?」
「あぁ、ナギ・スプリングフィールドは僕たちの父です」
「なっ!?英雄の息子だとっ!
「あれじゃないです?
父さん女性人気も高いみたいですから
意図的に息子の存在を隠してるんじゃないですか?」
「そ、そうなのか.........だとするとますますわからんな」
「何がです?」
「英雄の息子である君がなぜこんな町の外の小屋に住んでいるのかだ
同じ英雄の息子である弟が町にすんでいるのに」
「.........どうせ町に行けばわかることですからいいますけど
町では僕のこと「悪魔と不浄な契約した」とか「英雄の血を裏切った」とか言われてるんですよ
弟を初め、家族となる人達はそんなことないですが、他の人は僕のある種敵になりますので、自分でここに移りすんだんですよ」
「なぜだ!そのような噂はウソだと主張すればよいのではないのか!」
「あながちウソではないからですよ」
「なっ!?」
「ですが後悔はないです
弟たちを守るためだったですしね」
「..................そうだったのか」
「嫌がらないんですか?」
「フッ、弟や周りを守るためだったんだろう
出来るだけそんな情況にさせないがな
私とて弟が危険に晒されればそんなことをするだろうからな
それに君は悪人には見えない」
「.........ありがとうございます
ところでなんか腕に覚えがありそうな言動があったんですが」
「あぁ、申し遅れたな
私はおこじょ妖精の国で騎士団に所属している
アデール・カモミールという
一般人の軍部で言えば軍曹相当の地位だ」
へぇ、女騎士さんなのか、そりゃあ強いだろうな
カモミール?
「そ、そういえば、弟さんのこと何も聞いてなかったですね」
「そういえばそうだった
.........実は言いにくい事なんだが
弟はあまりちゃんとしたおこじょ妖精じゃなくてな
日当たりに金稼ぎをして日々を暮らしているのだ
儲け話にすぐ飛びついて
まぁ、悪いことをして稼いでいるわけではなさそうなんだが」
「ちょっとグレてる?」
「というよりお調子者だな。だが根はいい奴だぞ
幼少の頃、まだ弱かった私がいじめられて、石を投げられた時に私をかばってくれたり
今でも、会いに行けばもてなしてくれるしな」
お調子者で金儲けが好きで根はいいやつなカモミールって
「あー、すいません。弟さんのお名前は?」
「ああ!すまない。弟のことになるとつい話しがそれてしまう
弟の名前はアルベールだ
アルベール・カモミールという名前だ」
はい!カモです。アデールの弟はカモでした。
おこじょ妖精でカモミールだからまさかとはおもいましたけどね
「じゃあ、そのアルベールくんを探しにいきましょうか」
「あぁ、よろしく頼む」
とりあえず、探し物を探す魔法を使って見ようかな
そんなことを考えていると突然ドアが開いた
「お兄ちゃん!!」
ネギが入ってきた
ただ、その表情からは焦燥感が伺える
「お兄ちゃん!この子が!」
ネギはやはり慌てた様子で僕に近づいてきた
よく見ると服に血が着いている
そして腕の中には血まみれの白いであろう生き物がいる
「ど、どうしたんだ!?これ」
「ここに来る途中、罠にかかってるのを見つけて、血は止まったけど、苦しんでるみたいで.........
お兄ちゃん助けてあげて!」
「とりあえず落ち着け!」
ネギを落ち着かせ、深呼吸をして
ベッドに真っ赤になった小動物を寝かせる
と、そのときアデールさんがベッドに
ぴょん
と飛び乗った、そして
「アルベール!!!」
と叫んだ
「アルベール!どうしたんだ、アルベール!?」
「えっ?喋った!?」
ネギは動物が喋ったことに驚いているようだった
「ネギ、こちらのアデールさんとたぶんこのコはおこじょ妖精っていうおこじょに似た妖精さんだよ………
さて、アデールさん、こちらがさっきいってた弟さん?」
「.........そうだ、だがこんなことに.........数日前まで元気だったのに」
僕はパニクりそうなのを抑えながらアルベールの身体を調べてみた
身体中に切り傷擦り傷があるが足の付け根の傷が明らかに深かった
多分、この傷が原因で出血し、衰弱して倒れていたんじゃないかと思う
とりあえず、大分止血出来てるけど
傷を治すか
「プラクテ・ビギ・ナル
|汝が為にユピテルの王の恩寵あれ ‘‘治癒”《トゥイ・グラーティアー・ヨウイス・グラーティア・シット ‘‘クーラ”》」
呪文を唱えるとアルベールの身体中の傷がみるみる塞がっていく
付け根の傷は完全には治せなかったが
かなり良くなったと思う
で次は
「プラクテビキ・ナル
|汝に秘めしファウヌスの恩恵よ
汝の血肉と化せ ‘‘増血”《トゥイ・ローレム・イヌウス・ローレム・トゥイ・サングイーネム・ムターチオ ‘‘ルビート”》」
足りない血を無理矢理増やす
やり過ぎると良くないけど多少なら大丈夫だと思う
あとはまだ完治してない付け根に包帯をして
これでよし!
「ふーっ!おわったよー」
「だ、大丈夫なのか!?」
「うーん.........正直、他人を治療するのは初めてだし、人じゃなくておこじょ妖精だから確証は持てないけど、多分大丈夫じゃないかと思いますよ?」
「そ、そうか..................あっすまん」
「なにが?」
「おこじょ妖精には身体の状態を調べるのに特化した魔法があった」
「.........はい?」
「アルベールが怪我をしてたものだから失念していた」
「早く行ってくださいよ!弟が心配なのはよーくわかりますが!」
「本当にすまない。よし、やるぞ」
するとアルベールに手(前足?)をかざすとぼんやりとした光が包み込んだかと思うと直ぐに霧散した
「どうです?」
「.........あ、あぁ大丈夫だ
多少貧血気味かとは思うが許容範囲だろう」
「ホント!?よかったあー!」
ネギが沈黙を破るように言った
余程心配していたのだろう
「あぁ、本当だ........本当に..................
.本当によ''がっだぁー」
アデールさんは泣きはじめた
弟が確かに救われたことを知って泣き出してしまったようだ
「う.........うーん」
「あっ!気がついたみたいだよ」
騒いだせいで目が覚めたっぽいな
「ん?ここはぁどこだ.........あれ?姉ちゃん?」
「ア''リ''ュベーリ''ュゥぅぅぅぅ!!!」
「うおっ!なんだ!?」
アデールさんが感極まってアルベールに抱きついた
「アル''、ベール''ゥぅぅ!よがっだー」
「姉ちゃん近い!近い!げっ!鼻水が!
ぎゃあぁぁぁぁぁ!!」
騒がしいなぁ
なんかネギはネギで涙ぐんでるし
感動のシーンか、これ?
まあ、面白いからもう少しほっとくか
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「見苦しいとこを見せてすまない」
アデールは落ち着いたところで謝罪を述べた
「いや、弟が助かれば号泣もするさ。
ただ、本当に見苦しい姿になったのはあなたの鼻水でべちょべちょになった弟さんだけどね」
「うぐっ!」///
僕が指を差した方向にはぬるぬるした液体で濡れたアルベールと
それを拭くネギの姿だった
「アルベール、すまない」
「ホントだぜ!まったく!
ところで姉ちゃん」
「なんだ?」
「そこの嬢ちゃんと俺を拭いてくれてる坊ちゃんはだれだ?
状況がまったくわからねぇんだけど」
「アルベール、この二人はお前の命の恩人だぞ」
「へっ?」
「お前を拭いてくれてるネギくんは、罠にかかってるお前を見つけて、出血した脚を止血した上でここにつれて来てくれたんだ。
でこっちのハルはお前に治療魔法をかけてくれたんだぞ」
アルベールの顔が固まった
そして突然、アルベールの身体を拭いているネギが使っている布を掴んだ
「命の恩人様にこんなことはされねぇ!」
そういうと布を奪い、あっという間に身体を綺麗にした
そして膝を着き
「数々のご無礼、お許しくだせぇ!
そして、このアルベール・カモミール
御恩は一生忘れやせん
ネギの兄貴!ハルの姉貴!」
と謝罪と感謝を述べた
別にいいけどね
僕は頼まれただけなところがあるから
ただ
ネギの兄貴はいいや、
ハルの姉貴ってなんだよ!?
またか?お前ら姉弟揃って間違えやがって
アデール!ネギ!ちょっと笑いそうになってるんじゃない!!
アルベールは変な空気になっているのを察して戸惑っているようだった
「アルベール」
「や、やなだなぁ。あっしのことは気軽にカモって読んでくだせぇ、
ハルの姉貴」
僕は左手でカモの首根っこの皮を掴み持ち上げた
「カモ、お前には言わないといけないことがある」
「な、なんでやしょ」
「僕は!男だ!!」
「えぇ!うそぉぉ!?」
「あ!?なんなら丸裸になってやろうか!?」
「す、すいやせんでしたぁー!」
カモは両手(両前足?」を合わせて謝罪した
それを見て僕はカモをベッドの上に戻した
「まあ、わかればいいけどね
君の姉も間違えたし」
「そうなんすか?」
「まあ、僕も間違えたからお互い様だけどね」
「あぁ、姉ちゃんは女っ気がないからなぁ」
「うるさい!」
アデールのドロップキックがカモに飛んできた
「へぶらっ!」
奇妙な叫び声とともにカモが吹っ飛んだ
「いってぇな、姉ちゃん!オレはまだ治ってないんだぞ!なにしやがるんだ!」
「ふんっ!貴様は殺しても死なんだろ?」
「いや、さっきまで死にかけてたんだけどね!?」
なんか、姉弟喧嘩が始まった
姉の方が一方的な気がするけど
僕たちは兄弟喧嘩あんまりしないからちょっと新鮮だなぁ
それにしても
「ねぇ」
「「あん!?」」
「二匹とも似てるから今どっちがどっちかわからないんだけど」
「私がアデールだ」
「オレがカモっすよ」
やっぱわからん
「んー、見分けつけれるようにしたいなぁ..................あっ!アデール」
「なんだ?」
「リボンつけてみない?」
「へっ?」///
「固定概念かもしれないけど女の子にはリボンっていうのがあるし
見分けやすくなるからね」
「い、いや、わたしは.........」
「ひゃはははっ、姉ちゃんにリボンかよー」
「なっ!?私にリボンは似合わないとでも言うのか!?」
「いや、案外似合うかもしれないぜ」
「な、な、なん、だと.........それは本気で言っているのか?」//
「へっ?まぁわりと本気だぜ?
今までそういうとこ見たことないからなんとも言えないけどな」
「…………………」///
アデールは頭を抱え込んだり
ベッドの上を転がりまわったりした
そしておもむろに立ち上がると
「ハル!思う存分やってくれ!」////
と言って来た
いや、リボンをつけるだけだからね?
アデールに聞いたところ
また悩んだ挙句、赤いリボンを選択した
ピンクはレベルが高過ぎたらしい
しまっていた材料からリボンを作る
「なぜ、リボンの材料が家に?」
「んー、趣味が工作とかなんだよ」
「ほおー、ところで、先程から初対面のよそよそしさがない気がするんだが」
「あぁ、なんとなくさ、同族の匂いがしてさ」
「同族?私はおこじょ妖精で君は人間と全く違うが?」
「いや.........アデールさぁ」
「ん?」
「カモのこと大好きでしょ」
「へっ?な、なな、なななな何を!?」///
「なんとなくさ、同じブラコンの匂いを感じたんだよねぇ」
「ぶ、ぶぶブラコンなど!」///
「今回のリボンだってカモに褒められたくてしたんでしょ?」
「そ、そんなわけあるか!
た、たまには女らしいこともしてみようかと、
ただの興味本位で!」///
「別にいいけど、ツンデレも直さないとね」
「つ、ツンデレではな「リボン出来たから向こう向いて」話しをきけぇー!」///
アデールの話しをスルーして
後ろを向かせる
頭にリボンをつけるが真ん中だと味気ないのでやや左につけてみた
「よし!付けた!
おーい、お前らー!できたぞー!」
「お、おい!?まだ心の準備が!」
「いいじゃん、いいじゃん」
「できたのー?」
「兄貴、リボン一個であの姉ちゃんが変わるわけないっすよ」
ネギとカモがこっちにきた
カモはネギの肩に乗っている
いつの間に仲良くなったんだ?
「これでどうだ!」
僕はアデールを二人に見せた
アデールはまだ恥ずかしいのかものすごくもじもじしている
「ど、どうだ!?」///
「うーん、多分可愛くなったよ」
おっ!ネギには好評だな
で、肝心のカモのほうは?
「カモ、どうだ?」
「んー、まあ似合ってるんじゃないっすか?」
よしっ!カモにも好評だな
「そうか!似合ってるか!」
アデールも嬉しそうだ
「そうかそうか!似合ってるか!はははっ!似合ってるか!」
予想以上に喜んでいるみたいでよかった
..................ちょっとウザいけど
「ダンナ、ダンナ」
カモが僕のほうに呼びかけた
ダンナ?
「ダンナって僕のこと?」
「そうですよ。兄貴じゃネギの兄貴とかぶっちまいますからね」
「それでなに?」
「姉ちゃんがあんなに喜んでるところを見たのは久しぶりですよ
ありがとございます」
お前に褒められたのが嬉しいんじゃないかと思うけどね
「ま、どういたしまして」
しばらくしてアデールは正気に戻った
「恥の上塗りだー!」って言ってましたけど
「君たち兄弟は私たち姉弟の恩人だ。
頼みがあるならすぐにかけつけるぞ」
「そ、そんな恩だなんて。僕はただ必死だっただけで.........
治療したのもお兄ちゃんだったし」
「いや、ネギがつれて来なきゃ危なかったと思うよ
それに、ネギとアデールに頼まれただけだし」
「そんなこといわないでくだせぇ
オレたちはお二人に恩を返したいだけっすよ」
んー、頼み事しないとしないと納得しないよなぁ
なんか困ってることあったけ?
あー、一個あったな
「ねぇ二人とも」
「なんだ?」「なんっすか?」
「頼みたいことがあるんだけど」
「まかせろ!」
「まかせてくだせぇ!」
「ダイオラマ魔法球の作り方と材料を調べて欲しいんだけど」
「はっ?」
「へっ?」
まあそうだろうなぁ
日本でいえ小学校に入るか入らないかぐらいの子が
最低でもサラリーマンの生涯収入の数十倍するものの作り方を聞いてるんだからさ
「な、なんだってそんなものを」
「作りたいんだよ、それを」
「えぇ~!?」
「お兄ちゃん、ダイオラマ魔法球ってなに?」
あぁ、ネギは知らないよな
「ダイオラマ魔法球っていうのは、
見た目は模型みたいだけど
触れると中に入れるんだよ」
「えっ?中に入る?」
「そっ、魔法球自体は大きいものでも2~3mぐらいだけど中は数百メートルにもなるから場所の確保にちょうどいいんだ」
「へぇ~」
「それだけじゃないですぜ!
ものによりますが、中に一日中入っていても外では一時間ぐらいしかたっていないなんて機能もあるものもありやす」
「すごいねそれ!」
「ですが、ありゃあかなり値段がはるものじゃないですかい?
それを作るなんていくらダンナでも無理なんじゃ?」
「無理かどうかはやってみなきゃわかんないよ。まだなにもわからない状態なんだし」
「わかりやした。全力をもってしらべさせていただきます」
「私も国の図書館でも見てみる」
「.........お兄ちゃん」
「ん?なに?」
「ダイオラマ魔法球ができたら僕も使ってもいい?」
「いいよー」
「ありがとう!」
ネギはパァァと明るく笑った
眩しいぜ
数日後、アデールとカモが魔法球に関する情報を仕入れてきてくれました
それらを合わせると作れそうな感じがします
それを聞いたカモは
「マジですかい.........」
っていってましたけど
増血魔法は今作オリジナルになります
アデールはアルベールの女性名にあたります
GTO→元暴走族の教師が現代の学校の問題にジャーマンスープレックス
哲也→雀聖とイカサマ麻雀
遊戯王→主にテーブルゲームから古代エジプトのゴタゴタへシフト、経済効果がやばいと思う