こんちわ、ハルです
前回は驚きました
いきなり時計が壊れるんですから
なんか無詠唱で魔法の射手をやってしまったみたいです
とりあえず詠唱ありでの最大数を増やす訓練とともに無詠唱のほうの最大数も増やせるように
現在、学校近くの森の端っこで練習中です
そうそう、ダイオラマ魔法球ですが出来上がりました
とはいえ中の大きさはせいぜい体育館程度ですし、時間を操作することも出来ません
純粋に場所確保だけですね
ただ、火とかが簡単に使えるようになったんでそろそろ剣を作ろうかと思ってます
閻魔刀にあわせて日本刀にしましょうかね?
そうこうしているうちに魔力が少なくなって来ました
そろそろ練習を切り上げましょうか
魔力を速攻で回復する道具とかないんでしょうか?
ドラクエのエルフの飲み薬みたいな
「んーっ…………はあーっ!」
大きく伸びをします
やっぱ魔力を使うと疲れますね
帰って休みますか
「もう無詠唱が出来るなんて驚いたな」
「だれっ!?」
僕は驚いて振り返った
そこにはスーツを着て、メガネをかけた、灰髪オールバックのおっさんがいた
知らない人間の登場に思わず杖を構える
「ちょ、ちょっとまって!僕は怪しい者じゃないよ。僕は「まってよ、タカミチーッ!」」
ネギが大声を出しながらおっさんの近くに駆け寄った
ん?タカミチ?
「もー、速いよ!」
「ごめんごめん、ちょっと気になることがあってね」
そういいながら僕をみた
ネギとのやりとりから僕は杖を下ろした
「あれ?お兄ちゃん」
お兄ちゃんという言葉におっさんから「え?」という声が聞こえた
お姉ちゃんじゃねえぞこの野郎
「ネギ、このおっさんだれ?」
「お、おっさん」
おっさんをへこませてしまったようだ
「えーっと、タカ「ちょっとまってくれ」?」
おっさんは速攻で復活した
「ちゃんと自分で名乗らないとね
僕は高畑・T・タカミチ、君達のお父さんの友達だよ」
そういって右手を差し出して来た
僕は差し出した手を握り質問した
「えーっと、もしかして
「!.........よく知ってるね」
「勉強しましたから」
「ねぇ、
「簡単に言えば、父さんが英雄になったとき、父さんと一緒に(魔法)世界を救った仲間達の名前だよ、ネギ」
「じゃあ、タカミチもお父さんと一緒に世界を救ったの!?」
「僕はそんなたいしたものじゃないよ
僕は彼らの中じゃ下っ端みたいなものだしね」
「でも、一緒に世界を救ったんでしょ?すごいや!」
ネギがタカミチを羨望の眼差しでみている
「ははっ、ありがとう」
タカミチはネギに優しく微笑みながらそう返した
「あっ!そういえば僕の自己紹介がまだでしたね
僕はハル・スプリングフィールドです
よろしくお願いします」
「こちらこそよろしく
ネギ君とはさっき友達になったんだけど君とも友達になれると嬉しいな」
「もちろんいいですよ」
「ありがとう、あとそんなにかしこまらなくてもいいよ」
「ん、わかった」
やっぱ、タカミチは紳士的だねぇ
「ねぇねぇ、タカミチ」
「なんだい?ネギ君」
「お父さんの友達だったんでしょ?
じゃあ、すごい魔法とか知ってるの?」
まあ、父さんの仲間だって言うならそう思うよな
でも確かタカミチって
「うーん、ちょっと.........」
そういいながらタカミチは少し困った顔をしていた
あー、やっぱり。タカミチって魔法使えなかったよな
めちゃくちゃ強いけど
「.........よし!じゃあ、魔法じゃないけどすごいのをみせてあげよう!」
「本当!?やったあー!」
「この近くに滝はないかな?」
「滝?.........森のどこかにあったような、
知らない?お兄ちゃん」
「確かここから歩いて少ししたところにあったと思うけど」
「じゃあそこにしようか」
僕たちは歩いて滝までいくことにしました
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「それにしてもハル君」
「うん?なに?」
「さっきの無詠唱魔法は驚いたよ、もう出来るのかい?」
「んー、学校で魔法の射手をならって直ぐ出来たね」
「本当かい!?本当にすごいな!
ネギ君もできるのかい?」
「ううん、僕はまだ一本も出来ないんだ
羨ましいよ」
「いいじゃんか。ネギ今、魔法の射手は風だったら19ぐらいじゃなかったけ?僕なんかまだ7だよ」
「えぇ!?もう19も!?」
「違うよお兄ちゃん、風も、光も雷も23だせるよ」
「ははは、すごいね君達は」
いかん、タカミチが軽く現実逃避している
「ところでタカミチは普段なにをやっているの?」
「え?あぁ、日本の麻帆良と言うところで学校の先生をしているよ
麻帆良で偉い人、学園長と
ここの学校の校長.........君達のお祖父さんだったね
二人が友達でねその関係で出張でここにきたんだよ」
「そこの学校で魔法を教えてるの!?」
ネギが食らいつくように質問した
「いや、魔法教えてないなぁ。というか麻帆良は普通の生徒を相手にしてるんだよ」
「えーっと、魔法は魔法があることを知らない人に教えちゃいけないんだっけ?」
「その通りだよ。だから僕は魔法を学ばせていない。僕の担当教科は英語だよ」
そういえば、原作やアニメだと学園長のそばにいるのはタカミチかしずな先生だったな
タカミチは地位が高いのかな?
「タカミチは学校だと偉いの?」
「ははは、僕みたいな若造に高い役職は早いよ」
若造?何歳なんだ
「タカミチっていまいくつ?」
「今年で26になったよ」
思ったより若え!?
「タカミチ、さっきおっさん呼ばわりしてゴメン」
「はは、いいよ。君達ぐらいの子なら僕ぐらいの年齢の人はおじさん、おばさんだと思うからね
それにさっき君の事も間違えてしまったし」
「女の子だと思った?」
「あ、あぁ、すまないね」
「いや、いいよ。それこそお互い様だし
それに僕もたまにそう思うし、初めて会った人は間違いなく間違えるし」
「二人とも見えてきたよ!」
そうこうしているうちに目的地が見えてきたようだ
ゴーゴー音が聞こえる
「僕、先に行ってるね!」
はしゃいでるネギが走り出してしまった
「あんまり滝に近づくなよー!」
「うん!わかったよー!」
そういいながらネギは滝のところまで行ってしまった
「子供は元気だねぇ」
「いや、君も子供だよ?」
まあ、前世からあわせるとタカミチより年上だけどね
「君は、ネギ君のところへ行かなくていいのかい?」
「いいよ、一人ではしゃいでる可愛いネギをみたいからね」
「.........え?えーっと、そうかい」
突然のブラコンで、びっくり&ドン引きさせてしまったようだ
「コホン、ちょうどいい。
聞きたいことがあるんだけど」
ん?なんだろ?
「君はどれぐらい知っているんだい?」
「..................何を?」
「君は、僕を
君はそれを勉強して知っているといっていた
と言うことは他に知っていることがあるんじゃないかと思ってね」
「なんで僕が知っていることを知りたいの?」
「...........................正直に言うよ
ナギさん.........君達のお父さんにあまり教えないでくれと頼まれていたんだ
仲間たちもだよ
だから、あまり知って欲しくないんだ」
.........まあ、隠すようなことじゃないと思うし正直に言っておくか
前世のことは抜きにしてだけど
「戦争に関することは大体知っているよ」
「.........そうかい、残念だ」
「勘違いしないで欲しいんだけど、事実に近いほうだよ」
「それはどういう.........」
「アリカ女王なんでしょ?僕たちのお母さんって」
「な、なぜそれを?」
タカミチの質問をスルーして話しを続ける
「アリカ女王が僕たちのお母さん
で僕たちの父親が英雄のナギ・スプリングフィールド
なら二人は夫婦だ
これっておかしいよね?英雄と黒幕が一緒になるなんて
と言うことはメガロセンブリア元老院が公表している出来事は嘘がある
だからメガロ元老院にプラスになるっぽいところ以外が本当だよね?
あと父さんの活躍をもうちょっと地味にしたのとか」
「………………………」
タカミチは目を見開き
かなり驚いているようだ
「.............君は.........お母さんのことをどこで知ったんだい?」
「.........僕は赤ん坊の頃の記憶がはっきりとあるから
母さんのことも父さんのこともちゃんと覚えてる
一緒に暮らしたのは半年もなかったけどね」
「………………………」
タカミチは今度は無表情になってしまった
「た、タカミチ?大丈夫?」
あまりの無表情っぷりに心配になってしまった
マジで大丈夫か?石像みたいになってるけど
「..................フフ」
お!なんか喋ったぞ
「フフフ、フフ、ハハ、ハァーハッハッハッハッ!」
ギャー!タカミチが狂ったァー!
なんか顔を押さえて爆笑してるぅぅー!
「ハッハッハッ、............はぁー、今日は驚きの連続だよ
本当に君達兄弟には驚かさせられる
ナギさんもよく驚くようなことをしてきたけどそれを思い出したよ」
「そ、そう?」
「特にハル君、君はそう言う感じだね」
「そっかなあー?僕はネギにやたらびっくりさせられた気がするけど」
「ネギ君もそう言うところがあるように思えるけど、君はその傾向がもっと強いと思うよ
僕からすると、君は容姿がアリカ様似で中身がナギさん似かな?
ネギ君は容姿がナギさん似で中身がアリカ様に似てる気がするね」
「僕って母さんにそんなに似てるの?」
「ああ、そっくりだよ。アリカ様の生き写しのよう..................って男の子にこれは失礼だったかな?失言だったよ」
「いやいいよ、僕も自分を見てかなり似てると思うもん」
「ねぇー!二人とも、何してるの?
タカミチがすごく大きい声で笑ってたように聞こえたけど?」
ネギが僕たちがなかなかこないから来たみたいだ
「あぁ、ごめんごめん。今、タカミチがネギが父さんによく似てるねって話しをしててさぁ」
「えっ!?本当!?タカミチ!」
「ああ、本当だよ。ナギさんを小さくしたみたいだよ」
「えへへ」
ネギは嬉しそうに笑ってる
かわええのー
「あっ、二人とも早く来てよ!
タカミチ、すごいの見せてくれるんでしょ?」
「はは、ごめんごめん、早く行くことにするよ」
そう言った後、ネギが再び滝のところまで戻ったのを見計らって、小さく
「ハル君、さっきの話しはネギ君には黙ってくれるかな?」
といってきた
僕も小さな声で
「もちろん、いいよ」
と返した
そして二人で滝を目指して歩き始めた
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滝はゴーっていうかグゥウォー!ってぐらい激しい音をたてていた
僕が場所を教えたけど、今から行われるであろう事を考えるとミスったかと思う
「へぇ、いい滝だね」
それをやるであろう本人は呑気にそんなことを言っている
大丈夫だよね!?
「ねぇねぇタカミチ、なにをするのー?」
「まあみてなさい」
そう言うとタカミチは滝のそばまで歩き出した
「じゃあ、いくよ!」
滝の音が大きいので聞き取りづらいがそう言ったんだと思う
その直後タカミチが滝にむかって真っ直ぐアッパーをした
すると凄まじい轟音とともに滝に穴が空いた
いや滝が二つに割れ、割れ目がどんどん上昇していき、あっという間にてっぺんまで到着した
てっぺんまで届いた衝撃が惰性で滝の上のほうで水飛沫をあげている
すげえぇぇーー!!!
なんだあれ!?
滝割りをするのはわかっていたけど生で見ると全然違う!!
なんか超常現象みたいだ!いや超常現象なんだけど
前世で見た、土砂崩れとか崩れていく巨大な氷河とかの映像を見たことあるけどあんな感じの凄まじさを感じる!
それを一個人が起こすとは
やっぱ、タカミチはただの老け顔じゃなかったんだな
「どうかな?二人とも」
タカミチがいつも通りのにこやかな笑顔で戻ってきた
いや、凄すぎて言葉がでない
隣で見ていたネギも同様のようだ
「.........えーと、二人とも?」
いつまでも黙っている僕たちにちょっと不安になってしまったようだ
「.........ごいよ」
ネギが何か言っている
「すごいよ!タカミチ!!」
興奮したネギがタカミチに抱きついた
「なにあれ!?魔法なの?」
「ははは、魔法じゃないよ」
キラキラした笑顔で質問している
タカミチはそれにニコニコと答えている
「魔法じゃないの!?ねー、どうやるか教えて!」
「ははは、まだちょっと教えられないかなあ」
「えー」
「タカミチ!」
僕はタカミチに呼びかけた
「なんというか、言葉であらわせないほど感動した」
「ああ、ありがとう」
「タカミチはただの老け顔じゃないんだね」
あ、タカミチがずっこけた
ちょっとしたジョークなのに
「こ、これは修行したときに使った魔法道具の影響で」
「え!?年を取る魔法道具があるの?」
「いや、修行中時間の流れが違うから早く年をとっただけだよ」
「へぇー、そんな魔法道具があるんだ」
おいおい、前に説明したぞ、ネギ
「ねえ、それってダイオラマ魔法球じゃないの?」
「え?あっ!そうかも。
タカミチ、ダイオラマ魔法球使ったことあるの?」
「おや?君達、ダイオラマ魔法球を知っているのかい」
「うん、お兄ちゃんが作ってるやつだよ」
「..................は?つくってる?」
「違う違う、この間出来たよ」
「本当!?みせてみせて!」
「.........ちょ、ちょっと待ってくれ!」
タカミチが信じられないって顔をしながら聞いてきた
「ハル君!ダイオラマ魔法球を作ったのかい!?」
「うん、作ったよ」
「あれがどういうものか知ってるのかい?」
「あれでしょ?見た目は模型のような形だけど中に入いることができるから場所の確保が出来て
時間の流れを帰ることが出来るっていう
でも僕が作ったのは、タカミチが知ってるのよりかなり狭いと思うよ、修行したってことはかなりの広さじゃない?
それに時間の流れも変えれないし」
「.........ちょっと見せてもらってもいいかな?」
「いいよ、ネギも見せてあげるから、僕の部屋へおいでよ」
「うん!」
ネギは嬉しそうについてきた
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「ここが、僕の部屋だよ」
タカミチを寮にある僕の部屋に案内した
途中、学校の寮だし、許可がいるかもしれないと思い、とりあえずドネットさんに聞きに行ったけど、いいみたいだ
ドネットさんは僕に対して、超事務的、逆に言えばみんなと平等に扱ってくれるから気が楽だ
祖父の校長がそれやると腹立つけど
おっと話しがそれた
とりあえず、許可はすんなりとおり僕たちは部屋の前にきてる
ドアを開けるといつもの風景が飛び込んできた
年季の入った机、その上やそばに大量に置かれた本たち
ベッド、本や魔法道具やそれを作るための道具たちがしまわれたクローゼット
「ここが君の部屋かい?机の周り以外は随分スッキリしているね」
「あー、普段は本読んでるぐらいしかしてないからさー
他のことしてたとしても部屋を出るときはクローゼットに全部しまってるし」
魔法道具作ってるの見られたくないし
「ん?これは」
タカミチは壁についた黒い斑点を見ながら聞いてきた
「あー..................間違って魔法の射手を使っちゃって」
「なっ!怪我はなかったのかい!?」
「う、うん、それは大丈夫。
でも無詠唱魔法がまさかできるとは思わなかったよ」
「.........君には、無詠唱魔法の才能があるかもしれないね
ただその分、暴発の危険性があるから、気をつけないとダメだよ」
「うん、わかった」
「お兄ちゃん!あの窓にあるのがそうなの?」
僕の部屋を探索していたネギがダイオラマ魔法球を発見した
僕が作ったダイオラマ魔法球は
見た目が20cmぐらいの試験管のような姿をしている
「これがダイオラマ魔法球かい?
僕が知っているのとは随分違うね」
「まあ、半分試作品みたいなものだしね
あと、中の広さの影響があるみたい」
「そうなのかい?」
「タカミチが使った物の広さはわからないけど、僕のは精々縦横50メートルぐらいだよ」
「あぁ、確かにそうだね
僕が使わせてもらったのは端と端が見えないぐらい広かったよ」
「ねぇ、お兄ちゃん。どうやって使うの?」
ネギがしびれをきらして聞いてきた
「ああ、ゴメン。魔法球の正面にたって
頭一番上を触ると入れるよ」
ネギは言われた通りにすると消えてしまった
そとからみるとこうはいってるのか
「んじゃ、僕たちも行きますか」
中は、砂利と草が生える変哲もない山のてっぺんのようだ
「お兄ちゃん、なんだかここ見たことある気がする」
「ダイオラマ魔法球っていうのは、実際にあるところをベースに使うんだよ
近くにある使えそうなところが、ここしかなかったからね」
「へぇー」
「君はこれをどう使うつもりなんだい?
確かに、部屋よりは広いね
だけど魔法の特訓をするには少々狭いと思うんだけど」
「んー、物置かな、最近、本とかが多くなって来たし
あとはこうばがわりとか」
「こうば?」
「趣味で色々作ってるんだよ
ここなら火を使っても大丈夫だし
物置は火と離して魔法をかけとけば問題ないでしょ?」
「随分、大掛かりなもの作ろうとしているように聞こえるね
何をつくるんだい?」
刀なんだけどなんか言われそうだな
「タカミチ、ちょっと耳を」
「?」
タカミチは疑問に思いながらも膝を曲げて僕に耳を傾けてくれた
「近々、幼馴染の誕生日があるんだよ
そのプレゼントでもつくるよ」
「へぇ、どんな子なんだい?」
「ツンデレ」
タカミチがずっこけた
「でも、僕とネギのことをよく心配してくれて、お世話になってるよ」
「それは、ちゃんとプレゼントしないとね
.........そういえばネギ君はどうするのかな?」
あー、あんまり意識しないようになんにも話してなかったけど、どうするだろ?
「そういえば、知らないなぁ
.........ネギ!」
「どうしたの、お兄ちゃん?」
僕の呼びかけにネギは返事した
「もうすぐアーニャの誕生日だけど、
ネギはどうするの?」
「....................................ああぁぁぁー!!
忘れてたぁー!!!」
「えっ!?マジで!」
アーニャのあの性格からするとプレゼント忘れた日には間違いなくブチギレか裏で号泣だな
「どどど、どうしよう?お兄ちゃん」
「お、落ち着けネギ!まだ一ヶ月ぐらい残ってる!今からでも用意できるはずだ!」
「うぅぅ.........」
出来れば、共同ってことにしてやりたい
だけど、ネギのためにならないし、
僕のプレゼントは共同で作れないし
あー、くそッ
「ねぇ、お兄ちゃん。一緒に用意するっていうのは?」
「ゴメン!僕も大体しか考えてないんだ
ただ、それも一緒に出来ないのだから」
「そんなぁー」
「あー、君たち?」
黙っていたタカミチが話しかけて来た
「とりあえず、その子が好きな物や事からプレゼントを考えたらどうかな?」
「好きな事?アーニャの好きな事かー.........なんだろ?」
「.........ケーキ食べ放題?」
「まあ、女の子は甘いもの好きってあるけど.........出来れば形に残したくない?」
「それもそうだね
うーん、占い?」
「占いかぁ、いいんじゃない?
占いに関する物を送れば喜ぶと思うよ」
「うん!じゃあそうする!」
よし!決まったようだ
「プレゼントの方向性が見えて来たみたいだね」
「うん、ありがと、タカミチ」
「ありがとう、タカミチ!」
「はは、どういたしまして」
こんな会話の後、ダイオラマ魔法球の中には他に何もないので外に出た
「ネギ、これはちょっと勝手に使わないようにしてほしいんだけど」
「えっ!?なんで?」
「かなり高温の火を使うような風にしたいから、危ないじゃん」
「お兄ちゃんだって使うのに」
ネギは可愛く頬を膨らませていってきた
「僕のせいで僕が火傷するのはいいけど、僕のせいでネギが火傷するのはいやだからさあ」
「.........わかった、でもお兄ちゃんが火傷したらイヤだからね」
「うん、気をつけるよ」
「ハル君、なにをする気かわからないけど怪我をしたら、君の周りの人が悲しむから、気をつけないといけないよ」
「わかったよ、タカミチ」
外に出るとタカミチは校長と話しがあるみたいで僕の部屋を後にした
翌日、アーニャがブチギレながら飛び蹴りをかましてきた
部屋を後にしたタカミチがアーニャに会ったようなんだが、そのときアーニャのことをツンデレと評したことを話してしまったようだ
おかげで、授業後も、追いかけられて大変だった
タカミチにその文句を言うと
お詫びに戦いの稽古をつけてくれるらしい
が、ネギも一緒なので最初から予定していたんだと思う
お詫びにならないじゃん
エルフの飲み薬→ドラゴンクエストシリーズに出てくるMPを全回復させるアイテム