ハルネギ!   作:東谷左之助

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アニメ原作開始です


少女と護送 前編

おはようございます

ただいま午前10時です

何故か僕は買い物に出掛け、その帰路にいます

買ったものは

イチゴ、生クリーム、バニラアイス、いちごソース、イチゴアイスext.............

 

まあ用はストロベリーサンデーの材料ですね

 

 

ダンテさんがストロベリーサンデーが食いてえとか言っていたので作って見みたら

甘みが足りない言われ作り直し

今度は酸味がキツすぎると言われ作り直し

次は甘味と酸味の割合が悪いと言われ作り直そうとしたら材料が無かった

 

ここまで来たら意地でも美味いと言わせようと材料の買い出しをしたんですが

今考えるとダンテさんがストロベリーサンデーを沢山食べたかっただけじゃないかと思い始めてます

 

ハメらてたかなぁ OTL

 

 

 

「イテッ!!おい、テメェ!」

 

突然、路地の方から怒鳴り声が聞こえた

 

「なんでしょうか?」

 

見ると、ガタイとガラの良し悪しが反比例したような男2人が

黒い服を着た細身の男性に絡んでいた

 

「テメェがぶつかったせいで、腕を痛めちまっただろうが!!」

「アニキ!大丈夫ですか?」

隣の子分らしき男がわざとらしく心配している

「あーあ、これマジ骨折してんな、

しょうがねぇ、慰謝料と医療費として1万ドルおいていきな!」

 

うわーめちゃくちゃ言ってるよ

 

「ちょっと、失礼」

 

そういって、黒服の男はアニキと呼ばれている男、略してアニ男が抑える腕を触ろうとした

 

「さわるんじゃねぇ!」

 

そういってアニ男は腕を振り上げて黒服を避けた

 

「おや、医者の心得があったので診ようと思ったのですが、その様子だと大丈夫そうですね」

 

だろうね、どう考えても言い掛かりだし

 

「う、うるせぇ!いいから金置いてけ!

それともテメェが病院の世話になりてぇか!?」

 

マズイなぁ、あの人、酷い目に合いそうだ

 

しょうがない

 

僕は戦いの歌(カントゥス・ベラークス)を唱え

絡んでいる男達に向かって走った

 

男達は途中で僕の存在に気付いた様だが突然の事で反応仕切れず固まってしまっている

 

チャンスだ!

 

そう思い、僕はドロップキックを御見舞いする

 

「グヘッ⁉︎」

「うわっ⁉︎」

 

ドロップキックは手前にいたアニ男を吹き飛ばし、子分もそれに巻き込まれた

 

黒服は唖然とした風で目を見開いていた

 

「何をしてるんですか!?早く逃げますよ!」

 

僕は黒服の手をとり急いで逃げた

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

数分ほど走ったところで後ろを見たが誰もいなかった

どうやら振り切ったようだった

 

魔法を使えば楽勝なんだけど、人前で気軽に使えないからなぁ

戦いの歌(カントゥス・ベラークス)だけじゃ心許ないし振り切れて良かった

 

「いやー、助けてくれてありがとう」

「どういたしまして、あんまりああいう路地には入らない方がいいですよ」

「ははは、普段入らないからちょっと興味があってね

これからは気をつけるよ」

 

そう微笑みながら黒服は言った

 

それにしても、子どもとは言え、魔力供給されている人間に普通についてきた上、全く息を切らしてないこの人すげえな

 

「それにしても随分落ち着いてますね」

「そうかな?」

「そうですよ、もしかして何か格闘技でも習っていらっしゃったのですか?

でしたら余計な手出しでしたね」

「いや、そんなことはないよ。ありがとう

ただ........昔、剣術をちょっとね」

「へぇ、そうなんですか」

 

ここで僕は自分が買ったものを思い出した

 

「ああ!!すいません、すぐ帰らないと!

じゃあ、失礼します!」

 

そういって走り出した

 

「あー、君名前は?」

 

黒服は僕の名前を聞いてきた

 

「ハルです!」

 

時間が無かったのでそれだけ言って僕はDevil May Cryに向けて走り続けた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

事務所に行くとモリソンさんの車が見えた

仕事かな?

 

とりあえず扉を開け事務所に入った

 

ドアを開けるとモリソンさんと見慣れない女の子がこちらを注目していた

 

ダンテさんは気にもせず

雑誌を読み続けている

 

 

「おお、ハル、おかえり」

 

モリソンさんがダンテさんの代わりに迎えの挨拶をしてくれた

 

「えーっと、ただいま?

…………仕事の話ですか?」

「あぁ、そうさ」

「そうですか、

ダンテさん、買ってきたもの冷蔵庫に適当に詰め込んでおきますね」

 

そう言って奥のキッチンへと足を運ぼうとすると

 

「おい」

 

ダンテさんが話しかけてきた

 

「ん?どうしたんです?」

「アイス、溶けかけてんじゃねえか」

 

手元の袋を見ると溶けたアイスの一部が箱から少し出ていた

 

「あちゃー、急いだつもりなんですが、

直ぐに、冷凍庫に入れますね」

「待て、そのままいれるんじゃねぇ」

「.............はい?」

「溶けたアイスをそのまま凍らせるても

そのまま食った奴よりマズイし、石みたいに硬え

せめて入れる前に泡立て器でかき混ぜておけ」

 

.............あれ?この人誰だっけ?

 

「まあ、買ってきたときのよりはマズイがやらねえよりましだろ?」

「..........................あ、はい、わかりました」

 

そう言って僕はキッチンに向かった

 

 

 

 

あの人、マジで美味いストロベリーサンデー食いたかったのかよ!?

 

 

 

 

 

「相変わらず変に子供っぽいもんを食べるな、ダンテ」

 

キッチンで溶けたアイスをかき混ぜながら会話を聞く

 

「うるせぇよ、モリソン

で、今日は何の用だ。

オレは今、あいつにストロベリーサンデーの指導もあるし、俺自身もやる事がある」

 

「まあ、聞けダンテ。今回は護送だな」

 

「………………………」

 

「聞いているのか?ダンテ」

 

「あんたこそ聞こえたか?

確かにオレは便利屋だが、これ以上ガキのお守りをする気はねえよ

それに前に言ったがここは託児所じゃねえ」

 

 

「ガキ?」

 

男二人以外の可愛らしい声が聞こえた

 

「悪いなお嬢ちゃん。あと10年したらデートぐらいしてやるぜ」

 

「フン、10秒で願い下げよ。わたし、歳下が好みなの

それにあの子と住んでるみたいだけど、あんな歳の女の子と一緒に住んでるなんて不潔よ!」

 

「だぁれが女の子だって?」

 

アイスを泡立て、冷凍庫に入れた僕登場!

 

見るとダンテさんはビリヤードをし

モリソンさんは椅子に座っていた

 

「あんたよ、なんでこんなむっさい男と一緒に暮らしてんのよ」

 

「.............はぁ」

 

「なによ?」

 

「.............面倒くさいから手短に言うと

ダンテさんと暮らしてんのは僕のじいちゃんから依頼されたから、理由は聞くな

そして僕は男だ」

 

「あらそう?じゃあ、幼児趣味なのかしら?」

 

「おい、ひとを勝手に変態扱いするんじゃねえ」

 

「フフフ、ハルも元気そうで何よりだな

それで、ダンテそこのお嬢さんなんだが」

 

「あん?」

 

「パティ・ローエル、

かのローエル家の財産を継ぐシンデレラガールだ」

 

あぁ、やっぱパティか

 

「それにしちゃあ、随分小汚ねえ格好だな」

 

「ずーっとダウンタウンの孤児院暮らしだったからさ」

 

「なるほど、魔法が解けたシンデレラってわけか」

 

「その逆、先日ローエル家の当主が亡くなってな、

遺言により、隠し子の存在が明らかになった

それが.............」

 

「パティお嬢様ってわけか」

 

「そういうこと、つまり魔法がかかるのはこれからってわけだ」

 

どうでもいいけど魔法使い(ぼく)の前で魔法で例え話ってどうなの?

 

そう思いながらふと見ると

ダンテさんがいつも座っている椅子にパティが座っていた

 

「なんだったら召使いとして雇ってあげましょうか?」

 

「チッ」

 

 

さらに僕の方を向いて

 

「あなたも女の子に間違われないようなもっとかっこいい服を買ってあげようか?」

 

 

と自慢してきた

 

「そりゃあどーも」

 

それに対し素っ気なく返事を言うと

モリソンさんは気にせず話を続ける

 

「まあ要するに、このパティお嬢さんを、明日の18時までにローエルの屋敷に送り届けて欲しい、とこういうわけさ」

 

「それだけか?」

「それだけ」

 

 

「.............断る、そろそろピザが届くはずなんでな」

 

あぁ、オリーブ抜きか

 

「ピザなら来ないよ」

 

ダンテさんの顔に驚愕の色が浮かぶ

 

「ここへ来る前にピザ屋のアンディに言ったのさ

‘‘ツケ全部払うまでダンテにピザを届けるな’’ってな」

 

「てめぇ、なんの権限で.............」

 

「ハハハハハッ」

 

モリソンさんはひとわらいした後

ポケットからコインを取り出し、天井に投げ、左手の甲と右手の掌でキャッチした

 

「またかよ」

 

「お前さんの勝ちならツケ全部払ってやる

負けたら.............」

 

「あー、わかったよ、おも「ちょっと待ってください」あん?」

 

「ダンテさんが負けたら、その依頼僕も連れてって下さい」

 

モリソンさんは僕の発言を聞いて、不安そうな顔になった

 

「.............ダンテと仕事は?」

 

「先週、一回」

 

今度はダンテさんの方を向いた

 

「ダンテ、その時のハルの仕事ぶりはどうだった?」

 

「.............あー、まぁ、思ったよりかは良かったな

それがどうかしたか?」

 

「.............そうかじゃあ、大丈夫かな?

いいよ、ダンテがサボらないように見張っててくれ」

 

「よっしゃあ!」

 

「おい、まだ行くって決きまってねえよ」

 

「あ、すいません」

 

「ハハハ、じゃあ改めて

勝ったら俺がツケ全部払う

負けたらパティお嬢さんをローエルの屋敷に連れていく

それにはハルも同行する」

 

「あぁ、わかった.............表」

 

 

モリソンさんがコインを見せると

この国の昔の大統領の顔は無く

代わりにその大統領の名前の付いたマークが見えた

 

「くそッ」

 

ダンテさんは思わず悪態を吐く

 

「じゃあ、頼むぞ」

 

モリソンさんは面白そうに笑っている

 

そんなモリソンさんを尻目にダンテさんはさっさと出発しようと壁にかけてあるコートを手に取る

 

 

あ、そうだ

 

「モリソンさん、お願いがあるんですが」

 

「ん、なんだい?」

 

僕は部屋に戻り、置いてあった段ボールを1階のモリソンさんの前まで運んだ

 

 

 

 

 

「これは?」

 

「僕が作ったものです。うちに送ってくれますか?」

 

「随分と多いなぁ」

 

「一応、壊れたりしないと思いますが

、売り物なので気を付けて下さいね」

 

「あぁ、お前さんは向こうじゃ何か作っては売ってるんだったっけ、わかった」

 

「じゃあ、お願いします」

 

そう言って外に出るダンテさん達を追った

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

車があまり通らない崖沿いの道を赤いオープンカーが走る

 

運転席にはダンテさん

一応護衛のようなものなので護衛対象であるパティはダンテさんの近くということで助手席に

付き添いである僕は後部座席に座っている

 

それにしてものどかです

対向車もいないし、崖だから下にある海や町並みがよく見える

いやー、本当にのどかだ

 

 

 

 

 

 

「………………………」

「………………………」

「………………………」

 

空気が重いっ!!

 

なんだこれ!?

なんで二人ともだまってるの?

なんか、会話とかさぁ

 

 

 

「ねえ」

 

お!パティがダンテさんに話しかけた

 

よし!パティよくやった!

 

「今度見に行ってあげようか?あんたのライブ、どうせあんたのライブなんて誰もこないでしょうから」

 

だけど辛辣ぅ

 

.............ライブ?

 

「折角だがオレのライブはR指定だ」

 

ダンテさんがさりげなく断りのニュアンスを含んだ返事をする

 

「ねえねえ、ライブってなんのこと?」

 

「.............先週、勝手について来ただろ」

 

ダンテさんが若干面倒そうに答える

 

先週?.........................あぁ!お仕事(デビルハント)か!

 

「あぁ、あれね」

 

「あら?R指定じゃなかったの?」

 

パティは若干悪そうな顔で聞いて来た

 

「僕が勝手についてって、勝手に見ただけだよ」

 

「ふーん、じゃあ私も勝手に見てもいいのね?」

 

「.............知らないけど.............パティって人が目前で刺されても平気?」

 

「.............はぁ?そんなわけないでしょ!?」

 

「じゃあ無理、あれはそういうレベルの、“凄惨”が良く似合う感じだったよ」

 

「.............それライブ?」

 

「.............さあ?」

 

パティは、ダンテさんを引いた目で見ている

 

「.............それじゃあ写真の彼女も呼べないわね」

 

「.............写真?」

 

「机の上に女の人が写った写真があったわよ」

 

ああ、あれね

実は彼女じゃなくてお母さんなんだけどね

言えないけど

 

「ま、なんにしても新車買った方がいいわね

こんな車じゃムードも無いわよ

汚いし臭いしボロいし」

 

まあ、汚いは同意だな

車内だけでもなんか、埃とピザの食べカスがチラホラ見えるし

 

「いい!?女にとってはね、何処に連れてってくれるかより、そこに行き着くまでの過程の方が重要なのよ!」

 

 

 

車デートを語る10歳児ww

 

 

まあ、前世でもそんな経験ない僕に言う資格ないか............

やべ、自分でツッコんで悲しくなってきた

 

 

そう思っていると突然ダンテさんがパティの帽子をずり下げ目隠しさせた

そして、前方に見えたトラック.............の横に張り付いているように見える黒い悪魔を打ち抜いた

 

ダンテさんは僕の方を見た後、すぐさま前方に視線を移す

 

喋んなよ............ってことかな?

 

まあ、普通に考えれば無駄に不安がらせることもないかな?

.......その内知る事になるだろうけど

 

 

 

「なにすんのよ!?

っきゃ!?」

 

 

パティが帽子の位置を元に戻すと

今度はトラックと崖の隙間ギリギリを通過する

 

「危ないじゃないのよ!

私が死んだらどうするつもり!?」

 

パティは隣で運転しているダンテさんに切れながら言う

 

「仕返しでこんなことするなんてするなんて、バカじゃないの!?」

 

どうやらパティは仕返しでトラックのギリギリを通ったと思っているみたいだった

 

車が左カーブを曲がり、後ろを見るとトラックもあの悪魔も見えなくなった

 

「まあまあ、パティ。これでも食べて落ち着きなよ」

 

僕は懐からチョコレートを出して渡そうと差し出す

 

「フン!こんなお菓子で私が許すと思ったら大間違いよ!」

 

そう言ってチョコレートを投げ返してきた

 

美味しいのに............あ、そうだ

 

僕は、悲しそうな表情を作りその顔でチョコレートを食べた

 

「美味しいのになぁ、これ」

 

チラっと見る

 

「………………………」

 

「甘くて美味しい、............折角あげたのに」

 

チラチラっと見る

 

「………………………」

 

「甘いなぁ、おいしいなーこれ」

 

チラチラチラっと「わかったわよ!食べればいいんでしょ!?」

 

「ハイこれ」

 

僕はすぐさま別のチョコレートを差し出した

 

「あんた、いい根性してるわね」

 

「そりゃあ、どうも」

 

チョコを頬張りながら、まだプリプリしているパティ

それを華麗にスルーするダンテさん

チョコを齧りながら、それを見ておもしろがっている僕達三人を乗せた車はもう暫く平和な道を走り続けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




原作キャラはパティと…………
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