ハルネギ!   作:東谷左之助

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悪ガキ英雄とツングサ姫とツンデレジジイ

どうも皆さんハルです

 

目が覚めたらなんかよくわからない箱に寝ていたんでびっくりしました

どうやら保育器のようです

 

そういやぁ、双子は大抵未熟児だったっけ?

忘れてた

 

ちなみに今は保育器を使っていません

というか産まれてから3ヶ月ほどたちました

なぜか産まれた直後はハッキリ見えていたのに、今はよく物が見えないため、カレンダーで日付確認が出来ないんです。

確か、こっちの方が赤ん坊としては普通だったよな?最初、なんであんなにみえていたんだろう?

 

まぁいいや

そうそう、今回は色々報告があります。

まず、英語をマスターしました

♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

と言っても聞き取りだけですが

まさか1ヶ月でわかると思いませんでした

瞬間記憶のせいか、それともこの体がハイスペックすぎるからか

 

両方ですかね?

 

おかげで周りの会話がわかるようになりました

やはりあのイケメン医者はアルビレオ・イマでした。

英語でも丁寧そうな話し方しています。ただ確かに気品とかを感じますがアルビレオ・イマだと思うだけで胡散臭い感じがします(笑)

 

両親もナギとアリカでした

保育器にいたころ、父さんは毎日のように来ちゃあ、なんか色々不審な動きが多かった気がします

 

緊張してたんですかね?

 

保育器を出てから一番驚いた事は

父さんが育児が出来ていたことでしょうか?

最初、母さんに丸投げすると思っていたので、ビックリです

ミルク、オムツ替え、あやし方等、最初の1ヶ月はつたなさが感じられましたが今では完璧にこなしています

全然、ナギ・スプリングフィールドのイメージに合いません。どうなっているんでしょう。

 

と、思っていたらその答えは主治医(仮)のアルさんが答えてくれました

 

ある日のアルさんと父さんの会話です

 

「それにしても育児が御上手になりましまね」

「まあな」

「最初はどうなることかと思いましたが、今では主夫って感じです」

「まあ、主婦は完璧にアリカだがな」

「それはそうですが、あなたもずいぶん頑張りましたからね。

2ヶ月前にまさか、あなたに育児の仕方を教えることになるとは思いませんでしたよ」

「あー、あれ、あれだよ。こいつらが産まれるとき、外で待つことしかできなかったからな。せめてそのあとぐらいできねぇとな」

「.................ナギ.....先程私はあなたを主夫といいましたが、違いました

あなたは、立派な父親です」

「へっ、ありがとよ」

 

父さん、勉強とか嫌いなのに仲間に頼み込んでまで

 

ありがとう

 

 

 

 

 

 

さて、色々ありながら3ヶ月たちました

 

さて僕たちが住むここはどこでしょう?

 

 

 

正解は

 

 

 

わかりません!!!!

 

 

どっかの隠れ家だと思うんだけどなぁ~

少なくとも旧世界(ムンドゥス・ウェトゥス)だろうな

魔法世界(ムンドゥス・マギクス)は母さんの立場的に見つかりやすいだろうし

 

 

 

コンコン

 

 

ん?客か?

でもアルさんはこの間来たしな

誰だろ?

 

「ナギ!今、手が離せぬ!だから代わりにでてくれぬか!」

「ん、わかった」

母さんは泣きじゃくるネギをあやしているので代わりに父さんがでる

僕はどうしているかって?

赤ん坊に物を頼めるわけないじゃないですか

泣くのも最低限です

まぁ、意志の伝達方法が泣くしかないから

腹減ったときと……出すもん出したときだけですがね………

 

 

父さんは玄関で立ち止まりドアに向かって

「だれだ?」

と言いうと

「わしじゃ」

「だれだよ?」

父さんはめんどくさそうに頭をボリボリかいていると

「わしじゃ!ナギ!スタンじゃ!!」

それを聞いた父さんは、顔を青くし、外を確認してから急いでドアをあけた

 

スタン?スタン爺さんのこと?

なんで切れてるの?しかも父さんのリアクションから来るわけないが人らしいし

 

「なんでお主がここにいるんじゃ、ナギ?」

「いやぁ、えーとな」

なんか父さん困ってるな

するとネギを寝かしつけた母さんが後ろからあらわれた

「ナギ?だれだったんじゃ?」

母さんを見たスタン爺さんはどうやらキョトンとしているらしく動きがとまった

 

「ナギ、この御婦人はだれじゃ?」

「えーと、オレの嫁?」

「.........はぁ?」

「はじめまして、ナギの妻のアリカ・スプリングフィールドです」

 

 

その後の、スタン爺さんの慌てっぷりはすごかった

いつの間に!とか、いつ知り合った!とか、母さんにはこんな悪ガキでよかったのか?とか色々言っていたが父さんと母さんが落ち着かせて

リビングに案内すると

僕とネギを見た後の父さんの「オレとアリカの息子達」発言を聞いてまたあわて始めた。

そのせいでネギが起きてしまい泣き始めた

「オレの息子を泣かすんじゃねぇよ、スタン爺さん」

そう言って、父さんはネギをあやしはじめた

スタン爺さんは信じられないみたいな感じでいたが、微妙に嬉しそうだった

悪ガキがちゃんと家庭をもってちゃんと親父をしていたからかな?

 

 

スタン爺さんと父さんの会話からここはイギリスのウェールズでしかも

原作でネギが襲われるまで住んでいた村の近くらしい

スタン爺さんは父さんが追っ手を避けるために貼った結界に気付き、なかに入ったらしい

なぜ父さんだとわかったかというと

「あんな無茶苦茶な構造の結界をはるのはナギしかおらん」とのこと

あぁ、やっぱハチャメチャなんだな父さんの魔法

 

 

その晩、スタン爺さんと父さんは酒を飲み交わしていた

母さんも父さんの昔話を聞きたいのかじゃんじゃん飲ませて、聞き出していた

父さんはすごくあわてていた

 

 

途中、スタン爺さんは真面目な顔をして

「アリカ殿、失礼ながら聞くが、初めて見たときから思っていたんじゃが.....お主、厄災の「爺さん」」

父さんが間に入った

「聞かれたく無い過去は誰にだってあるって前いってなかったか?」

 

母さんの顔をみると少し青くなっていた

「そうじゃな、失礼したアリカ殿」

 

空気が少し重いな

 

すると、スタン爺さんがこの重い空気を打破するべく話題をふった

 

「そ、そういえばお主らの息子達の名前を聞いておらんかったの」

「そういやぁいってなかったな」

そういうと三人は僕たちに近づいて来た

父さんも母さんも息子のことをはなせるのが嬉しいようだ

 

「スタン爺さん、あんた赤ん坊の扱いは大丈夫か?」

「バカにするで無い!ワシはこう見てもお主が赤ん坊だったころ少し世話をしたことがある!」

「うへっ!マジかよ!」

 

へぇ、スタン爺さんって赤ん坊の扱い出来るんだ。以外だな

 

父さんはまず近い方であるネギから紹介した

「こっちのが弟でネギっていうんだ。名付けはオレ」

そういって父さんはネギを抱きかかえてスタン爺さんにだかせようとしたが

ネギが泣き出してしまった

慌てて父さんが引っ込めると泣き止んだ

二人してあたまに?が出たがまたスタン爺さんに抱かせようとするとまた泣き出した

どうやらスタン爺さんに抱っこされたくないらしい

スタン爺さんは「べ、別に赤ん坊になかれるぐらい気にしておらん!」とかいっていた

父さんとスタン爺さんは諦めて僕の方へ来た

 

「こいつが兄貴でハルって名前で、名付け親はアリカだ

ハルはあんまり泣かないから大丈夫だと思うぞ」

そういって父さんは僕をスタン爺さんに抱かせようとした

赤ん坊がいて抱っこ出来ないのは可哀想だし大人しくするか

 

 

 

 

 

 

あっ!無理!!

 

 

スタン爺さんの顔、超こえぇ!

感覚が赤ん坊気味なせいか恐怖を感じる

ネギが泣いたのはこれか!

あぁでも、泣くのはよくないし

あー!!もうそっぽ向こ!

 

「ん?どうした?ハル。反対なんか向いて。

.........ははぁーん、ハルも爺さんが嫌か」

「そ、そんなわけなかろう!いいからこっちへ!」

「ダメダメ、また泣いたらどうすんだよ」

「クソ!わしは赤ん坊から嫌われるのか?」

 

これじゃあ、スタン爺さんが可哀想だな

どうしよう?

 

そうだ!よし!!

 

「ん?どうしたんだ?ハル」

僕はせめてということで片手をスタン爺さんの方へ向けた

「こ、これは、やはりワシに抱っこされたいんじゃな!?」

 

ちがうわ!!?

勘違いなのである程度近づいたらまたそっぽ向いてやった

スタン爺さんがシュンっとなってしまった

そして二人で頭に「??」

な感じでいると

 

「握手したいんじゃないか?」

母さんが僕の心をくみとってくれた

「抱っこされるのは嫌じゃが握手ならよいということじゃと思うぞ、優しい子じゃな」

母さんは嬉しそうに言っていた

流石、母さん!

 

スタン爺さんは恐る恐る、僕に近づき僕の手に自分の指を近づけた

僕はそれを見て指をキャッチした

父さんはそれを見ながらおぉーとかいっていた

スタン爺さんはちょっと嬉しそうにも見えた

こえぇからあんま見れないけど

 

 

 

その後のことはあまり覚えていない

やっぱ、この身体だと直ぐ眠くなるようだ

 

後日の両親の会話だと、相変わらずツンな態度をしていたがしばらくしてから帰ったらしい

ここのことは秘密にしておくようにたのんでおいたので大丈夫だということだそうだ

 




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