ハルネギ!   作:東谷左之助

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後編です


強襲と戦闘 後編

僕が次に見えた景色は家の近くの森だった

家が見えるほど近い

どうやら遠くへ移動出来るほど転送魔法に長けているわけではなさそうだ

代わりに足元に影を呼び出し移動を始めた

 

 

「ククッ、アリカを手に入れることはできなかったがガキどもがいればなんとかなるだろ」

血まみれのキショイ顔でニヤついてやがる

いいから家に返せ!

 

くらえ!抗議の号泣!

 

「うるせぇ!クソガキ!!」

 

回り右して僕達を家に返して、テメェだけ帰って、死ね!

 

 

 

しばらく泣き続けたが、男の機嫌が急速に悪くなってきて、殺されちゃたまらんので、徐々に泣きやんどいた

 

くっそ!どうすりゃいいんだ!!

父さん母さん助けてくれ!

 

 

 

 

 

 

それから5分もしないだろう。

男が急に移動をやめた

どうしたんだ?

周りを見渡している

 

すると突然人影が見えた

黒い服の上に白っぽいローブ

顔は少し悪ガキっぽいがイケメンだろう

そして特徴的な赤毛の髪

 

父さんだ!

 

だがいつもの余裕の笑みは無く、少し無表情に近い

 

「なあ、オレの息子の泣き声が聞こえたんだが、てめーなにかしらねぇか?」

 

男は酷く寒そうに震えている

千の呪文の男(サウザンドマスター)!?

なんでこんなところに!?」

 

「なあ、質問に答えねぇか!」

 

一瞬で近づくと同時に男にボディブローを決め、僕達が傷つかないようにキャッチした

 

「ちょっと待ってろ、直ぐ終わるからな」

そういうと父さんは僕達を男から少し離れた木陰に置いた

 

「てめぇ、覚悟しやがれ!」

父さんは振り返りながらそういったが

 

 

「あれ?」

 

ピクピク、ピクピク

 

父さんの最初の一撃ですでにカタはついていたようだ

 

本当に直ぐに終わったな

「以外とよえぇな」

「仕方ないですよ、というかあなた、怒りのままに手加減忘れてたでしょ?」

父さんがあらわれた方からアルさんもあらわれる

 

「ウルセー、手加減忘れてねぇよ。手加減を間違えただけだ」

「そうですか。とりあえずこの者は縛りあげておきましょう

…………ところでいいんですか?この子達がここにいるってことはアリカ様が大変心配していると思うんですが」

「いっけね。早くいかねぇと」

そういうと父さんは僕達を抱きかかえた

「では、私はやることがありますので」

アルさんは男をみながら不敵に笑っていた

「んー、そうか。じゃあまかせた」

 

 

父さんは高速で飛ぶと直ぐに家についた

父さんは杖から降りて

「今帰ったぜー!」

と叫んだ

 

 

バタッ ダダダッ ガッシャーン

あ、こけたっぽい

 

ダッ ドドドドド バーーン!

「ナギ!!ハルとネギが!!」

母さんが出てきた

かなりあわてふためいているようだ

僕達に気付かずに父さんにしがみついている

 

「お、お、落ち着けって!?ハルとネギはここにいるだろ!?」

 

「………へ?」

父さんの言葉で正気に母さんは戻ったみたいだ

 

あ!こっちに気づいた

 

顔がまたどんどんくしゃくしゃになってく

 

「ハルぅ~!!ネギぃ~!!」

母さんは僕達を抱きしめながら泣いていた

 

 

 

 

 

その後、遅れてやってきたアルさんによると

男は殺人、誘拐、盗みなど手広くやっている裏側の組織の一員らしい

ただ依頼主とは幹部クラスやボスしか会わないので下っ端ではわからないというこだった

まあ、アルさんは父さんより母さんや僕達を優先したあたり

完全なる世界(コズモ・エンテレケイア)の残党よりメガロセンブリア元老院の可能性の方が濃厚であろうということだった

 

 

「で、どうします?」

「へっ!決まってんだろ?こういうのあれだ、日本では落とし前付けるっていうんだろ!?」

「妾も行こう!今回は遅れをとったが、ちゃんと発動体を手にしていれば、あのような下賤のものに負けはしない!!」

「えっ?でもよぉ~」

「なぜじゃ!?前は一緒に完全なる世界の残党潰しをやったではないか!!」

 

母さん元姫とは思えんぐらい過激だな

 

「それに、自分の子供が酷い目にあって黙っているわけにはいかん!」

「じゃあその間、ハルとネギは誰が守んだよ!」

「…………!」

 

 

「わしの村で面倒みようか?」

スタン爺さんが意見を述べた

 

「はぁ?なにいってんだよ爺さん」

「母親として子供を傷つけたバカどもに殴り込みかけるんじゃろ?

わしも正直、いきたいんじゃが、残念ながらこの通りの老体じゃ。

なら出来ることをするまでじゃ」

「たしか、兄貴が住んでるらしいけど、いいのか?」

「心配するな。お主には言っていなかったがの、村の住人はお主を慕って集まった者はが大半じゃ

そんじゃそこらの術者がこようとも一瞬でけちらせるわい」

「そっか。それなら大丈夫だな。へへっ、それにしてもオレのファンで出来た村か。オレがいったらパレードがおきそうだな」

「そういってまた、他の女と......」

 

うぉ!母さんから黒いオーラが!

さっきの男を相手でも見せなかったのに

 

「またってなんだよ!別に浮気したことなんでねぇよ。オ、オレはアリカ一筋だっつーの!」///

「そっそうか!!」///

 

なんかピンクなオーラを感じる

 

「ハイハイ、イチャつかないでくださいね」

「いちゃついてねぇ!!!」///

「いちゃついてなどおらん!!!」///

 

「では、スタンさん、新たな隠れ家を見つけるのも含めると2週間ほどかかると思いますが二人のことをお願いしますね」

「わかっとるわい!」

 

父さんがスタン爺さんに近付いて

「爺さん!

ハルとネギのことを頼む!」

「ふん、あたりまえじゃ。お主はちゃっちゃと片付けてこの子達を迎えに来い!」

 

「.....ありがとう、爺さん」

「ありがとうございます」

 

 

そして僕達は村に預けられた

 

 

 

 

 

 

そして父さんも母さんも2週間たっても現れなかった

 




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