こんにちは、こんばんは、ハルです
あれから1ヶ月経ちました
風邪が治ってからも飼い主への謝罪以外はあまり外に出してもらえませんでした
外出禁止令ですかね?
ネカネ姉ちゃんも納得していたようです
また、風邪引かれちゃたまったもんじゃないですからね
ぼくはビクビクでしたよ
原作ではネギは外出してたから助かったようなものですから
スタ爺には頑張ってもらってるけどなんかあったら困りますからね
スタ爺、対悪魔用の結界をはったり、悪魔が嫌がる動植物をあつめて、聖水みたいなものを作っているみたいです
僕は、植物集めに同行して、手伝っています
ネギは相変わらず嫌がっていますが
そのネギと今、湖へ釣りに出かけています
前の湖は周りの大人がいい顔しないんで別の湖です。結構近いですけどね
「ピンチになったら現れる~」
はい!皆さん!ネギが反省してないと思ったでしょ
原作でネギが父さんを呼び出すために歌い続けてた歌ですからね!
違います!
理由があります!
実は数日前それを思わず口ずさんだんですね、ネギ
僕がそれを聞いてネギは半端無く慌ててたんで
「い、いい歌だな。父さんの歌?じゃあ父さんの歌として作って会ったときに聞かせれば?」
っていったらマジで作りはじめたんですよ!
いや、いいけどね?ネギって芸術的感性ってあったっけ?
「あっ!ひいてるひいてる!」
あー、釣れました!
これで、6匹目です
「むー!お兄ちゃんばっかりズルいよ!」
ちなみにネギはまだ1匹です
この差はなんだ?
皆さんお忘れかもしれませんが僕には魔法、科学問わずなにかをハイレベルで作れる才能を神様からいただいているのです!
なのでそこらへんの木の枝やら石などを使い、いい釣竿を作ったのです!
ネギは自分で作った、糸+枝です
それを知って
「僕にも作って!」
って言ったので作りました
結界兄弟あわせて30匹ほど釣りました
「お、おもい~」
重いわ~、3歳児にこの量は無いわ~
一人15匹とか
調子に乗り過ぎた
「お魚いっぱい食べれるね」
え?全部食べる気?おすそ分けとかしないの?
「う、うん。そうだ.......な?」
「どうしたの?」
ネギは固まっている僕の見ているものをみた
燃えるたくさんの家
崩れ落ちる瓦礫
村が崩れるところだった
クソッ!もう襲撃かよ!
「!」
ネギは思わず走り出した
「ちょっ!まてネギ!」
僕も走り出した
僕が追いついた時にはネギは父さんと対面していた
だが、父さんを「なんだか怖いもの」として認識したのか逃げ出してしまった
ちくしょう!またかよ
「あー!もう!待て!ネギ!!」
「父さんも、ボーッと突っ立ってないで早く追いかけろ!」
そういうと僕はネギの方を向いて走り出した
一瞬、父さんが驚いているようだった
やっとこさネギに追いついた
安心したがふと横を見ると悪魔がこちらを見ていた
攻撃を受けそうなところに
スタ爺とネカネ姉ちゃんがあらわれた
「早く逃げんか!バカタレ!!」
「早く逃げなさい!!」
そうこうしているうちに悪魔が謎の光線を発射しようとしていた
知ってる
僕はこのシーンをしってる
この悪魔が発射した攻撃でスタ爺は石になり、ネカネ姉ちゃんも石になりかけるんだ
原作だとこの後、父さんがあらわれて悪魔を全滅させたあと、ネカネ姉ちゃんを治療してくんだけど
変えれなかった
前の会話も湖の一件も多少の誤差はあるけど
ネギに、父さんが遠くの国へいったっていう知識が残ったし、
ネギの考えを変えれたけど結局、ネギは風邪をひいたし
いや、確実に原作通りになるとは限らないな
そうすると、
スタ爺もネカネ姉ちゃんも石にされ、僕もネギも殺されるのかな?
ネギが殺される?スタ爺もネカネ姉ちゃんも石にされる?
嫌だ、イヤだ、イヤだ
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだぁあああああああああああああああ
もっと!もっと力があればっ!
もっと力をくれ!
皆を、僕の周りの人みんな守れるちからを!
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あれ?ここどこだ?
さっきまで村にいたのに
つーか暗いな。いや暗いというより真っ黒だな
ん?なんか光ってる
僕は光る何かの方へ歩き出した
ん~?なんか銀色な金属?が浮いていた
なんかの欠片かな?
『人間』
な、なんだこの声!
響くような、威圧感があるというか
『こっちだ人間』
欠片が話しかけて来た
話しかけて来たっていうか、テレパシー的な何かだけど
「もしかして、この欠片?」
『そうだ人間』
マジかぁ!
「もしかしてあんたが僕を連れてきたの?」
『その通りだ、人間』
「何の用?早く帰らないとみんなが危ないんだけど」
『フッ、威勢のいい童だ
安心しろ、ここは、魔界と人間界の狭間、さらにとある悪魔が作った空間だ。人間界の時間的干渉はうけない
だが貴様が戻ったところでなんの役に立つ?』
そうだ、僕は自分の無力のあまり絶望していたんだ
『力が欲しいか?』
欠片が問う
「ああ、欲しい!」
『そのために全てを捨てられるか?』
「捨てなければ力は手に入らないのか?」
『ああ』
「じゃあ、いいです」
『は?』
「力は欲しいけど、全てを捨てたら意味が無いからね」
『どういうことだ?』
「力は手段であって、目的じゃない
力というレールと、目的という駅があって初めて意味があるんだよ
駅を全部潰して、レールを作っても意味がなさすぎる
僕はみんなを守れる力が欲しい」
欠片の輝き方が変わった気がした
『フッハッハッハッ!まさか、前の主の考えを真っ向から否定するとはおもわなかった!』
「前の主?」
『よし!気に入った!貴様を主としよう』
スルーですかそうですか
『とはいえ我にはあまり力を与えれないがな』
「偉そうなこといって、どうするの?」
『うむ、では我を掴み運べ
おっと、出来れば掴む手は利き腕じゃない方がいいぞ」
僕は欠片を左手に握り、欠片の促すままに進んだ
「ねぇ、欠片?」
『む、なんだ』
「君、なんの欠片なの?」
『うむ、とある悪魔が作った史上最高クラスの魔剣だったんだが』
「だったんだが?」
『とある事情により折れてしまってな、我はその欠片というわけだ。まあその剣の分身といったところか』
「とある事情ってなに?」
『着いたぞ』
またスルーですか、いいよもう!
「ていうか、さっきとなにが違うの」
『いいから、じっとしておれ』
「はーい」
しばらくすると地面がうにょうにょしてきた
なんだこれ!?
うにょうにょはじょじょに大きくなり僕の体を包み込み徐々に左手の欠片に集まりながらも僕の左手を飲み込んで行く
熱い、痛い!
痛みが収まり左手を見て驚いた
赤い(というかオレンジかな?)異形の形になっているのだ
『先程のは、雑魚悪魔や悪魔たちの魔力だ
貴様の匂いにつられてやってきたのを全て喰させてもらった
その左手はそういったものと、貴様の元々の腕が融合したようなものだ』
「そっか~
………………じゃねぇよ!形が変わるなら先にいえよ!
どうすんだよ~これ、普通に暮らせないじゃんかよ~」
『だ、大丈夫だ!オンオフ機能がついておる!」
「本当!?」
で、やってみたけど出来ない
「出来ないじゃんか!!」
『いや!訓練すればできる!』
「どのくらい?」
『…………一年くらい』
「アホかぁー!長いわ!」
『仕方なかろう!そういうものなのだ!!』
「うぅぅぅ~」(ノД`)
『しっかりしろ!与えた能力について説明してやる』
とりあえず話しを聞くことにした
『まず一つ目、馬鹿力』
「そんだけ?」
『まてまて、ほかにもあるがまずこいつの説明だ
雑魚悪魔程度なら数発殴れば撃退できるな
馬鹿力といったが基本的に左手が強くなっていて比較的丈夫だ』
「ふーん、次は?」
「二つ目は巨大化」
「巨大化?」
『正しくは、巨大な腕を出現させるのだがな。これを使えば巨大な悪魔でもうまく攻撃できるし、一つ目と組み合わせれば大きな力となるだろう』
「そうか、でほかには?」
『三つ目は勝手にパワーアップだ』
「どういうこと?」
『貴様の過剰魔力を吸い取り日に日に強化されていく、もちろん魔力がすくないなら吸わないし、貴様の意思で供給をストップできる」
「それはいいね」
『四つ目は剣の収納だ』
「なにそれ?」
『左手に握った剣、出来れば刀がいいが、それを出し入れできる。柄の部分を掴んだ抜き身か鞘付きかもえらべるしな
さらに、この収納した剣は左手と連動して強化されるし、剣と剣を同時に収納すればベースとなった剣をあとから取り込んだ剣の分強化出来る
まあ取り込んだ剣消滅するがな
以上だ』
「うん、わかった」
『あー、もう一ついい忘れてた」
「.......なに?イヤな予感がするんだけど」
『左手は基本的に悪魔になっているだが、左手を作る過程で貴様も僅かに悪魔化しているのだ、だから身体能力が少し向上しているし、それは左手を人っぽくしてもかわらん』
「はぁ、もういいや」
『そうか、他に質問はないか?』
「.......君の前の主や君の経歴について」
『そんなもの知ってどうする?』
「知りたいだけだよ」
『……………まあ、いいだろう
我の主は以前二人いた
最初の主は我を作った悪魔で二人目はその悪魔の息子だ。
最初の主は我と兄弟のような剣を作り、のちに我は兄に兄弟はその弟に渡された
だがこの二人は非常に仲が悪くてな何度も殺し合いをしていたんだが、結局我の前の主である兄が敗けて魔界へ落ちた
そして前の主は母の仇である魔帝に挑み敗れ、我も折られてしまった
我の今の形はそのとき生まれた欠片というわけだ』
その話し、すんごい聞いたことあるぅー!
え?え?マジで
確かめなきゃ
「ねぇ?前の主さんの口癖って「
『よくしっているな。その通りだ』
呼吸が荒くなり、汗も出る。
「もしかして、名前はバージルとか言う?」
『その通りだ。知っているのか?』
ハイ、ダウトォー!
マジかぁ!
「ねぇ?君の本体の名前って閻魔刀でしょ?」
『ああ』
『じゃあさ、君以外の本体が集まって出来たとして、性能に問題がでる?」
「いや、そこまで問題はないだろう。あっても些細なものだ。それこそ前の主ほど長く使っていなければわからん』
「そっか。よかった。
じゃあさ、君は本体に戻りたい?」
『まあ、出来るなら。まあ、私だけ出てもすでに左手はある程度固定してあるから問題はないしな。
だが本体は魔界にあるぞ。いけるのか?』
そうか、知らないんだな
「残念!本体は人間界にあるよ。アテはある」
『本当か?
だがなぜ知っている?』
「僕には未来予知みたいなことが出来るんだよ
その中にアテがあった」
『そうか、ならばこの先、我としばらく話せないな』
「どうして?」
『また再び融合するにも力を残しておかなければなるまい。まあ冬眠のようなものだ』
「でも、能力がわからなくなるかもしれないし」
『安心しろ、説明はしたが、基本的に本能が教えてくれる
問題は無いはずだ』
「なんか適当だな。まあいいや」
「お休み、閻魔刀の欠片」
『お休み、我が主、ハル・スプリングフィールド』
「なんで、フルネーム知ってんだよ?
最後まで説明不足なやつだったな」
「さて、いくか」
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気が付くと再び村にいた
発射されかけている攻撃
怯えるネギ、険しい顔のスタ爺とネカネ姉ちゃん
ふと左手を見ると
異形の形をしていた
あぁ、夢じゃなかったんだな
思わず口角が上がる
これで、みんなを守れる!!
「調子にのんな!!」
そういうと僕は巨大な腕を出現させて思いっきりぶん殴る
殴られた悪魔はよろめきながら腰を落とした
突然のことに僕以外は呆然となったが
僕は、スタ爺とネカネ姉ちゃんの間をすり抜け、追撃でもう一発同じのを食らわしてやった
その後、まだ生きていたので、尻尾を掴むとそのまま誰もいないところに叩きつけた
さらに、飛び上がり、先程よりも大きな腕を出現させ、全力殴り、で叩き潰した
どうやら、倒したようで
悪魔は動かなくなった
「ハァ…ハァ…ハァ…」
めっちゃ疲れるなこれ
「…ハァ…ハァ……みんなぁー!」
三人の方を見ると一瞬ビクッとなった
まあしょうがないか
だがそれ以上に確認すべきことがある
「怪我ない?」
少しの沈黙のあと
スタ爺は
「ない!」
ネカネ姉ちゃんは
「ないわ」
そしてネギは言葉を発さなかったが
首を横に振った
よかったぁ
そう思った瞬間意識を手放した
消える意識の間にネギが僕を呼んだ気がする
ありがとうございました