ハルネギ!   作:東谷左之助

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前話のネギ視点です


襲撃と覚醒 ネギside

【ネギside】

今日はお兄ちゃんと一緒に釣りにでかけるよ!

お兄ちゃんはすごいんだ!

 

一緒に魔法の練習してたんだけど僕はなんだかキラキラしたものしか出せなかったのに

お兄ちゃんは一発で火を出したんだ!

お兄ちゃんもビックリしてたけどね

 

でも悔しいからいっぱい練習したんだ

でもお兄ちゃんも一緒に練習してたからすっごく大きな火になってた

だけどお兄ちゃんは僕をすごいすごいって褒めてくれたんだ

いっぱい練習してお兄ちゃんみたいになりたいなぁ

 

 

 

湖にとーちゃーく

この前の湖じゃなくてもうちょっと遠くの別の湖だけどね

おじさんがあの湖に言っちゃダメって

湖だったらみんないっしょだとおもうけどなぁ

 

早速、釣りをはじめよ!

お兄ちゃんにエサをつけてもらおうとしたら

「たまには自分だけでしないとダメだよ?」

って言ってつけてくれなかった

ムーッ!ケチッ!!

 

でもやり方を教えてくれたし、一緒にやってくれた

やっぱりお兄ちゃんは優しいや

 

 

 

釣りの帰り、

たくさん釣れたよ!

十三匹も釣れた、お兄ちゃんが作った釣り竿はすごいや!

でもお兄ちゃんより釣れなかった悔しいな

 

それにしても、いっぱいつれたなぁ

いっぱいお魚食べられるね!

そういったら

お兄ちゃん変な顔したあと、歩くのを止めて僕の向こう側をじっと見てた

 

なんだろう?

 

僕はお兄ちゃんが見ている方向を見てた

 

いつもだったらここから村が見える

だけど僕がみたのは沢山の家が燃えているところだった

 

僕は急いでそこへ走り出した

 

 

「おじさん!姉ちゃん!」

村についてすぐ、みんなを探した

けど見えてくるのはたくさん村の人によく似た石像があった

 

いや、石像にされた村の人だと思う

 

 

僕のせい?

僕がピンチになればお父さんが来るって思ったから?

 

そう思っていると、地面から何か見たことない生き物がたくさん出てきた

その中で一番大きな角の生えた生き物が僕に向かって拳を振り下ろした

僕は何もできず、もうだめだって思った時

 

 

 

 

 

 

ガシッ!

 

 

 

ローブを着た人がその拳を片手で受け止めていた

僕が呆然とする中その人が

 

雷の斧(ディオス・テュコス)!」

 

呪文を唱えると激しい光が出て来て角の巨人を三つぐらいに斬ってしまった

 

そのあと生き物たちがその人に襲いかかったけど、パンチやキックで迎え撃たれ、最後にすごい威力の魔法で全滅させられた

 

「ソウカ、貴様ガアノ....」

「ドチラガ化ケ物カワカランナ」

生き物の一匹がそういっていたがローブの人は躊躇することなく

 

 

 

ゴキッ

 

 

片手でその生き物を殺した

 

 

 

 

こわい

僕はこの人に助けられた

でもこわい

 

そう思うとその人とは反対側へ走り出した

 

 

「あー!もう!待て!ネギ!」

誰かが呼んだ気がした

 

 

僕が走っているとお兄ちゃんに後ろから捕まえられた

お兄ちゃんを見たらすごく安心した

でもお兄ちゃんは僕達の横を見ている

僕も見てみると、あの角の巨人によく似た生き物がなにかしようとしているところだった

 

そこへスタンおじいちゃんとネカネ姉ちゃんがやって来た

なんだか僕達を守ろうと盾になっているようにも見える

 

 

 

「調子にのんな!!」

その瞬間、左手からお兄ちゃんが消え、目の前の生き物がよろめいたて腰を落とした

 

スタンおじいちゃんとネカネ姉ちゃんまえにだれかいる

金髪でちょっと髪が長くて、僕と同じぐらいの身長の人

 

お兄ちゃん?

 

でもその人の左手はあの生き物たちのような、それ以上に変な形をしていて、赤く光っていた

 

その人はその左手から大きな手を出すとその手で殴り飛ばし、尻尾を掴んで投げ飛ばしたあと、さっきの手より大きな手で殴りつけた

 

生き物は動かなくなった

 

 

僕は、さっきのような、さらに大きな恐怖に包まれた

 

あれはお兄ちゃんなの?

あのこわい人がお兄ちゃんなの?

なんで?

 

僕が恐怖から色々考えると

 

「みんなァー!」

その人が声をかけてきた

一瞬、何かされると思ってしまい、ビクッと何ってしまった

 

 

そのとき、その人が僅かにかなしそうな顔を出すした気がした

 

 

だけど、それとは関係なくその人が質問してきたのは

「怪我ない?」

だった

スタンおじいちゃんとネカネ姉ちゃんは答えれたけど僕は、首を横にふることしかできなかった

 

その直後、そのひとは嬉しそうな顔をした後倒れてしまった

 

 

 

 

「お兄ちゃん!!」

僕は何も考えられず、そう叫ぶとその人、お兄ちゃんに駆け寄った

「まて!!小僧!!」

 

 

「しっかりして!!」

 

「外傷はないようじゃ。」

スタンおじいちゃんが言う

「じゃが。なんじゃ?この左手は?」

 

僕も左手を見る

そして怖くなった

お兄ちゃんの左手が怖い

だけどお兄ちゃんをなんとかしないと

 

そう思っていると

 

 

ゴソッ

 

 

あの生き物が起き出した

そしてさっきと同じような攻撃をしようとしている

 

「ムッ!いかん!!」

「ネギ!後ろへ!」

 

スタンおじいちゃんとネカネ姉ちゃんは無理やり僕とお兄ちゃんを自分たちの後ろへやる

 

その直後、すごい光があったとおもうと

ネカネ姉ちゃんは倒れていて身体の一部が石になっていた

スタンおじいちゃんは立っていたけどネカネ姉ちゃんと同じぐらい身体が石になっていた

 

封魔の瓶(ラゲーナ・シグナートーリア)!」

 

スタンおじいちゃんがそう唱えると瓶に生き物が入ってしまった

 

「ハァハァ」

「スタンおじいちゃん!」

 

僕はスタンおじいちゃんのそばに駆け寄った

 

「小僧!早く逃げろ!腕の良い治癒師ならネカネやお前の兄も治せるかもしれん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「間に合った.......のか?」

 

後ろから声がしたから振り返って見てみた

さっきのローブの人がいたので驚いた

だけどスタンおじいちゃんの方がもっと驚いているように見えた

ローブの人が近づいて来る

 

お兄ちゃん達が危ない!

 

そう思い、僕は杖を取り出してローブの人に向かって構えた

 

「みんなを守ろうとしているのか?」

 

僕は答えず構えていた

するとスタンおじいちゃんの声が聞こえた

 

 

 

 

 

「ナギ.....なのか?」

 

 

 

ナギ?

お父さん?

 

 

「久しぶりだな、爺さん」

「お前がネギか?大きくなったなぁ」

ローブの人は、お父さんはそう言うと、僕の頭をなではじめた

 

「お主、今までどこにいっておったのじゃ!」

スタンおじいちゃんがそういったが

「すまねぇ、爺さん」

といって僕のわきをすり抜けお兄ちゃんの方へ行った

 

「じゃあ、こいつがハルか?」

お父さんはそう言うと同じように頭をなではじめた

そしてお兄ちゃんのおかしくなった左手を見て

「間に合ってなかったな、すまん」

といっていた

その表情からどういう感情かは読み取れなかった

 

お父さんは振り返り

「爺さんとネカネの石化は止めておいた」

といった後、持っていた杖を僕に差し出し

「これは俺の形見だ」

といい、僕はそれを受け取った

とても重かった

 

「お、重い~」

「ははは、重いすぎたか」

 

そのあとお父さんはポケットを探り出てきたのは本?みたいなものだった

 

「これも、俺の形見だ。俺がまだまだだった頃に使ってたあんちょこなんだが

これはハル渡してやってくれ」

そういうとそれを差し出した

 

 

「悪ぃな、お前たちになにもしてやれなくて」

「貴様!この子達のために残らんか!」

スタンおじいちゃんがお父さんに言う

「俺に今更、親を名乗る資格はねぇよ

だからこんなこといえた義理じゃねえが

元気に育て、幸せにな!」

そう言うとお父さんは空へ飛んで言ってしまった

 

 

「待たんか!ナギッ!!」

「お父さ~~~ん!!!」

 

 

 

 

 

翌日、僕達はウェールズの山奥にある魔法使い達の街の病院に搬送された

スタンおじいちゃんとネカネ姉ちゃんはすっかりよくなった

 

だけど

 

 

 

 

 

 

お兄ちゃんの左手は元には戻らなかった

 

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました

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