東方狐答録   作:佐藤秋

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第五十九話 永夜異変後②

 

 ぼーっと空を眺めていたら、そのうち空が赤くなってきた。長生きしている俺のような妖怪にとっては、時間の進みはとても早い。時折うめき声をあげる魔理沙の寝顔を見たり、頭を撫でていたらあっという間に時間は過ぎた。

 未だに俺の上で寝息を立てている魔理沙を、そろそろ起こしたほうがいいだろうか。俺の中では、気持ちよく寝ている人を起こすのは結構な重罪に該当する。ギリギリまで自然に目を覚ますのを待とうじゃないか。

 

「ん……うーん……もう夕方……?」

 

 俺がそう決意したと思ったら、すぐに魔理沙が目を覚ました。眠そうに目をしばたたかせ、すぐそばにある俺の顔を見る。

 

「夕方。起きたか?」

「んー……ん、起きた。起こしてくれ」

「はいよ」

 

 俺は魔理沙を支えながら、自分の身を起こすと共に魔理沙の体も起き上がらせる。「よいしょ」と俺の膝に手を突き、そのまま魔理沙は立ち上がった。

 

「えーと私の箒……あった。行くぜ真」

「ああ」

 

 箒を持って屋根から飛び降りる魔理沙を追って、俺も屋根から飛び降りる。そのまま神社の縁側に回り、中にいる霊夢に声をかけた。

 

「おーい霊夢ー。そろそろ行くかー?」

「そうね、じゃあ……あら魔理沙来てたの、いつの間に」

「結構前に来て真で寝てた。私も宴会についていくぜ」

「え? ついてくるのはいいとして……真()ってどういうことよ、真()じゃないの? いや真と、でも十分おかしいけど」

「言葉通りの意味だぜ」

「?」

 

 霊夢が不可解な顔をして首をかしげる。確かにわけが分からないが、魔理沙は間違ったことは言っていない。魔理沙は布団で、ではなく俺で寝ていた。

 

「で、宴会はどこでやるんだ?」

「永遠亭っていう、迷いの竹林の中にある建物だ」

「迷いの竹林っていうと……あぁあそこか。私はたけのこよりもきのこ派だから行ったこと無かったぜ」

「そうかー。一応俺はたけのこ派かな」

「げ、マジかよ戦争だな戦争。霊夢、お前はどっち派だ?」

「……別にどっちでもいいじゃない。私はお饅頭とかのほうが好きよ」

 

 ああ、最後まで餡たっぷりだもんな。AとBどっちがいいかを聞かれCを選択する霊夢は、なんていうか自由だと思う。

 

「……お饅頭て、ジャンルからして違うじゃないか」

 

 魔理沙の不満を聞き流しながら、俺たちは迷いの竹林へと向かっていった。

 

 

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

 

 

 迷いの竹林の目の前までたどり着く。たどり着いたのはいいのだが、よく考えたら永遠亭までの道のりが分からない。昨日はてゐを連れて適当に歩いただけだしな。さて、一体どうやって行ったものか。

 

「霊夢、道分かるか?」

「分からないわ」

「だよなぁ…… 仕方ない、ここは俺が…… ん?」

 

 入り口から少し遠くに、小屋が建っているのを発見する。あれは確か妹紅が住んでいる小屋では無かったか、人里方面からだと見える場所にあるんだな。丁度いい、妹紅に案内してもらおう。

 俺は二人を連れて妹紅の小屋まで歩いていった。

 

「おーい、妹紅、いるかー?」

「……誰だ? 妹紅って」

「真の知り合い」

「それは何となく分かってるが……」

 

 妹紅の小屋の扉を叩いたが反応がない。もう先に行ってしまったのだろうか。

 

「……いないな。妹紅はこの迷いの竹林の地理に詳しいから案内を頼めたらと思ったんだが…… じゃあもう俺が案内するしかないか。『永遠亭の場所』」

「最初からそうすればよかったじゃないか」

「まぁそう言うなよ。こっちだ」

 

 俺は能力を使って永遠亭までの道のりを理解する。仮に俺が一人だったら一時間くらい竹林をさまよってみても良かったが、今回は霊夢と魔理沙を連れているので止めておいた。二人を俺に付き合わせるわけにはいかない。

 

 

 竹林の先へ飛んでいくと、昨日来た永遠亭が見えてきた。丁度日も落ちて月が昇ってきているので、なかなかいい時間に来たんじゃないか。

 

「よし、着いた」

「へぇー、竹林の中にこんな場所があったんだな。お、紫がいる」

「お、ほんとだ」

 

 永遠亭にたどり着くと、結構な人数がそこにいた。紫もいるし、他には……

 

「しーん!」

「おおっ!?」

 

 来ているヤツらを一人ひとり確認しようと思ったら、入り口近くにいた少女が走りよって抱きついてきた。確実にここにいるはずの人物であり、そのくせ昨日会えなかったヤツだ。

 

「輝夜か! 相変わらずちっちゃいなー」

「もー! 昨日なんで私に会わずに帰るのよ! 召し使いなら主人にちゃんと挨拶しなさい!」

「召し使いとかまた懐かしい話を……昨日はあのあと少し用事があってな、すまん」

「謝っても許してあげないわ!」

 

 俺が一応は召し使いという扱いだったときと同じ姿のまま、輝夜は俺に抱きついてくる。輝夜も蓬莱を薬を飲んでいるため、妹紅と同様に姿形は変わらないようだ。

 その妹紅も、先ほど誰が来ているか見渡そうとしたときに一瞬見えた。俺たちより先に永遠亭まで来ていた妹紅が、ズンズンとこちらまで歩いてくる。

 

「輝夜!」

「む、妹紅!」

「お前真が来るなり何してんだ! ん~! は、な、れ、ろぉ~!」

「い、や、だぁ~! 久しぶりなんだしもう少し~!」

 

 妹紅が、俺から輝夜を引き剥がそうと思いっきり引っ張ってくる。なんだか昨日も同じようなことを見た気がするな。輝夜と同じく黒髪の少女を、妹紅と同じ紅白の少女が引っ張ってるという構図。相変わらず痛い。

 

「くらえ!」

「っ! あははははやめて! くすぐったい!」

 

 妹紅が輝夜の脇の下をくすぐって、たまらず輝夜は手を離した。くすぐられて笑う輝夜を見ると、俺もなんだかむず痒い。される機会などほとんど無いが、俺もくすぐられるのは苦手である。

 

「あはははは! ……はぁ……はぁ……何すんのよ妹紅!」

「いきなり抱きついたりするからだろ! 真の迷惑も考えろ!」

「別に迷惑なんかじゃないもん! むしろ真は私みたいな美女に抱きつかれて喜んでたわ!」

「何が美女だこのちんちくりんが!」

「何よこのおとこ女!」

「引きこもり!」

「たけのこマニア!」

 

 俺から離れた輝夜は、今度は妹紅のほうを向いて言い争いをしている。二人とも元気だなぁ、あんなに声を出してる妹紅なんて珍しい。

 

「仲良いな二人とも」

「……霊夢、どう見える?」

「仲悪いように見える」

「だよな」

 

 俺は一言そう呟くと輝夜と妹紅の元へ歩いて近付く。そして少し中腰になり目線を二人の高さくらいに合わせると、俺は輝夜の頭に手を置いた。

 

「……輝夜」

「このもんぺのようか……な、何よ真」

「妹紅と仲良くしてくれてありがとな」

「ふぇっ?」

 

 輝夜が変な声をあげる。妹紅はずっと俺と旅していたせいで人間の友達がいなかったから、同じような存在の輝夜には妹紅の友達になってほしかった。慧音にも感謝だが、輝夜にも感謝だ。

 

「と、当然よ! こんな無愛想な子の相手をしてあげられるのは私くらいのものだからね!」

「何言ってんだよ! 引きこもりのお前ところにわざわざ私が来てあげているんだろうが!」

「むー……その割りには最近来てなかったじゃない」

「そ、それはその、この前からお酒造りに挑戦してて……」

「……ふーん。できたの?」

「……まだ」

「あ、そ。できたら私が味見してあげるから持ってきなさい」

「……ふん。特別に飲ませてやるよ」

 

 うん、やっぱり仲良しだ。どうやら最近妹紅は永遠亭まで来ていないみたいだが……そういや鈴仙のこと知らなかったみたいだしな。でもちゃんと輝夜とはうまくやれているみたいで安心する。

 

 鈴仙とてゐも永遠亭に住んでいるようなのでこの場にいるし、あと他に来ているのは紫と……

 

「あれ、お前らも来たんだな」

「うふふ、月のお酒が飲めると聞いて♪」

「幽々子様の付き添いで。ここまでは妹紅さんに案内してもらいました」

 

 紫の横でふわふわ浮いている幽々子と妖夢を発見する。紫からこの宴会の存在を聞いたのだろうか、ほぼ関係の無い魔理沙も来ているので特に問題は無いだろう。魔理沙と比べたらこの二人は俺に協力してくれたことから十分関係者であると言える。

 

「ふーん。 ……月の酒?」

「そう。ここの人たちは月から来たそうじゃない。それなら月の技術で作られたお酒の一つや二つあるはずでしょう?」

「……そうなのか永琳?」

「ええ、まぁね」

 俺は近くにいる永琳に尋ねてみる。これで全員かな、全部で十一人。あと、そこらへんに大量に兎もいる。

 

「月のお酒……これは飲んでみたいわね」

「へー、月にも文明があるんだな、知らなかったぜ。早速飲もうじゃないか」

「ふふ、まあ慌てるんじゃないわよおチビちゃん」

「うお。誰がおチビちゃんだ、私の名前は霧雨魔理沙だ覚えとけ」

「そう、私は蓬来山輝夜よ。よろしくね」

 

 霊夢と魔理沙の間から、輝夜がニュっと顔を出す。相変わらず自由なお姫様だ、初対面の相手にも臆さずぐいぐいくるな。

 

「さて……いい具合に全員集まっているわね。それじゃあ早速宴会を始めるんだけど、今回は軽い催し物があるわ。月のお酒が飲みたかったら参加すること!」

「「「催し物?」」」

「へぇ、一体何をするんだ?」

 

 おそらく全員の頭に浮かんだ疑問を、代表して俺が輝夜に尋ねてみる。今までの宴会は、ただ自由に飲んで食べて騒ぐだけだった。何かするなんて珍しい。

 

「勿体ぶらず言っちゃいましょうか。やるのはズバリ肝試しよ!」

 

 永遠亭のメンバー以外の皆が注目する中、輝夜は高らかに宣言する。肝試し、か。夏の終わりに夏っぽいイベントだな。

 

「き、肝試し? わ、私は遠慮しておきたいのですが……」

「そんなこと言わずに妖夢もやるわよ。肝試しに参加するだけで月のお酒を飲めるんでしょ?」

 

 早くも腰の引けている妖夢を、幽々子がそっと後ろから支える。昨日の夜もそうだったが、妖夢は怖いものが苦手なのだろうか。

 

「ふふん、月のお酒は稀少なのよ、そんな簡単に飲めると思ったら大間違い。それじゃあ肝試しのルールを説明するわね!」

 

 そう言って輝夜は、何をするかを話し出した。肝試しをする場所とかなら分かるが、ルールとは一体なんだろうか。

 

「この迷いの竹林の中のどこかに、月のお酒がいくつか置いてあるわ。それを決まった二人一組で、それぞれ探してきてもらう。見つけたお酒はその二人の物よ、単純でしょ? ただし空を飛ぶのは禁止、これは肝試しなんだから、肝試しみたいに楽しまないとね。当然私も参加するわ!」

「……なるほど、そういうことね」

 

 輝夜の説明に納得がいく。肝試しのルールってそういうことか。

 

 二人一組のペアでそれぞれ竹林に入り、どこかに置いてある月の酒たちを探し出す。どれだけ置いてあるのかは分からないが、少なくとも数ヵ所に分かれて置いてあるようだ。

 たくさん見つけたらその分飲めるし、見つけられなければ一滴も飲めない。宝探しみたいなものだと思った。

 

「それならますます妖夢には出てもらわなきゃね。できるだけ沢山見つけましょ?」

「うう……二人ならなんとか……幽々子様! 絶対私を置いていったりしないで下さいよ!」

 

「真、私とペアに……」

「待ちなさい霊夢。真は私とペアになるのよ、貴女は魔理沙とでも組みなさい」

 

「……え、えーと、ペア? 知ってる人が……」

「お前が真の言ってた妹紅か? 竹林に詳しいならペアになっても損は無いぜ」

「う、うん!」

 

「……てゐと鈴仙は不参加か?」

「ウサ。私たちがお酒を置いてきたからね」

「はい。あと師匠も残るみたいですね」

「はいはい、みんな焦らないでー」

 

 輝夜が手を叩いて、好き勝手にしゃべる皆を注目させる。見ると輝夜は手に、何やら箱のようなものを持っていた。

 

「ペアが自由に決められたら面白くないでしょ。それは今からこのくじで決めます! 同じ数字を引いた人がペアね」

 

 箱の上側には穴が空いており、そこから手をつっこんで中にある紙を取ればいいみたいだ。言われてみたら確かに、自由にペアは決めるもんじゃない。余るヤツが出てくる可能性もあるしな。

 

「(ふふふ、計画通り! 実はこの中には六枚しかくじは入ってなくて、3の番号が抜けているのよ。私と真が引かないまま全てのペアができてしまえば、残った二人がペアになるのは必然! 更に万が一のために3の紙は手の中に握りこんでいる。どう足掻いても失敗は……)」

「あ、でも待てよ。これだとペアによっては妖怪に襲われたときとかに対処できない可能性があるよな。強いヤツ同士で組まないように調整しようか」

「(ええええ!?)」

 

 夜には妖怪が活発になるため、襲われる危険が拭いきれない。全員ある程度腕は立つようだが、心配はしておくに越したことはないと思う。

 

「(……輝夜め、何か企んでたみたいだな)」

「(ふふふ、何か細工をしてたみたいだけど残念ね。純粋な運ならまだ真とペアになる可能性は……)」

「だから、強いヤツの名前を書いたくじを残りのヤツが引く形をとるか。それならうまく分かれるしな。となると書く名前は俺と紫と妹紅と……」

「「ええ!?」」

 

 妹紅と紫が驚いた声を出す。この二人の強さを俺は十分知っているので、妥当な選択だと思うのだが。さてあと一人は迷うがやはり霊夢かな。

 

「あと一人は……」

「私でいいわ~。紫と組むことになったら退屈そう」

「幽々子か。まぁそれでもいいな」

 

 幽々子がふわふわとこっちに来る。幽々子の強さは知らないが、『死に誘う程度の能力』があるから大丈夫だろう。

 

「よし、じゃあ輝夜、その箱を貸してくれ。変化で中身を変えるから」

「えー……私は真とペアが……」

「25%でペアになれるな。頑張って俺の名前を引いてくれ」

「うー……100%の予定だったのに……」

 

 俺は輝夜から箱をそのまま取って、中身の紙をそれぞれ俺、紫、妹紅、幽々子、四人の名前が書かれたボールに変化させた。そしてその箱を輝夜、霊夢、魔理沙、妖夢の四人の前に差し出す。

 四人がそれぞれボールを引いて、つつがなく四組のペアが完成した。

 

「む、紫か。やるからには当然一番を狙うからな!」

「当然よ」

 

 紫&魔理沙の、チーム金髪。

 

 

「……うわー。唯一のハズレを引くなんて……」

「こっちの台詞だこのバ輝夜」

 

 妹紅&輝夜の、チーム不死。

 

 

「あら霊夢が私のペア? よろしくね~♪」

「……言っとくけどお酒はちゃんと二等分だからね」

 

 幽々子&霊夢の、チーム幽霊。

 

 

「うう……真さん昨日みたいに驚かしてくるのは無しですからね?」

「……あれは妖夢が勝手に驚いたんだろ」

 

 俺&妖夢の、チーム…………えー、思い付かん。チーム身長差大。

 

 無事に四つのペアが完成した。うーん、なかなか偏った分かれ方のような気もすれば、程よく分かれているような気もする。紫と霊夢、幽々子と妖夢が分かれたところが丁度いいかな。

 

「ねえ、一番お酒を多く集めたペアが、一番少なかったペアに命令できるってのはどう?」

「いや……一番多く集めたペアはその分酒が多く飲めるんだからいいじゃないか。少ないうえに命令されるとか可哀想だろ」

「えー、それだと面白くないじゃない」

 

 輝夜が頬を膨らませる。別に負けるつもりはないが、負けた場合は泣きっ面に蜂だ。というか面白くないって、肝試しはお前の提案した催しだろうに。

 

「ねー、皆はどう思う?」

「……どっちでも」

「いいな! ますますやる気が出るぜ!」

「負けなければいいのよ」

「別にいいんじゃない?」

「命令か~。何してもらおうかしら?」

「ほら! 皆も賛成してるわ!」

 

 なんで幻想郷の少女たちは負けるときのことを考えないのだろうか。俺はお前らのためにも言っているんだが、お前らがいいならもうそれでいいや。

 

「……頑張ってね、真」

「……永琳。そういえばなんで永琳は残るんだ?」

 

 やれやれと肩をすくめていると、永琳が話しかけてきた。てゐと鈴仙はお酒を置いてきた二人らしいので、肝試しに参加できないことは分かる。しかし永琳も永遠亭に残るらしい。人数合わせの役目だったか、それとも興味が無いのだろうか。

 

「私は、肝試しが終わったらここで合図を出すからね。全員戻ってこれるように」

「ああ、なるほどな。退屈な役だろうにすまないな」

「いいのよ、他にもお酒はここにあるし。終わるまで料理を作って待ってるわね」

「……永琳って料理できたんだな」

 

 この肝試しは普通と違ってゴールが無いのだ、終わりの基準を設ける必要がある。当然全部の酒が無くなったら終了なのだが、俺たちにはそれを知るすべが無い。永琳はどうやら分かる術を使っているようなので、永遠亭に残るみたいだ。

 永遠亭の真上に光の矢が放たれたら終了、俺たちはその光に向かって戻ればいい。迷いの竹林を舞台にしている以上、必要な配慮だと言える。

 

「さぁて、じゃあスタート地点を決めるわよ。どこでも同じなんだしじゃんけんでちゃっちゃと決めちゃいましょ」

 

 当然この肝試しは公平さを出すため、順番ではなく一斉に行われる。永遠亭を囲む竹林の四方向からそれぞれのペアがスタートし、それぞれが勝手に探し出すのだ。スタート地点が異なるだけで、探す場所は竹林の中と変わらない。

 

 スタート位置が決定し、いよいよ肝試しの始まりとなった。

 

 


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