転生の命を与えられて介入   作:T260

16 / 47
謎の少年が現れ、なのは達はアビスナーガの前に転移する。だが、桜は気付いた。

その少年も、サガシリーズを知っていた人物。

だが、もう一つ、桜に無い力を持っていた。

だが、彼等は脱出が出来るか否か。

倒せるのか。

サガフロンティアより

戦え! ????

ではどうぞ。


第十五話 庭園バトル 後編 変身

サガ技を知っていた少年。だが、アビスナーガは構わず攻撃してくる。

 

ぶちかまし。

 

「黙れ阿保が!」

 

デイブレードで弾き返し、迎撃する。

 

(デイブレード、ロマンシングサガ2の男最終皇帝が持つ太陽の力が宿った大剣。だけど、それだけじゃない。)

 

そう。謎の少年は明らかにそれだけじゃない何かを持っていた。

 

ユーノとアルフは桜を抱えて安全な場所まで下がった。

 

「ディバイン!バスター!」

 

「ハーケン!セイバー!」

 

二人の攻撃も、見事に命中したが、

 

アビスナーガは構わず猛毒ブレスを吐く。

 

「毒は勘弁。つむじ風!」

 

剣を勢い良く振って風を呼び攻撃する技。

 

[マスター、時間残り50分です。]

 

時間を知らせる少年のデバイス。

 

「こうなったら仕方ない、奥の手を使ってさっさと潰す。シャリオ、せっかくだからやろうぜ。最高で最悪の力をな」

 

[了解。]

 

「あの構え、間違いない。変身をする気なんだ。」

 

桜は気付いた。

 

アルフとユーノは首を傾げる。

 

?「初のお披露目だ。変身!!!」

 

「「え!?」」

 

「な!?」

 

「嘘だろ!?」

 

四人は驚くべき事を目の当たりにされた。彼はその場にいた者達の前で変身を始めた。赤き魂宿り、悪を許さぬ拳を掲げ、不死鳥を思わせるその姿を晒す。

 

ヒーローは絶対に諦める事の無い意思を持つ。

 

そう、その名は。

 

「アル!カイ!ザー!!!」

 

桜でさえも。

 

「!!?」

 

アビスナーガも?が堪えなかった。

 

「さて、怪物野郎!時間が無いから徹底的にやらせてもらうぜ!ブライトナックル!」

 

光の力を拳に込めて攻撃するアルカイザー専用技。

 

「アルカイザー、まさかサガフロンティアのヒーローの力を・・・・」

 

そう、アルカイザーが出てきたのは、まさにサガフロンティアからだった。

 

つまり、神様からその力を貰ってここにいるという事になる。

 

「蹴りの二連から行ってみるか!シャイニングキック!ディフレクトランス!からのフラッシュコンボだああああ!!!」

 

今度は光の力を脚に集中させ、敵に強力なキックを放つ技。しかもその上をいく技ディフレクトランスで追撃をかけてからフラッシュコンボを繰り出す。

 

フラッシュコンボはその名の通り、光の力を使った連続攻撃を繰り出す。

 

アビスナーガは更に弱り出す。

 

「・・・・・あのアビスナーガに一回も攻撃を許さず、速攻で技を繰り出してる。普通だったら、出来ない事なのに。」

 

そう、本来だったら無理に等しい、だが、アルカイザーとなっている少年は言葉を放った。

 

「人はいつしか限界が来る、助けを求めている奴がいるなら助ける。手を取り合う。辛い顔をしていたら話を聞いてやる。それをちっぽけって言うならそれでも良いんだ。どうしても無理なら無理で一度は立ち止まって考えても良いじゃないかよ。」

 

構え。

 

桜はその構えを見て驚く。

 

「けどな、誰かが助けを求めているのに見捨てる連中に正義を語る資格は無い。やっと自分に正直になれる所まで来たんだぞ?黙って見過ごす奴がどこにいる!悪いが俺はそんな奴らを許さない・・・・・正義の名において見過ごすわけにはいかない!!!」

 

力を込めて、空高く舞い始める。

 

「な、なに?あの力」

 

「ま、魔力が桁違い過ぎる」

 

助ける理由はそれぞれだが、アルカイザーとなっている少年は諦めない心がある限り、その意思がある限り自分もその相手の為に己の誠意を見せてきたのだ。

 

「そして、その者達に正義の二文字を語る事も名乗る資格もありはし無い!!!!!」

 

そして今、助けてと声を聞いたからこそ、全力でその手を掴もうとしている。

 

[アルカイザー必殺!]

 

「アル!!!」

 

今、正義の炎が不死鳥となり。

 

「本当にあれを見れるなんて。」

 

アビスナーガでさえも驚愕な光景だった。その少年が今やろうとしている攻撃はアルカイザー必殺の。

 

「フェニィィィィィックス!!!!」

 

正義の炎は不死鳥になり、アビスナーガに向かって飛んでいく。

その一撃は華麗に舞い、不死鳥は闇を屠る力となり焼き尽くす。

 

「グギャアアアアア!!!!!!」

 

その炎に焼かれ、朽ち果てる闇を見た桜。そして、驚きを隠せない四人、モニター腰で見ている管理局の人間達。

 

「さて脱出するか、全員捕まれ。」

 

言われた通りにする。

 

[転移、時空航空戦艦アースラ、転移!]

 

今度は桜を含めた六人が転移を始めた。

 

無事に帰還できた六人。

 

「ありがとう」

 

まず少年に礼を言う桜だったが。

 

「変身解除」

 

アルカイザーを解除し。

 

「礼を言うならまず、あそこにいる女の子達に言えよ。あいつらが最初にお前を助けに行こうとしていたんだからさ。」

 

頷く桜だった。

 

「ありがとう、なのはちゃん、フェイトちゃん、アルフさん、ユーノ君。迷惑かけてごめんなさい。」

 

その言葉を聞いた四人は。

 

「本当に無事で良かった・・・・・良かったよう・・・・・・」

 

涙を流していた。

 

フェイトは傍により、なのはを撫でる。

 

「君が謝る必要なんて無いんだよ、寧ろ、私達が桜に謝らなきゃいけないのに。」

 

アルフも。

 

「あたしは空星があんな辛い顔しているところを放って置けなかった。だから助けようとしたんだよ。手を取り合って助け合うのが友達、何だろ?」

 

桜は頷く。

 

「良かった良かった。」

 

少年は安心していたのか笑っていた。

 

「そういえば、名前を聞いてなかったね、改めて言うよ。僕は空星 桜。よろしくね?」

 

「ああ、よろしくな。俺は聖、剣糯 聖(つるぎな せい)仲良くしてくれ、んで、相棒の」

 

[グランシャリオです。宜しくお願い致します。皆様]

 

二人目の転生者、剣糯 聖。

 

彼との出会いにより、また運命が変わった。

 

そして、桜は約束を果たすため、フェイトの母親の所に向かう。

 

(あいつ良い奴だな、他人のために命を使うか。だがそれで死んだら元も子も無いのは承知なのだろうな。空星 桜。なんて孤独を抱えているんだ。)

 

聖でさえも感じ取れるほどに桜の辛さが分かる。

 

しかし、桜は自分が傷を負っていても、果たさねばならない事だけは己自身が譲る事はなかった。

 




はい、BGMは勿論のこと。

戦え!アルカイザー

でした。

サガフロンティア主人公の一人、レッドという主人公が変身したときの姿、アルカイザーの戦闘BGMです。

次回、桜は約束を果たしに行きます。

では、宜しくお願い致します。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。