桜「まあ、宜しいのでは無いですか?」
T「まあ、最初だから、無難に行きますかのう。」
桜「相変わらずですね、Tさんは。」
てなわけで
少年初戦闘BGM
サガフロンティア2より
FeldschlachtⅢ
ではどうぞ。
対立した少年、しかし、その目には何を見ているのか分からなかった。
しかし、誰かを傷付けられるのは許すことは出来ず、約束や責任を果たしに来たのだった。
「あの、桜ちゃん?」
「そこも含めて後で説明するから、それにね、僕は男の子だから、間違わないでね?」
「「ええええ!?」」
二人して驚く必要合ったのかと思った少年だったが、今はそれどころでは無い。
「まあ、これで戦う理由が出来た。どっからでも来なよ。」
合えて挑発をしてみる。
その挑発にムッと来たのか。
「バルディッシュ、行くよ!」
[Yes ser Tunder Layge]
サンダーレイジが少年に向かってくる。
桜はギリギリで回避したが、向こうの攻撃が速いのか相当の力を保有している。
油断は隙を生むのだが、桜はその隙を狙っていた。
「あれだけの攻撃をかわす!?」
「今度はこちらだ、リーサルドラグーン二丁拳銃、早撃ち」
リーサルドラグーンの早撃ちで相手の体制を崩そうとする。
しかし、
[Frash move]
彼女のスピードがまた上がる。
「二人とも、凄いの。」
(確かに彼女も凄いけど、桜は試しているように思えて来る。彼は一体何を考えている?そして彼のリンカーコアとジュエルシードが合成されたというもう一つの源、メガシードって一体誰が彼に埋め込んだんだ。)
考えながらも戦いは続いている。
「くっ!からかってるの!?本気出しなさい!」
違和感に気付いたらしい。
そう、彼は本気で戦っていない、まだ相手の力量を見ていたからだ。しかも大抵だったら強い相手に本気を出して倒すのが普通だ。だが、桜はまず相手を観察し、行動を予測、何処から攻撃して来るのか先読みする算段を頭で経てていた。
それが本当に。
「左から魔力が来る。リフレク」
魔法を弾き返すFF特有の白魔法。
フェイトは自分が放った攻撃が返って来る事を予測していなかったが。
[Protection!]
防御が間に合う。
「ニードルショット!」
魔力の葉っぱが針のように鋭くなり、フェイトに向かう。
「ハーケンセイバー!」
鎌の魔力刃である程度たたき落とすが、数本はかすり傷を受けた。
「これだけの力を・・・・どうして持っているの・・・・」
息が上がって来る、相手していた桜も少し息を荒げていた。まだ小さな子供の姿だからしょうがないといえばそれまでだ。しかし、桜の場合はただ単に疲れただけ。つまり、運動の一部の感覚にしかなっていなかった。
「偶然は必然を生み出し、必然は偶然を生み出す。命は天に帰り、また地に帰る。君には理解できるか出来ないか、答は己自身にしか分からない。例えば僕に関してだったら、家族のいない独りは生きてはいけない?違うね、それは生きようとする意思が無い。簡単でしょ?生きる意思があるから諦めないで済むんだ。だけど、君は別の理由に縛られているんじゃ無いかな?」
ありえないと思ってしまった。桜に家族が居ないこと、それを聞いたなのは達。彼が何のために生きるのか、それは生きる意思を持っているからだという。
「君は僕に本気を出せと言ったね?それは君が決める事じゃない、その時ではないから僕は力をあまり出さないんだ。力は翳す為でもなく、傷付ける為でもない、誰かを守る為、命を救うために振るうんだ。僕は今自分の命を守る為に戦っているんだ。」
彼の意思は曲がらない、曲げることが出来ない。少なからずその場にいた者達は考えさせられた。その言葉の意味を。
「ルーティア、バリアジャケット解除、今日はもう戦闘は無しだ。」
[分かりました。]
バリアジャケット解除した桜。
「君はもう少し考えた方がいい。何をするべきなのか、自分の本当にしたいことは何なのか。」
なのはとユーノに振り向く。
「行こう、長居は無用だ。」
二人は黙って頷いた。
フェイトはそこにずっと佇む、アルフが来てようやく家に帰る。
少年はなのは達に話を次に持ち越しだと説明し、帰宅した。
まあ、序盤ですからこれくらいです。次も宜しくお願い致します。