転生の命を与えられて介入   作:T260

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闇の覚醒が解かれた今なのは達は取り戻す為の戦いが始まる。

そして、桜に宿るメガシードが真の解放を解き放つ。

メガシードに宿った意志、もう一つの彼が目覚める。

スーパーロボット大戦OG2より

BGM

~桜花幻影~

どうぞ。





第四十話 目覚めるメガシード 届いた声

闇の書解放された。

 

されど諦めない者達が彼女の前に立つ。

 

「闇の力が凄まじいです。」

 

「だが、やるべき事は既に決まっている。絶対に諦めちゃダメだ。」

 

人は存在するために生きる。だが、はやてに宿っていた闇は彼女を蝕んでいった。

 

鎖を断ち切る事は可能なのか、いや切らねばならないのだ。彼女を助けたい気持ちが強い皆は最初、誰もが諦めていたことがある。

 

しかし、出会いがあり、話、心、意志、約束。

 

信じる力は誰よりも儚き、脆いもの。だがそれは本当の人間なのだと。

 

「仲間を信じない限り、一人を救うことも出来ない。だからこそ・・・・・」

 

桜は願う。咲き誇る。

 

誰よりも。何よりも、少年は愛を知っている。

 

「助けよう、そして、届けるんだ。皆の気持ちを。」

 

前に進む事を止めてはならない。

 

「桜。行けるよな?」

 

聖が声を掛けると。

 

「聖・・・・・」

 

なのは達はさ分からないと言わんばかりだったが、そこに蒼臥も伝える。

 

「きっかけを作りますが、気をつけて下さい。まだ相手は底知れないので。」

 

スマウグとデイブレードを構え、闇の書となっている女性に向かう。

 

「あの女の子はどうした!何が目的なんだ!」

 

二人が会話をしているところを聞いているなのは、フェイト、桜達だが。

 

「我が主は之が悪い夢だと願う。なら、この星を消し去り、私も消える。」

 

「そんな!誰も望まない願いを貴女はする気なんですか!彼女だって望むはずありません!」

 

しかし、片腕から魔力を解き放ち、聖と蒼臥に放たれた。

 

「闇を穿て、ブラッティダガー」

 

「な!?やべ!?」

 

突如の魔力は闇の短剣を生み出し、聖達を切り刻む。

 

「くっ!やりやがったな!」

 

「闇に眠るがいい、あくなき闇よ、向かいし者達を飲み込め」

 

また急激な魔力が高まり、全員を飲み込んでいく、

 

「空間攻撃!?」

 

「ディアボリック・・・・エミッション・・・・・」

 

「ルーティア!V-MAX!」

 

[ラジャー!]

 

V-MAXを使い、皆を脱出させるが、一人残され、

 

「ぐっ!ああああああああああああああああああ!!!!!」

 

まともに受けてしまう。

 

「桜!!!!」

 

ピィン・・・・・・・・・

 

(な、何だ!急に・・・・・)

 

『呼ぶんだ』

 

(呼ぶ?・・・・何を・・・・)

 

誰の声か、今分からない。だが何をすれば良いのかも理解できていない状況で、いきなりそんなことを言われても、という感覚だった。

 

だが、なりふり構ってもいられなかった。

 

だがその瞬間、小さな時を思い出し、桜のポケットから簪が落ちていくのが分かった。

 

『君を・・・・助けたい・・・・』

 

その言葉が答となる。

 

花より生まれし影、桜に宿った魂が、

 

「・・・・分かったよ・・・・・君だったんだ・・・・・やっぱり君だ・・・・・忘れていた・・・・・大切な思い出を・・・・・一つだけ僕から離れなかった花びら・・・・・」

 

「?何だ、あの輝きは。」

 

力が集まり、花びら達が具現化を始める。

 

「我が花より生まれし影よ 闇に誘い 華麗に咲き誇り その瞳で見極めよ!」

 

「馬鹿な、あの少年は何者何だ。」

 

なのは達でさえも驚きを隠せなかった。今この瞬間、相手が放った空間攻撃の中にありとあらゆる場所から花びらが集まっていく。

 

その力をモニター腰で見ていたリンディやプレシア達が見たものは、とても信じられる事では無かった。

 

「闇を切り裂く。桜欒・青竜!」

 

何かの技でディアボリックエミッションが切り裂かれ、姿を現した者は桜の隣で飛んでいた。

 

「花びら達が力を貸してくれた、暫くだけど、君を助けることが出来る。ありがとう、思い出してくれて」

 

「・・・・今まで、ゴメン。やっと思い出したよ。君は、僕が初めて見つけた桜の木だった。」

 

「うん、だからこそ、君を守りたいとずっと願っていた。待ち望んでいた、この時を。話はお預けだ。彼女を救おう。桜」

 

「ありがとう・・・・・桜花・・・・」

 

メガシードに宿っていた魂、それがたった一つの桜の木だった。桜が一人で来る度に毎日、毎回、花びらを舞わせ、笑顔にしていたのだ。

 

そして、約束とは何だったのか、その舞っていた花びらを拾い、簪を作って見せるというちっぽけな約束。

 

人からは下らない、意味がない、と言うだろう。

 

だが、少年には意味があったのだ。

 

その約束に、その心に、想いを乗せていたのだから。

 

「桜!無事か!」

 

「桜!」

 

駆け付けてくれた皆。

 

「大丈夫、桜花が助けてくれた。」

 

「桜花って、桜花幻影かい?」

 

「うん。」

 

身に纏っているのはバリアジャケットと似ているが、違うものだと言うのは分かる。

 

だが、

 

「ならば受けよ、滅びの雷よ、滅びの光よ。」

 

「あれはなのはのスターライトブレイカー!」

 

「フェイトのスマッシャーまで!」

 

「だが、話はそれだけじゃない。民間の人が二人取り残されていることを修羅が確認した。」

 

「え!?」

 

皆は急いでそこに向かったが、その取り残されていた人間は、確認したところ、なのはとフェイトが一番驚いていた。

 

「アリサちゃん!すずかちゃん!」

 

「なのは!一体どうなってるのよ!いきなり人が居なくなるわ暗くなるわで」

 

「携帯も使えなくて困ったよ。」

 

だが、

 

「アリサちゃん達!今はそこを動かないでね?」

 

「来る!」

 

「スターライトブレイカー、スマッシャー」

 

必死でバリアを張り巡らすなのはとフェイト、更にそこで、桜、聖、蒼臥は、

 

「「「ファイアーウォール!!!!」」」

 

ロマサガの術、三人一斉のファイアーウォールを唱えるが、ひび割れだす。

 

「お、重い!!!」

 

「根性!!!!」

 

ようやく防ぎ切ったが、しかし、

 

「何故お前達は邪魔をする。これは主の願い、全てが悪い夢で合ってほしいという。」

 

だけど、その発言をした瞬間、涙を流している事に気付くなのは。

 

「そんなのダメだよ!だったら何で泣いてるの!!!」

 

「これは主の涙、私が泣いてるわけではない」

 

「感情が泣ければ、涙を流すことなんて出来ない!」

 

「もう止めてください!闇の書さん!!!」

 

その言葉に一瞬悲しみの表情が表れた。

 

「お前もその名前で呼ぶのか・・・・・」

 

そこに、フェイトが。

 

「いい加減に駄々をコネるのは止めなさい!!!」

 

バルディッシュを持ち、向かっていくが弾かれ、

 

「お前も闇に眠るか」

 

闇の書が開かれた瞬間、

 

「待っていた。その時を」

 

桜が急激な速さで移動を開始したが、蒼臥の所にフェイトを飛ばす。

 

「きゃ!?」

 

何故かというのは理由は簡単で、桜のスピードと同じスピードで着いてきたのが理由である。

 

「蒼臥、ここは皆に任せる。僕は行ってくるよ。」

 

「はい、必ず帰ってきてください。」

 

桜は笑いながら、その本に吸い込まれた。

 

「空星!!!!」

 

「桜!!!」

 

その光景を見たなのはがレイジングハートを構え、

 

「返して・・・・返してよ・・・・・・」

 

手が怒りで震えていた。

 

自分が守りたい人を、近くに居てほしかった男の子が、本に閉じ込められてしまった状況を見て平気ではいられず。

 

「私の大事な友達を返してよ!!!!!!」

 

涙が溢れながらもまっすぐな瞳をぶつけていた。ずっと寂しい気持ちが残っていた少年が笑った。だがその表情を見たものは蒼臥以外だれもいなかった。

 

「桜が、笑っていました。」

 

「はあ、あいつ、全く。」

 

「何も考えも無しってわけじゃないね。皆は聞いている筈だ。あの本の中にある桜が目的とする敵が何なのか。」

 

そこで思い出すなのは達。

 

そう、だからなのだ。

 

あの中にある彼女達を蝕む原因の一つを破壊する為に桜が一人で向かって行ったのだ。システムの中で生きている凶悪なエネルギーコア。

 

「ジェノサイドハートが中にあるなら、桜が行くのは確実なんだ。だったら俺達はあいつがいつ戻ってきても良いようにするだけだぜ。」

 

「その通りだ、桜が信じた者達なら。きっと大丈夫。」

 

(・・・・・・桜君・・・・絶対に助けてあげるから・・・・・必ず・・・・必ず・・・・・・)

 

「君を一人になんてさせないから!助けるから!!!」

 

椿はなのはの言葉を聞いて嬉しかった。弟を、あそこまで傷付いた少年をここまで心配したり、助けようとは全く無かった。なのに彼女達は違う。助けると言ったらとことんだと分かる。

 

「さあ、やるか!」

 

聖が掛け声をあげ、皆は頷いた。

 

だがしかし、この時誰も気付かない出来事が起きようとしていた。

 

それは間違いようのない真実。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

V-MAXが関係していることを。




投稿遅れて申し訳ありませんでした。ここのところ忙しくなって来ましたので。幅が空いてしまいました。

ですが遅れても頑張りますので、よろしくお願い致します。
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