転生の命を与えられて介入   作:T260

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T「しばらく留守にしてしまいすみませんでした。忙しくて中々書けなかった。やっとです。そして、ここからあるキャラを追加します。勿論サガシリーズのどれかです。」

闇の書内部、ジェノサイドハート及びリージョンバスターを倒し、一つの脅威を終わらせた桜はV-MAXを使い脱出していた。だが彼等が戦っている最中、神はとある人物を天界に誘った。しかしその人物はかつて大きな闇を持った存在に従えていた者、自らの力の代償を払い、その闇を倒そうとした戦士達と激しい戦いを繰り広げ、敗れた存在。

しかし、神は知っていた。その人には、まだ人の心が残っていたことを。


第四十四話 新たな使命 世界を超えて

海鳴市で激しい戦いが繰り広げられている中、天界にある出来事が起きていた。

それは、ある人間をその場に呼んだのだ。だがこれは普通であったらやってはいけない。

 

しかしなりふり構ってはいられないと判断した。それは何故か、少年達の身に更なる危険が迫っている感覚が離れなかったからだ。

 

その人物は短い銀色の髪をしており、服装も地球とも他の世界とも違う。それに瞳は綺麗な赤い瞳をしていた。

 

(ここは、何処だ?私は死んだ筈、しかし何処からどう考えても実体がある。誰だ?私をここに呼んだのは・・・・・)

 

疑問が頭を過ぎる。確かに一度滅んだ身であるからして当然の反応だった。そこにやって来た神は見た目が完全に青年である人物に話をかける。

 

「どうやら、起きた見たいですね?」

 

「私に何のようだ、そして何故実体がある?」

 

疑問をぶつけるがそれを一から説明を始める。

 

「まず自己紹介するわ、私は神を司る者、貴方を呼んだのは私です。」

 

青年と思われる人物は正直驚いていた。いきなり目の前に現れて私は神です、なんて普通は信じられなかった。だが疑問と困惑混ざっていたがそう慌てる事も無いと判断する。

 

「なら神よ。私の正体やしてきた事を全てを言えるのか?」

 

神は頷く。そして確信に至る一言を人物に伝えた。

 

「貴方が『エーデルリッター』最後の一人、と言えば信じて貰えますか?」

 

男性は紛れも無く言い当てられたことには正直驚嘆に値すると思っていた。普通だったらその言葉、『エーデルリッター』という言葉はある世界以外何処にも無い。

 

(本物か、だがどうして私は呼ばれたのだ?)

 

神は時間が押している事に焦りを表す。しかしその男性は慌てる表情も無く、冷静でいる。

 

「神よ、私を呼んだ理由、早く教えて貰えないか?」

 

神は頷く。

 

「わかりました。ですが時間をあまり掛けられないので単刀直入に言います。ある子供達を助けて欲しいのです。」

 

男性は正直驚いた。まさか助けを欲していたとは思わなかったからだ。

 

「ある世界に、大きな宿命を背負った五人の子供達がいます。その中の内三人が強大な『サガ』の力を宿し、その世界を脅かす敵と戦っています。」

 

男性はそんな出来事が起きている事自体が不思議に思えた。だが嘘も言っていないと言葉と声、目を見ればわかる。そして男性は目の輝きを強めた。

 

(遥か遠い場所にて戦っている人間達、嘘では無いようだ。思い出す、かつての戦いを。私が奴に魔の力を与えられ、ナイツの血を引く者と戦ったあの出来事を・・・・・・不思議だな・・・・・必要とされる事が、いや、それだけでは無いのだろうな)

 

男性は決めた。

 

「神、私はそこに行けば良いのだな?」

 

「!?」

 

神は驚愕な表情する。自分が呼んでおいてそこまで驚くなと言いたかった。だが今はそれより嬉しかった。彼が言った言葉、助けるを言っているのと変わらなかった。

 

「はい、お願いします。今から貴方を召喚獣としてある少年に宿しますが、少年達に説明する役目は貴方に任せても?」

 

男性は普通に小さく頷き、真っすぐ歩き始めた。大きな使命に心が熱くなっている事が手に取るように分かる。そう、彼だけはまだ人の意思が強かった。だからこそ最後の戦いを始める前、伝えるべき言葉を伝えたのだ。

 

人を守る使命。いつもとは違うのは世界だけ、何も変わったことじゃない。彼は今何を感じ何を考えるのか。本当の意思は誰にも分からない。

 

神は最後に尋ねたい事があった。

 

それは普通の質問ではあるが、その普通である質問が逆に難しいのだが、

 

「貴方は、人として生きたかったですか?」

 

人として生きるか、魔物となって脅威となるか、正直嫌な質問である。だが彼には何も問題も無かった。

 

「私は魔物であっても、人であっても関係は無いと言える。己の命は己自身にしか分からない。なら自分が何をするべきか、それは本人以外には理解出来ない。他を知る前に己を知る。それが出来なければ生きる事など不可能だ。」

 

坦々と並べられた言葉に責任と重さを感じられたのは他でもない。しかしそれだけでは計れない程、彼の言葉には深みがあった。

 

「最後だ。私はその少年達の誰に宿る?」

 

それを最後の質問とした男性は神に問う。

 

「とても優しい、生き物達にも愛される子です」

 

「わかった。」

 

そうして男性はその場から眩しい輝きを放ち、その場から消える。

 

そして海鳴市にてようやく一部の戦いが終わっていたが、海の真ん中には黒い闇のドームがあった。それは闇の書にあったある少女を縛っていた闇の鎖、防御プログラムだった。

 

あれをどうにかするために話し合いをしているのだった。

 

「しかし、あんなでかい怪物がって思うと、厄介だな。」

 

「はい、僕等でさえも正直怖いです。」

 

二人の少年が言う。

 

「だが、早く決めなきゃならない。こちらで考えたのは二つだ。」

 

「二つ?」

 

話し合っていたなのは達。

 

そこに新たに加わっているのはフェイト達やシグナム達ヴォルケンリッター。桜、聖、蒼臥、椿に優奈、クロノに防御プログラムと隔離できたはやてだった。

 

「一つは絶対零度で凍らせてからコアを取りだす。二つ目はアースラによる砲撃、アルカンシェルの二択だ。」

 

しかし、誰もアルカンシェルを知らない為、なのはが聞いてみた。

 

「クロノ君、アルカンシェルって?」

 

「アースラに積まれている魔力の砲撃だ。発射したら半径約100kmまで拡大する」

 

その内容を聞いた時、ヴィータ達は流石に驚いた。何故ならそこまでの破壊力があると、非常にまずい理由があった。

 

「一つ目からしても止められる事には限りがあるかもしれませんが、二つ目に関しては賛同しかねます。はやてちゃんの家が無くなってしまうのは嫌ですし」

 

「ダメだ!はやての家が無くなるのは絶対にダメ!」

 

そしてこれには勿論の事。

 

「クロノ君、私も反対。」

 

「私も、クロノ」

 

なのはとフェイトもこの海鳴市には家や家族、友人がいるため、アルカンシェルは反対していた。

 

「あのなあ君達、今あれをどうにかする為には多少の被害はしょうがないんだ。今あれを野放しにしたら、この地球だけでは済まなくなるんだぞ?」

 

だが、皆は生まれ育ち馴染んで来た場所を壊したくないのか、中々話は進まない。

 

《制限時間20分切ったよ?決めるならお早めに》

 

エイミィからの通信にて伝えられる。制限時間はその闇の書防御プログラムが暴走するまでのタイムリミットだった。急がなければならない状況でアルフが痺れを切らした。

 

「ああもう!何かズバッとぶっ飛ばす事は出来ないのか!!!」

 

クロノが頭を抱えそうな声で。

 

「そんな簡単な事ではないよアルフ。」

 

しかし、その言葉にてなのは、フェイト、はやての三人が閃いた。

 

「ズバッとぶっ飛ばす?」

 

「地上に撃つと被害は出る」

 

「なら、ここやない場所やったら、もしや」

 

桜達は何処か技が閃いた音のような物が聴こえた気がした。

 

「クロノ君、アルカンシェルって何処にでも撃てるの?」

 

「な、何をする気だ?」

 

三人が顔を見合わせた瞬間、桜達出さえも気づく。

 

「ここじゃないなら良いってことはだ。」

 

「場所は決まってるんや。地上やと被害がでるんはさっき言ってたやろ?ならアースラのいる所までやったらどうや?」

 

クロノはやっと気付いた。

 

「まさか!」

 

「そう、アースラのいる場所!」

 

「衛生軌道上!」

 

揃った三人の声。

 

「「「宇宙!!!」」」

 

その言葉に反応したのは。

 

「撃てますよ~?地上だろうが宇宙であろうが何処までも、管理局の技術を甘く見ちゃあいけませんて!」

 

自身満々に答えたエイミィがいた。

 

「面白いね、良い考えだ。」

 

桜が笑いながら言った。

 

あれだけ辛い過去を秘めているにしても、やはり変わり始めてきた事の実感はあった。だが、蒼臥だけはまだ不安になっていた。この戦いでまた人が傷付くんじゃないかと心配になっていたのだ。

 

「だが、戦いは終わらせなければならない。今戦わなきゃ、人が死ぬ」

 

優奈がそう言った。

 

更に言えば今皆傷だらけな事に気付いたはやては。

 

「皆ちょっとボロボロやな。シャマル?」

 

「はい、皆さんの治療ですね?」

 

知っている者以外は唖然とする。

 

「クラールヴィント、本領発揮よ?」

 

[yes muster]

 

「風よ 癒しの恵を運んで」

 

そしたら、傷ついた身体が次第に治り、治癒されていく。しかも今まで負った傷があっという間に消えていた。

 

「湖の騎士シャマル、回復と補助が本領です」

 

にこやかな笑顔で教えられた。

 

この戦いは絶対に負けられない。全ての命運が掛かっている為、下がれない。

 

「まず、役割分担か。」

 

「ああ、まず防御プログラムには強力な結界が層になって張られている。」

 

「その結界を私達が一枚ずつ剥がしつつ本体を攻撃」

 

「そして全力で攻撃して、ユーノ君達がコアを取りだしてアースラのいる宇宙に転送!」

 

「そしてアルカンシェルによって消滅、ね?」

 

皆が頷いた。

 

「現時点、これがベストです。そして、宜しいですね?グレアム提督」

 

これを見ていたのは勿論、はやてに仕送りをしていた本人、管理局の提督であるグレアムだった。

 

「あたしやユーノ、ザフィーラはサポートに回る。」

 

ユーノ達も頷いた。

 

しかしそこで異様な気配を感じた者達がいた。

 

特に。

 

(!?)

 

(この感覚は一体?)

 

(な、何だ?これは)

 

桜、聖、蒼臥の三人は嫌な感覚が走る。

 

それはとてつもない邪悪な気配が近付いて来ている事実があった。まだ遠い、だが確実に迫っている。

 

だが、その他に蒼臥は別の力が来ている実感があったが、その力が何なのかまだ分からない。

 

今は防御プログラムをどうにかしないといけないのはその場にいた全員がそう考えている。

 

しかしその戦いにて彼等が持つ『サガ』が解放されようとしている事は、まだ知るよしも無かった。




ようやく出せました。忙し過ぎて本当にきつかったです。そしていつもよりまた文章が多くなった事には正直すいませんでした。

それでも大丈夫な方はお願い致します。

では、宜しくお願い致します。

そして追加キャラのヒントは文章中にあります。
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