Bro「今回は少し短いですが許して下サイヤ」
アンゴル「申し上げます!作者シネ!」
Brold「ゑゑゑゑゑゑゑ!?」
いや本当、全然アイディアが思いつかなくて…すいませんでしたぁ!
レティスルーをした咲夜達は異変の首謀者を探し回っていた。幻想郷中を行ったり来たりしながら探し回る。
だが、既に東西南北全てを探し回ったが首謀者らしき人物は見つからない。
流石に疲れたのか、霊夢が空中でホバリングしながらガクッと肩を落とす。
「一体どこにいるのよ…」
かれこれ2時間は空中を飛行している。霊夢だけでなく咲夜と魔理沙も相当疲労が溜まっている様だ。
未だ降り止まぬ雪の下、疲れてるわ寒いわでドンドンと怒りも出てきた。それと同時に異変の首謀者を絶対に懲らしめてやろうと言う決心も湧いてくる。
そんな負のオーラが漂う霊夢に、咲夜が霊夢と魔理沙にとある提案を出す。
「気分転換に雲の上に出てみる?このまま雲の下にいてもまた邪魔して来る人が出てくるかも知れないし」
この2時間の間に3人は約10回の襲撃を受けている。とある人形使い、化け猫に鬼神が憑依した妖怪、その他の雑魚共など休む間もなく攻撃して来る敵にこの3人はうんざりしていた。
雲の上に出ると言う咲夜の提案は、地上よりも敵が出てくる確率が少ない上に、寒い地上よりも雲の上のお天道様で暖まれると言う事も出来る。
この提案は3人にとっては最高の提案だった。
「それ賛成!」
「私も賛成だぜ。もう寒いし妙に湿っぽいしうんざりしていた所だったんだぜ!」
「じゃあとっとと上に上がりましょう。私も何時敵が出てくるかも分からない地上近くにいたくないわ」
3人の意見が一致し、高速で雲の上に上がる。寒くぶ厚い雲を今までに無い速度で抜けていく。
3人はものの3秒で雲を抜けた。雲の上は見事に晴れていて、綺麗な雲海が3人の下に広がっている。
太陽に近くなったためかとても暖かい。そんなとても気持ちの良い環境に3人は落ちた気分から一転、とてもほんわかした気分になっていた。
「「「気持ちいい〜…」」」
3人揃えて同じ声を上げる。暖い空気と、とても綺麗な楽器の音色が3人の眠気を誘った。
「ん?音色?」
この時、ようやく違和感に気づいた魔理沙は音色の正体を探る。誰もいない筈の天上で、楽器の音が聴こえる訳が無い。気持ち良さで思考が飛んでいた咲夜や霊夢もようやくその事に気付き周囲を確認する。
霊夢が更に上空を確認した時、音の正体とは関係ない、だが今の霊夢達には大いに重要なある物を確認した。
「……なるほど、あれが異変の入口ね」
天に穴が空いていた。いや、穴と言うのは見た目の問題であり、この正体は恐らく空中に出現した別世界への扉の様な物だろう。
霊夢達は長くこの幻想郷に住んでいるが、こんな物は見た事が無い。つまり雲が出ていた冬の間に出現したと言う事になる。
雲は冬の間一日中消えずにいた。そしてそのまま春になり、異変と呼べるものになった。簡単に言えばこの雲が異変の首謀者への入口を隠していたのだろう。
思わぬ発見に霊夢達は喜びの声を漏らす。
「まさかこんな所にこんな物があったなんてね。ちょっと不本意だけど咲夜の手柄ね」
「いや、まさかこんな物見つけるとは思わなかったけど…まあ、結果オーライって奴かしらね」
「そう謙遜すんなって!」
「………ん?」
ここで、咲夜がとある事を思い出す。
「どうしたの?」
「いや、そう言えばまだ音の正体が分かってなって…」
「………あっ」
ここで魔理沙と霊夢も思い出す。寧ろものの数分でどうやって忘れられるのかが不思議だが、これは言っては行けない事ではある。
「何か私達露骨に無視された?」
「やっぱりこの入口の前にいたから分かりずらかったんじゃない?リリカの提案は失敗と言う事で」
「お姉さん達がここで演奏しようって言ったんじゃない。私のミスじゃないわ」
霊夢達の頭上、つまりは天の穴の様な部分から聴こえてくる3人の少女の声。穴の様な物に夢中で気付かなかったが、その穴に被る形で3人の少女が浮かんでいた。
1人はクリーム色にショートヘアー。服装は主に赤色が中心の服を着ている。手に持っているのはどうやらキーボードの様だ。
もう1人は淡い水色の髪に、薄い桃色が中心的な服を着ている。手にはトランペットを持っている要だ。
最後の1人は金色の髪に黒色が中心的な服を着ている。この少女も手に楽器を持っており、今度はヴァイオリンの様だ。
それぞれ違った楽器を持っている。恐らく彼女達が美しい音色の正体だろう。
「何か揉めてるわね…」
「これほっといて通り過ぎられるんじゃないの?」
「1回やってみる?」
「そうね…無駄に体力を消耗したくないし」
3人で揉めている横を霊夢達はゆっくりと通り過ぎる。
「させる訳ないでしょう」
「作者が私達のキャラが分からなくなっているからってスルーだけはさせないわよ」
その件に関してはしっかりとこの場で謝罪します。すいませんでしたぁ!!
3人に道を阻まれた霊夢達は面倒臭げに話しかける。
「勝手に揉めたり行く手を阻んだり、貴方たち何が目的なの?」
「私達はあの扉の中にいる人に呼ばれているのよ」
「扉にいる人?あの穴の中には一体誰がいるの?」
「貴方たちに教える義務はないわ。それより貴方たち演奏の練習に付き合ってくれない?」
「やだぜ。私達は早く異変を終わらせて帰りたいんだ。だからそんな事に付き合ってる暇は私達にはないぜ」
「まあそう言われるとは思ったわよ。なら無理矢理でも付き合って貰おうかしら?」
金色の少女が楽器を奏でる。すると少女の周囲に弾幕が発生した。
その姿を見た他の2人はハァっと溜息を付きながら弾幕を発生させる。
「そう…引く気はないと言うことね。じゃあ少し面倒だけど、さっさと倒させてもらうわよ!」
昨夜の声と共に霊夢達もそれぞれの武器を出す。
少女達、《プリズムリバー三姉妹》との戦闘が始まった。
*
一方ブロリーは廊下の掃除をしていた。
頭に白い頭巾を被り、腰布を埃の目立たない白色に変更し、掃除用のエプロンを着用している。
………いや、ここは言わせて貰おう。お前は掃除員のおばちゃんか?
そんなよくサービスエリアにいる業務員のおばちゃんの様な格好をしているブロリーは、着々と廊下の端から端へと箒を進めていく。
「………ん?ここは誰の部屋だ?」
廊下の中間地点に差し掛かった時、ブロリーは扉が少し開いた部屋を見つける。
その部屋は咲夜の部屋であり、今朝出て行った主のいない無人の部屋であった。
「…掃除……しておくか」
最近自分が進むと綺麗に消えていく埃を見て掃除が楽しくなっていたブロリーは、埃があるのではないかと咲夜の部屋に入る。
だが、咲夜の部屋はブロリーが期待していた様な状態の部屋では無く、とても綺麗に整理整頓されている。
その埃が1つもない状態の部屋にウキウキとしていたブロリーはズンっと暗くなる。
「綺麗だ…面白くないほど綺麗すぎる…」
畜生、と声を吐きながらブロリーは部屋を出る。
だがブロリーは部屋を出る際、とある物を見つけた。
「あれは…咲夜が攻撃する時に使うナイフ?」
咲夜の部屋の中のテーブルには、ナイフを収納していたであろう箱があり、その箱には30個のナイフ型の窪みが空いている。
その窪みからズレる様に1本のナイフが飛び出ていた。
「………届けに行ってやるかな…」
この行動はレミリアに逆らう事になる事はブロリーは知っている。それでも、今回の美鈴との修行で避けるコツを覚えたブロリーは、1回実戦で自分の実力を試して見たかった。
それに、1番の原因はブロリーが戦闘狂と言うことだろう。どうしても最近本気の戦闘の空気を味わいたかった。
「すまんなレミリア…」
頭巾とエプロンを脱ぎ捨て、ガラッと咲夜の部屋の窓を開ける。
そして、ブロリーは白い景色の中を猛スピードで飛んで行った。
「全くあの子は……何時まで経っても子供なんだから」
その光景を見ていた永遠に幼き紅い月のレミリアは深い溜息を付く。
「行かせていいんですか?」
その姿を背後から見ていた美鈴がレミリアに問いかける。
その問に、レミリアは苦笑しながら答えた。
「どうせどう足掻いても彼はこの異変に介入する気だったでしょう。一々私達に報告してくるよりもさっさと行ってもらった方がいいわよ」
「…大丈夫ですかね?」
「ブロリーなら大丈夫でしょう。頑丈だし霊夢と魔理沙もいるからもしもの時も対処してくれるだろうし」
「いえ、私が言心配しているのは異変を起こした方々なんですけど……」
「…………それは保証しかねるわ…」
こうして、おかしな形でブロリーの異変への介入が始まったのである。
なんとビックリ3000文字!すくねぇ!
Bro「サボってた訳じゃねぇぞ!頭の具合が悪くて…」
ブロリー「最初からだろ?」
Bro「ゑ!?酷い!」
ブロリー「こんな馬鹿な作者だから次回は見なくていいぞ」
Bro「ちょっ、おまっ!」
次回からは物好きな方だけ見てくださいね…