自分でもなんとなくで書いてるので(ノ_・,)
あとタイトルについてはノーコメントで。この話を見ていればわかります。
「起きなさい、もう朝よ」
そんな声が遠くから聞こてくるような気がする。あれ、ここどこだ?ていうかなんでここ真っ暗なんだ?なんでこんな真っ暗な場所にいるのか……僕の覚えている限りの記憶は輝夜さんにトランプを延々とやらされたとこまでだけど…………
……あ、そうだ。それでたまらず寝落ちしてしまったんだった。
つまり今寝てるのか、僕。
だからなんか背中の感触が少しもふもふしているし、真っ暗なんだ。それなら今聞こえた遠いようで近いような声も納得できる。誰かが僕を起こそうとしてるんだね。
ならば、少しだるいけどそれに答えて起きないと。
そう思い僕は重い瞼を少しずつ開けると____
「……え」
「やっと起きたわね」
「………誰ですか?」
なんか知らない女の人がいた。
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~~ちょっとして(診察室)~~
起きて間もなく、僕は薬が一杯置いてある部屋に連れてこられた。
「初めましてトオル、私の名前は八意永琳。貴方のことはウドンゲから聞いているわ」
「あ、僕の名前知ってるんですね。それとウドンゲって誰のことですか?」
「ああ、鈴仙のことね。あの娘の名前、鈴仙・優曇華院・イナバって言うのよ」
「うわ、凄い長い名前」
まさか鈴仙、寿限無を意識してる?
「貴方今、下らないこと考えたでしょ?」
「い、いえ、そんなことは……ないです」
「考えたのね」
「……はい」
なんでわかったんだこの人……まさか超能力者!?
「……はあ、そんなことよりも貴方、薬を買いに来たのでしょう?」
「あ、そうでした!すっかり忘れてた!」
「はい、これ。これを飲めば一瞬で頭が爽快になるわ」
「危ない薬ですか?」
「……違う」
いやほら、そういうのあるじゃないですか。本で読んだことある。危ない薬だって。
「そんなに疑うのならこの薬の成分を教えてあげるわよ?」
「いや、いいです」
「仕方ない、この私が教えてあげるわ。この薬にはまずL-システインという…………あ、まだシステインのことは知らないわね。システインとはアミノ酸の一種で親水性アミノ酸に分類されるわ。その中でもL-システインというシステインの誘導体にはアセトアルデヒド(ホルムアルデヒドではない)というアルコールが代謝されてできる毒性の高い物質に直接反応して無害な物質に変え、吐き気や頭痛をなくすことができる働きを持ってるの。実際これはアルコールを摂取する前に服用した方がいいんだけど飲んだあとでも効果が充分に、そして即効性になるように私が独自で開発した________」
「うわああぁぁ!永琳さんが意味のわからないこといってるーー!?!?」
この人何語を話してるんだ!!
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~~1時間後~~
「______と、こんな感じかしら。ごめんなさいね、つい熱が入ってこの薬に入っている物質の化学式まで教えてしまったわ」
「……あ、はい。すごくためになりました。」
なんだろう。どれだけ自分が無知だったのかを思い知らされた気分だ……
「それじゃあこの薬にも信用が持てたわけよね?」
「はい、なんとなくですが危ない薬じゃないってことはわかりました。」
「そう、それは良かった。医者にとって信用が大事なの。信じてもらえるとこちらとしても嬉しいわ」
そういうものなのか?まあ、いいや。そんなことよりもまず頭が相当疲れた……無理に覚えようなんてしなきゃよかったなぁ。いまだに『ほるむあるでひど』と『あせとあるでひど』の違いがわかんないし。
まず『でひど』ってなに?でびとにしたら出人になるじゃないか!!……ってなにいってんだ僕、今のは本当に意味わかんないこと考えたね……やっぱりあれだ。さっき起きたばっかりだけど疲れてるね、これ……
そう思いながら永琳さんから薬の入った紙袋を受けとる。
「んじゃ、お金を……」
「ああ、今日は良いわ。最初のお客って事で特別サービスしてあげる」
「ほんとですか!」
それがほんとならありがたい。そういえばさっきてゐに中々の金額取られてたから金欠ぎみだったんだ。
……でもなぁ。
「永琳さん、なにかあるんじゃないですか?」
一応のため探りをかけてみる。相手の親切を疑うような行為だがこれは仕方ない、タダほど怖いものはないんだ。
「………別にないわよ」
「今の間はなんですか!?」
いやこれ絶対にあるでしょ!?今のは絶対になにかしようとしていたやつだ!
「ごめんなさい、実は……」
「はい」
「さっき薬の説明したとき言ったじゃない?私の独自に開発した物質って」
「ああ、言った覚えはありますね」
「その物質が普通の人間に服用したらどうなるのか試してみたいのよね」
「え!?!嫌、駄目ですよね!?それ!」
「大丈夫、最初の
一応!?しかも鈴仙!?
「いや、それに飲むのは僕じゃないですよ。飲むのは僕の友人で妖怪です!七色の魔法使いです!」
「あらそう……それは残念ね。それなら別に害はなかったわ。服用後に少しテンションが上がる程度よ」
「僕には安堵でしかありませんよ……」
あ、でもアリスがテンション上がってるところ、見てみたいかも……
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~トオルの想像内~
『なんだかアウトドアに目覚めたわ!もうインドアなんて言わせない!』
『よく言ったアリス!その意気だ!』
『まずは魔法の森往復50周よ!滴る汗とともにまだ遅くない青春を謳歌するわ!!』
『いけいけアリス!僕は走らないけど頑張れ!』
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「……良いかも」←(※トオルの勝手な想像です)
「……また下らないこと考えてたでしょ」
「下らなくはないですよ!この薬でインドアがアウトドアに目覚めたらどうなるのか想像しただけです!」
「いや、それ下らなすぎて溜め息すらでないわ……あ、でもそれは良いかもしれない。もしかしたら輝夜もこの薬で……」
永琳さんが一瞬なにか考えるような素振りを見せたけど僕は気にせず話を進める。
「取り敢えずこの薬はありがたく頂きます。今度来るときもあるんでその時はまた宜しくお願いします。次はちゃんと払いますから」
「あ、別に良いわよ。気にしなくて。」
「そうですか……それじゃあ失礼します。これも早く届けたいし」
「そう、わかった。今はまだ日が照り始めたばかりだから外には気を付けるのよ。あとまだ他の皆も寝ているだろうから静かに出てね」
「わかりました。気遣いありがとうございます。それでは」
そういって僕は診察室を後にした。
やはり永琳さんから言われた通り朝方だった。やっぱり輝夜さんと遊んで寝落ちして一日は経っちゃってるのか……
「うわぁ、まだ夏場なのに少し冷え込むな。やっぱ竹林だからかな?」
永琳さんから小一時間薬の話をされたのにまだ日の出からそう時間は経っていない。そして夏場でも中々快適に過ごせるここ、迷いの竹林は朝方だと少し寒かった。
「さっさと竹林からでてアリスの家に行こ」
ふぅ、薄着だから余計寒く感じる。こりゃ空飛んだときもっと寒いだろうな。
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~魔法の森(アリス宅)~
「アーリースー。頼まれたもの持ってきたよ」ドンドン
アリスの家に漸く着いたので取り敢えずノックする。
「あれ?いないのかな?」
もしかしたらまだ寝ているのかもしれない。だから一度のノックでは起きてないのかも……
「無理に起こしたら怒られそうだなぁ」
ふむ、ここは一旦自分家に帰るか。霊夢もたぶん心配しているだろうし…………
「と思わせて叩く」ドンドンドン
おーきーろー、と声を出しながらドアを叩いてみる。
これで起きるだろう……
スゥー
「ん?ドアの向こうから変な音が……ていうかとてつもなく嫌な感じが…………!?!」ガダダダッ!!
と思った瞬間、ドアを突き破って弾幕の嵐が僕に向かってきた。
「うわぁ!?ちょ、あぶな!?!」
それをなんとか間一髪避ける。……ふぅ、流石は僕。こういうときの回避能力はピカ1だね!
「あんた……なに朝から騒いでんのよ……」
と、壊れたドアから寝間着姿で物凄く不機嫌なアリスが出てきた。
……あ、これはひょっとして駄目なやつ?
「人の迷惑考えなさいよ!!」
あ、駄目だ。完全にキレさせてしまった。
「ご、ごめんなさい!!」
「待ちなさい!」
取り敢えず全力で謝りながら逃げた。流石に早朝に二日酔いの人の家のドアを叩きまくったのはまずかったか……調子に乗りすぎました、すいません。
~~少しして~~
「それで、アリスは二日酔い治ったの?」
「おかげさまで全然よ。誰かさんがおつかいさぼって遊ぶもんだから」
「す、すいません……」
あのあと、なんとか許してもらい家に上がらせてもらうことができた。ほんと、大変だったよ……自分でまいた種だったけど。
「そんな二日酔いが覚めないアリスにこれ!システインやら独自開発した物質の入った酔い覚め薬だよ!」
「なにその説明、物凄く飲みたくないんだけど」
「錠剤だよ!」
「飲みやすいタイプね。」
よし、早くアリスに飲んでもらおう!どんなふうになるのか楽しみだ。
「……水注いで来るわ」
「あ、それは僕がやるよ。アリスは安静にしててね」
「や、やけに優しいわね……」
「そう?僕はいつでも優しいよ」
「……」
よし、注ぎにいこ。
「はい、水。」
「ありがと」
そういって水の入ったコップをアリスが受けとる。そして僕が注ぎにいってる間に開けられていた薬をアリスは口の中にふくみ、そして水で流し込んだ。
よしよし、テンションが上がり始めるぞ……
「あ、なんか気分がスッキリしたわ」
「即効性らしいからね、流石は永琳さんだ」
早く、早く……
「あ、なんだか……」
「!!」
来た!
「人形を無性に作りたくなってきたわ」
「そっちかい!!」
インドアはテンションが上がってもインドアだということを実感した。
実際アリスは人里で人形劇とかしているから
一応アウトドアでもあるんですけどね……