転生して主人公の姉になりました。SAO編   作:フリーメア

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どうも、次からは不定期更新だとか言っておきながら次の日に上げてしまったナナシ猫です
今回は黒猫編です
ではどうぞ



月夜の黒猫団

 あれからおよそ四カ月、現在の最前線は二十九層。

 今からおよそ二ヶ月前、アスカは『血盟騎士団』というギルドに入った。

 キリト達とはギルドに誘われるまでは一緒にいる約束だったためアスカは泣く泣く入った。

 

 

 

 現在キリハ達は素材集めのため第十一層に降りてきていた。

 

「んー、だいぶ集まったな。

どうする?そろそろ帰るか?」

 

「そうですね、帰りますか」

 

 帰ろうしたキリハ達だったが、遠くからモンスターの鳴き声と武器の打ち合う音が聞こえたためそちらに向かった。

 そこには、五人パーティーが大量のモンスターに襲われていた。

 キリハは更に速度を上げ刀に手を合わせ

 

「居合、獅子歌歌!」

 

 居合でパーティーの後ろから来ていたモンスターを斬った。

 

「え!?」

 

「後ろは僕たちがやります!君たちは前の敵だけを倒して下さい!」

 

「...分かりました!恩にきります!」

 

 キリハ達は今は非常事態だよなと思い普通に上位のソードスキルも使い、即行で全滅させた。

 

 

 

「ありがとうございました!おかげで助かりました!」

 

 モンスターを全滅したあと、このパーティーのリーダーであるケイタからそう言われた。

 どうやらこの五人はギルドメンバーらしい。

 ギルド名は『月夜の黒猫団』、メンバーはリーダーのケイタ、紅一点のサチ、ササマル、ダッカー、テツオ、全員リアルの友達らしい。

 こちらも自己紹介をしたら、(敬語は使わなくていいと言った。)ケイタがしばらく考え込み

 

「同じ黒のローブ、片方は刀使い、片方は楯なし片手剣、もしかしてあんた達が攻略組の最強コンビ、キリハとキリトか!?」

 

 どうやらキリハ達の噂は中層まで届いていたらしい。

 ということは二人がビーターだという噂も届いているだろう、これは批判されるかなと二人は思ったのだが...

 

「頼む!俺達を鍛えてくれ!」

 

「「...は?」」

 

 言葉を理解するまで少しフリーズした。

 

 

 

 その後、何とか回復した二人はケイタ達に自分達がビーターだというのを知っているかと聞いたら

 

「知ってるけど、噂で聞くほど悪い人達じゃなさそうだから」

 

 笑顔で言われ、二人は絶句した。

 まさかそんな理由で人を信じるとは...。

 

「...分かりました、引き受けます。

それで、大体どのくらい鍛えて欲しいですか?」

 

 この子達はお人好しなのだろう。

 まぁ、それだけで引き受けてしまう二人も大概のお人好しだが...。

 

「えっと、攻略組までとはいかないけど、最前線の一つ下の層はいけるぐらいまで、かな」

 

 なんともまぁ、かなりの無茶ぶりを言っているケイタである。

 二人が黙ったので、これは行き成りすぎたか、と思い今の発言を取り消すつもりだったのだが...

 

「OK、分かった。

だが俺らが鍛えるからには最前線に行っても死なないぐらいに鍛えるからな」

 

「ちなみに僕らの鍛え方は周りの人が言うにはスパルタらしいので、覚悟してくださいね」

 

 と二人は怖いぐらいの笑顔で言った。(フードで口以外は隠れているが)

 これを聞いた五人は(あ、これ絶対やばい...)と思い後悔したとか。

 

 

 

 キリトはアスカに〖二週間ほど攻略休む〗と理由もつけてメールを送った。

 アスカからは〖了解〗と来たので

 

「さて、さすがに長い期間は休めないから二週間で最前線でも死なないぐらいに鍛えるからな」

 

「「「「「...」」」」」

 

 五人は絶句した。理由は分かると思うが無理にも程がある。

 ちなみに五人の平均レベルはおよそ十三、安全マージンはその階層+十レベルはないと危険だ。

 つまりこれから二週間で五人のレベルを二十五はあげるということだ。

 

「まぁ、そこまでスパルタにはしないようにするので、頑張って下さい」

 

 キリハは苦笑しながら言った。

 五人はホッと胸をなで下ろしたが─

 

「それではこの階層でいいので、まずはモンスター五匹を一人で倒してみて下さい。

もちろん同時、ですよ?」

 

─すぐに絶望した顔になった

 

「もちろん危なくなったら助けるがな」

 

 それを聞いても安心できない。なぜなら先ほど襲われた時に一人頭五匹の数だったからだ。

 

─モンスターを同時に五匹とか絶対無理(だ)っ!!!!─

 

 とまぁ、当たり前のごとくそんなことを思ったのだが...

 

「やりますよね?」

 

「やるよな?」

 

 悪魔の笑みを浮かべた二人を前に首を縦に振るしかなかった...。

 

─やっぱこの人達、スパルタだ(よ)っ!!!!─

 

 

 

 あれから二週間、不慮の事故でササマルに胸を触られ二人の性別がばれたこと以外(ササマルは半殺しにされた)は何の問題もなく宣言通り二週間で最前線に行けるところまで月夜の黒猫団は強くなった。(後に黒猫団は語る、あの修行は本気で死ねると...)

 

「だいぶ強くなりましたねぇ。

まさか本当に二週間で最前線まで行けるようになるとは思いませんでした」

 

─そりゃあ、あのスパルタだから(な/ね)っ!!!!─

 

 五人はこの二週間で何度目か分からないが心がシンクロした。

 え?どんな内容かって?

 ...聞かないほうがいいこともあるんだよ...。

 

「さて、僕たちは攻略に戻りますね」

 

「お前達が攻略に参加するの待ってるぜ」

 

 二人はそのまま帰ろうとして

 

「本当に、ありがとうございました!!!!」

 

「「「「ありがとうございました!!!!」」」」

 

 五人に礼を言われ二人は返事の代わりに手を上げて答えた。

 

 

 

 その数日後、月夜の黒猫団というギルドが攻略組に参加した。




はい、月夜の黒猫団を生存させました
あんまり原作キャラ死んで欲しくないんですよね...
まぁ、クズには死んでもらいますが
それではまた次回

※8/9
一ヶ月は長いと思い二週間にしました
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