先に行っておきますがタイトル詐欺です
ではどうぞ
これはまだ最前線が二十層の時であり、アスカが血盟騎士団に入ったばかりの時である。
この日アスカとキリトはデートの約束をしていた。
待ち合わせ時間は二人が忙しくない時間に合わせ、この時のために二人とも服はアインクラッド一の仕立屋プレーヤー『アシュリー』のオーダーメイドの服を仕入れてある。
キリトは心を弾ませながら待ち合わせ場所に行ったが...
「...遅い」
待ち合わせ時間を五分過ぎてもアスカが来ないのだ。
明日香ぶっ飛ばす、と危ない思考をしていると。
「そこのねぇちゃん、俺達と遊ばない?」
プレーヤー数人がナンパしてきた。
今キリトは女物の服を着ており、いつもは下ろしている髪をポニーテールにしているため、誰も『黒の剣士』だとは思わないだろう。
「遠慮する、彼を待ってるんだ」
こう言うのは適当にあしらうのが一番と思い自分には彼氏がいると言ったが、なにせキリトの容姿はかなり可愛い(美しいではない)部類に入るので男達が放っておくはずもなく
「いいじゃん、そんな奴より俺達と遊んだ方が楽しいって」
(ウゼェ)
そして何より明日香をバカにしたこいつらをぶっ飛ばしたい、などと思っているが前もってキリハとアスカに「「目立つようなことは(するなよ/しないように)」」と言われてしまっているので物騒なことは出来ない。
だからといって助けを呼ぼうにも周りのプレーヤーは見て見ぬふり、といきなり男がキリトの手をつかんだ。
「!さわんなっ!」
現実での話、女性の場合普通の人と変わってる方が受けがいいときがある。
この時みたいに...
ついキリトは男口調で話してしまい、男達は「ヒュ~」と口笛を吹いた。
「なに?君のその男口調ってわざと?」
「その言葉づかいじゃあ、彼氏も別れちゃうよ~?」
またしても手を男がつかんできたのでつい条件反射で体術ソードスキル《閃打》を放ってしまった。
圏内ではダメージはくらわないが衝撃は発生する。これは威力が大きいほど吹っ飛ぶ。
キリトのレベルは攻略組でも群を抜いている。
そんな攻撃を食らえばどうなるか、もちろん言わずともだが吹っ飛ぶ、軽く十メートルぐらい。
吹っ飛ばされた男を見て周りの男は唖然としていたが
「て、てめえ!いきなりなにすんだ!」
「そっちが勝手に手をつかむのが悪いんだろ?」
雲行きが怪しくなってきた。
そろそろこの男達は乱暴なことをしてくるだろう。
まあ、そういうことになってもキリトは平気だが...
男の一人がこちらに飛びかかってきた。
キリトはその男に攻撃しようとした瞬間、その男が消えた、否吹っ飛んだ。
「「「!?」」」
「俺の彼女になにしてくれやがってるのかな~?」
男を吹っ飛ばした人物はアスカ、キリトが待っていた人物だ。
キリトはアスカに走りより
「おっせぇんだよ!」
「いったぁ!」
そのままアスカに飛び蹴りした。
「で、閃光様はなにしてて遅れたのかなぁ?」
「ちょ、ちょっと待って!恐い!恐いって!ちょ、ジリジリ近づいてくんのやめて!悪かったって!ギルドのことで遅れちゃったんだって!団員が離してくれなかったんだよ!」
どうやらアスカはギルドで何かしらの作業をしていて遅れたようだ。
...これは後で聞いた話だがアスカを離さなかった団員はどこからかアスカがデートに行くという情報を仕入れたらしい。
「わかった!後で佳奈の好きな食べ物を作るから!」
その一言でキリトは動きを止め
「本当か?」
アスカは首を縦にふった。それはもう首がちぎれんばかりに...
「わかった、それで許す。
だけど次遅れたら、分かってるよなぁ?」
「りょ、了解...。
で、こいつらぶっ飛ばそうか」
先ほどまで波長の外だった男達に向けてのいきなりのぶっ飛ばす発言。
男達は「「え」」という反応をしたがすぐにぶっ飛ばされた。
その後男達はボコボコにされ、アスカに「次俺の彼女に手出したら、分かってるよなぁ?」と脅しをかけられた。
二人はその日、誰にも邪魔されずに楽しいデートをした。
その日以降アインクラッドには『閃光の彼女に手を出したら殺される』という噂が流れたとか...
ちなみに余談だが、次のデートからはアスカが合流するまでキリハがキリトをナンパから守ることになった。(必要なのかはわからないが...)
デート描写なんて自分に書けるわけないだろう!
はい、すいません、pixivのアスキリ小説を見ていたらキリトがナンパされるシーンがあったので書きたかっただけです