人生がイキナリハードモード過ぎて辛い   作:nirvana

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すっかりわすれてたんで、投稿します。一時書いてた前のやつは忘れて貰えると有難いです。

では、今回も宜しくです!


その三 アウトブレイク・オンライン

さてさて、今回もやって来ました!年に一回の全国のちびっ子達から、さっさと爆発しやがれと突っ込みたくなるリア充どもまで。皆が待ちに待った恒例の一大イベント!その名も[肝試し]!

 

「という訳で、現在俺はここ巡ヶ丘学院高等学校に来ています。いやぁ、中々雰囲気ありますよね。正直言ってちびりそうですまる。まあ、そんなつまらない冗談は置いといて、まずは一階を回りましょう」

 

さてと、そもそも今回のイベントは昼間の部活動だけだと活動がマンネリ化してくるなーと思い、急遽企画を纏めて開催したわけだけど、特に何処を回るとかは考えてないんだよな。肝ならいつも試してるからな(笑)それに前の視聴覚室がいい例だけど、時たま水たまりになってたりする所もあるからなー。出来るならあまりズボンは汚したくはないし。そう考えて一階で回れるところって言ったら、やっぱり職員室か?あ、今なら校長室漁れるし行こうかな?

 

 

 

 

 

 

「という訳で、最初は職員室です。あそこでは夜な夜なそこで無念に死んでいった先生方の霊が夜中になるとウロウロし出すって噂が今、現在進行形で俺の前で実現している職員室です。」

 

いや、まさかね。確かにゾンビ共は生前の記憶に従って活動してる節があるとはいえ、見回りで残ってる先生がいるとは思わなかったな。というか、あれ?気がついたら俺囲まれてないですか?前にも後ろにも先生方が立ってるんだけど、あ、やばい。このまま行くと俺は生徒指導室送りじゃないですかやだー(泣)

 

「もっとも、生徒指導室よりも先に死んだじいちゃんが釣りしてる河原に送られそうだから当然反抗させてもらいますけどね」

 

 

 

 

 

 

金属バットって偉大な存在だよね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、気を取り直していきましょう。現在は過去に生徒指導に当たっていた先生の机を漁っています。ほんと漁ってると凄いですよ。多分生徒のだろう携帯が数台、煙草が三箱。それからなんかやたらと札束が入ってる封筒に、スペードマークの絵柄の小さい袋に入ってる謎の真っ白い粉!

 

「おいおい。後半明らかに見つけたら駄目な類いの物だよな!?」

 

とりあえず見なかった事にしましょう。さてと次はお待ちかねの職員室の奥。そう、校長室にでも行ってみますかね。この学校の校長先生は生徒の間ではなにかと黒い噂が絶えなかったからな。きっとなにかあるに違いない。最悪なにも無かったりしたらしたらお客さん用の高い茶菓子でも食べてこう。なにかあっても食べるけど。ほら、俺今お客さんだから。イベントの進行役ですからね。えっ、普通自分から茶菓子を強請らない?大丈夫だろう。そもそも今が[普通]ではないしな。という訳で茶菓子を食べにレッツゴー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい!やって来ました校長室。何故かゾンビ共は一匹すらいませんし、血痕一つも見当たりません。っとそんな事よりも茶菓子茶菓子ー。あ、見つけました。これは京都の老舗店の高級煎餅じゃないですか!?しかもその隣にはお客さん用って書かれた箱に入ってるスーパーで買える安物煎餅!」

 

あの校長、学校の金で高級煎餅とか買ってたのかよ。しかも自分用。あ、よく見たら奥には同じ店の大福もあるじゃねぇか!これもお客さん用じゃなく自分用かよ。まあ、別にいいか。

 

「今日から俺(お客さん)専用だし」

 

あ、本音と建前が逆だった。

 

「さてと、煎餅でも食べながらゆっくり校長室の探索でも始めますか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てな感じで棚やらを漁ってたら凄い事に気づいた。棚の下側にレールみたいなのが付いてる。動くのかと思い試したけど動かないな。そこでとりあえず棚の中の本やら上にあった茶菓子やらを全部退かしてみると!

 

 

「何ということでしょう。棚がひとりでに横に動き出しました(*゜д゜*)」

 

そして棚の奥にあった謎の扉な。はぁ、なんだよこの学校。棚の後ろに隠し扉とかどこのバイオハザードだよ。ああ、巡ヶ丘のバイオハザードですね。とりあえずこの扉開かないよな。

 

ガチャガチャ

 

やっぱし鍵掛かってるな。となると鍵を探さないといけない訳なんだけどどうしようか。ん?そういや校長先生は生きてる状態もゾンビの状態も見てないな。さすがに校長先生探すのは面倒だしなぁ、適当に校長の机とか校歌の書かれてる額の裏とか漁って見つからなかったら帰るかな。茶菓子で腹一杯してきたし。ん、大福万歳。煎餅様々。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてさて、なんか目的が肝試しじゃなくなったな。つか思ったより早く見つかったな鍵」

 

鍵が見つかったのは校長室の机の下の棚の奥の金庫の中だった。ナンバーロックみたいなのが付いてたけど、校長室にあったカレンダーをみてやたらと二三重に丸が付いてる月と日があったからそれをやってみると一発で開いた。ついでにナンバーは[1214]だった。それで中を見てみると鍵と資料みたいなのを見つけた。ザル過ぎるにも程があるにだろ。鍵はあの扉の鍵で間違い無かったようだ。試したら開いたしな。そして鍵と一緒に入ってた資料。

 

「なんだこれ?[部所別責任者用緊急事対策マニュアル]は?いや、なんでこんなものが金庫の中に鍵と一緒に入ってるんだよ。」

 

パラパラ

 

「おいおい、つか、なんだこのマニュアル。災害用って言うよりは、明らかに今の状況を想定してないか?しかも[その部所の職員全員に必ず本社が送付したマニュアルを配布する事を義務づける]。つまり、この学校の職員は知ってたのかこうなる事を、いや、違うな。[なお、マニュアルは災害が起こり十日が経過するまでは開封する事を禁じさせる事。もし、それ以前に開いた者がいた場合は守秘義務及び隠蔽義務を取り付け、これに違反した場合は責任者が当局にて厳罰を負う事とする]。これを事態前から知ってたのは校長及び、校長の信頼する人間だけだったっつう事か。胸糞悪いなおい」

 

しかし、いい情報も知れた。どうやらこの学校の地下区画にはあれらに対する血清や上手くやれば半年以上は過ごせる量の食糧があるらしい。これは明日朝から行ってみる価値はあるな。はぁ、この学校がランダルコーポレーションの経営下なのは知ってたけど、あの会社こんな事やってたのかよ。

 

「ホントにバイオハザード過ぎて笑えねえよ。何処のアンブレラだよ。あ、巡ヶ丘のアンブレラか・・・・」

 

グチグチ言ってても仕方が無い。まずはこの扉を開けて見るか。多分ゾンビとかはいないと思うけど、バイオハザードだとお約束過ぎてなぁ(笑)

 

ガチャン

 

扉を開けて中を見てみる。どうやらゾンビとかはいないようだ。動いてる音も聞こえないし、気配もしない。多分大丈夫なはず。それに俺には偉大なバット様もあるしな。いけるいける。

 

 

 

 

 

 

 

この部屋はどうやら金庫の様な役割を担っていた部屋のようだ。中には大金の入ったアタッシュケースが十個程度と、五段ある本棚が一つ並んでいるだけのとても雑風景なものだった。とりあえず大金の方は後から少し程度は念のために貰っておくとして、まずは棚の資料とかから確認するか。

 

 

 

 

 

 

資料を確認した結果だが、中々とんでもない事が分かった。まあ、バイオハザードってところで大体予測はついていたけど、ホントに当たるとはな。どうやらこのランダルコーポレーションって製薬会社、このウィルスを日本及び他の国に売る予定があったらしい。そしてその為のデモストレーションとして、この学園の地下三階?ここ地下二階までしか無かったと思うんだけど、隠し区画的な奴か。そこで囚人とそれに感染させて置いた犬を使って各国のお偉いさんに観せる予定だったらしい。そしてそれは騒ぎが起こる一日前の話。しかもここ以外でも聖イシドロス大学でも同じ事をする予定だったと。しかもなんだ、検体名[スフィンクス]をお披露目する予定とか完全にBOW創ってたっつう証拠じゃないか。

 

「[地下三階に行くにはランダルコーポレーションの上位IDが必要。この資料の閲覧もランダルコーポレーションの中位IDを持っている者のみに限定する事]。もう、ここ学校とかいうよりは、ランダルコーポレーションの実験場だろ。生徒や一般職員に隠されていた地下三階。それに校長室にあったあのマニュアルには[生存者は十五人を想定する]って書いてたな。要は、もしこの事態が起こったら生徒を救うっていう選択肢は無かったっていう事だよな。」

 

 

 

 

 

 

 

この後俺はアタッシュケースの一つから二百万程度を抜いて、さらに幾つかめぼしい資料を背負っていたリュックに入れて部屋をでて、校長室で茶菓子と小型バッテリー、簡易食料などをまたリュックに詰めて校長室を後にした。今日はもう帰ることにしようと思う。色々な意味で肝が試されたいい肝試しだった。

 

「あ、そういや職員室はちゃんと漁って無かったな。今更ではあるけども」

 

 

とりあえず、職員室漁ってから部室に帰るか。うん、そうしよう。もう色々と疲れたよ。

 

 

 

 




次回はオリジナル資料を書いていこうと思います。

次回も宜しくです!
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