教室は今の怪奇現場になっていた、殆どの生徒は気絶し起きているのは俺を含めて織斑先生とマドカと小堺だけだ。織斑先生も職員室に行き他の教員を呼びに行った、マドカは一人で帰れたが小堺は未だに震えていた
「小堺、大丈夫か?」
「(フルフル)」
小堺は辛うじて首を縦に振ったが相当きてる様だ
「立てるか?」
「む、無理だよ〜」
やはりか、姉貴め後で少し説教だ。其れよりもどうやって小堺を部屋まで送ろうか..................仕方ない
「すまん小堺、我慢してくれ」
「ふぇ?」
俺は小堺にお姫様抱っこをした、すると小堺は顔をトマトみたいに真っ赤にしてふみゅなどと言って気絶した。道中姉貴とすれ違ったが俺が小堺をお姫様抱っこしている光景を見ていてニヤニヤしていた..................変な誤解が無ければいいが、そうして俺は小堺を部屋まで連れて行った。
そして部屋に着いたら小堺をベットに寝かせ出て行こうとしたらふと、とある写真が目に止まった。其れを見て俺の中で疑問が生まれた、その写真は俺が高校を卒業した日の写真だった。その写真には俺と俺の”通っていた高校の制服を着た”小堺が写っていた
「どういう........事だ、何故俺と小堺が一緒にいるんだ?」
俺はひたすら記憶を掘り起こすが思い出せない。
「今度本人から聞くか」
小堺を見ると幸せそうな顔をしていた
決闘当日
「なあ箒、俺一週間剣道しかしてないんだけど」
「....................................」
「目をそらすな⁉︎」
此奴本気で勝つ気あるのか?一週間剣道しかやって無いっておかしいだろ、普通ISの基礎知識とか教えろよ
「仕方ないだろ!お前のISはまだ来ないのだから!」
そんなのは屁理屈だ、てか何でお前等此処にいるんだよ、別のピットへ行けよ
「静雄はこの一週間何してたんだよ」
「.............................................」
「なあ少しくらい話してくれてもいいだろう」
「姉貴一本くれないか?」
「いいわよ」
「うお⁉︎いつの間に⁉︎」
「一々五月蝿え奴だな、埋めるぞ?」
「てか何でお前堂々と煙草吸ってんだよ⁉︎未成年だろ⁉︎」
「静雄はね、昔からストレスが溜まると何処ぞの誰かさんを半殺しにしちゃうのよ。だから定期的にこうして少しでもストレスを発散してるのよ、因みに学園長の許可は貰ってるわ」
「そこまでしてるなら良いけどよ、せめて俺たちの前では吸わないでくれ」
「だが断る、何で一々テメェの指図聞かなきゃいけねぇんだ」
ハァ〜本当こいつ面倒くせぇ〜いっその事此処から突き落とすか?
「織斑君!平和島君!」
すると山田先生が此方に走って来た、あの人は天然なのか?隣で織斑が鼻の下伸ばしてるし此奴巨乳好きか?
「来ました!織斑君と平和島君のISです!」
そこには騎士と..................何だこれは?騎士の方は灰色で如何にも西洋の騎士を連想させるイメージがあるがこっちはハッキリ言って謎だ頭の部分はフルフェイスで背中には甲殻の様な感じで幾つか棘の様な物が並んでいる正直イメージするならMHのジンオ◯ガみたいな背中だ、其れ以外のところも両腕や両足の先には鉤爪などがあり終いにはまんまジンオ◯ガの尻尾らしき物がある、博士はMHにハマっているのか?何故か全身真っ黒だし
「これが織斑君と平和島君のIS、白式と..............えーと」
「どうかしましたか?」
「実は平和島君のIS............名前が無いんです」
成る程な自分で付けろとだったら...........................
「unknown、此奴の名前はunknownだ」
後で色とか変えれたらジンオ◯ガにしよう
「さて、最初は何方から闘う?」
「俺が行く、彼奴にはもう一度地獄を見てもらう」
「いや其れは駄目だろ、てか静雄お前ISスーツは如何した?」
「サイズが合わなかった後あんなの着たくない」
「だからって其れは...........................」
「んだよ、文句あんのか?」
「いや文句とか以前に..................何故バーテン服?」
そう、今の俺の服はバーテン服だ。これは静さんが俺の店がBARだって知ったら一着くれたのだ、最初は断っただって弟さんから貰った大切な服なのにくれるというのだから。でも将来店を手伝う予定だったので渋々貰ったのだ、此奴の所為で其れも叶わないが
「準備して静雄、時間がないから最適化とかは試合中して」
「別に最適化が終わるまでに倒しても構わないんだろ?」
「ふふ、そうね。でもなるべくならして」
「分かった、平和島静雄 unknown出る!」
「平和島君、勝てるかな」
心配だ、幾ら平和島君でも流石に代表候補生と闘って勝てるとは思わない
「心配なんだね〜ななみん」
隣で友達の布仏本音ちゃんが声を掛けてきた
「うん、平和島君生身では織斑先生よりも強いけどISだと分からない。けど私は平和島君が勝つって信じたい」
「ななみんは静ちゃ『誰だ今静ちゃんって言おうとした奴は‼︎』..................」
「そうそう、平和島君はその呼び方嫌いだから言わないほうが良いよ」
「ななみん〜それ早く言ってよ〜」
「ゴメンね?あ、死合い始まるみたいだよ!」
「ななみん〜何か字が違う気がするよ〜」
「だって平和島君が本気で闘うと本当にそうなるかもしれないから」
「あら?ようやく来ましたのね、てっきり逃げたと思いましたわ」
「ハァ〜」
「.........何ですの?その溜息は?」
「いや、最近の歳下はどうも歳上にタメ口で話すのが主流らしいな。やっぱり一回体で教えてやるか?」
「やはり貴方は野蛮人ですわね、これだから男という生き物は嫌いですわ」
そう言ってオルコットはライフルの銃身を此方に向けた
「そうかよ、俺もお前等みたいな女尊男卑に染まった女共は反吐が出るくらい嫌いだわ」
「なっ⁉︎そうですか、ではお別れですわね!」
次の瞬間、オルコットは引き金を引きレーザーが出てきた
「レーザー兵器か、姉貴の”アレ”と比べると銃弾程度だな」
俺はレーザーが当たる直前”手の甲”でレーザーを弾いた
キィィン!
レーザーって弾くとあんな音するんだ
「なっ⁉︎まぐれですわ!」
そういってオルコットはレーザーを次々に撃ってきたが俺は躱さなくていい奴は全部手の甲で弾いた
「クッ!こうなったら!ティアーズ!」
するとオルコットのISから4基のビットが飛んできた
「あれが噂のBT兵器か、後で”使わせてもらうか”」
ビットは俺の周りを飛び回り四方八方からレーザーを撃ってきた
「クッ!なぜ当たりませんの⁉︎」
いやいや、お前の扱いが下手なんだよ。そろそろ手本を見せてやるよ、その時目の前にとある項目が出てきた。
『最適化が終了しました、一次移行≪ファーストシフト≫をします』
その時unknownが光り出した
「何ですの⁉︎この光りは⁉︎」
光りが止むとunknownは変わっていた、先ず色が変わった。全身真っ黒だったが背中などは煌く金色で其れ以外の部位は碧色の鮮やかな色になっており頭の部分に角の様な物が現れた。簡単に言えばMHのジンオウZみたいな感じだ
「あ、貴方まさか、今まで初期設定の状態で回避していたのですか⁉︎」
「だったらどうした?ゴタゴタ言ってねぇで構えろ、負けるぞ?」
俺は博士に頼んだ物があるかイメージした、すると頼んだ通りの物が手に現れた。
「近接ブレード『罪歌』」
博士、アンタ最高だ!
『満足してもらって良かったよ!束さんも作った甲斐があったよ!』
「⁉︎博士⁉︎一体どうやって?」
『ふっふっふっ、一次移行したら一度だけ通信できるように細工したのだ!』
「結構滅茶苦茶な事しますね」
『其れよりも今の内にそのISの事を説明するね、今静君が持っているのは説明しなくても分かるよね?実はそのISはナント!形態変化≪フォームシフト≫が可能なのだ!』
「形態変化?何すかそれ?」
『簡単に言えばトランスーーーー』
「分かりましたんでそれ以上言わないでください」
あの人今トランスまで言いかけたよな⁉︎何処の変形する金属生命体だよ⁉︎
『じゃあ後は頭の中でイメージして君はそれを知っているから』
その言葉を残し通信が切れた、やっぱりこれジンオ◯ガか
「じゃあ早速いくぜ!形態変化!」
『形態変化を開始します』
すると姿勢が四つん這いになりunknownが変形し始めた、基本的には頭と腰の辺りにあった尻尾が変わった。頭の角はスライドしちゃんとした形になり、尻尾は装甲がスライドしてちゃんとした尻尾の形になった、その姿は正しくMHに登場する雷狼竜 ジンオウガそのものだった
「な、何ですの..............そのISは⁉︎」
「それを知りたきゃ俺を倒してみな!」
「だったら、そうさせてもらいますわ!」
オルコットは再びビットを飛ばしてきた
「いくぜ、ジンオウガ‼︎」
『ウオォォォォォォォォォォォォン‼︎』