とある鎮守府の、どたばた騒動記   作:sdカード

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はいどうもsdカードです。今回は前回の続き、如月達に何があったかです。
因みに今回の話は何時もの倍です。

それでは本編へどうぞ!


クリスマス5

五百蔵からの電話に急いで横須賀に向かった四葉、そこにはズタボロになった如月達がベッドの上にいた

 

全員が大破しているが如月に至っては右腕を複雑骨折していたのだ

 

それをみた四葉は横須賀の提督である磯谷 穂波の襟首をつかみ拳銃を突き付ける、既に初弾を徘莢してあり引き金を引けば何時でも撃てる状態だった

 

「取り敢えず事情を説明してもらおう…………」

 

静かに聞いてくる四葉に磯谷も慌てて答える

 

「ま、待ってください?!今すぐ説明しますから!」

 

あまりの気迫に磯谷が泣きそうになり、それを比叡が止める

 

「お、落ち着いてください。取り敢えず話をしますから。ね?」

 

比叡が涙目になりながら言うので四葉はゆっくりと下ろすと

 

「すまない、頭に血が昇りすぎた………それで何があった?」

 

冷静さを取り戻した四葉が聞くとことの発端は二日前のこと…………

 

横須賀に鬼が来た………

 

 

 

「この程度ですか!早く動け!動けないなら近づいて殺せ!出来ないなら今すぐ死ね!」

 

 

 

横須賀の空母がフルボッコにされていた………

 

 

それを見ていた磯谷は舞われ右をしたくなるが客が来て返れなくなる

 

「お久しぶりです。磯谷さん、メリークリスマスです。」

 

「あら?如月さん?久し振り………」

 

「何かあったのですか?」

 

落ち込んでいる磯谷を心配すると双眼鏡を渡して

 

「悪夢をみただけよ………」

 

如月がそれを受け取り地獄をみる

 

「噂には聞いていましたが………実に面白い。あれが伝説の…………アハ、アハハハ?アハハハハハ!?」

 

 

 

 

「「え?」」

 

 

いきなり笑い始めた如月に二人がドン引きしつつも他の子達をみると

 

「………強そうなのです。」

 

「なるほどアレがイレギュラーてやっちゃな」

 

「アハハハ?面白そうです。」

 

「派手にいかないとね」

 

「カチャリ…………(無言でスナイパーカノンを構えて確認しています)」

 

「震えが止まらない、嬉しいのかな?」

 

完全に戦闘体制だった

 

それをみて必死に止める磯谷

 

「ま、まってください!?今の見てなかったのですか!!死んじゃいますよ!」

 

それを承知なのか如月は笑うと………

「私達の力とあの人の力そのどちらが上か証明するだけ………私達は亡霊だから」

 

7人は装備を整えると海に向かう

どっちが強いかを確認するために…………

 

一方横須賀の空母を叩きのめした洋さんはというと………

 

「この程度ですか、何て嘆かわしい…………あら?」

 

此方に来る如月達に気がつく

 

「何をなさるのでしょうか?」

 

少し考えていると6人が止まり如月だけが近づいてきて敬礼をする

 

それに面喰らっていると如月が

 

「洋さん………貴女と模擬戦をしたいです。貴女のその強さ……私達の強さと何が違うかそれを見つけたいから。」

 

そう言うと洋も静かに笑い

 

「良いですよ。全力でかかってらっしゃい。見せてくださいAMIDA鎮守府の実力を………」

 

そう言うと弓を構える彼女であった……………

 

 

「龍驤さん、新型を試します。発艦させてください。」

 

「任しときー!て、重!?」

 

「新兵器です、急いでください。」

 

「分かってるけど………ソイヤー!白鯨 ギュゲス コットス行ってな!」

 

龍驤が出したのは艦載機ではない、そう3つの航空戦艦だ

 

「提督のアドバイスを元に作り上げた機体達…………先に吹き飛ばしてもらいましょう。ニンバス用意!」

 

如月の叫びに呼応するように妖精達がミサイルを準備する

 

『ニンバス発射準備!ニンバスランチ!』

 

『吹っ飛ばせー!』

 

発射されたミサイルは

鳳の真上で爆発する

 

爆炎はまるで核弾頭のように大きかった

 

「おいおい?!アレあかんとちゃうか!?」

 

龍驤が慌てるが如月は逆に青ざめる

 

「そんな馬鹿な!?全員弾薬を確認!来ます!」

 

如月の言葉に疑問を覚えていると龍驤が宙を舞う

 

「ガハっ!?」

 

バシャーン!

 

「「「「「「!!!???」」」」」

 

急いでそれぞれの武器を構えるとそこには

 

「なるほど………さすが狂気の如月の名前に恥じぬ火力ですねでもまだ精度が甘いですよ?」

 

傷ひとつついてないびしょ濡れになった彼女がいた

 

「チ!大戦時の亡霊が………沈め!全員発砲を許可する!」

 

如月の掛け声に合わせるように撃ち始める、そんな中電が接敵する

 

「コォォォォジィィィマァァァァァ!!!なのです!!!」

 

直後4門のコジマ砲が発射される

 

エリートだろうがフラグシップだろうが関係なしに沈める高火力これで沈まないなら本当の化け物だと思っていると…………

 

「……その程度ですか?筋は良いですが。」

 

同じようにたっておりいつの間にか電の目の前にいた

 

「ボケッと立ってたら的ですよ?」

 

バカン!!

 

上からの爆撃に耐えられず大破する電

 

あまりの衝撃に声すらあげれなかった。

 

全員が唖然としていると有ることに気がつく、それは洋の周りになにかいるのだ

 

「艦娘か?………いや違う!?なんだアレは!!」

 

「………数だとこっちが上かと思ったが………」

 

そう目の前に大勢の英霊達がいたのだ

 

「クソ!白鯨!援護を!あいつらを吹き飛ばせ!」

 

サイファーが援護を求めるが

 

『無理です !!敵の攻撃が激しくて耐えきれません!』

 

『こちらコットス!!駄目だ!被弾が多くてこれ以上は持たない!!メーデーメーデー!!コットスダウン!コットスダウン!』

 

『コットスが落とされたぞ!敵機こっちに来るぞ!砲手弾幕急げ!』

 

『こちらギュゲス!左舷エンジンロスト!?』

 

『白鯨右舷第2銃座被弾!』

 

『左舷第4!変わりはいないのか!?』

 

『おい!?ギュゲスが落とされたぞ!クソ!こうなったら出し惜しみは無しだ!砲手!展開急げ!』

 

『馬鹿な!?あの敵機落ちたはずだろ!?』

 

『畜生!左舷第六エンジン被弾!防火シャッター急げ!』

 

『射撃管制官からの応答がないぞ!どうしたんだ!』

 

『ミサイルハッチ破損!!ニンバス使用できません!』

 

『こうなったらあいつにぶつけて残ったニンバスで吹っ飛ばしてやるぞ!』

 

『ムリです!右舷エンジン半数をロスト!!ダメコン急げ!』

 

『駄目です!?エンジン80%lost!これ以上は持ちません!!』

 

『総員退避!?退避ー!!!白鯨が落ちるぞ!!』

 

上空でプロペラ機に叩き落とされていた

 

「如月!!制空権は取られた!どうするんだ!」

 

サイファーがスナイパーカノンを撃ちまくるがダメージを与えれていない、謎の軍勢が彼女を守るようにいるのだ

 

それを見た如月は真剣に見つめて

 

「仕方ありません、全員OW使用を許可します。こっからは訓練何て関係ありません!あの人を倒します!Liv全力でいきますよ!」

 

「ハイ!!」

 

その言葉と同時にそれぞれが装備を構える

 

サイファーとピクシーがマスブレード

 

シュトリゴンがヒュージブレード

 

如月がグラインドブレードだ

 

「3人とも合図で突撃してください。」

 

如月の言葉に三人は頷くとチャージを始める

 

 

 

「ふぅ、横須賀の空母よりは腕はありますね。けれどまだ甘いですね…………おや?」

 

洋がふと前をみると巨大な光の束が襲い掛かった

 

「流石にこれは想定外ですね。」

 

呟くと楽しそうに笑った

 

ズシャァァァァ!!!

 

「やった!?」

 

シュトリゴンが先に攻撃するがあることに気がつく

 

「いない?」

 

「敵に背を向けるのは死を意味しますよ?

 

「………え?」

 

その時シュトリゴンが見たのは………

 

(36㎝砲?え?)

 

バン!!

 

砲撃に耐えきれず大破する

 

崩れ落ちるシュトリゴンと入れ代わるようにサイファーとピクシーが突撃する

 

「「マァァスブレェェェドォォ!!」」

 

二人が同時に洋に殴りかかるが

 

ガキン!!!

 

柱が洋に当たる直前でまるで白羽取りのように軍勢が受け止める

 

「なに!?」

「ば、化け物が!?」

 

二人が慌ててパージしようとするより先に………

 

「………攻撃力は高いですね。でも動きが遅いですよ?」

 

さっきの倍近い爆撃が行われた。

 

「「ガァァァ!?」」

 

二人がやられて残り一人となった如月は薄く笑うと

 

「3人もやられましたか………仕方ありません………全システムリミッター解除…………クワトログラインドブレード起動………さあ、蹴りを着けましょう」

 

そう言うと先程まで装着していたグラインドブレードが消えさらに大きいグラインドブレードが装着される

 

「刃の数を4倍にして作り上げたクワトログラインドブレード………初起動ですが構いません、当たれば良いんです!」

 

メキメキィィィィ!!!

 

装着と同時に如月の右腕が悲鳴をあげる

 

『マスター!?右腕が重量に耐えれません!このままでは圧壊してしまいます!』

 

Livが悲鳴をあげるが

 

「構わない!このままぶち当てるだけ!!あっちが数ならこっちは全て焼き尽くすだけ!いっけぇぇぇ!!!」

 

それに構わず洋に向けて突撃する

 

グシャシャシャシャ!!!

 

洋の軍勢をなぎ倒しつつそのまま綺麗に洋に決まり100メートルほど滑走する

 

メキャ!!!!

 

直後如月の右腕が圧壊する

 

「グッ………………」

 

痛みで気絶しそうになるなか如月か見たのは………

 

『無傷のまま立っていた彼女だった』

 

「ぼう………れ……い……め………」

 

そのまま如月は意識を手放した

 

 

「………久し振りに一度死ぬ感覚を味わいましたね…………彼女等も不思議なものです…………」

 

『洋さまゴブジデスカ?』

 

「えぇ、皆様も有り難う。」

 

『ワレラ洋さまとトモニアリ!』

 

それだけ言うとその軍勢は洋の影の中に溶けていった

 

「さてと…………如月さん?如月さん!?」

 

目を覚まさない如月に洋が話しかけるが少しずつ沈み始めてるのだ

 

「急がないと……」

 

そう呟くと如月を背負って横須賀に急ぐ洋だった………

 

 

そして時間は流れ現在

 

磯谷の話を聞き四葉は如月の髪を撫でた後

 

「なるほどな………それでか……ハ、ハハハ。良いねぇ……!最高だよまったく。」

 

苦笑しているように見えるがその目は語っていた

 

『機会があれば俺が蹴りをつけると』

 

その顔を見た二人はただ震えることしかできなかった………

 

そんな中比較的軽傷だったサイファーが目をさます

 

「………っ。………カヒュー……てい…とく?」

 

「サイファー大丈夫か?」

 

そう聞くと首を縦に振り自分は大丈夫とアピールするが稼働は今のところ無理なようだ

 

「そうか、今はゆっくり休め」

 

四葉のその言葉にサイファーは目に涙を浮かべた後そのままもう一度眠りについた

 

「………磯谷さん、悪いがあいつらのこと頼んだよ?」

 

それだけ言うと軍帽を被り直す

 

「わかりました、完治したらまた報告します」

 

「あぁ、頼んだよ?」

 

「帰るのですか?」

 

比叡に聞かれると四葉は寂しそうに笑い

 

「………あぁ、仕事が残ってるからな。残りたいのが本音だが、そんなことを言う暇ほどこの世界は優しくない。」

 

四葉は自分の考えを言うと病室から出ていく、部屋から出る直前に花を置いていったのに榛名が気がつく

 

(アザミ?確か花言葉は 独立 独り立ち 満足 安心 でしたっけ?多分安心ですね。)

 

そう思っていた榛名だがこのとき知らなかったのだ、アザミのもうひとつの花言葉を………それは

 

『復讐』

 

(全く彼処まで派手にやられるとはね?覚えておけ………次は勝たせてもらうよ?)

 

ドックから出て歩く四葉の背中にはゆっくりと紅いオーラが揺れていた…………

 

(我等狂人、失うものなし……………)

 

カツコツ

 

彼の歩く音が静まり返った横須賀の港に響いていった




と言う訳で完敗しました、えぇ。
完全敗北です。

次回は如月達の退院までの様子です

四葉対洋さん?そうですね、四葉君をファンタズマにすればなんとかなるかもしれませんね。
勝てるかは知らないよ?どう見積もっても九割九分九厘敗けが確定するので。

それでは皆さんまた次回会いましょう。

世に如月とAMIDAの有らんことを
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