もう忙しすぎて大変でした。
色々ありました。
まぁ取り敢えず今回はブリーフィングです。
それと四葉の強化手術パート2です、
それでは本編へどうぞ!
「マスター!!もうすぐ鎮守府です!マスター!!」
「……グッ………」
「おい!四葉!!しっかりしろ!!」
クーとセラフが必死に四葉に声を掛けるが既に意識が朦朧としている。
そして何とか敵を撃破しつつ鎮守府に帰還する
帰還した直後、明石が駆け寄り容態を見る
「クー!!四葉の容態は!」
「脈拍低下、意識レベルも下がっています!取り敢えず強心剤を射ちましたけれど急いでください!
クーからの報告を聞いた後明石は直ぐに手術室に四葉を運んだ
そして残された二人は、自分達の治療のためにドックに戻った
AMIDA鎮守府 手術室
「提督の義手そろそろこれにしようかしらねぇ?」
そう言うと薄く笑って四葉の義手に細工を施した
同時刻 ドック
「………クー少しいいか?」
「どうしたの?」
クーは隣でぼんやりと浮かんでいたセラフに呼ばれて身構える。普段入隻しても話し掛けてこないセラフが話し掛けてきたため何だろうと思っていると………
「四葉の件だ………」
「マスターがどうかしたのですか?」
「おかしくないか?私やお前を軽く鼻唄混じりに倒せる彼奴がやられた。U-511を見捨てたのは有り得ないとすると、彼奴はもう体がボロボロじゃないのか?」
セラフの疑問にクーも少しだけ思っていた、普段の演習の時でも軽く手を抜いているのに異常なほど強いのだ
そんな彼が撃破されたのに疑問を持つ
「そう言えば最近動きにキレがないような………」
「ま、私の気のせいかもしれんがな」
「だと良いのですが」
「まぁ、今は体を治すのに集中しよう」
セラフはそう言うと頭まで湯船に沈み思考を切り替えることにした。
(マスター………何を隠してるんですか?)
そしてクーは静かに彼の事を心配した
2時間後 医務室
手術は無事に終わり、明石は四葉の精密検査を行った。
そして明石は手に持ったカルテを持ち苦い顔をしていた
そこには予想していたことだか当たってほしくないことだった。
それを認めつつ、目を覚ました四葉に報告する。
「提督、肉体の所々がGによる負荷に耐えきれていない………これ以上の出撃は死にますよ」
明石の報告に四葉は薄く笑うと……
「耐えきれてない部位は?」
「義手じゃない左腕、内臓は問題ないけど外骨格がダメ。下手すると折れちゃう。」
「ハハ!こりゃそろそろ引退も考えものかねぇ?」
首を横に振るが、狂気に満ちた言葉を言う
「なら人間やめれば良いだけだ………明石、ナノマシンの量を増やす。倍以上は入れるぞ」
その一言に明石は四葉を押さえつける
「何言ってるの?!そんなことをしたら何が起こるかわからないし、何よりもそんなことをする理由があるの!?」
明石の言葉に四葉は明るく答える
「あいつらはまだ成長途中だ、だから何かあった時に俺が守ってやらないといけないからな……ハハ。それで?準備してくれないのかい?」
四葉の態度に完全に明石が折れるとそのまま注射器を用意する。
「副作用が出るかもしれませんが、何が起こるかも分かりません。それでも良いですね?」
「問題ない、どうせもう普通の人間には戻れないんだ。ならこのまま全力で駆けるだけさ。だろぅ?」
「…………分かりました。」
そう一言言うと四葉に追加のナノマシンを注入していく
「………グッ………カハッ!!!」
直後、吐血した
「やっぱり!だから言ったのですよ!!!」
慌てて人を呼ぼうとする明石を止める
「大丈夫だ、そのまま全部やれ!」
「治ったところで寿命が縮みます!!」
「いいからやれ!!!!」
そのまま全部入れ終わると同時に四葉の意識は遠くなりそのまま仮眠に入った
ここで少し四葉に注入した物の特徴を説明しよう。
今回使用したナノマシンは伝達速度を上げることを目的としている。ただそれだけだとソフトが先行しすぎてハード(肉体)が追い付かなくなる。
そのためにそれより多目の肉体強化用を入れる
しかし弱点がある、それは簡単
『体が耐えきれなくなる可能性もある』
分かりやすく言うなら柱を考えてみてほしい。
中身がスカスカだとすぐにおれてしまう。
そして中身が詰まってるとある一定までは耐えれる
かといって固くしすぎると今度は折れてしまう。
それと同じように強化していったとしても最後には体が耐えきれなくなるため、明石は安全性を取っていた。
だが四葉はそれを無視して入れた。
皆を見守り続けるために…………
さらに時間がたち、2100 執務室
治療の終わった四葉が二人を招集しU-511奪還のためのブリーフィングが行われることになる。
二人に現在分かっていることをホワイトボードに貼っていく
「ユーには発信器を取り付けてあるから、場所は特定した。ポイントはここから200㎞離れた無人島だ。上空からの偵察を行ったが、森が鬱蒼としており詳しく見えない。
おまけに強力なECMが展開されていて内部もわからない。
そこでVOBによる強襲、まぁアレだ見敵必殺!!
冗談はさておきマジで内部がわからないだから常に退路を確保するように、少しでも危険を感じた退避しろ。
それと妖精さんによる弾薬補給もあるから弾薬が少なくなっても退避するように。
作戦開始は2時間後、それまでに装備を整えるように、質問は?」
二人が首を横に振るのを確認すると解散させる
ブリーフィング終了後 執務室
「ゲホ!!コホ!!!…………クソ、やっぱり馴染んでないな。」
四葉はふらつきながら椅子に座り、痛み止を取り出す
「水……………」
フラフラと冷蔵庫まで歩き中からペットボトルを取りだしコップに移し薬を飲む。
飲み終えると視線をドアに移す
そこにはセラフがいた
「…………どうしたんだ、セラフ」
「隠すな、お前体がもう限界なんだろ!明石に聞いたぞ!!」
その手には四葉の検査報告の紙が握られていた
「明石の奴黙っとけて言ったのに。」
「そんなことはどうでも良い、作戦は私とクーでも問題ない。だからお前は休め!嫌、休んでくれ………お願いだから………お前に何かあったら如月が悲しむ………」
目に涙を浮かべるセラフの肩に手を置くと首を横に振り少し笑う
「安心しろ、俺はバックアップだ。無理はしないさ。」
「それでもだ!」
「悪いがまだ死ぬ予定はないよ、安心しな。」
そのままセラフの説得に応じることなく四葉は整備庫に向かう
(お前らの事は信じてるさ、けれどな。彼奴は俺が殺す。必ずな)
胸に黒いものを持ったまま
同時刻 明石 研究室
「本当ですか、明石さん。」
「えぇ、彼の体はもう限界。だから見守って何が起こるか分からないから………」
「分かった、あの人の恩人だもの。それくらいは何とかやるは、それとこの書類、如月には見せないで」
クーの頼みに明石は頷き目の前で燃やす
「これで知ってるのは私とクー、それとセラフだけだ。墓場まで持ってきなよ?」
その言葉にクーは寂しそうに笑うと部屋を退出した
その頃U-511
「ハハ!やっぱり!この娘は可愛い、そう幼女こそ思考だ!」
(アトミラル早く助けて!!)
変態に監禁されずっと監視されていた…………
はい、と言うわけで四葉君の命がチキンランになりました。
因みに今回の強化でブレード光刃が出せるようになりました。パチパチ
次は強襲と回想です。
それでは皆さんまた次回会いましょう。
世に如月とAMIDAの有らんことを!