とある鎮守府の、どたばた騒動記   作:sdカード

84 / 96
お久し振りです。sdカードです。更新遅れました!!
仕事が忙しくて家に帰ると直ぐに寝るだったので殆ど執筆の時間が取れませんでしたてか、ぶっちゃけ会社の行きと帰りの電車でやってます。

まぁ、そんなわけで今回もどうぞー


憂鬱な天使は何を見る?

AMIDA鎮守府執務室 1000

 

「え?私を試したい?」

 

クーデルカはセラフの発言に戸惑う、此処に来てもう一週間がたち如月や他の娘とも仲良くやっていけると思っていたからだ

 

「あぁ、変に思わないでくれ。貴様も此処にいるなら少しは訓練した方が良いと思ってな」

 

「あ、そうなんですか。そうですね、何時までも書類だけだと体にも悪いですしね。」

 

クーデルカが理解するがある疑問をもつ、そう訓練をするのは良いが……

 

「あの、セラフさん?私機体有りませんが?」

 

「……そうだったな、彼奴に借りてくると良い」

 

そう言われテクテクと四葉に借りに行くクーデルカ

 

 

 

AMIDA鎮守府 四葉一樹 自室

 

「それで機体を借りたいと?」

 

「駄目ですか?」

 

上目遣いで頼まれ、思わず倒れそうになるのを耐えてクーデルカを真っ直ぐと見る

 

「ま、良いけどさ。最近乗ってなかったから」

 

そう言うとクーデルカに機体データを渡す

 

「死なない程度に頑張れよ?後機体は好みに変えて良いから」

 

「ありがとうございます」

 

クーデルカが礼を言い部屋を出る

四葉は彼女が部屋を出て誰も居ないことを確認すると煙草を取り出す。

最近は吸ってなかったが色々とあったためまた吸い始めたのだ

 

(全く………最近体がだいぶ疲れてるな……適度に休憩しないとな………)

 

苦笑しつつ煙草に火を付けようとするが落とす

 

「…………はぁ。」

 

落とした煙草を拾うと今日は止めておこうと決めた四葉だった

 

AMIDA鎮守府 演習場

 

「えっとセラフ本当に………本当にやるの?」

 

クーはセラフからの提案に困惑する、何故なら……

 

『AC乗るのが初めての人間を二時間で使い物にするよう言われたからだ』

 

「まぁ、私の勘だが……あいつは『例外』になりえる。

それを見極めたい」

 

セラフの澱みの無い目を見てクーも覚悟を決める

 

「わかったは……やって見せる」

 

そう言うとアリーナで待つクーデルカに教えることにした

 

取り敢えず基本動作とそれの応用後は実戦で気を付ける事などについてを自分で考えさせながら教えていった

 

それから2時間後、クーは自分の考えが甘かったと知る………

 

 

二時間後 アリーナ セラフvsクーデルカ

 

「く、クーデルカ!?貴様本当に素人か?!」

 

「…………(コクリ)」

 

そう、セラフが完全に押されているからだ。

 

飛んでくるミサイルは全てパルスマシンガンで迎撃

 

近付けばバトルライフルとKEライフルで牽制&攻撃を、離れればハイスピードミサイルで追い討ちとかなりえげつないことをやる

 

「ち、こうなったら!!!」

 

やる予定はないと決めていたブレード光波を繰り出すが………

 

「そっち………」

 

バシュ!!!

 

「な!?」

 

ギリギリまで引き寄せて急反転して避ける

 

「………おしまい」

 

ガキィン!!!

 

最後にセラフを蹴りとばして演習を終わらせる

 

が………イレギュラーを排除する者もまたイレギュラーである

 

「ふざけるな………こんな……こんなことで私が!!!!」

 

『プログラム変更』

 

セラフがもう一度立ち上がる

 

 

《修正プログラム 最終レベル》

 

持っていたパルスマシンガンをKARASAWAへ

肩のグレネードをマルチロックミサイルに

 

《全システムチェック終了》

 

 

《戦闘モード起動》

 

 

そして本気をだす

 

《ターゲット確認》

 

 

 

 

 

《排除開始》

 

 

「………角度修正……右に5度」

 

セラフが本気をだすがクーデルカはそれを冷静に判断

 

やることは変えず、引き撃ちを続ける

 

「…………修正……0.2秒」

 

「沈め、イレギュラー!!!!」

 

セラフが一気に距離を詰めブレードをふる、確実に止めをさす、その気迫で

 

「…………そこ……」

 

しかしその気迫に負けずクーデルカは懐に飛び込む

 

ガキャン!!!

 

「が?!」

 

謎の音がした直後セラフは気を失う

 

カラン………

 

アリーナの床を砲弾とはまた違う空薬莢が転がる

 

「………状況終了。クーデルカ帰還します」

 

淡々と終わったことを告げ、セイフティーエリアに戻る

 

クーデルカがセイフティーエリアに戻ると同時に

クーがセラフに駆け寄る

 

「セラフ大丈夫!?」

「……う、ぐ!?……あ、あぁ」

 

「何があったの、あの一瞬で」

 

「わからんだが………」

 

セラフは床に転がる空薬莢を見るそれはHEAT弾頭だった

そこから考えられることはただ1つ

 

「あの女、パイルバンカー積んでいたのか?」

 

クーもセラフの見ていた空薬莢を見るがある疑問をもつ

 

「ねぇセラフ?彼女………あなたより『後に』動いたよね?」

 

「…………あぁ」

 

セラフはあの時のことを思い出す。

あの一瞬確実に『自分』が『先に動いていた』

 

「「…………………え?」」

 

「…ちょっと待ってよ!貴方のムーンライトよね!?」

 

「クー落ち着け。わたしも混乱してるんだ」

 

二人が彼女の使ったと思われる武器について考える

 

「確かにパイルバンカーなら有り得なくはないけど………」

 

「嫌それでも………」

 

「「訳が分からない…………」」

 

二人は暫くその場で呆然とした

 

 

その頃、セイフティーエリア クーデルカ 機体の中

 

「……………」

 

無言で機体の中で目を閉じる

考えるのは先程の模擬戦

 

「初めてなのに何だか不思議な気がした?」

 

少ししか教えて貰ってないがまるで長年使ってきたように体に馴染んでいたのだ

 

「まぁ、気のせいかも?」

 

そう言うとACから降りる

 

「そういえば……名前どうしようか?」

 

 

暫く気だるげに機体を眺めていると後ろから声をかけられる

 

「クーデルカさんどうかしたの?憂鬱そうな顔して?」

 

「あ……えっと……たしか?Livさんだっけ?」

 

「そうだよ?それにしても大丈夫?」

 

「うん、ちょっと考え事……」

 

「どんなの?相談に乗るよ?」

 

Livに言われて少し躊躇った後にクーデルカは少し微笑んでから答える

 

「えっとね、機体に名前をつけてあげようと思ったんだけど…………」

 

「『Melancholy angel』てのはどう?」

 

Livの発言の意味が分からず首を傾げる

 

「えっとね……クーデルカさんて天使みたいな人なんだけどさっき物凄く憂鬱な顔をしてたのだからそこから考えたんだけど………変かな?」

 

「憂鬱な天使………」

 

「どうかな?」

 

暫く考えるがそれ以外良い名前が思い付かないクーデルカは少し笑う

 

「それで良いわね。うん、そうしましょう」

 

そう言うと機体を眺めて呟く

 

「よろしくね、相棒」

 

言い終えると執務室に戻ることにした

 

 

 

 

 

同時刻 とある海域

 

「……?ナンダコレ?」

 

とある潜水凄姫が有るものを拾うそれは肉塊のようなものだった

 

暫く遠目に見ていたが気になって触れる直後

 

ズリュリュ!!!!

 

「ヒ!?ハ、ハナセ?!イヤ!?イヤァァァァ!!??」

 

そのまま取り込まれた

 

取り込まれる直前、潜水凄姫はある文字列を見るそこには………『…-1D』とだけ書かれていた




さて、今回はクーデルカでしたー。

えっと補則説明をいれますとクーデルカは所謂ドミナントです。え?四葉提督?彼は完全な強化人間。

ん?どした?最後が可笑しい?気のせいだ。
それでは、次回から遂にRtypeもぶちこんでいって駆け抜けます。

それでは次回『遭遇』お楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。