King's Souls ~二人の王子の物語~   作:ヨイヤサ・リングマスター

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 この話はおまけで書いたので本編には関係ありません。

 私がキングスをギャグで書くならこんな話になってしまう、という感じですw



嘘エンド

 嘘エンド

 

 

 

 ~竜の泉でミーナが指輪を投げ込んだ場面から~ 

 

 

「はーっはっはっはっは!

 一万年間もじ~っとしてたから体中ガッチガッチだぁわさぁ~♪」

 

 

 泉から現れたアレフはどうやら残留思念のようなもの、ようするに幽霊のような存在なのだが、それはまるで生きているかのように生気に溢れていた。

 

 

「えっとアレフさんですか?

 アレフさんが死んだのは10年前にこの城ごと父さんを封印するために魔力を使い果たしたからじゃありませんでしたっけ?」

 

 

 ライルは思わずツッコミを入れたがそれは無視された。

 

 アリオナは初対面なので想像と違うだけでこんな人なのかと思ったようだがどうやらライルの反応を見る限りここまではっちゃけた人物ではなかったようだ。

 

 

「へーい、よく来てくれたねミーナちゃん。

 それとライルに……君はアリオナ君だね」

 

 

 突然名前を言い当てられたことで驚くアリオナ。

 

 

「ふっふっふ、言わなくてもわかるよアリオナ君。君が来ることはあらかじめ予想していたからね。

 さてそんな事よりもミーナちゃんは私の言ったとおり指輪を泉に入れてくれたみたいだから私はちゃんと死んだみたいだね」

 

 

「あの、アレフさん。

 アレフさんは今幽霊なんですよね?」

 

 

 ミーナは少し怯えながらも質問をする。

 

 

「うん? 何を当たり前のことを言ってるんだ。

 見ての通り幽霊さ。

 ただしそれもあと少しまでのことだけどね」

 

 

 ミーナの質問に笑顔で答えるアレフはアリオナに視線を向ける。

 

 

「私は友であるヴァーダイト国の王、アルフレッドを殺すことが出来ずに仕方なく封印するために魔力を使い果たして死んだのだが、その時自分の死後のビジョンを見たんだ。

 そのビジョンによると私は封印のために死んでミーナが指輪を竜の泉に投げ入れることで一時的に復活するところを見た。

 そしてここからが肝心なんだが私はアリオナ君に緑色の石をもらって生き返ったんだがアリオナ君。

 君は緑色の石を持っているかい?」

 

 

「もしかして……これのことですか?」

 

 

 アリオナの取りだしたのは『儚い瞳の石』。

 

 儚い瞳の石とは死んだ人間が霊魂、ボーレタリアではソウル体という状態になったものが使うことで新たな肉体を得ることが可能になる石だ。

 

 国を出る時に心配症のビヨールが持たせてくれた荷物の中に入っていたものでアリオナが死んでもすぐに生き帰ることができるように持たせたものだった。

 

 

「そうそうそれそれ、それじゃちょっとそれをもらうよ」

 

 

 アレフはアリオナから石を取ると勝手に使って生き返った。

 

 

「フフフ、これこそ最高に『ハイ!』ってやつだねぇ~。

 それじゃ今度はライル、手を」

 

 

 ライルに向かって手を差し出すアレフ。

 

「?」

 

 

 疑問に思いながらもその手を取るライル。

 

 その瞬間ライルがこれまでの旅で手に入れたアレフが四人の魔術師に預け、ライルに渡すように指示していた魔力がアレフの体に入って行った。

 

 

「うむ、これで完了だ。

 前回は城ごと封印するために光属性の魔力以外を人に預けたが殺すためなら遠慮はいらない。

 万全の状態でアルフレッドの奴をたたきのめしてやる!」

 

 

 その発言に驚いたのはアリオナだった。

 

 てっきりアルフレッド王を助けるために生き帰ったと思ったのにそれが親友を殺すためだったなんて。

 

 

「ん? なんで前回殺さなかったのに今回頃そうとするのか? って顔してるな。

 私は前回親友を殺すのに躊躇ってしまったが死ぬ間際に思ったんだ。

 あれ? ここで死んでも私は問題の先延ばししかしてないんじゃないだろうか? とね。

 大体アルフレッドの奴は『ライトニードル』くらいしか魔法が使えなかったけど私は最初から全属性魔法を使えたから魔法は上だし、さらに剣術までも私の方が上だから闘えば私が勝つのはわかってたんだ。

 ただそれでも奴が親友だったから自分で殺すのが嫌だからライルに殺させようとしただけなんだ」

 

 

 一同は開いた口が塞がらなかった。

 

 話に聞いていたアレフは殺せなかったから封印をすることで被害を最小限に抑えた人物だと思っていたのに殺すことが可能だったのに自分が殺すのが嫌だからという理由でその親友の息子に父親を殺させようとし、さらにやっぱり自分で殺そうだなんて随分と身勝手な考えだ。

 

 

「まぁ、考えてることはわかるけどそんなに気にするなよ。

 それじゃ私は生き返ったしライルが集めてきてくれた私の魔力も取り戻したし君たちはここで遊んでいてくれよ」

 

 

 そう言って城に入って行ったアレフはあっという間にアルフレッド王を倒し、さらにその奥にいた黒幕、光の黒竜シースまでも倒しこうしてヴァーダイト王国に平和は戻ったとさ。

 

 めでたし、めでたし♪




 アレフぱないのうw

 というかキングス3の説明書読んで最初に思ったことが、アレフ丸投げすぎ! だったんですよ。

 そりゃまぁ、アレフにはアレフの考えがあったんでしょうけど、ライルに父親殺しをさせるくらいなら大魔法で城ごと吹き飛ばす気でアルフレッドを殺せよ、って思います。

 しかも封印するにしても城の中に一般兵が残った状態で封印するから祈りの丘ではルリアン=ゴゼットが城から帰らない恋人を待ち続けることになってますし。

 まぁ、この話は本編に関係ありませんので流してくださいw

 そして嘘エンドはこの先まだありますww
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