King's Souls ~二人の王子の物語~   作:ヨイヤサ・リングマスター

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前話で完全に終わってますし、蛇足感が否めませんが書いちゃったので投稿しますw

 この話はギャグ90%で書いていますので嘘エンドにしてもいいかもと思っていますがその辺の解釈は読者の皆さまにお任せします♪

 ではどうぞ!


エピローグ?:嘘か真か

「ふっふっふっ。ついにこの時が来たわね……」

 

 

 ヴァーダイト王国王城の一室。

 

 そこにいるのはこの国の王妃であるミーナ・クー。

 

 いや、いまはミーナ・フォレスターと言うべきだろう。

 

 

「ライルはアリオナさんの祖国ボーレタリア王国へ行っちゃったし、実質今のこの国のトップはこの私!

 つまり私が好きなようにこの国を変えていける!」

 

 

 ミーナは商人の娘として生まれ、その商人の父を失ってからは幼い頃から見てきた父のようになりたいと思い、商人という仕事を生業にしていた。そのため銭勘定や文字の読み書きも人並み以上に出来る。

 

 ライルとの結婚は何の打算もない愛によるものだが、だからと言ってその権力を利用しない理由にはならないだろう。

 

 そこでミーナは王妃となって一番最初にしたのは、この国の現在の収支を調べ、お金の流れをきちんと把握することだった。

 

 付近の村に現れる魔物はライルとアリオナの三人でのシースを倒すまでの旅の間に粗方狩り終わっているので騎士や兵士を急募する必要はあまりなく、僅かにある国のお金を全て自らが商人の時に使っていた人脈を利用して商売をすることで金稼ぎと国内の魔物による被害が収まったことを他国に知らせていたのだった。

 

 元々ヴァーダイトは魔物による被害が出たことで隣国全てに道を封鎖され、ヴァーダイト王国の領土内に押し込められるような生活をしていたわけだがそれを解除させることに尽力したのだった。

 

 そしてヴァーダイト王城の宝物庫にあったお金を使って大量の商品を仕入れ、あちこちに流すことで少しずつ国内に流通する貨幣の量を増やした。

 

 商人が儲けるために最も必要なものは『信頼』である。

 

 ミーナの家は代々商人の家系で人脈はそれなりにあるし、ミーナ自身もかなりやり手の商人として広く名前を知られていた。

 

 なので『信頼』という点では問題ないだろう。

 

 そして次に重要となるのが『資本』である。

 

 投資する元手が大きければ大きいほど儲けも大きくなるのは必然。

 

 

 ……で、話は最初に戻るのだが、そのおかげで他国からもヴァーダイト王国の存在を改めさせ、単純にお金による民への援助もあっという間に進んで行った。

 

 シースとの戦いの時に大怪我をしたライルの傷を治癒するためにアリオナはイシリウスの鍵を壊してしまったが『イシリウスの泉』からの転移魔法はなぜか今だに仕えるので物資の輸送にかかる時間もお金もかなり減らせた。

 

 それに加えライルは王となったあとも基本的な仕事しかしないために王妃であるミーナはすでに国内において王妃ではなく女王様という認識を持たれているのだ。

 

 つ・ま・りミーナは実質このヴァーダイト王国の全権を握っているのに等しい。

 

 で、この手に入れた権力をどう使うか、というのが今回の話の肝となるのであった。

 

 

「ふふふ、私が望めば何でもできる! 何でも手に入る!」

 

 

 若干権力に酔ってはいるが、ミーナは基本的に善人である。

 

 なので権力の利用方法というのは、

 

 

「まずはお城の外観ね。

 王城の壁一面にライルの絵を描いちゃおう♪

 調度品もライルのカッコ良さを描いたものに変えて、ライルの部屋には私との愛を育むのに必要なものだけで埋め尽くさなくちゃ♪」

 

 

 と、こうなるわけだった。

 

 このアイデア(命令)を大臣達に通達し、腕のいい絵描きに城の壁という壁にライルの絵を描かせ、ライルの部屋にはライルとミーナが抱き合った艶めかしい絵をこれでもかと描き、埋め尽くした。

 

 そして王城専属の精力剤専門の薬師を常駐させ、ライルの部屋には常に催淫効果のあるお香が焚かれ、愛の巣は完成した。

 

 

「うん、完璧ね」

 

 その部屋の出来栄えに納得の笑みを浮かべるミーナ。

 

 権力の利用方法としては間違っているとは思うが……まぁ、これがこの国の新しいやり方なのだろうと大臣達も城を見た国民も全員が納得した。

 

 

「ふふふ、早く帰ってきなさいライル。

 貴方は王様としての仕事なんて何もしなくてもいい。

 ただ私の愛を受けていればそれでいいの」

 

 

 絶対権力者となったミーナが待つヴァーダイト王城はライルの帰りを待つ準備は万端であった。

 

 さてさてライルはこの美しくも重すぎる愛に溢れる妻を満足させ続けることができるのか!?

 

 嘘次回予告! 薬で底上げしたライルのパゥワァーが溢れだし、お互いの愛を堪能する!

 『てめぇは俺を興奮させた!』お楽しみに!




 ミーナの性格変わり過ぎかもw

 でもしょうがないですよね。書きたかったんですよw

 まぁ、他の作品を読んでくださった方はある程度想像ついてたかもしれませんが私はギャグが好きです。大好きです。

 なので書きたい物(オーラント達を救う)を書いたら他の部分はギャグが混じっちゃうのですよ。

 では次の話は完全に嘘エンドですのでこの話以上にギャグになっていますが良かったら読んでみてください♪
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