艦これMAXスピンオフ? 「兼業提督の浮かない日誌」 作:かちゅーしゃ
20XX年。深海棲艦と機怪群と雌雄を決する戦いが終わった。
港は砕け散り、滑走路は裂け、司令部は粉々になったかと思われた。
だが、囲炉裏城司令部は意外と元気だったし、インフラも滑走路も港も農園ももろとも壊れちゃったけど大丈夫だった。
戦中に死んじゃうんじゃないかってぐらいの不安を払拭するかのようにバイタリティに満ち溢れていた。
廃墟まみれの島の中、豆腐建築だか掘っ立て小屋みたいな新築が建っている囲炉裏城司令部にて。
その建物の前で高笑いをしている男と、周りを囲むようにざわざわしている女子達。
「フハハハハハハハハハ・・・ ビバ! 人類生存!」
「「「「「「ウォイェアアアアアアア!!!」」」」」」
その掛け声と共に湧き上がる艦娘たちによる歓声と打ち上がる花火。
そこにはボロボロな鎮守府とは比例していない健康的な艦娘たちと提督がいた。
「囲炉裏城司令部の皆さんこんにちは。囲炉裏城提督です!」
「「「「イヤッハハハハァ!!」」」」
「よっ。大提督!」
「(軽快な指笛)~♪」
楽しそうに喜びの声を上げる艦娘たち。
中にはどこから習ったのか指笛をぴゅ―ぴゅ―鳴らす艦娘までいる。
「まぁね。あの頃着任した私ってこんなんじゃなかった。なーんて思ってらっしゃる司令部の皆さんもね。 ンフハハハハハハハハ!」
「「「ウーッハッハッハッハッハー!!!」」」
「「キャッキャ!」」
「そうだよなー!」
楽しそうに嬉しそうに、だがどことなくテンションが高い艦娘たち。
「それと、私が知らない間に深海棲艦と機怪群との決戦が済んじゃっているみたいで。当然この話が投稿されているという事は、当然本編は完結しちゃってるわけで。 フゥハハハハハハハハハハァ!」
「「「「ウェアハハハハハハ!!!」」」」
「トウゼンカンケツ! トウゼンカンケツ!」
「シンチョクドウデス!?」
やっぱりこれ、大丈夫なんですかね?
変なお薬とかやってない?
「それと、私が知らない間に、艦隊これくしょん第2期が始まっているようで。皆さん、艦これ第1期に忘れ物はございませんか?」
「「「ゥウ、ワスレモノ?」」」
「「何かあったっけ??」」
「ゲンコウノシンチョク・・・」
唐突な質問に戸惑いを隠せない艦娘たち。
中にはトラウマが刺激されているようで、落ち込んでブツブツ何かを言っている艦娘も。
「それが私だった、みたいな! フェヘハハハハハハハハハ!」
「「「ソリャソーダー!!!!」」」
「「シテヤラレタリー!!!!」」
「大提督! 大提督!」
そりゃそーだ。
提督は艦これ2期の存在をファンアートで知ったぐらいだからだ。
「ん? 他の作者さんの艦これ二次小説もすごく良いです。 ドゥワハハハハハハハハ!」
「「「カンコレー! カンコレー!」」」
「「コウシキショウセツー!」」
「ドウジンモヨロシクー!」
実際すごい。
完結までとはいかずとも、あそこまで書き上げる熱量はすごいものである。
作者も見習いたいものだ。
「フフ、まあね、スピンオフで何やってんだってとこあるんだけど、私達は元気だから、とりあえず挨拶しとこうみたいな。 ククク、フフフ」
「次話からはちゃんとやりま――」
『兼 業 提 督 の 浮 か な い 日 誌 -完-』
これにて、『艦これMAXスピンオフ? 「兼業提督の浮かない日誌」』は完結となります。
こんなオチで委員会とも思ってしまいますが、未完のままエタるよりはましかなと思いまして。
艦これに興味が薄れてきてしまっていて、その名残を未完とはいえ連載しておくのはどうかと思いまして、駄文でも一応完結しておこうと、3年前に書いたエンディングプロットをババーっと清書して今回のような終わりとなりました。
☆1でも☆9でも評価してくださった皆様。
この作品をお気に入りしてくださった皆様。
それとなーく見て下さった皆様。
真にありがとうございました。
気が向くのと筆をとる元気がありましたらまた別作品で。