憑依でチート特典付の大日本帝国だけど・・・。 作:konndou
「人里ミユ」
陸軍航空隊から入った報告は即座に大本営の愉快な仲間たちの元へと届けられた。
とは言っても撮った写真が届かないと特にする事も無いので暫く雑談しつつ、写真の到着を待った。
そして届いた写真(カラー)を見たが何とも反応に困る内容だった。
規模は正直村と言って良いだろう。建物はレンガが殆ど、馬だね馬。
そしてこれは城壁? か木製だが門番? ぽいの居るし…。
「え、文明レベル低くね?」
と永田。確かに低い。他には本間が馬だからと言っても機械化ができて無いと思うのは早計では? と言ったが、当の本人も正直一応言っただけ感が強かった。確かに第二次世界大戦時に完全に機械化出来たのはアメリカだけでそれ以外は馬とか普通に使っていたがそれでも…。
何故ならこの門番らしき人物なんか鎧? らしき物を着ているんだが…。
これが決め手の一つと言って良い。
近代的な物が無いのは航空写真だから見えないだけと言う結論にもできるが、その日の夜にその上空をもう一度飛んだが見事に明かりが無い。これを空襲警戒しているからと言うのは無理がある。これが決め手のもう一つである。
そして人がいるなら早よ交渉団送るぞと吉田が言い、山本大臣も賛成した為に交渉団が即座に編成された。因みに目的は戦略物資の発見、もしくは交渉による貿易体制の構築、現地人との友好関係の構築が主である。
交渉団全権 白洲次郎
艦隊司令 南雲忠一
護衛陸軍 東条英機
旗艦 軽空母 祥鳳
装甲艦 摂津
軽巡 香取 夕張
対潜巡 天龍
揚陸艦 あきつ丸 にぎつ丸
駆逐艦 12隻
陸軍歩兵 1500人
戦車 10機
の編成となった。陸軍兵士は非常時に備えてこの人数。なお祥鳳、あきつ丸、にぎつ丸は交渉用の物資等を運ぶ為の輸送船の意味合いも有る。
尚、当初戦艦が無い事に陸軍(砲撃支援)、外務省(舐められないように最悪砲艦外交)の一部から声が挙がったが、海軍から海図が無い所に喫水が深い大型艦(戦艦)を送れるかとなり、それを言われると言い返せないが海軍側も確かに戦艦が必要なのは一理有るので最悪損失しても構わない艦でと言う結論になり、魔改造戦艦摂津が選ばれた。
因みに艦種が戦艦から装甲艦に代わっていますが、標的艦であった河内型戦艦二番艦摂津です。尚、この世界では摂津の代わりに技術の底上げの意味合いも含め標的艦は新造の物を使っています。
装甲艦 摂津
史実との変更点。
全長を50メートル追加。212.5メートル
高速化。最大速力28.5ノット
兵装が30.5センチ連装砲6基から35.6センチ連装砲2基に。
残りは対空砲火など。防御は対14インチ。溶接など
なお排水量は26000トン
どこかのイタリア戦艦並の魔改造である。
以上の使節団は艦隊の集結をもって、当日出航して行った。
目的地は旧朝鮮半島方面黄海側。
そして航海は問題なく進み、発見された村? に比較的近く、上陸可能な海岸に上陸後、
大使並び護衛陸軍の面々と村に向かっていったが、舗装などゼロな道だが曲がりなりにも道には成っていた為に陸軍の想定よりも大分早く村に到着する事が出来た。
村に着くと流石に門番やら村人が大騒ぎしたが、あちらの村長が直ぐに出て来た。
村長は利口な人間だった為に直ぐに自らが対応した。この武装? 集団が何の目的で村に来たかを問う為に直ぐに村の入り口まで来たらしい。
取りあえず大使白洲が交渉したがそれで納得してもらえたらしい。
白洲が明らかに周りの軍人とは違い、正装であった為に交渉団と言う事に納得してくれた。
村長に近くの領主、首都、王都なりを訪ねたが、ここから北に約2日の場所にこの村を治める領主の都が有るらしい。情報入手と交流の為に3日ほど滞在し、村長の善意で案内の人間を借りる事が出来き、いざ、領主の都へ大使一行は向かった。
――――――――――――
大本営(愉快な仲間たち)
大使一行が領主の都を目指している頃、大本営では村の滞在中に集まった情報を集約していた。
「いや、村だけでも色々と解りましたな」
「ですね。しかし、まさか産業革命前とは…」
「これだと逆に貿易で売れるものが決まりますね」
「インフラ工事もうまそうですね」
「民族性もまさかの日本人と近そうとか良い事この上ない」
ホントホントとココに居る皆が納得する。隣人に恵まれそうとか、それこそ最上の情報である。これで油田でも見つかれば最高この上ない。因みに鉱山の情報は村にて入手した。
「にしても美形ですね―――」
「良いな――」
「村人ハーフっぽい日系のイケメンだらけとか」
そう、見つけた村の面々だがやたら顔が良い。男女共に。
そして次の写真が
「どやー•( ̄∇ ̄)v」BY東条 周りは村の若い女の子。
因みにこれに対して永田、山本が切れた.
報復は奥さんにチくった。後日東条がどうなったかは想像にお任せする。
因みに白洲はこの世界に獣ミミが無い事に凹んでいた為にこの様な写真が有っても制裁はされずに済んだ。
因みに南雲は艦隊にてお留守番。(´・ω・`)
「後で東条君にはギルドの実地査察でもしてもらおう」
全会一致にて東条英機大将のギルド査察部長官就任がここに決定した。
この後、英機がエルフを探せや、魔法を発見せよなどの凄まじい任務を与えられる事になるが、今は置いておこう。
そして部屋に急報が届けられる。
「領主並び領軍と戦闘状態に突入せり」
あのボケ2人浮かれて何やらかしてんの? と言う内政組。
顔が笑っていない。
弁解が上手く逝かないと戻ってきてもヤバいぞ。