憑依でチート特典付の大日本帝国だけど・・・。 作:konndou
多分今までで一番投稿期間に間が空いてしまいました。
でも大丈夫!ようやく新しい人が会社に入って人手不足が軽減されたから!
なお、まだ新人なのでヘルプで応援は続行の予定
なお、それでも人手不足には違いない模様(最悪は脱出)
なお、もしも辞めたらまた以前に戻る模様
なお、今月増産。\(^o^)/
とりあえず仕事は人手が入って以前のように戻りつつあるので流石にここまで投稿期間が開くことはないと思います。
長らくお待たせしました。
津島皇国 皇都のとある料亭
「あーでは。なんか水軍自体が今回の併合で海軍になりそうなのと。その所為で大規模な組織改編並びに人事異動のおかげでこうして同期一同集まっているのでk
「長い。かんぱーい!」
「「「「「「「「「「かんぱーい!」」」」」」」」」」
「お前らァ!」
見よ。この同期・後輩たちの連携を。見事ピッタリである。
ただし乾杯のあいさつをこの中のメンツならお前だろと八島少佐(昇進)に押し付けときながらコレであるが。まぁ報復に富士大尉殿は開始早々締め上げられているが誰も気にしない。(なお、中には目を逸らしている人間も若干名アリ)
さて、何でこのような宴が催されているか、その経緯について少し説明しよう。
と言ってもまぁ最初に八島が言っていた通り今回の併合で軍全体で大規模な人事異動が発生した為である。
特に水軍は艦艇の退役や予備艦指定化、新造艦等の配備などで本来ならば軍艦に乗っている士官級もかなりの数が未だ移動先が未定な物も多く陸軍と違い配置先が無い(自分の乗る艦がまだ津島に着いていない)と言う事態な為に多くの士官が皇都などでの待機を命じられている。
つまり、ぶっちゃければ暇人がとても多いのでせっかくなら同期とこの様な宴を開こうとなったわけである。
なお、このような催しはココに限った事でなく上も下も似たような催しはあちこちで行われている。
ただしココの様に八島世代、三笠世代、吾妻世代の三世代が一堂に会しているのはココ位であろう。
因みにだが冒頭で遮られた八島の乾杯のあいさつの続きは八島世代と吾妻世代はそれこそ配置先で知り合った同士以外は繋がりがないのでこの場で交流しようと言ったものである。
ぶっちゃければ結構重要な事遮っているぞ富士大尉。(まぁ誰も気にしちゃいないが)
「ったくあの野郎は・・・」
愚痴りながら戻って来た八島。なお、富士は犬神家しているが皆特に気にしない。
「ふぁいふぇんふぇふね。やふぃふぁふぇんふぁい」(大変ですね。八島先輩)
「初瀬・・・」
口に物を含みながら行儀が悪くしゃべっているのは初瀬。
因みに宴会が始まって早々に甘味ばっか食っているコイツに八島は突っ込む気力を失った。
つまり曲がりなりにも苦言を呈した三笠は偉い。
「おまえ、いきなり甘味か!?」
「いいじゃないですか。人間好きな物を食べないと」(もっしゃもっしゃ)
「八島先輩。俺らや八島先輩の世代に突っ込むだけ無駄ですよ」
「? どうゆう事ですか三笠先輩?」
吾妻の疑問に三笠は回答を示した。
さぁ吾妻よ三笠が指をさした方を見るが良い。
「なんだとー!お前結婚したのか!?」
「つまりはどこぞの八島とか言うリア充みたいに夜な夜なズッコンバッコンしてんだな―!」
「「「「wwwww」」」」
『八島少佐がインしました』
『富士大尉がログアウトしました』
大体察してしまった吾妻。
正直吾妻世代は学生時代に三笠世代の影響を受け、大分固さが無くなってきてはいたのだが今回の所為で若干緩くなりすぎるかもしれない。
「んんッ。あー皆さんは所属先どうなりそうなんですか?」
露骨に話題を変えに行った吾妻。しかし今回はこれが正しい。
因みに冒頭で所属先が不明と言っていたが一部は既に決まっており、この宴会の時点では八島が津島に派遣される空母飛鷹航空隊に配置されることが内定している。
そして各々配置希望に話を弾ませ、盛り上がり、多少は酒も回って来たころ再び同期をしばき上げてきた八島が帰投した。
なお、この後多少酒の入った八島が如何に飛行機が素晴らしいかを永遠と語りだすのだがそれは今は置いておこう。
そして・・・
「あ―そうだ皆さん今後どうなると思います?」
いい加減、八島の飛行機談話が長いので露骨に話の聞き替えを始めた吾妻。
なお、どれだけ八島が喋っていたかは皆さんの判断にお任せする。
ただ、話が政治的な事に変わったせいか長々喋っていた所為かは分からないが八島は酔いがさめたようだ。向うで裸踊りを始めた八島の同期の次席とは大違いである。
そしてそれにつられて勢いで自分も踊り出したどこぞの甘党とも大違いである。
まぁとある主席2名はとある主席の話から逃げられなかっただけでもあるが。
そして始まる政治談話。ダブル次席が裸踊り始めたりしているが主席は皆真面目DA☆
「そう言えば先輩方の地元とかどうです?反応」
そう2人に聞いた吾妻。
吾妻自身は出自にコンプレックスがある為に地元にあまり戻らないので純粋に地元の反応とかが分からない為に興味本位で2人に聞いた。なお、吾妻自身は大日本帝国との併合は日本が出自の差別に対して厳しいのもあり賛成の心境である。
そして2人の反応であるが吾妻の期待を裏切るポンコツ回答であった。
まず三笠であるが義理の兄である光清もこの状況下で皇都に居たためにそこで久しぶりの再会を果たしたのもあり地元に帰郷しなかった。なお、義兄の光清も帰郷していないがこちらは家の管理はお手伝いさんに任せていて、無理に帰る必要も無かった上に純粋に忙しかったからである。
そして八島の方であるが八島自身嫁さんの療養も終わり、今回の件も合わさり日本から夫婦そろって帰国した。
なお、2人には「俺は今まで日本に居たからな―」と誤魔化し2人とも気が付かなかったが、帰国した後、当然地元の実家に戻っている。
なぜ誤魔化したかと言えば地元に帰ってずっとバカップルしていて地元の様子なんぞ気にもしていませんでしたなんぞ間違っても後輩2人には言えないからである。
そんな訳で先輩2名がポンコツなので一般民衆の反応を説明しよう。
まず、大まかな反対運動は無い。と言うかそう言うのは反乱時に皆天に召されているので。大きな反対運動などはある意味以前の内乱がそれにあたる。
そしてそれを抜きにしても一般民衆はこの併合がかなりややこしい形であるのでイマイチ現実味を感じていない為にヴェラヤノーチ戦で共闘した為に友好的にみられている大日本帝国のイメージのまま、変化なしと言った感じである。
その上、完全な併合がいつになるか未定な事も民衆の反応の曖昧化を加速させた。
なお、余談であるが併合がややこしく現実味を感じていないのは津島のエリート層も同じであるがここら辺は併合後の組織改編が行われるために現実味を感じないが感じると言う矛盾状態となっている。
そして更に余談であるが津島陸水軍は現在進行形で組織改編中なのでそんな思考すらない。
余りの変化に多くの老兵が時代の流れを感じ去っていっているが当に正解である。
現在進行形で皇都で士官どもは陸水軍共に暇な状態だが、陸水軍令・軍政部門と人事を司る部署は現在進行形でデスマーチである。その内異世界にでも行きそうどころか半分疲労から逝っている。
そして因みに皇都イコール政府の動きであるが軍の一部がこんな有様なのに基本平常運転であった。
何故なら併合後も現政権や役人たちはそのまま津島政府として据え置きでぶっちゃけ軍のような有様にはならないし、むしろ以前にも少し触ったが大国日本に組み込まれるための恩恵の方が遙かに多いので併合全然OKですスタイルである。
そして特に真面目な人間にこの合併は好まれていた。
何故か?理由は簡単。何故か同僚等が『行方不明』になっているからである。
しかしそう言う奴は皆黒いうわさが有ったり評判が良くなかった。
特に最近役所の近くで非軍属の自分達でも普通の日本兵とは感じが違う軍人がデカい袋を担いで移動していたりする所をよく見るが、津島のエリートは空気の読めるエリートなので誰も気にせず、風通しの良くなった職場を謳歌している。
そして下などが謳歌しているのに対し上、特に首脳部はと言うと。
陸軍大臣
「え、反対か賛成か?君はヴェラヤノーチ戦を見ていないのかい?我が陸軍では逆立ちしても勝てんよ。そもそもこの時期に何をバカな事を聞いているのだ?そのような事を相手に尋ねるだけで文字通り跡形もなく消し飛んだアホ共と同じと見らねかねんぞ?分かったか?」
との事。なお、個人的にも友好関係が国家レベルを超え民衆レベルである以上今回の件は実行した方が国益につながるとの自論も語る。
そしてそれと同時に如何に陸軍が恵まれているかも語られた。
陸軍大臣曰く「水軍は前前職が倒れその次も倒れ、昨日現職も倒れた。間に次官や代理も挟んだはずだがそいつらも最近まったく会議で見ない。と言うか現時点での水軍大臣の職権を誰が引き継いでいるのかも不明な水軍と違い家に中々か入れない位の自分は恵まれている」との事。
色々と違う上に突っ込み所満載である。
侍従長
「・・・・」
真剣な顔をし何かを考えている侍従長。
それもそのはず、つい最近我らの主がやや天然入っているのは知っていたがポンコツ属性まで入っているのが発覚したからである。
曰く「子供はコウノトリが運んで来るらしい」(ガチ)
もう直ぐ婿を迎えるのにコレはアカン。
笑いごとでなくアカン。
しかし頼れる人間がこの場には居ない。ガンバレ侍従長。
(多くの大臣職の人間は併合の打ち合わせで日本に居る為に御前会議のメンバーはガラッガラ状態である)
次回でアンケートのネタ・合併編は終わらせようと思います。
今話での疑問なども含めあった場合はお早めに。
なお、アンケートにお答え頂き恐縮なのですが、作者の文才の力量的に執筆が難しい内容がありまして、それについてはどうか執筆不能をお許しください。