そこにはずぶ濡れになって陸に上がっている奴らがいた。
「信じられないわ!問答無用で引きずり込んだ挙げ句、空に放り出すなんて!」
「右に同じ。クソが!場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜコレ。石の中に呼び出された方が
まだ親切だ。」
「岩の中って暗いし、動けないし、狭いし、五感でも優れてないとそっちの方が怖いし不安になると思うぞ!?」
「ていうか、何故そんなことが分かるのかしら。貴方は。」
「問答無用で引きずり込まれて岩の中からスタートしたからだな。」
「………そ、そうだったのね貴方は。」
「へぇ、じゃあどうやって抜け出したんだ?岩を壊したのか?」
「さあ、どうでしょうね。」
口は笑っているが目が笑っていないな、警戒しているって事か?
「それよりもここ、どこだろう?」
「さあな。世界の果てみたいな物が見えたしどこぞの大亀の上じゃないか?」
「お前らも空から落ちたんだろ?どうやって確認したんだよ。」
「目で確認した。」
「「「それ以外でどうやって確認する(んだよ!)(のよ!)(の?)」」」
「知らんな。」
「あっそ。で説明するMOBはどこにいんだよ!!」
「じゃあそこに隠れている奴に聞くか。」
「その前に自己紹介をしましょう。私は久遠飛鳥よそこの猫を抱えている貴方は?」
「春日部耀。・・・よろしく。」
「で、野蛮で凶悪そうなあなたは?」
「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶悪な坂廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子
そろった駄目人間なので用量と用法を守った上で適切な態度で接してくれよお嬢様?」
「取扱説明書をくれたら考えてあげるわ。」
「八八、まじかよ!今度作っておくから覚悟しとけよ。」
自己紹介も終わったから元に戻すか。
「じゃあ、改めて隠れている奴に聞くか。」
(わわっ!こっちに来るんですか!まあ、とりあえず・・・)
「や、やだなあ皆様。そんな狼みたいに怖い顔で見られると黒ウサギは死んじゃいますよ?ええ、古来より孤独と狼はウサギの天敵でございます。そんな黒ウサギの脆弱な心臓に免じてここは一つ穏便に御話を聞いていただけたらうれしいのでございますヨ?」
「断る」
「却下」
「お断りします」
「巨乳にはあまり興味ないからパス」
「あっは、とりつくシマもないですね。・・・
ていうか最後のは何ですか!初対面の人に向かって胸の話ですか!?おかしすぎますよ?」
ばんざーいと腕を上げながら降参しているように俺は見えたと同時にどこからか現れたはりせんで
50メートルは吹っ飛んだ。・・・威力高けーなおい。
と俺が立ち上がって黒ウサギの方を見ると十六夜達が黒ウサギの耳を引っ張っていた。
「俺は………どうすっかなー。」
次回へ
評価や間違いを報告してくれると嬉しいです。
バイバーイ。
短い。