姉と百合と吸血姫   作:ほうとう

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吸血姫登場☆

てか、マジで雪菜チートじゃないですか?


勝利への片道切符

「第三回戦始めます!」

 

次は私の番、ええっと・・・相手は誰かな?

 

「佐藤美穂です、よろしくお願いしますね?雪菜ちゃん。」

 

みほりんだ!優子と同じで、去年の同級生の一人。Aクラスらしく、どの教科もかなり高いオールラウンダーのはず・・・・やっぱり今回はちょっとだけ本気出さなきゃだめかも・・・・

 

「しょうがないな、勝つか!!というわけで愚姉と兄さん、みんなへのフォローよろしくね~」

 

「・・・・・・良いのですか?ユキちゃん・・・・・それでは今後・・・」

「そうだよ、雪菜。家族以外には誰にも教えないって言ってたじゃん!」

 

二人とも予想と同じ反応をしてる。まあ、前はそう思ってたんだけどね?

 

「ねえ、バカ姉はさ、私のことをどんなことからも守ってくれるんでしょ?じゃあ、これからの私の生活も守ってよ。」

 

「おやおや、まさかユキちゃんからプロポーズをもらえるとは思ってもいませんでした。ではこの戦いが終わったらすぐにアメリカにでも行って、婚姻届の提出を・・・・」

 

「勘違いすんなよ、このクソ変態姉野朗☆」

 

まったく、少し油断したらすぐこれなんだから・・・・でも、結婚か~良いな~将来もし、本当に全てがうまくいったら、その時は・・・・・・

 

「・・・・・・仲がよろしいのですね?」

 

うわっ、ヤベェみほりんに聞かれちゃったよ。すごく恥ずかしいんですけど・・・・

 

「そ、そんなことないよ。あっちが勝手に言ってるだけで・・・・・」

「ふふふ、良いじゃないですか。吉井先生なら、雪菜ちゃんのことを幸せにしてくださると思いますよ?」

 

な、なんなんだよ~まるで今まで恋愛の「れ」の字も無かった我が子が、いきなり恋愛沙汰も持ってきたのをほほえましく見ている母親みたいな目をしやがってー!!

 

「う、うるさい!さっさと勝って、終わりにするんだから!サモン!!」

「あらら、ですが、私にもAクラスの意地があります。負けるわけにはいきません!!」

 

佐藤愛穂・・・・・389点

 

うん、予想通り高い点数だ、だけど・・・・・

 

「ごめんね?みほりん、悪いけどこの勝負は絶対勝つよ。」

「おや、随分と気合が入ってますね。一年生のころは、実験以外で使いたくない~とか言って、試験召喚戦争にも消極的だったのに」

 

確かに、そうだった。あの頃は別に戦争だって、教室だって別にどうでも良いって思った・・・

でも今は・・・・

 

「いや、それでも私は勝つよ。いや、勝ちたいんだ。だって今は・・・・・・」

 

そう、今の私のそばには・・・・

 

 

 

「私の勝った姿を見せたい人がいるから」

 

 

 

吉井雪菜・・・・・・450点

 

「「「「「なんだてっぇぇぇぇえっェえっぇええっぇえええええええええ!!!」」」」」

 

全体から、特にAクラスから声が聞こえてくる。まあ、確かにFクラス在籍だけど、もともとは主席レベルなんだからそんなに驚かなくても・・・・・・

 

「あら、本当に本気を出したんですね?これじゃ、かなり勝てる確立は低くなりましたね・・・・・」

「違うよ、みほりん。低くなったんじゃない、ゼロになったんだ。・・・・・Mode Vampire level Second」

 

そうつぶやくと、私の召還獣の衣装が真っ赤なドレスに変わり、爪がまるで刃物のように鋭くなり、目は赤くなった。そして何よりも一番特徴的なのは歯、犬歯が人間のより幾らか長くなって、鋭くなっている。

 

「悪いけど、最初っからクライマックスだからね。覚悟しなよ?」

 

私の召還獣がみほりんの召喚獣に攻撃をしたが、とっさの判断でガードされる。しかし、扱いづらい鎖鎌のせいで、自分の足に傷ができてしまったようだ・・・・これで決着はついた。

 

「みほりん、これで終わりだよ。」

「意味が分かりませんよ、まだ3点しか減ってないのに・・・・」

「傷がついた瞬間、君の負けなんだよ。腕輪発動、Bloody Cross(血の十字架) 」

 

発動した瞬間、みほりんの召喚獣がまるでイエス・キリストの十字架のように立ち、その両手、頭と股から血が噴射し、そのまま消滅した。

 

「・・・・・・え?」

どうやら、あまりに突然のことすぎて何も言えないようだ。しょうがない、タネを教えてあげよう。

 

「いい?吸血鬼の能力の一つにね?血を操る能力があるんだ。だから相手の召喚獣の血が流れた瞬間、それを目視して相手の体内の血を操って、噴射させたんだよ。」

 

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AKIRA SIDE

 

「・・・・・・おい、あれは何なんだ?ヴァンパイアの召喚獣なんて聞いたことないぞ?」

 

あらあら、代表の坂本君があっけにとられていますね、ユキちゃんからフォローしといてと言われたので、教えてあげましょうか

「坂本君、問題です。この召喚獣はどんなふうに出来上がったでしょうか?」

「それは、科学と偶然とオカルト、ですよね?この学園の基本事項だ。」

「その通りです、では、それらの一部が異様に高い数値が出たとしら、どうなるでしょうか?」

「それは・・・・・・本来のバランスが崩れて・・・・・ってまさか!!??」

 

おや、はやくも気づいたようですね、流石です。

 

「そのとおり、あの娘の召喚獣みたいになるわけです。そして、その原因は・・・・・」

「・・・・・雪菜がヴァンパイアだってことか?」

「そうだよ雄二、雪菜はこの世で只一人の吸血鬼なんだ。」

 

「「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」」

 

みなさん言葉も出ないみたいですね、まあ、誰でも知っているような妖怪がクラスメートにいるということが分かったら当然の反応でしょうけど、

 

「まあ、そういうことです。私が彼女の専任としてここに勤めているというのもこれが理由なんですよ、もちろん彼女といっしょにいることが第一の理由ですが、」

 

「確かに・・・・・アイツの正体が全世界に広まったらエライことになるな・・・・・」

 

「その通りです。実はこの前のBクラス戦にもそのことで一つの事件があったのですよ?代表は知らなかったようですが」

 

坂本君はとても居心地の悪そうな顔をしています。まあ、すでに過ぎたことですし、ここら辺で彼を攻めるのはやめましょう。

 

「根本がこの学園から消えたのも、先生が原因ですか?」

「ええ、そうです。私のもつ権限を全て使い、ここから皆さんの知らないところへ旅立っていただきました。あ、殺してはいませんよ?ギリギリで踏みとどまりましたから。」

 

笑顔でそう言うと、どうも彼の顔は引きつっているように見えますね・・・

 

「も、もしですよ?雪菜にこの学園全員が敵になったとしたらどうしますか?」

 

そんなの決まってるじゃないですか。

 

「徹底的に潰します。世界中を敵にしても、彼女を守り抜きます。」

 

そう、これが私の答え。家族がたとえ敵になったとしてもそれは変わりません。ですが大丈夫でしょう、なぜなら・・・・・・

 

「ユキちゃんは、あの召喚獣をあなた方に見せました。それはつまり、彼女自身があなたたちを信頼してるからなのですよ、それを知っても、あなた方はユキちゃんを社会の的にしようとしますか?」

 

「「「「「「んなわけ、ねぇだろおぉぉぉぉおおおおがぁぁぁああぁあああああ!!!」」」」」」」

 

Fクラス全員から、そんな声が聞こえてきます。とても良いクラスメートに恵まれましたね、ユキちゃんは。彼らは成績は悪いですが、それを補うには十分すぎるほどの「心」がある。

 

「みんなただいま~勝って来たよ~!!」

 

どうやら、本人が帰ってきたようですね

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

YUKINA SIDE

 

「雪菜ちゃん、お疲れ様でした。私も勝ってきますね。」

「うん頑張って、瑞希」

 

そうやって、幼馴染の私たち二人はハイタッチをして交代する。そして、私を待ち構えてたのは・・・・・・・

 

「「「「おつとめご苦労様です、お嬢!!!!」」」」」

 

実に見事なお辞儀だった。完璧だ、もうその言葉しか出てこない。

 

「かっこよかったですよ、ユキちゃん。」

そういうと、いきなりこのバカ姉は私のことを抱きしめてきた。ふぅ、やっぱりこの人の温かさと匂いは落ち着く・・・・・・っておい!!私はなにしてんだ!!!

 

「ば、ばばばばばバカ!!なにやってんの!!??」

「あら、ユキちゃんがあまりにも魅力的だったので、無意識に・・・・・・」

 

「ほら、そこのお二人さん、のろけるのも良いが、もう試合終わったぞ?」

 

なにがのろけか!!ってなに!?もう終わったの?相手は久保君だからかなりの強敵だと思うけど・・・

 

と、思っていたら瑞希は総合得点で4000点以上を取っていた。彼女いわく、好きな人、友達がいるこのクラスのために頑張ったということ。

 

「な、なんだよ雪菜、その意味ありげな顔は?」

「べっつに~?なんでも~?ミナ、あんたのライバルは手強いねぇ~」

「な、ななななな何言ってんのよ!!」

 

はてさて、この三角関係はどうなるのでしょうかね?出来ることなら、全員が幸せの答えを導き出せることを

 

 

こうやって、残りの試合はあと一つになった。




ええっとですね?まあ、こういう設定っていうか?まあ、吸血鬼だし?これくらいいかなきゃ、最強にできなくね?みたいな?

ところで、私は大好きな小説家、漫画の原作者が大好きで、台詞の内容とかもけっこう意識して書いてるんですけど、誰か気づきましたかね?知っていたら、コメントで書いて欲しいんですけどね?

てことで、コメントと評価お待ちしてます!
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