毎日が疲労との戦いで、この休日がなんとありがたいことか!
では、どぞ
Aクラス戦が終わった数日後、この事件は起こった。
ポトッ
アキ兄さんの下駄箱の中から落ちた二つの紙は・・・・・ラブレター!!??いや、差出人は分かりきってるから別段に驚かないけど、そうかあぁ~あの二人もとうとう勇気を出したんだね、応援しないとな~
「ゆ、雪菜に姉さん、これって・・・・・」
「兄さん、これで君の未来も安定だね、いやむしろ二人ってことは、波乱に満ちてるって言った方が良いのかな?」
「あらあら、二人を養うのでしたら、かなり稼がなくてはなりませんね。自宅でも補習を実施しましょうか?」
なんて、二人でからかっていると、
「どうした、明久?朝からそんな不細工な顔して」
雄二が現れた。女装が似合いそうな男子一位に選ばれたアキ兄さんに不細工の言葉はどうなんだろう?え?秀吉?あの子なら、男装が似合いそうな女子一位に選ばれたよ?優子がため息ついてたけど、うちの弟にお嫁さんはくるのかしらって。
「Good morning, Yuji. I have no problem to make you worry.」
「どんだけ動揺してんだよ・・・・」
雄二にはばれないほうが良いな、多分ばれてるけど。そう思って私とバカ姉は話をそらせながら、新しいFクラスへ向かって行った。
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「坂本」
「明久がラブレターをもらったようだ。」
「「「「「コロセーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」」」」」
てっちゃんが出欠席を取っていると、雄二がこんな爆弾を投下した。やっぱり気づいてたんだね、さすがは神童ってとこかな?
でも、こんな事態を私が見逃す訳がない、
「静かにせんか!!では、出席を確認するぞ、吉井妹」
「さあ、1対30のリアル鬼ごっこスタート☆ルールは簡単、誰かがアキ兄さんを捕まえたら、その嫉妬を彼にぶつけることができます。もちろん、吸血鬼の私とその専属教師の愚姉は参加しません、体力の限り追いかけるのも良し、兄さんの動きを予測して待ち伏せするのも良し。では、スタート!☆!☆!」
「ちょっと待ってよ雪菜、なんでそんなことばかりしきるのさ!!??」
なんだって?そりゃ・・・・・
「オモシロそうだから」
「ですよねぇ~、ってか、姉さん、可愛い弟のピンチだよ!?助けてよ!!」
まあ、確かに言ってることは尤もだね
「勘違いしないでください、アキ君」
「可愛いのはユキちゃんです。」
「そんなことだろうと思ったよ、チクショウ!!」
そんなやり取りがあって、抜け出そうとしたので、兄さんには一つの武器を渡した。
「兄さん、私も鬼じゃないからさ。この武器をあげるよ、本当のピンチになったらつかってね?」
「・・・・・・これ随分小さいけど?」
「折りたたみ式なんだよ、そんな堂々と女子高生が危ないものを持つ訳ないでしょ?」
そう言うとアキ兄さんはお礼を言ってすばやく窓から教室を抜け出した。・・・・・・しかし、私も酷いな・・・・・あんなもの渡しておいて、鬼じゃないだなんて・・・・・あれ?そういえば、私吸血鬼←(鬼)だったじゃん、ならいいか。
そう思った矢先、私とバカ姉、女の子二人そして元凶の雄二は屋上に向かった。
何で屋上にいるかって?そんなの、馬鹿と煙は高いところが好きっていうじゃん、あれ?逆だっけ?と思いながら見ていると、
「ユキちゃん、アキ君と土屋君が会いましたよ」
とバカ姉が伝えてくれたので、無線で動画が見れるテレビmade by ムッツリーニで様子を見ることにした。
「康太からの武器は何かな?」
「恐らく、身を守るためのものでしょう。彼はユキちゃんが渡した物を知っているはずですから」
「そういえば、お前は何を渡したんだ?」
その問いには答えられないな・・・・戦隊ヒーロー物でもなんでも、秘密兵器っていうのは最後の最後に出てくるものなんだよ
「ムッツリーニ!!君も倒さなくちゃいけないみただね!!」
「・・・・・明久、俺は今回敵じゃない。・・・・・雪菜との交渉でお前のサポートをしている。」
兄さん驚いてるな~やっぱり、FFF団の一人がこのイベントで仲間になるとは思ってなかったんだろう。でも、やっぱり何でサポート役になったのかがすごく気になるわけで、
「その報酬は?」
報酬って言葉、知ってたんだね兄さん
「・・・・・新ジャンルのアイドル写真、これは絶対に売れる」
兄さんが「・・・・・・ロリの姉さんか・・・・・・」とかふざけたことを言っている。自分へのサポートは何かしら自分が支払わなくちゃいけないのに・・・・
「まぁいいや、ありがとう。で?そのサポートは?」
「・・・・・これをお前に渡す。」
スッと渡したのは小さい小包、本当に小さいな・・・・一体、何を渡したんだろう?
「・・・・・折りたたみ式、高校生が堂々と危険物を持ってると怪しいから」
なんかデジャヴを感じるけど、まあ気にしないでおこう。
ちなみに私からの報酬は、兄さんの幼い頃の女装写真。どれだけ稼げるか今から楽しみだ。
「よ~し~い~」
すごいね、画面の中からも伝わってくるこの殺気、後ろの瑞希とミナなんて震えちゃってるよ。男の嫉妬って、時々女のそれより何十倍も醜くならないかな?
「っく、そろそろ奥の手を使わなくちゃいけないらしいね」
「な、なんだと!!?」
これまで隠していたものがついにベールを脱ぐ!
「雪菜!ボクに力を!!」
折りたたんであったソレを開放して現れたのは・・・・・
「爪切りじゃないかーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
爪切りだった。
「くそ!!これじゃ、相手に深爪を負わすことしかできない!!」
何気に怖いことを言ってくるアキ兄さん、確か深爪ってかなり痛いんだよね?
「そうだ、ムッツリーニのは・・・・・」
そうだ、まだ康太のが残っている。
「さあ、みんな覚悟しなよ・・・・・僕の最弱は少しばかり響くぞ」
そうやってシュルリと紐を解く。そこから現れたのは・・・・・・
爪切りだった。
「「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」」
どうしよう、FFF団のみんなも哀れんでいる。これじゃおもしろいことになりそうにもない。
「うあえるhふぃえfhリオンfrfg。イfヘrgフエhgfrンgfr:@イj@r;イアjfrヘウgヘルgヒfhジfhンvンフィrングgいら;gんh;h愚b食い;sgジョイ:g利所;イrghるいrjh;rh;えkj!!!!!!!!!」
・・・・・・・その時彼は風だった。いや、風が彼だったのかもしれない。一陣の風がある男子の横を過ぎたように見えた瞬間、その学生の頭に十円禿げができ、血が噴射した。スーパースローで見てみると、彼は両手に爪切りを持ち、絶妙な力加減で髪をできるだけはさみ、一気に引き抜く!!手でやると、どうしても引き抜けきれないほどつかんでタイムロスをしてしまうのでそうしたのだろう。そこからは彼の独壇場だった。ある者は鎌を振り落としたが、ソレは爪切りにガードされ、その隙に鳩尾にけりを入れられる等の暴行を加えられた後、十数名のFFF団は一人の男子高校生+二本の爪切りによって成敗されたのであった。
「待ちくたびれたぜ、明久。」
とうとう屋上にたどり着いた。私が言うのもなんだけど、何でわざわざココに来たんだろう?男子トイレの個室とかに入ればまだ安全だったかもしれないのに。あんなに気が狂っていたから、バカの本能が一番高いところへと誘導したのかな?
「俺はまどろっこしいことは嫌いなんでね、単純な殴り合いといこうぜ」
そう言って雄二がブレザーを脱ぐと、アキ兄さんもつられて脱ぐ。ああ、本当に
「「「バカだろ(でしょ)(ですね)」」」
「・・・・・・・え?」
気づいてからじゃもう遅い、すでにミナと瑞希は兄さんのブレザーから二枚の手紙を抜き出している。
差出人を確認してみると・・・・・・・・
「「イヤぁぁッぁッぁッぁぁぁあぁあああああああああああああああああ!!!!!!!!」」
という、大絶叫のあと、紙はバラバラにされ、その紙と葉っぱで焼き芋を焼いた。とてもおいしかったです。
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「ねえ須川君、あのまま二人が告白してたらFFF団はどうしてたの?」
「そんなの決まってるさ、」
一体どうなるのだろうか?あの二人の恋路さえこいつ等には妨害されるのかな?それなら、申し訳ないけど数週間病院に・・・・・・
「成功するかどうかを見届けるよ。絶対に人として間違ったことはしないさ。」
「そっか分かった、なら私もそっちは妨害しないよ」
どうやら、鎌を持ちながら相手を追いかけて生死の境を行き来させるようなリンチは人として間違ったことではないらしい。
次のお話からやっと一番書きたくて、重要な場面、学園祭編の始まりです!
やっと書ける・・・・お待ちください!!