姉と百合と吸血姫   作:ほうとう

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投稿です!
昨日投稿できるはずだったんですけど・・・・・
どうしてこんなことに!

ではどぞ!


What is that we call “ Truth”? It must be the most expedient thing for us.

「さてそろそろ来るかな?」

「ええ、そうですね」

「うう・・・・緊張してきたよ・・・・・」

 

まったく、兄さんったらもっと堂々としないとさ~まあ確かに三日前に拷問をかけられそうになった人と言い争いをしなくちゃいけないからちょっと怖いのは分かるけど・・・・・

 

「アキ君、確認しておきますが、ユキちゃんと私が助けるのは彼女を取り押さえるまでですよ?交渉等は自分で頑張ってくださいね」

「取り押さえるって・・・・・でもそうだね、がんばるよ」

 

そうなんだよね~普通、生徒を取り押さえるとかはあまり言わないんだけど彼女の場合嫉妬でパワーアップというか人外に変化する危険性があるからこの処置はまあしょうがない部類に入る、だってこの犯人は・・・・・

 

ガラッ

 

「ここにいるのですか!この豚野朗!!」

「あ、来たみたいだよ?」

 

清水美春さんなんだから

 

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 

「な、なんで貴女たちがここにいるのです!つくづく貴女達姉妹はこの豚野朗を殺すのに邪魔をしてくれますね!!」

「やっぱり家族だし当たり前でしょ?」

「清水さん、この前のことをもうすでに忘れたのですか?」

「う、うるさいです!!」

 

その瞬間清水さんの手にあう何本ものボールペン、定規、コンパスが凶器さながらに私たちの方に向かってきた。でもそんなのは効かない、私は血の壁で兄さんと私を守って、お姉ちゃんは手刀で全部の投げられたものを下に落としていく。

 

「・・・・・・清水さん?アキ君にだけならまだしも、ユキちゃんにまで手をあげましたね?ということはここで死んでも良い、ということに受け取って良いのですね?」

「・・・・・ひっ!」

 

どうやらまだあの時の恐怖が残っているようだ、隣で兄さんが「僕だけなら良いのかよ・・・・不平等だよ、もう慣れたけど・・・・・」とか言っている、ドンマイだよ兄さん。そんなことを思っていると

 

「rgりふぉいjんごうrgf食いr愚rghr殺fhsbfn!!!!」

 

おおう・・・・これはなかなかの人外ぶりだね・・・・・でも不思議!こんな化け物見たこと無いよ・・・・なんていう種族なんだろ?てか今はそんな状況じゃないか

 

「hrvdjgヴぃfjbvぃうhぎうgr;がえじうじゅgるgんvrきう!!!」

「もう、うるさいな~静かにしなさい、エイッ」

 

ピタッ、と清水さん?が動きを止めた。今やったことは清水さんの脳からの血を生命維持に最低限の量しか循環させないようにしてからだの動きを強制的にシャットダウンした。これでおとなしく話を聞いてくれればいいんだけど・・・

 

「愚ぎぎぎっぎぎっぎ疑ギ・・・・・・」

「ちゃんと人の話を聞きなさい」

 

ドゴッ!

 

「ガハッ!」

「あらあら、まだ正気に戻っていないようですね?体が丈夫そうでなによりです、でも安心しましたよ。投げられた物の数は最低限あなたの体に傷を作らなくては私の気が収まらないですから」

「ひ、ひいいいいい!や、やめて下さい!」

「お姉ちゃん、もういいから」

 

大丈夫、お姉ちゃんはこの前みたいに感情的になりすぎていない。なっていたら殺すとまではいかないけどいくら人外化してるとはいえ吐血はさせられるはずだ、とここで蚊帳の外にいた兄さんが口を開けた

 

「あのさ、僕は話したいことがあるからここにいるんだけど、話せるかな?」

「美春には何もありません!」

 

これが聞く耳を持たないって奴だね、どうしようか?

 

「美春が話したいのは豚では無く貴女達です!」

「え?私??」

「そうです!女に生まれたのに女性を好きになってしまった気持ちは貴女達カップルだったらわかるのではありませんか!?」

 

なるほどね、確かに私だって小さい頃はそれで悩んだし、この前だって自分が人間じゃない事にすごく死ぬほど悩んでた、でも・・・・・

 

「でも、私たちは絶対に清水さんがやるようなことは絶対にしない。」

「なっ・・・・・!」

 

そうだよね、お姉ちゃん?とお姉ちゃんの方に顔を向けるとお姉ちゃんも笑顔でうなずいてくれた、うん、やっぱり私は間違ってなかった

 

「それは!それは貴女達が最終的にうまくいったからそんなきれいごとを言えるのです!」

「清水さん・・・・・」

「私はどうすれば良いのです!?好きな人はもう他の好きな人がいて!!女の私にはいつも女を好きになれないという理由で拒絶されて!!こんなに好きなのに!美春が性転換でもして男としてお姉さまの前に立てば何か変わりますか!?それだけでお姉さまの気持ちは美春に向いてくれますか!??もうしそうなら今すぐにでもこの合宿を抜け出して親の金を盗んででもやってみせます!でも、そんなわけないじゃないですか!!お姉さまはこの豚野朗に惚れていて、姫路さんも彼に好意を抱いていて!それなのにこの豚野朗はずっとその気持ちをはぐらかして!!何で美春はそんな光景を見せられなくてはならないのですか!!少しでもこの豚野朗に対する目を私に向けてくれれば私の心は癒されるのに!!豚野朗とは違って私は毎回この気持ちをどんなに傷つこうと伝えているのに!!それでも何も変わらないならどうしようもないじゃないですか!!なら、どんなに汚くても私は自分の感情のまま行動します!!!」

 

清水さんの気持ちが痛いほど伝わってくる、この言葉を聞いていると同情も生まれてくる、だけど・・・・・

 

「だけどね、それは間違ってるんだよ」

「な・・・・・!!」

「清水さんはミナの顔と心だけが好きなの?」

「違います!!美春はお姉さまの身も心も愛しています!」

「ならさ、ミナが好きな兄さんを傷つけるのは止めなよ、それにミナを目的で盗撮したんでしょ?なら、それを聞いて一番傷つくのは他ならないミナ自身なんだよ?」

「そ、それは・・・・・」

「私は別に恋愛は自由だと思うよ?年の差でも同姓でも近親でも、全然良いじゃん。でもね、自分の好きな人の心を傷つけるのは絶対にダメなんだ。どんな理由があっても、その人を好きな間は自分の好きな人を傷つけちゃダメなんだよ。」

「じゃ、じゃあ美春はどうすれば良いのですか!?」

「それは自分で考えなよ、私が話したいことは終わったから後は二人で話してて。それともお姉ちゃんは何か言いたいことある?」

「いいえ、ユキちゃんが全部伝えてくれたので何もありませんよ。」

 

こうやって私たち二人は部屋から出て行った

 

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

~AKIHISASIDE~

 

ふ~これで清水さんと何とか対等に話せるようになったのかな?

 

「・・・・・・清水さん?話したいことがあるんだけどいいかな?」

「・・・・・美春には何もありません。」

 

またこれか・・・・・でも何でここまで対応が酷いんだろう?確かに、美波と僕は中が良いけどそこまで嫉妬するレベルなのかな?

 

「清水さん、君が僕を殺したいのは美波と僕の仲が良いからかな?」

「それもあります!でも一番の理由ではありません!!」

 

じゃあ何なんだろう?

 

「まだ分からないのですか!?では私が言ってあげます!あなたはお姉さまと姫路さん、どっちが好きなのですか!?」

 

なんでその二人が出てくるんだろう?僕がバカだからいけないのかな?みんなが僕言う鈍感ってこういうことなのかな?

 

「お姉さまも姫路さんもどちらもあなたに好意を持っています!あなたはどっちをえらぶのですか!?どちらかの気持ちを裏切る覚悟はあって今までのような態度で彼女たちと接していくのですか?」

 

そうか・・・・・確かに僕は美波と姫路さん、どっちもどんな感情なのかはわからないけど好きだと言えるし、二人も僕と同じような気持ちを僕に持ってくれているのもさすがに僕にでも分かる。そしてあの二人が思ってることも、清水さんよりも・・・・・・

 

「清水さん、本当に一人じゃないとダメなのかな?」

「なんですって!?ならあなたは二人を選ぶというんですか!?なら!あの二人の内どちらかを助けてもう一人は助けられないとしたらどうするんです!?私は迷わずにお姉さまを助けます!お姉さまのためになる、お姉さまに好意を少しでも持ってもらえるのだったらたとえ性転換でもしてみせます!!」

 

なんか姉さんと話してるみたいだな・・・・・確かに姉さんと雪菜は恋人同士で幸せだから良かったけど、もし雪菜がまだ姉さんのことを嫌いなままで、姉さんが暴走したらいまの清水さんと同じ事を言ったかもしれない。でも、そんな状況を感じたことがある僕だから言えることもあるんだ

 

「清水さん、君が好きな美波はそんなことをして欲しいのかな?」

「え・・・・・?」

「僕はね、そうじゃないと思うんだ。美波も姫路さんもとても優しい子だよ、優しすぎるくらいに。多分さっき清水さんが言ったような状況になったらどっちも相手を助けてって言うんじゃないかな?」

「そ、それは・・・・・」

「だからね、僕のさっきの回答はこうだよ。僕は二人を助ける、姉さん、雪菜、雄二、ムッツリーニ、秀吉、霧島さん、優子さん、工藤さん、鉄人、ババァ・・・・・どんなに頭を下げたくない人にだったとしても頭を下げて協力してもらって二人を助けるよ。誰も傷つかない選択をするのも一つの覚悟なんじゃないかな?」

 

僕の気持ちは全部伝えた、告白とかそういうキレイなものじゃない、ただのありのままの本心を伝えただけ。その後何分かして清水さんが口を開いて言った。

 

「美春は・・・・今回とそれまでのことを全てお姉さまにお伝えして謝罪します。」

「いいの?そんなことしたらさすがの美波も・・・・・」

「いいんです!これは美春がしなくてはならないケジメです!!でも・・・・・」

「そうか、でも?」

「でも、もしお姉さまが全部許して下さったら、その時はまたもう一度お姉さまに告白します!本当に、真剣にこの気持ちを伝えます」

「そうか、なら早く行った方がいいね」

「はい、だから後一言だけ言います。吉井明久、これから貴方と美春は恋のライバルです!絶対に負けません!!」

「こ、恋のって!!??そ、それは」

「そうやって臆病になってるから何もこんな状況で発展しないのです!私は早く状況を変えるので邪魔しないでください!」

 

清水さんは僕の話は何も聞かないで出て行ってしまった、なんで僕の周りの女性はここまで我が強いんだろう?




久し振りの明久サイド!いかがでしたか?ちゃんと明久の気持ちは伝え合ったでしょうか?
あと、これを書いているうちに美波×美春もいいかな?って思ってきました。一応タグには明久ハーレムになってますが、皆さんの意見によっては変わるかも知れません。ぜひ感想欄または私へのメッセージにお書き下さい。

では、評価、コメント、座談会の質問、アイディアを日本の裏側でおまちしてます
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